JPH03220387A - スチールコード - Google Patents
スチールコードInfo
- Publication number
- JPH03220387A JPH03220387A JP1490890A JP1490890A JPH03220387A JP H03220387 A JPH03220387 A JP H03220387A JP 1490890 A JP1490890 A JP 1490890A JP 1490890 A JP1490890 A JP 1490890A JP H03220387 A JPH03220387 A JP H03220387A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wires
- core strand
- cord
- steel cord
- strands
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 20
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 20
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 6
- 238000003490 calendering Methods 0.000 abstract description 5
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 2
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 230000035936 sexual power Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2022—Strands coreless
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はゴム補強用のスチールコードさらに詳細には4
本撚りのスチールコードに関するものである。
本撚りのスチールコードに関するものである。
タイヤ、コンベアや伝導用の各種ベルト、高圧ホース等
のゴム製品の補強材としてスチールコードが汎用されて
いる。このスチールコードにおいて、従来直径0.10
”0.40mmの極細鋼線にプラス等をメツキした素線
(ワイヤないしフィラメント)を4本撚り合せたものは
公知である。
のゴム製品の補強材としてスチールコードが汎用されて
いる。このスチールコードにおいて、従来直径0.10
”0.40mmの極細鋼線にプラス等をメツキした素線
(ワイヤないしフィラメント)を4本撚り合せたものは
公知である。
かかるスチールコードは、従来では第5図(a)のよう
に断面形状でワイヤ同士にほとんど隙間がない状態のも
の(以下コンパクトコードと称す)が主流を占めていた
。しかしこのコンパクトコードは、中央部にワイヤで囲
まれた空洞が形成され、ワイヤ相互間にすきまがないた
め;ゴムの浸透性が悪く、空洞への水分の浸入による腐
食でコードの経時劣化が早期に生ずるという問題があっ
た。
に断面形状でワイヤ同士にほとんど隙間がない状態のも
の(以下コンパクトコードと称す)が主流を占めていた
。しかしこのコンパクトコードは、中央部にワイヤで囲
まれた空洞が形成され、ワイヤ相互間にすきまがないた
め;ゴムの浸透性が悪く、空洞への水分の浸入による腐
食でコードの経時劣化が早期に生ずるという問題があっ
た。
この対策として中央部の空洞にゴムを浸透しやすくした
コード(以下オープンコードと称す)が従来提案されて
おり、これは大別すると次の2種のものがある。
コード(以下オープンコードと称す)が従来提案されて
おり、これは大別すると次の2種のものがある。
■ルーズオープンコード
第5図(b)のように、コードを構成するワイヤに付い
た螺旋形状の形付は率を、コンパクトコードのそれを1
00%としたときに100%以上に形付けすることで中
央部にゴムを浸透しやすくしたもの(特開昭55−90
692号公報参照)■タイトオープンコード 第5図(c)のように、形付は率としてはほぼ100%
に近いが、コードを構成するワイヤを少なくとも1の隣
接相互間で接触し残りの隣接相互間で接触する関係にし
て空洞がなくなるようにしたもの(特公昭58−314
38号公報参照)しかしながら、■の場合、コードをゴ
ムに埋込む工程(カレンダー工程)によりシート化する
際、テンションによりコードの伸びが大きく変化するた
め作業性が悪くなるとともに、シートを整形する工程も
離しく、伸びのバラツキにより品質が低下しやすい1品
質低下の例としては、シートにしわが寄り、タイヤに使
用した場合に高速回転時に振動が発生することが挙げら
れる。また、ワイヤ相互間が離間しているためコード剛
性が低くなる問題があった。
た螺旋形状の形付は率を、コンパクトコードのそれを1
00%としたときに100%以上に形付けすることで中
央部にゴムを浸透しやすくしたもの(特開昭55−90
692号公報参照)■タイトオープンコード 第5図(c)のように、形付は率としてはほぼ100%
に近いが、コードを構成するワイヤを少なくとも1の隣
接相互間で接触し残りの隣接相互間で接触する関係にし
て空洞がなくなるようにしたもの(特公昭58−314
38号公報参照)しかしながら、■の場合、コードをゴ
ムに埋込む工程(カレンダー工程)によりシート化する
際、テンションによりコードの伸びが大きく変化するた
め作業性が悪くなるとともに、シートを整形する工程も
離しく、伸びのバラツキにより品質が低下しやすい1品
質低下の例としては、シートにしわが寄り、タイヤに使
用した場合に高速回転時に振動が発生することが挙げら
れる。また、ワイヤ相互間が離間しているためコード剛
性が低くなる問題があった。
これに対し、■のコードは■のコードに比べてカレンダ
ー工程での難点は少ない。しかし、断面形状がコード長
手方向で不均一なため、コード長手方向の各部および各
コード間でのゴムの浸透度やコードの剛性のバラツキが
大きく、これらにより■のコードに比べて疲労性が低く
なるという欠点があった。
ー工程での難点は少ない。しかし、断面形状がコード長
手方向で不均一なため、コード長手方向の各部および各
コード間でのゴムの浸透度やコードの剛性のバラツキが
大きく、これらにより■のコードに比べて疲労性が低く
なるという欠点があった。
本発明は前記のような問題点を解消するために研究して
創案されたもので、その目的とするところは、カレンダ
ー工程での作業性と品質を向上することができ、また、
ゴムの浸透性が良好且つ均一で、疲労性も良く、剛性も
バラツキが少ない実用的なこの種のスチールコードを提
供することにある。
創案されたもので、その目的とするところは、カレンダ
ー工程での作業性と品質を向上することができ、また、
ゴムの浸透性が良好且つ均一で、疲労性も良く、剛性も
バラツキが少ない実用的なこの種のスチールコードを提
供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、各素線を同等の撚り
や形付けで撚りあわせていた既存の4本撚りスチールコ
ードの発想を転換し、4本撚りのスチールコードにおい
て、長手方向と直角の断面における中央部分に2本のタ
イトに撚った素裸を配置してコアストランドとし、該コ
アストランドに対し1合せて2本の形付は率を上げた素
線を対称に配置したことを特徴とするものである。
や形付けで撚りあわせていた既存の4本撚りスチールコ
ードの発想を転換し、4本撚りのスチールコードにおい
て、長手方向と直角の断面における中央部分に2本のタ
イトに撚った素裸を配置してコアストランドとし、該コ
アストランドに対し1合せて2本の形付は率を上げた素
線を対称に配置したことを特徴とするものである。
前記コアストランドの素線径と形付は率を上げた素線の
径は同等であってもよいし異なっていてもよい。
径は同等であってもよいし異なっていてもよい。
以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図と第2図は本発明に係るスチールコードの基本的
実施例を示しており、1は長手方向と直角の断面の中央
部分に配置されたコアストランドで、2本の素線1a、
lbをタイトに撚ることで構成されている。2,3は形
付は率を高く取って前記コアストランド1に対し対称に
配置された合わせて2本の素線である。この実施例では
4本の素線1a、lb、2,3が同一径となっている。
実施例を示しており、1は長手方向と直角の断面の中央
部分に配置されたコアストランドで、2本の素線1a、
lbをタイトに撚ることで構成されている。2,3は形
付は率を高く取って前記コアストランド1に対し対称に
配置された合わせて2本の素線である。この実施例では
4本の素線1a、lb、2,3が同一径となっている。
第3図(a) (b)は本発明の他の実施例を余してお
り、(a)はコアストランド1を形付は率を上げた2本
の素線2,3よりも太い径としたものである。
り、(a)はコアストランド1を形付は率を上げた2本
の素線2,3よりも太い径としたものである。
(b)は逆にコアストランド1を形付は率を上げた2本
の素線2,3よりも細い径としたものである。
の素線2,3よりも細い径としたものである。
本発明によれば、コアストランド1と形付は率を上げた
2本の素線2,3との線径を変えることにより、補強対
象物やその所期する性能に即した所定の剛性を設定する
ことができる。
2本の素線2,3との線径を変えることにより、補強対
象物やその所期する性能に即した所定の剛性を設定する
ことができる。
なお、コアストランド1と形付は率を上げた2本の素線
2,3は引張り強さが同一でもよいし、異なっていても
よい。また、撚りピッチもたとえば3〜20I1mなど
任意であり、2本の素$12.3の形付は率もたとえば
110〜250など任意である。
2,3は引張り強さが同一でもよいし、異なっていても
よい。また、撚りピッチもたとえば3〜20I1mなど
任意であり、2本の素$12.3の形付は率もたとえば
110〜250など任意である。
次に本発明の具体例を従来のスチールコードと比較して
第1表に示す。
第1表に示す。
第1表
第1表において耐疲労性はゴム被覆したコードに3個の
ロール上で繰返し曲げを与え、コードが破断するまでの
繰返し数で評価した。第1表から従来のコードに比較し
て同等以上の耐疲労性を有していることがかわる。
ロール上で繰返し曲げを与え、コードが破断するまでの
繰返し数で評価した。第1表から従来のコードに比較し
て同等以上の耐疲労性を有していることがかわる。
以上説明した本発明によれば、4本撚りのスチールコー
ドにおいて、長手方向と直角の断面の中央部分に2本の
タイトに撚った素線を配置してコアストランドとし、該
コアストランドに対し1合せて2本の形付は率を上げた
素線を対称に配置したため、タイトに撚られたコアスト
ランド1の作用によりカレンダー工程でコードにテンシ
ョンをかけたときにコードの伸びが小さく、作業性を向
上することができる。また、伸びのバラツキが生じにく
いため、シートのしわの発生も回避することができ、品
質の良好なカレンダーシートを得ることができる。
ドにおいて、長手方向と直角の断面の中央部分に2本の
タイトに撚った素線を配置してコアストランドとし、該
コアストランドに対し1合せて2本の形付は率を上げた
素線を対称に配置したため、タイトに撚られたコアスト
ランド1の作用によりカレンダー工程でコードにテンシ
ョンをかけたときにコードの伸びが小さく、作業性を向
上することができる。また、伸びのバラツキが生じにく
いため、シートのしわの発生も回避することができ、品
質の良好なカレンダーシートを得ることができる。
また、コード中心部に2本の密接したコアストランド1
が存在するため、断面形状やゴムの浸透度が均一となり
、疲労性も向上することができる。
が存在するため、断面形状やゴムの浸透度が均一となり
、疲労性も向上することができる。
また剛性に関し、ルーズオープンコードに比べて剛性を
高くすることができる一方、断面形状が均一のためタイ
トオープンコードに比べて剛性のバラツキを減少させる
ことができ、しかも良好なゴム浸透度を得ることができ
るなどのすぐれた効果が得られる。
高くすることができる一方、断面形状が均一のためタイ
トオープンコードに比べて剛性のバラツキを減少させる
ことができ、しかも良好なゴム浸透度を得ることができ
るなどのすぐれた効果が得られる。
第1図は本発明に係るスチールコードの一実施例を示す
断面図、第2図はその部分的側面図、第3図(a)(b
)は本発明の他の実施例を示す断面図。 第4図(a) (b) (c)は従来のスチールコード
の断面図である。 1・・・コアストランド、la、lb・・・素線、2゜
3・・・形付は率を上げた素線
断面図、第2図はその部分的側面図、第3図(a)(b
)は本発明の他の実施例を示す断面図。 第4図(a) (b) (c)は従来のスチールコード
の断面図である。 1・・・コアストランド、la、lb・・・素線、2゜
3・・・形付は率を上げた素線
Claims (3)
- (1)4本撚りのスチールコードにおいて、長手方向と
直角の断面の中央部分に2本のタイトに撚った素線を配
置してコアストランドとし、該コアストランドに対し、
合せて2本の形付け率を上げた素線を対称に配置したこ
とを特徴とするスチールコード。 - (2)コアストランドを構成する素線の径と形付け率を
上げた素線の径が同等である特許請求の範囲第1項記載
のスチールコード。 - (3)コアストランドを構成する素線の径と形付け率を
上げた素線の径が異なっているものを含む特許請求の範
囲第1項記載のスチールコード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1490890A JPH03220387A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | スチールコード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1490890A JPH03220387A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | スチールコード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03220387A true JPH03220387A (ja) | 1991-09-27 |
Family
ID=11874082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1490890A Pending JPH03220387A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | スチールコード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03220387A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0577299U (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-22 | 金井 宏之 | ゴム製品補強用スチールコード |
JPH0633382A (ja) * | 1992-07-10 | 1994-02-08 | Tokyo Seiko Co Ltd | ゴム補強用スチールコード |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6181802A (ja) * | 1984-09-29 | 1986-04-25 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りラジアルタイヤ |
-
1990
- 1990-01-26 JP JP1490890A patent/JPH03220387A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6181802A (ja) * | 1984-09-29 | 1986-04-25 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りラジアルタイヤ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0577299U (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-22 | 金井 宏之 | ゴム製品補強用スチールコード |
JPH0633382A (ja) * | 1992-07-10 | 1994-02-08 | Tokyo Seiko Co Ltd | ゴム補強用スチールコード |
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