JPS5857174B2 - ジユ−サ− - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は筒状の切削室を有する自動切削方式のジューサ
ーの材料投入口部の改良に関する。

まず従来構造のジュースについて説明する。

第１図において、電動機１は本体ケース２に内蔵され、
中心部に電動機軸３を突出している。

回転台４は電動機軸３にねじ締め固定されている。

中ケース５はクランプ装置（図示せず）によりふた６と
ともに本体ケース２に着脱自在に取付けられている。

中ケース５はかす受部７とジュース室８とジュース流出
部９の３つから構成され、ジュース流出口１０を有し、
ジュースはジュースコツプ１１に流出し溜められる。

分離かと１２はジュースと材料を分離し、ジュースを通
過させるための複数の小さな穴を有し、逆円錐状の形を
したフィルター１３と垂直壁１４と材料を切削破砕する
カッター１５とで構成されてし・る。

両者はカッタ一台１６に一体固定されて０・る。

カッタ一台１６は回転台４に着脱自在に取付けられてし
・る。

ふた６はカッター１５に対して上部から筒部１７、円錐
部１８、筒部１９からなる切削室２０を有し、切削室２
０の上部に材料投入用の投入口２１を有する。

ストッパー２２はふた６の投入口２１近くの取付穴２３
にストッパー２２に設けられたボス２４により、着脱自
在に取付けられている。

中ふた２５はふた６に着脱自在に取付けられ、第２図、
第３図で示すブラシ挿入口２６を開閉するカバー２７を
有する。

また中ふた２５はふた６の中央部に設けられた洗浄水を
注水するための傾斜部２８に対応した切欠部２９を有し
、注水し易い構造となっている。

注水された洗浄水３０は洗浄水流出口３１を通過し、フ
ィルター１３に滴下し、ブラシ３２によりフィルター１
３の面を分離かと１２の回転中に洗浄する。

撹拌棒３３は中ふた２５、ふた６の球面部３４に対応し
た球面３５で構成ｇれ、投入口２１内を揺動運動可能と
し、撹拌棒３３の側面部３６が切削室２０の内壁に接触
可能に構成することにより、切削室２０の内壁に飛散し
た材料の小片をかき落す。

撹拌棒３３の下端はカッター１５に接触しない様に球面
部３４で位置決めされている。

リング３７は中ケース５に一体に構成され、ジユースが
かす受部７に飛散しない様に構成している。

泡こし３８はジュースコツプ１１に取付けられ、ジュー
スコツプ１１中のジュースを注ぐ時の泡を止める。

足３９は底板４０に取付けられている。

以上の構成において、材料を投入口から投入すると材料
は切削室２０の内壁に沿って回転力をカッタ−１５によ
り付加され、自転公転により自動切削される。

第１〜５図で示す従来のジューサーでは、ストッパー２
２がふた６に取付けられているためカッター１５に飛散
された材料の小片は切削室２０の内壁と投入口２１の間
の角部に積層し、洗浄が困難となるばかりでなく、ふた
６を洗浄する際、ストッパー２２と所付部の間に材料小
片がはさまり、わずられしいものであった。

またストッパー２２を外す時、ストッパー２２に無理な
力が加わらないように切削室２０の中から指で、ストッ
パー２２の取付用ボス２４を押して取外すが、切削室２
０が深いため、取扱性が悪いものであった。

本発明の目的は、撹拌棒の先端をカッターの刃により削
ることがないジューサーを提供する。

本発明の要点は、材料投入口の上端部を末広がりにした
ンユーサーふたを備えたジューサーにおいて、ジューサ
ーふたの材料投入口の最上端に撹拌棒を乗せた時、撹拌
棒の先端がカッターの刃に達しないように構成したこと
にある。

以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第６〜９図においてストッパー４１は中ふた４２に着脱
可能に構成する。

ふた４３の投入口部４４は末広がりの円錐部４５で構成
している。

撹拌棒３３の下端は中ふた４２を取付けた状態と中ふた
４２を取除いた状態では中ふた４２を取除いた状態の方
がカッター１５に近づき、カッター１５により削られる
ため、ふた４３の投入口部４４の先端４６で撹拌棒３３
の下端がカッター１５に接触しないように位置決めする
。

中ふた４２は広面積を得るため大径で構成し、外周部に
立上り部４７を有し、材料を一時乗せられる様にしてい
る。

また本体ケース２２の正面操作部側に洗浄水を注入する
ための通路４８を有し、通路４８は注水タンク４９に通
ずる様に構成し、途中に材料が注水タンク４９に落下し
ない様に格子５０を設けている。

ガイド５１は洗浄水を注水口４８に注いだ時洗浄水が他
の部分に溢れないように、水を通路４８に導くように構
成している。

ガイド５１は撹拌棒３３の球面３５を支え撹拌棒３３が
投入口部４４内を揺動運動出来るように構成している。

そこで本発明によると、中ふた４２とストッパー４１が
一体に着脱可能に構成されているため、ストッパー４１
の着脱操作が容易となる。

ふた４３の投入口部４４が末広がりの円錐部４５で構成
されているため、自動切削中、切削室の内壁に付着した
材料の小片は撹拌棒でかき落した後ふた４３を上下逆に
して、切削室の下端側から洗浄水を供給すると、側ら障
害物がないため簡単に流し洗い可能となる。

また撹拌棒３３の下端面は中ふた４２を取付けた状態と
中ふた４２を取除いた状態ではカッター１５との間隙が
変ってくる。

最悪の場合はカッター１５により撹拌棒３３の下端面を
削ってしまうことが考えられる。

そこで中ふた４２を外した状態の投入口部４４の最先端
４６に撹拌棒３３を乗せた時、撹拌棒３３の先端がカッ
ター１５の刃に達しないようストッパーの機能を持たせ
た。

本発明の上記一実施例によれば次のような効果を有する
。

１、ふた４３の投入口部４４を末広がりの円錐部４５で
構成したため、切削室内の材料小片の付着を簡単に洗浄
可能である。

２、中ふた４２をふた４３に取付けた状態でも外した状
態でも、撹拌棒３３の先端をカッター１５の刃により削
ることがない様に構成可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の正面要部断面図、第２図はフィルター洗
浄状態説明図、第３図は従来のふた、中ふた、ストッパ
ーの斜視図、第４図は従来の中ふた斜視図、第５図は従
来のふたとストッパー斜視図（中ふたを外除いた状態図
）、第６図は本発明の正面要部断面図、第７図は本発明
の中ふた、ストッパー斜視図、第８図は本発明のふた斜
視図、第９図は本発明の中ふたの他の実施例（通路を全
面に設けた図）である。 １・・・・・・電動機、１２・・・・・・分離かご、１
５・・・・・・カツク−１ ４３・・・・・・ふた、 ４４・・・・・・投入口部、 ５ ・・・・・・円錐部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 分離かごと、この分離かご内に材料を供給する投入
   口と、分離かごとともに本体ケースに内蔵された電動機
   により垂直軸のまわりに回転する材料切削用のカッター
   と本体ケースの上部に設けられた材料投入口の上端部を
   末広がりにしたジュースふたとを備えたものにおいて、
   ジュースふたの材料投入口の最上端に撹拌棒を乗せた時
   、撹拌棒の先端がカッターの刃に達しないように構成し
   たことを特徴とするジューサー。 ２、特許請求の範囲第１項において、撹拌棒を揺動回転
   させて、ジュースふたの切削室の内壁に撹拌棒の側面が
   接触可能に構成したことを特徴とするジューサー。