JPS5856781B2 - 仲介材を使用したねじ止め工法 - Google Patents
仲介材を使用したねじ止め工法Info
- Publication number
- JPS5856781B2 JPS5856781B2 JP9287880A JP9287880A JPS5856781B2 JP S5856781 B2 JPS5856781 B2 JP S5856781B2 JP 9287880 A JP9287880 A JP 9287880A JP 9287880 A JP9287880 A JP 9287880A JP S5856781 B2 JPS5856781 B2 JP S5856781B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- intermediary material
- intermediary
- star
- screw fastening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Dowels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄筋コンクリート部材にねじを取付ける工法に
関するものである。
関するものである。
従来鉄筋コンクIJ −ト部材にねじを取付ける場合、
鉄筋にナツトを熔接しこれにねじをねじ込んでいたが安
全と能率の点で手数がかかることから、作業能率上極め
て便利な頭部の横溝を利用し軟質の木材等に手作業にて
ねし込み簡単に取付けできるもくねじを代用したいので
あるが、もくねしより硬質または脆い材料にねじ込むこ
とは不可能であるという不便がある。
鉄筋にナツトを熔接しこれにねじをねじ込んでいたが安
全と能率の点で手数がかかることから、作業能率上極め
て便利な頭部の横溝を利用し軟質の木材等に手作業にて
ねし込み簡単に取付けできるもくねじを代用したいので
あるが、もくねしより硬質または脆い材料にねじ込むこ
とは不可能であるという不便がある。
本発明はこの欠点を改良して用途の拡大を図ること、お
よびこれを利用することによる作業の能率化を目的とし
たものである。
よびこれを利用することによる作業の能率化を目的とし
たものである。
次に実施例を示す図によって本発明の構成と作用につい
て説明する。
て説明する。
第1図は仲介材6を拡大し部分断面を表示した斜視図で
あるが、仲介材6はもくねじ10より軟質の材料で、か
つ、もくねじ10を数滴の内側長凸部1に囲まれた星形
の中空部5にねじ込むことによって簡単に破損せず、し
かも、もくねじ10が内側長凸部1によって保持できる
だけの強靭性を有するものである。
あるが、仲介材6はもくねじ10より軟質の材料で、か
つ、もくねじ10を数滴の内側長凸部1に囲まれた星形
の中空部5にねじ込むことによって簡単に破損せず、し
かも、もくねじ10が内側長凸部1によって保持できる
だけの強靭性を有するものである。
第2図は仲介材6′の平面B−B断面拡大図であるが、
仲介材6′は数滴の内側長凸部1と内側長溝部2と外側
平面部3と外側長溝部4により、星形内周断面の細長い
中空管状および不整形な外周面を形成してコンクリート
部材に埋め込まれるための所要長さを有し、合成樹脂製
のものが最も便利で効果的である。
仲介材6′は数滴の内側長凸部1と内側長溝部2と外側
平面部3と外側長溝部4により、星形内周断面の細長い
中空管状および不整形な外周面を形成してコンクリート
部材に埋め込まれるための所要長さを有し、合成樹脂製
のものが最も便利で効果的である。
第3図において、型枠7の開孔部に仲介材6を貫通して
lを埋め込み長さとし、型枠7にコンクリートを充填し
て埋め込んだ位置の狂いを少なくするため振動を加えた
後、仲介材6の露出長さ4′を押し込んた状態が仲介材
6′である。
lを埋め込み長さとし、型枠7にコンクリートを充填し
て埋め込んだ位置の狂いを少なくするため振動を加えた
後、仲介材6の露出長さ4′を押し込んた状態が仲介材
6′である。
なお、l′〉lでlは小さい方が望ましい。
第2図および第4図は、円筒状を形成した仲介材6′内
の内側長凸部1と内側長溝部2よりなる星形の中空部5
に、内側長溝部2より径の小さいも・くねじ10を長さ
方向にねじ込むことによって、数滴の内側長凸部1にも
くねじ10のねじ山部が喰い込むと同時に、ねじ全周の
曲底部1“に圧入された内側長凸部1の分割された多数
の星形凸条部1′によりもぐねじ10が保持されている
状態を示す。
の内側長凸部1と内側長溝部2よりなる星形の中空部5
に、内側長溝部2より径の小さいも・くねじ10を長さ
方向にねじ込むことによって、数滴の内側長凸部1にも
くねじ10のねじ山部が喰い込むと同時に、ねじ全周の
曲底部1“に圧入された内側長凸部1の分割された多数
の星形凸条部1′によりもぐねじ10が保持されている
状態を示す。
なお、中空部5の端部内のコンクリート充填部8′は、
仲介材6′とコンクリートとの付着力を強化するのに役
立つ。
仲介材6′とコンクリートとの付着力を強化するのに役
立つ。
すなわち、本発明の技術思想は、もくねじの山は断面三
角形でピッチが大なること、および二つのもくねじ山の
間において圧入状態にある軟質・強靭な合成樹脂性の内
側長凸部1が、根元は円筒本体と一体になって強度を確
保し、かつ、多数に分割された星形凸条部1′は長さお
よび横方向に直列にして斜め並列法に、もぐねじ10の
全周のねじ山に対し圧接して保持力を増大するのに役立
つように形状を組合せることにより、独自の機能を金遣
できる構造と工法を構成したことを特徴とするものであ
る。
角形でピッチが大なること、および二つのもくねじ山の
間において圧入状態にある軟質・強靭な合成樹脂性の内
側長凸部1が、根元は円筒本体と一体になって強度を確
保し、かつ、多数に分割された星形凸条部1′は長さお
よび横方向に直列にして斜め並列法に、もぐねじ10の
全周のねじ山に対し圧接して保持力を増大するのに役立
つように形状を組合せることにより、独自の機能を金遣
できる構造と工法を構成したことを特徴とするものであ
る。
第5図はコンクリート樋14において、その両側下方に
濾過材11をまたがらせて取付けた平行な濾過付取付は
部15.16の中間に集水孔13を設けて集水孔12に
連通し、外部の湧水を樋内に導入する場合の実施例であ
るが、このような場合本発明の仲介材を使用したねじ止
め工法によって、濾過材11をもくねじ9,10のよう
に回転ドライバー等を用いて取付けると作業能率は極め
て良好である。
濾過材11をまたがらせて取付けた平行な濾過付取付は
部15.16の中間に集水孔13を設けて集水孔12に
連通し、外部の湧水を樋内に導入する場合の実施例であ
るが、このような場合本発明の仲介材を使用したねじ止
め工法によって、濾過材11をもくねじ9,10のよう
に回転ドライバー等を用いて取付けると作業能率は極め
て良好である。
また、主な実施態様として、
(イ)仲介材の外周に凹凸、または段付き部、またはチ
ー/谷付きの段付き部等を設けると仲介材の固着保持力
を増大できる。
ー/谷付きの段付き部等を設けると仲介材の固着保持力
を増大できる。
(ロ)仲介材の外周に接着剤を塗布すると、収縮力が作
用しない材料等に対しても固着することができる。
用しない材料等に対しても固着することができる。
以上の実施例はコンクリ−1へ部材に関する場合である
が、従来の鉄筋にナツトを溶接する方法に比較すると、
作業が安全、かつ、極めて能率的なものである。
が、従来の鉄筋にナツトを溶接する方法に比較すると、
作業が安全、かつ、極めて能率的なものである。
また、本発明の用途はコンクリート以外の材料にも適用
できるもので、仲介材およびねじ類についても市販品、
特注品等の利用その他各種の形状を自在に構成できるか
ら建材への応用等その効果は極めて大きい。
できるもので、仲介材およびねじ類についても市販品、
特注品等の利用その他各種の形状を自在に構成できるか
ら建材への応用等その効果は極めて大きい。
第1図は押し込んだ状態の仲介材6′の平面を示す第2
図において、A−0−A断面部分を切り欠いた押し込む
前の仲介材6を示す全体斜視拡大図、第2図は第4図に
おいて、押し込んだ状態の仲介材6′の中心部にもぐね
じ10の中心を合わせて、取り付ける場合の関係部分(
仲介材6′、もぐねじ10)を示す平面B−B断面部分
拡大図、第3図は施工法説明用断面図、第4図はもくね
じ取付は状態説明用断面拡大端面図、第5図は実施例説
明用斜視端面図である。 1;内側長凸部、2;内側長溝部、1′;星形凸条部、
1“;曲底部、3;外側平面部、4;外側長溝部、5;
中空部、6.6’;仲介材、7;型枠、8.8’;コン
クリート充填部、9,10;もくねじ、11;濾過材、
12;通水孔、13:集水孔、14;コンクリート樋、
15,16;濾過付取付は部、IJ I埋め込み長さ、
l′;露出長さ。
図において、A−0−A断面部分を切り欠いた押し込む
前の仲介材6を示す全体斜視拡大図、第2図は第4図に
おいて、押し込んだ状態の仲介材6′の中心部にもぐね
じ10の中心を合わせて、取り付ける場合の関係部分(
仲介材6′、もぐねじ10)を示す平面B−B断面部分
拡大図、第3図は施工法説明用断面図、第4図はもくね
じ取付は状態説明用断面拡大端面図、第5図は実施例説
明用斜視端面図である。 1;内側長凸部、2;内側長溝部、1′;星形凸条部、
1“;曲底部、3;外側平面部、4;外側長溝部、5;
中空部、6.6’;仲介材、7;型枠、8.8’;コン
クリート充填部、9,10;もくねじ、11;濾過材、
12;通水孔、13:集水孔、14;コンクリート樋、
15,16;濾過付取付は部、IJ I埋め込み長さ、
l′;露出長さ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軟質にして強靭な材料からなり、かつ、第2図に示
すように断面を不整形としその内部に星形の中空部5を
有する細長い管状の仲介材6を用いて、長さ方向の一部
分をコンクリート充填部8に埋め込み、他の部分を型枠
7の孔を貫通して外部に露出させ、コンクリ−ト充填部
8に振動を加えた後露出部を押し込み、養生硬化して仲
介材6の外周を収縮させることによって固着し、中空部
5にねじ込んだもぐねじ10を分割した多数の星形凸条
部1によって保持することを特徴とする仲介材を使用し
たねじ止め工法。 2 仲介材6,6の外周に凹凸または段付き部を設けた
特許請求の範囲第1項記載の仲介材を使用したねじ止め
工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9287880A JPS5856781B2 (ja) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | 仲介材を使用したねじ止め工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9287880A JPS5856781B2 (ja) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | 仲介材を使用したねじ止め工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5719445A JPS5719445A (en) | 1982-02-01 |
JPS5856781B2 true JPS5856781B2 (ja) | 1983-12-16 |
Family
ID=14066700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9287880A Expired JPS5856781B2 (ja) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | 仲介材を使用したねじ止め工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856781B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3709298A1 (de) * | 1987-03-20 | 1988-09-29 | Kernforschungsz Karlsruhe | Micro-sekundaerelektronenvervielfacher und verfahren zu seiner herstellung |
JPH0795437B2 (ja) * | 1987-04-18 | 1995-10-11 | 浜松ホトニクス株式会社 | 光電子増倍管 |
-
1980
- 1980-07-07 JP JP9287880A patent/JPS5856781B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5719445A (en) | 1982-02-01 |
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