JPS5856704A - バ−材自動供給機におけるバ−材飛び出し防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパー材自動供給機におけるパー材飛び出し防止
装置に関する。

パー材自動供給機は、パー材（通常、直径が小数点以下
数ミリ−数センチメートル、長ブが数十センチメートル
〜数メートルの金属棒）を用途に応じて切削、研削その
他の機械加工をするための工作機械に併置して配設され
、工作機械の自動加工サイクルと連動してノ（−材を順
次工作機械に対し自動供給する几めのものである。かよ
うなパー材自動供給機には、通常、パー材を７本づつ工
作機械に対し供給し且つこのパー材の加工が完了するま
でパー材を保持しておくためのガイドレールが設けられ
ている。

このガイドレールには、／ぐ部材を包持するための溝が
形成されているが、この溝は、／ぐ部材送り部材（送り
矢）を通過させたくてはなら力い関係上、溝の上方が開
放されている。ツヤ部材＃ｉガイドレールのこの溝の中
に保持された状態で、工作機械の加工速度に応じた回転
速波で回転されるが、パー材が遠心力によって溝から飛
び出すことを防止するため、溝の上方開放部は開閉自在
のパー材飛び出し防止装置によって閉鎖される。

パー材飛び出し防止装置は、ガイドレールの溝の上方１
１１１１ＫＮ接当接して溝を閉鎖する几めのシャッター
すなわち蓋体を有するが、この蓋体と溝の側壁との接触
が不完全でおると両者の間に僅かな間隙が生じてしまり
。供給すべきパー材の直径が比較的太いものである場合
には、パー材の直径の方が間隙よりも大きいために、こ
のような僅か々間隙が生じたとしても、パー材がこの間
隙から飛び出すことは余り問題とならないが、極細パー
材（特に直径が約０　、３ｖｓ前後の極細パー材）の場
合にあっては、パー材がこの僅かな間隙から飛び出して
しまう。特にこのような極細パー材は、機械加工時に７
分間に１０．０００回転以上の高速度で回転これること
が多く、従ってその遠心力によってパー材が僅かな間隙
からも容易に飛び出してしまう傾向がある。このことが
直径Ｑ、３ｍｍ前後の極細パー材用の自動供給装置を実
現することへの大きな障壁となってい念。

ガイドレールとパー材飛び出し防止装置の蓋体との１ｖ
ｌＫｒｌＪ１ｐｌｉが生じてしまう原因は、ガイドレー
ル自体の歪み鈍よることが大きい。すなわち、ガイドレ
ールは、パー材への帯磁防止の観点から、また、パー材
への伊傷防止の観点から樹脂成形レールを使用しなけれ
ばならないことがあるが、樹脂成形ばれた長尺のガイド
レールにはどうしても歪みが生じ易（、この歪み′のた
めに蓋体とガイドレールの側壁との密接性が伊なわれる
の＋ある。

従って本発明の目的は、パー材自動供給機のガイドレー
ルの溝を間隙のないように閉鎖できるパー材飛び出し防
止装置を提供することである。

かような）ぐ−材飛び出し防止装置は、′従来不可能で
ありｔ直径Ｑ、３ＭＮ前後の極細ノ４−材用の／量−材
自動供給機の実現化を可能とするものである。

以下、本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。

本発明のパー材飛び出し防止装置の詳細を説明するに先
立ち、パー材自動供給機の概要を第１図に示し、パー材
飛び出し防止装置がパー材自動供給機のどの部分に設け
られるものでおるかを明らかＫする。

第１図は、パー材自動供給機Ａと、鮫供給機Ａから供給
フｒ、たパー材（開示せず）を加工する工作機械Ｂとの
相対位置関係を示す平面図であり、パー材自動併給機Ａ
Ｋ＃’ｊガイドレールＣが長手方向に沿って配設されて
いる。本発明のパー材飛び出し防止装置ＯＦｉこのガイ
ドレールＣに沿って設けられており、その詳細を以下に
説明する。

第２図に示すように、ガイドレールＣは、該ガイドレー
ルＣの長手方向に沿って配設きｆ′した複数（本実施例
ではＳつ）のブラケット１０によって支持されている。

該ブラケット１０には更に軸受１２（３ケ所）および１
４（２ケ所）が取付けられている。一方の軸受ＩＺｉ−
１，がイドレールに沿って延びる１本の中実軸１６を回
転自在に支持するためのものであり、他方の軸受１４は
、前記中実軸１ｓＫゆるく嵌装された２本の中空軸１８
８．１８ｂｔ−回転自在に支持するためのものである。

中空軸１８ａ、１８ｂＫけ開閉アーム２ｏのゲス２２が
嵌装畜れていて、肘ぎス２２けねじ２４によって夫々の
中發軸に対し固定されている。開閉アーム２０の先９ｔ
ｌＡ　Ｋ　Ｉｄ吊下げ機構２６を介して被数本（本実施
例の場合′Ｉ′ｉｑ本）のシャッタすなわち蓋体２８が
吊下けられている。吊下は機構２６は、ガイドレールＣ
と蓋体２８との間に間隙が生じないようにする上で重要
であり、本発明の第７の％像部分となるものである。こ
れらの吊下は機＄２６および導体２８については後で詐
述する。

中実軸１６にはブラケット８ｏが取付けられており、中
空軸１８δ、１８ｂにはブラケット８３・、８２ｂが取
付けられている。デラヶッ）　８２ａ１８２ｂの一端に
は、ソレノイド（図示せず）忙よって駆動されるロンド
（図示せず）の一端が枢着されるようになっていて、プ
ラヶッ）８２ａｋ連結され定ンレノイドが作動した時Ｋ
Ｆｉ中空軸１８ｍに取付けられたアームおよび蓋体ｚ８
（、右半分のλつ）がガイドレールＣから持ち上けられ
てガイドレールの溝２９を開き、この部分を送るパー材
の送り矢（図示せず）の通過を可能とする。アーム２０
が開放された後は後述のロック機構によってアーム２０
か開放位置にロックされる。工作機械での加工が進み、
パー材（図示せず）が徐々に第２図の右方に向って送ら
れていくに従って、次のブラケット３２ｂに連結さｔＬ
ｆｃソレノイドが作動し、中空軸１８ｂに取付けられ之
アームおよび蓋体２８（右半分の２つ）がガイドレール
Ｃがら持ち上けられてガイドレールの溝９９を開き、送
り矢の一連を可能とする。前に述べたとｌＷ１様に、ア
ーム２０は後述のセック機構によって開放位置にロック
ばれる。送り矢がガイドレールの＃＃２９に沿って第２
図の右端まで移動し友ときが、１本のノ者−材の機械加
工が完了したときであるから、・譬−材自動供給機は次
の新たな／ぐ部材を供給するための作動に移るととにな
る。このため、送シ矢は第２図の右端の位置からパー材
自動供給機の左端の位置（図示せず）まで公知の方法で
戻される。

次いで新次な１本のノ寸−材がスクリュー供給装置８４
により、て供給され、ガイドレールＣの＃１１２９の中
に落下される。その螢中実軸１６に固定されたブラケッ
ト８０Ｋ）￥結ばれたソレノイドが作動し、これＫより
、中実軸１６に固定１７４スリーブｆ３６（，２ケ所）
が回転し、骸スリーブに植設さｆ’Ｌｆｃ−Ｔ’ルトｆ
３８がロック機構を押圧してこれを解除するように作動
する。このため、４本の蓋体２８がその自重によってガ
イドレールＣの？１１１２９に向って一斉に自由落下し
て、ガイドレールＣの溝２９を閉鎖する。ロック機構が
解除されたときに、アーム２０および蓋体２８がそれら
の自重により自由落下することは、ｆイドレールＣと蓋
体２８との間に間隙が生、じないようにする上で重要で
あり、本発明の第コの′＃像部分を構成するもの′″Ｃ
める。

以上、本発明のパー材飛び出し防止装置７１０／Ｃつい
ての一連の作動を説明し几ので、次に％蓋体ｚ８を吊下
ける吊下げ機構２６およびセック機構等について詳細に
説明する。

第３図〜第５図に示すように、蓋体ｚ８は断面が正６角
形の角棒である。一方、ガイドレールＣには、パー材を
保持するための＃ＩＩＺ９が形成して６シ、牌ｚ９の上
方は正４角形断面の蓋体ｚ８の一面と整合する角ｆ（６
ｏ’）で拡開する開放側ｍ４０によって開放されている
（第３図）。従って、本発明のパー材飛び出し防止装ｆ
ｉｌＤの開閉アーム２０が第３図に実線で示す閉位蓋に
あるときには、蓋体ｚ８の２面がガイドレールＣの２つ
の側壁４０と密接する関係にある。

従って、もしもガイドレールＣが長手方向に全く歪みが
ないように成形宮れてぃて、しがも蓋体２８ががイドレ
ールＣの側壁鴫０に沿って完全に整合するように正１１
に開閉アーム２ｏに固定されているものと仮定すれば、
開閉アーム２０が閉じた時に蓋体２８の一面は常に正確
にガイドレールＣの２つの側壁４０に対し何らの間ＰＪ
！、吃生じないように密接するはずであるが、ガイドレ
ールＣを樹脂成形体で作る必要がある場合には樹脂成形
体の特質として長手方向に多少の歪みが生じることは避
けられないものであり、まｆＣ蓋体２８をガイドレール
Ｃに沿って完全に整合するように正確に開閉アームｚＯ
に固定し且つこの状態を維ｎ宮せてお（ことは実際聞難
上きわめて因難なことである。ま六、ガイドレールＣに
歪みがあるにも拘らず、もしも蓋体２８を開閉アーム２
０に固定して増付けるものとすれば、ガイドレールＣと
蓋体２８とが一部において当接していても、他部におい
ては間隙が生じてしまう状態（いわゆる「こじた状態」
）で当接することになり、両者の間に間隙の生じみいよ
うに均一な当接を得ることは不可症である。

かような観点から、不Ｍ発明け、開閉アーム２０に対し
ある程度の自由度をもって動き得るような醋下げ機構２
６を介して蓋体２８をφ下げていること、および、蓋体
ｚ８がガイドレールＣの溝２９を閉鎖するための運動を
与えるのに番別な駆動機構を用いて強制的に行なうので
はな（、開閉アーム２０および蓋体２８自体の自重を利
用し−Ｃ１ロック機構が解除されたときに蓋体２８がガ
イドレールＣに対して目由洛下するように構成しである
。

この九め、ガイドレールＣが樹脂成形レールであって多
少の歪みを有する場合であっても、蓋体ｚ８とがイＰレ
ールＣとの間に無理な「こじる」力が作用することがな
く、両者が均一に接触でさるようになるので両者の間に
間隙が生じないようにすることが可能となるのである、 蓋体２８の吊下げ機構２６は、第３図〜第Ｓ図に示すよ
うに１開閉アーム２０の先端に−節自仕に固定できるゲ
ルト４２およびナツト４４と、蓋体２８にピン又は溶接
等によって固定された吊下げ部材４６とからなる。吊下
げ部材４６の中央部に設けた孔４°８（第３図）の＠径
は、ボルト４２０軸径よりも大きく形成しであるので、
吊下げ部材４６はゲルト軸のまわりで自由に動き得る。

また、第Ｓ図に示すように、１φ下げ部材４６は、ゲル
ト４２の頭部と開閉アーム２０との間で左右に僅−１に
動き得るよりに取付けられているので、蓋体２８はその
軸線方向にも動き得るようになっている。

次に、開閉アームが開放されｆｃ場合にその開放位置に
維持するロック機構５０およびロック機構のロック状態
を解除する方法について説明する。

第３図に示すように、ガイドレールＣを支持するブラケ
ットｌＯには、更にロツクレ／４−５２が枢着されてい
て、＃ロックレノ＃−５８はばね５４によって常に上向
きに回動するように抑圧されている。該ロックレバ−５
ｚの一例には、第４図に示すように切込み５６が形成さ
れている。一方。

第３図に示すよう虻、開閉アームＢ０の下方には突出係
止部５８が設けてあり、開閉アームｚＯが破線で示す開
放位置に持ち上げられたときに、突出係止１１Ｓ５８が
ロツクレｐ４−５７１．の前記切込み５６と係合し、開
閉アームｚ゛０を開放位置にロックできるようになって
いる。

このロック状態を解除するには、中実軸１６（第２図、
第４図）Ｋｊｅ！付けられたブラケット８０（第２図）
Ｋ連結されたソレノイド（図示せず）を作動して、中実
軸１６を第４図に矢印イで示す方向に回転させればよい
。すなわち、中実軸１６が矢印イで示す方向に回転され
れに、該中実軸１６に固定されたスリーブ８６（［２図
、第ダ・図）も矢印イで示す方向に回転され、該スリー
１８６に植設さ九た一ルト８８（第２図、第ダタ１）本
矢印イで示す方向九回転されるので、該ゲルト８８の頭
部が第３図に破線で示すロック位置にあるロックレバ−
５２に当接してこれを実線で示す解除位ｆｊｌまで押し
上げ、開閉アーム２０の突出係止部５８とロックレバ−
５２の切込み５６との保合を解除するのである。

この保合が解除された瞬間に％開閉アームｚＯおよびこ
れに取付けられた蓋体２８は、それらの自重によって第
弘図に矢印口で示す方向に中空軸１８８％１８ｂと一体
になって回転し、ｑつの蓋体の２面がｆイドレールＣの
側壁４０に密接した位置で停止する。

このとき、蓋体ｚ８は前述の吊下げ機構２６によって開
閉アームｚＯに対し成る程度自由に動き得るように遊着
されているので、ガイドレールＣｋ多少の歪みが存在し
て４、蓋体ｚ８の２面はガイドレールＣの備１１４００
歪みに対してずなおに順応して密接することができる。

従って、蓋体ｚ８と側壁４０との関に４間隙が生じるこ
とがなく、１μ径０．３ｗｍ前後の極細パー材であって
もガイドレールＣから飛び出すことが防止されるのであ
る。

従来のバー材自動供給機においては、ガイドレールにφ
みがある場合はガイドレールと蓋体との間にどうしても
僅かな間隙が生じることを避けることができず、そのた
め面径０．３−前後の極細パー材用の自動供給機を提供
することは不可能であったが、本発明のパー材飛び出し
防止装置によってこの問題が解決できた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、パー材自動供給機と工作機械とめ相対位置関
係を示す平面図であシ、本発明のパー材飛び出し防止装
置がパー材自動供給機のどの薔分に設けられるものであ
るかを説明する図である。 第二図は、本発明のパー材飛び出し防止装置の全体を示
す平面図である。 第３図は、本発明のパー材飛び出し防止装置における蓋
体吊下げ機構と開閉アームのロック機構とを部分的に拡
大して示す断面図である。 第４図は、第３図と同様な斜視図である。 第Ｓ図は、本発明のパー材飛び出し防止装置における蓋
体吊Ｆげ機構のみを更に拡大して示す部分図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１１　　パー材を受は入れる友めの開放溝が形成され
   たガイドレールと、前記開放溝の開放側壁に座金して前
   記開放溝を閉鎖するための蓋体と、蚊蓋体を前記開放側
   壁に座金する位置と開放側壁から離れた位置との間で枢
   動させる開閉アームとを備えｔバー材自動供給機におけ
   るパー材飛び出し防止装置において、 前記蓋体が前記開閉アームに対して僅かに動き得るよう
   に支持されている仁とを特徴とするパー材飛び出し防止
   装置。 （２）　　パー材を受は入れるための開放溝が形成され
   たガイドレールと、前記開放溝の開放側壁に座金して°
   前記開放溝を閉鎖するための蓋体と、該蓋体を前記開放
   側壁に座金すゐ位置と開放側壁から離れた位置との間で
   枢動させる開閉アームとを備えたパー材自動供給機にお
   けるパー材飛び出し防止装置において、 前記蓋体が前記開閉アームに対して僅かに動き得るよう
   に支持されており、 前記蓋体および開閉アームは、それらの自重によす前記
   ガイドレールの前記開放側壁に座金する位置に向って枢
   動するように構成されていることを特徴とするパー材飛
   び出し防止装置。