JPS5856028Y2 - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

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Publication number
JPS5856028Y2
JPS5856028Y2 JP14210680U JP14210680U JPS5856028Y2 JP S5856028 Y2 JPS5856028 Y2 JP S5856028Y2 JP 14210680 U JP14210680 U JP 14210680U JP 14210680 U JP14210680 U JP 14210680U JP S5856028 Y2 JPS5856028 Y2 JP S5856028Y2
Authority
JP
Japan
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mold
press
bolster
die
fixed
Prior art date
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Expired
Application number
JP14210680U
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English (en)
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JPS5765736U (ja
Inventor
一美 伊藤
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP14210680U priority Critical patent/JPS5856028Y2/ja
Publication of JPS5765736U publication Critical patent/JPS5765736U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プレス装置に関するものである。
従来のプレス装置は、第4図および第5図に示すように
、プレスラム40の下面に上型42を上型ボルスタ41
を介して固定する一方、プレステーブル31の上面には
下型32を備えた下型ボルスタ33が水平方向にスライ
ドし得るように載置され、その下型32に設けられたガ
イド溝35には前記上型42に突設されたガイド突起4
3が係合され、この保合関係により、上型42に対し下
型32が調心されるものであって。
したがって、下型32の調心時には、下型32をもつ重
い下型ボルスタ33(可動側部材)がプレステーブル3
1(固定側部材)上をスライドするため、その両部材3
1.33間に比較的大きな摩擦力を生じるとともに、下
型32と上型42との型合せ面よりもプレステーブル3
1と下型ボルスタ33との摺接面が下方に位置するため
、その両部材31.33間にスケールおよび潤滑剤が介
入することがあった。
これにより、両部材31.33の前記摺接面の摩耗が助
長され、プレス精度が低下される欠点があった。
そこで、この考案が目的とすることは、上記した従来の
欠点に鑑みて、上型と下型との型合せに係る調心作用を
なす固定側部材とその部材に摺接する可動側部材との間
に生じる摩擦力を低減するとともに、その両部材間への
スケールおよび潤滑剤の介入を防止しうるプレス装置を
提供し、もって、両部材の摺接面の摩耗を軽減して、プ
レス精度の低下を阻止しようとするものである。
上記した目的を遠戚するためのこの考案は、プレステー
ブル1上には下型ボルスタ3を介して下型2を固定し、
下型2にはガイド溝5とガイド突起13とからなる調心
用係合手段の一方を付設し、プレステーブル1の上方に
て昇降可能に装設されたプレスラム10の下面には上型
ボルスタ11を固定し、上型ボルスタ11の下面には取
付ホルダ14を固定し、このホルダ14には下端が下方
へ突出する支持ピン16を上下方向および前後左右方向
に移動可能に配設し、支持ピン16の下端には前記係合
手段の他方を備えた上型12を取付けかつ取付ホルダ1
4と支持ピン16との間には上型12を上方へ付勢する
ためのスプリング1Bを介装して、取付ホルダ14に上
型12を水平方向へスライド可能に面接触させたことを
要旨とするものである。
以下、この考案の一実施例を第1図から第3図にしたが
って説明する。
プレス装置の正面を示した第1図、および同側面を示し
た第2図において、プレステーブル1上には下型ボルス
タ3を介して下型2が固定されている。
下型2の前面には基準ブロック4が設けられ、縦穴状の
ガイド溝5が形出されている。
プレステーブル1の上方にて昇降可能に装設されたプレ
スラム10の下面には、上型ボルスタ11が固定されて
いる。
上型ボルスタ11には上型12が次のようにして取付け
られている。
上型ボルスタ11の下面には取付ホルダ14が固定され
ている。
取付ホルダ14には、第3図に拡大して示すように、貫
孔15が形成されている。
この貫孔15は下部を狭まい口径とする段付状をなして
いる。
貫孔15にはボルト状の支持ピン16が上下方向および
前後左右方向へ移動可能に貫挿され、同支持ピン16の
先端(下端)が取付ホルダ14の下面より下方へ突出さ
れている。
支持ピン16の下端は上型12の上面に螺着されている
そして、支持ピン16の頭部11と、貫孔15の段付座
面15aとの間にはスプリング18が介在され、上型1
2が常には上方へ付勢され、上型12の上面が取付ホル
ダ14の下面にスライドし得るように摺接されている。
上型12の前面には下型2のガイド溝5と合致しうるガ
イド突起13が下方へ突設されており、ガイド溝5に対
するガイド突起13の係合関係により、上型12が下型
2に調心され、両型2,12が型合せされるようになっ
ている。
このガイド溝5とガイド突起13とで調心用係合手段を
構成している。
上記したプレス装置において、下型2の上面と上型12
の下面との間にて被加工材料20がプレス加工されると
きには、プレスラム10の下動に伴って、下型2のガイ
ド溝5に対する上型12のガイド突起13の保合関係に
より、上型12が水平方向にスライドして下型2に調心
され、両型2,12の型合せがなされ、被加工材料20
が所望の形状に形出される。
すなわち、この考案によれば、プレステーブル1には下
型2が下型ボルスタ3を介して固定されかつ上型ボルス
タ11の取付ホルダ14(固定側部材)に対し上型12
(可動側部材)がスライドされることによりその上型1
2が下型2に調心されるので、取付ホルダ14に対する
上型12の摺接は、スプリング18の付勢力から上型1
2の荷重を引いた少ない圧接力により威されることにな
り、従来に比し、上型12と下型2との型合せに係る調
心作用をなす固定側部材(取付ホルダ14)と可動側部
材(上型12)との間に生じる摩擦力が低減される。
また、下型2と上型12との型合せ面よりも取付ホルダ
14と上型12との摺接面が上方に位置することにより
、従来と異なり、その両部材12.14間へのスケール
および潤滑剤の介入が防止される。
これらによって、両部材12.14間の摩耗を軽減して
プレス精度の低下を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図はこの考案の一実施例を示すもので、
第1図はプレス装置の正面図、第2図は側面図、第3図
は第2図の要部を一部破断して示す拡大図、第4図と第
5図は従来例を示すもので、第4図はプレス装置の正面
図、第5図は側面図である。 1・・・プレステーブル、2・・・下型、3・・・下型
ボルスタ、5・・・ガイド溝、1o・・・プレスラム、
11・・・上型ボルスタ、12・・・上型(可動側部材
)、13・・・ガイド突起、14・・・取付ホルダ(固
定側部材)、16・・・支持ピン、18・・・スプリン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレステーブル1上には下型ボルスタ3を介して下型2
    を固定し、下型2にはガイド溝5とガイド突起13とか
    らなる調心用係合手段の一方を付設し、プレステーブル
    1の上方にて昇降可能に装設されたプレスラム10の下
    面には上型ボルスタ11を固定し、上型ボルスタ11の
    下面には取付ホルダ14を固定し、このホルダ14には
    下端が下方へ突出する支持ピン16を上下方向および前
    後左右方向に移動可能に配設し、支持ピン16の下端に
    は前記係合手段の他方を備えた上型12を取付けかつ取
    付ホルダ14と支持ピン16との間には上型12を上方
    へ付勢するためのスプリング18を介装して、取付ホル
    ダ14に上型12を水平方向へスライド可能に面接触さ
    せたことを特徴とするプレス装置。
JP14210680U 1980-10-03 1980-10-03 プレス装置 Expired JPS5856028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14210680U JPS5856028Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03 プレス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14210680U JPS5856028Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03 プレス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5765736U JPS5765736U (ja) 1982-04-20
JPS5856028Y2 true JPS5856028Y2 (ja) 1983-12-23

Family

ID=29501917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14210680U Expired JPS5856028Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03 プレス装置

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JP (1) JPS5856028Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6074821U (ja) * 1983-10-26 1985-05-25 株式会社阪村機械製作所 ホ−マにおけるパンチ自動調芯機構

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Publication number Publication date
JPS5765736U (ja) 1982-04-20

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