JPS5855989B2 - ネツユウチヤクガタロメンクカクセンヒヨウジヨウザイリヨウ - Google Patents

ネツユウチヤクガタロメンクカクセンヒヨウジヨウザイリヨウ

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Publication number
JPS5855989B2
JPS5855989B2 JP50128714A JP12871475A JPS5855989B2 JP S5855989 B2 JPS5855989 B2 JP S5855989B2 JP 50128714 A JP50128714 A JP 50128714A JP 12871475 A JP12871475 A JP 12871475A JP S5855989 B2 JPS5855989 B2 JP S5855989B2
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JP
Japan
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fluidity
acid
resins
heat
resin
Prior art date
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Expired
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JP50128714A
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English (en)
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JPS5252934A (en
Inventor
久昭 井上
一則 遠島
淳夫 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP50128714A priority Critical patent/JPS5855989B2/ja
Publication of JPS5252934A publication Critical patent/JPS5252934A/ja
Publication of JPS5855989B2 publication Critical patent/JPS5855989B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F9/00Arrangement of road signs or traffic signals; Arrangements for enforcing caution
    • E01F9/50Road surface markings; Kerbs or road edgings, specially adapted for alerting road users
    • E01F9/506Road surface markings; Kerbs or road edgings, specially adapted for alerting road users characterised by the road surface marking material, e.g. comprising additives for improving friction or reflectivity; Methods of forming, installing or applying markings in, on or to road surfaces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Road Repair (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な熱融着型路面区画線標示用材料に関し、
さらに詳しくは、流動性改良剤として芳香族ポリカルボ
ン酸またはその誘導体を含有する熱融着型路面区画線標
示用材料に関する。
従来、横断歩道、中央線、外側線などの路面区画線標示
用に使用される材料として、熱融着型の塗料が知られて
いる。
これは熱可塑性樹脂及び顔料を必須成分とし、その他必
要に応じて可塑剤、安定剤、酸化防止剤、骨材、ガラス
ピーズなどを含有する無溶剤型の塗料であり、それを路
面区画線標示用材料として使用する場合には、150〜
250 ’Cの高温で融解し、それを路面に塗付した後
に冷却することによって厚膜型標示線が形成される。
このような方法に従うと、わずか数分以内に塗膜が硬化
するので交通の激しい道路上に施工する場合にきわめて
有利である。
従来、かかる材料の熱可塑性樹脂成分としては、天然に
原料を依存するロジンの変性樹脂がもっばら賞月されて
きたが、最近ではその他の粘着性付与樹脂を使用する研
究が進み、例えば石油系の炭化水素樹脂をα・β−不飽
和ジカルボン酸もしくはその無水物で変性した樹脂や該
変性樹脂をさらにアルコールでエステル化した樹脂を使
用する技術が開発されている(例えば、特開昭48−2
5788号、特開昭49−17842号)。
しかし、このような方法では炭化水素樹脂を高温で化学
処理しなげればならないため経済性に劣り、また化学処
理の際に見られる樹脂の着色が激しいために配合物の黄
色度にも難76があった。
また、50〜160℃の融点を有するカルボン酸または
その誘導体を多量配合することによって、配合物の溶融
粘度を下げ加熱スプレーを可能にする技術も開始されて
いる(特公昭47−44013号)。
しかし、熱融着型の材料にかかる技術を応用しても、炭
化水素樹脂を使用する際の致命的欠陥であった流動性は
改善されないことが本発明者らの検討によって判明した
そこで本発明者らは従来技術のかかる欠点を改良すべく
鋭意検討を進めた結果、特定な芳香族ポリカルボン酸ま
たはその誘導体を配合すると、未変性の炭化水素樹脂を
使用する場合であってもきわめて優れた流動性を示す熱
融着型路面区画線標示用材料が得られることを見い出し
、本発明を完成するに到った。
本発明の主な目的は、溶融時の流動性が良好で施工時の
作業性に優れた熱融着型路面区画線標示用材料を提供す
ることにあり、さらに他の目的は、安価でかつ入手容易
な炭化水素樹脂を使用する熱融着型路面区画線標示用材
料を提供することにある。
本発明のこれらの目的は、炭化水素樹脂を樹脂成分とし
て使用する系に分子内に少なくとも3個以上のカルボキ
シル基を有する芳香族ポリカルボン酸またはその誘導体
を配合し、必要に応じてその他の配合剤を配合して熱融
着型路面区画線標示用材料とすることにより達成するこ
とができる。
本発明において使用される炭化水素樹脂は、軟化点60
〜140℃を有するものであれば未変性の樹脂でよく、
具体的には脂肪族系炭化水素樹脂、芳香族系炭化水素樹
脂、シクロペンタジェン系樹脂、テルペン樹脂、クマロ
ン−インデン樹脂、低分子ポリスチレン、ポリアルキル
スチレン及びこれらの水添樹脂などが挙げられる。
なかでも脂肪族系炭化水素樹脂を用いる場合に、黄色度
及び可撓性の優れた標示用材料が得られる。
もちろん、ロジン及びその誘導体、マレイン化炭化水素
樹脂、ポリエステル樹脂などのような炭化水素樹脂と相
溶性のある他の樹脂を併用することもできる。
一方、本発明において用いられる流動性改良剤は、分子
内に少なくとも3個以上のカルボキシル基を有する芳香
族ポリカルボン酸またはその無水物、エステル、アミド
、金属塩などの誘導体である。
その具体的な例としては、ヘミメリト酸、トリメリット
酸、トリメシン酸、メロファン酸、ピロメリット酸及び
それらのアルキル誘導体に代表される単核芳香族化合物
のトリまたはテトラカルボン酸類、メリット酸、ナフタ
リン−1・4 ・5−トリカルボン酸、ナフタリン−1
・4・5・8テトラカルボン酸及びそれらのアルキル誘
導体に代表される多核芳香族化合物のトリまたはテトラ
カルボン酸類が挙げられ、なかでも炭素数20以下の化
合物が賞月される。
また、無水トリメリット酸や無水ピロメリット酸に代表
されるこれらの化合物の無水物やメタノール、エタノー
ル、ブタノール、シクロヘキサノール、プチルセロソル
フ、エチレングリコール、ブタンジオール、グリセリン
などの炭素数1〜10を有する1価もしくは多価アルコ
ールとのエステル、ナトリウム、カリウム、カルシウム
、マグネシウムなどのようなアルカリ金属またはアルカ
リ土類金属の金属塩、メチルアミン、エチルアミン、ジ
エチルアミン、トリエチルアミン、エタノールアミン、
ジエチルアミノエタノールなどのアミンやアンモニアと
の反応によって得られる酸アミドも同様に使用できる。
なかでも流動性及び黄色度の面で、トリメリット酸また
はその誘導体が最も賞月される。
しかし、同じ芳香族カルボン酸であっても安息香酸やフ
タル酸のようなモノカルボン酸またはジカルボン酸を使
用する場合には、意外にも流動はがほとんど改良されず
、また無水マレイン酸に代表される脂肪族ポリカルボン
酸やシクロペンテンテトラカルボン酸に代表される脂環
族ポリカルボン酸を用いる場合にも、同様に流動性を改
良することができない。
本発明においては、使用する炭化水素樹脂の種類や流動
性改良剤の種類に応じて、適当量の流動性改良剤が配合
される。
例えば芳香族ポリカルボン酸やその無水物を用いる場合
には比較例少量の配合にとどめる必要があり、またその
エステルを用いる場合には比較的多量配合することがで
きるが、いずれの場合にも炭化水素樹脂ioo重量部当
たり10重量部未満とするのが適当であり、なかでも0
.05〜9重量部、とくに0.1〜6重量部とするのが
好ましい。
流動性改良剤の配合量が少なすぎる場合には溶融時の流
動性が改良されず、また多すぎる場合にも同様に流動性
が低下する。
本発明の熱融着型路面区画線標示用材料は、炭化水素樹
脂及び流動性改良剤に加えて顔料が配合されている。
顔料としては炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、
砕砂などのような通常使用されているものであれば、白
色顔料、着色顔料及び体質顔料の如何を問わずいずれで
も使用することができ、通常樹脂成分100重量部当た
り100〜800重量部の割合で配合される。
また、所望により流動バラフィン、フタル酸エステル、
ヒマシ油、ポリブテン油などのような動植物油、鉱油及
び合成油を可塑剤として配合することもでき、その配合
量は樹脂成分100重量部当たり1〜50重量部とする
のが好ましい。
さらに、路面区画線の反射性を改善するためにガラスピ
ーズを配合することもでき、その信奉発明の効果を本質
的に妨げない範囲内で通常使用されている他の配合剤を
配合することもできる。
これらの配合剤の配合方法はとくに制限されることなく
常法に従って実施されるが、芳香族ポリカルボン酸につ
いては予め炭化水素樹脂と50〜300℃の温度で0.
1〜3時間にわたり希釈剤、ゲル化防止剤の存在または
不存在下で混合して得られる混合物の形で配合すること
もできる。
このようにして得られる本発明の熱融着型路面区画線標
示用材料は、流動性が著しく改善されているほか可撓性
にも優れており、また黄色度や反射率、施工時の作業性
も良好である。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
なお、実施例中における部及び%はすべて重量基準であ
る。
実施例 1 脂肪族系炭化水素樹脂(Quintone C−100
軟化点95℃ 日本ゼオン社製)、トリメリット酸トリ
ーn−ブチル、可塑剤、顔料等を下記の配合処方に従っ
て配合し、約200℃で30分間加熱溶融して均一な混
合物とした。
この混合物5C1を100vtlのビーカーに入れ、2
00 °Cに保持したまま高さ30cmの位置からアル
ミニウム板上に配合物を落下させ、落下した配合物の広
がりの長径及び短径を測定し、その平均値によって流動
性の良否を判定した。
落下した配合物は冷却され固化※灸 するが、固化後にJIS K−5665及びJIS
K−5400の6.6に従って固化物の黄色度及び反
射率を測定し、またテンシロン圧縮強度計(E−ストロ
ン型)を用いて圧縮速度30朋/分、温度25℃の条件
下に15秒間圧縮試験を行ない、その間の応力の変化を
示す曲線の形状によって可撓性の良否を優、良、可の三
段階表示で判定した。
結果を第1表に示す。配合処方 炭化水素樹脂 トリメリット酸トリーn 重質炭酸カルシウム 粗粒炭酸カルシウム 酸化チタン ガラスピーズ ナフテン系フロセスオイル(1) ハラフィル系フロセスオイル(2) 100部 ブチル 変 量 00 85 0 5 7.5 7.5 (1)サンセン4240(日本サンオイル社製)(2)
サンバー150(日本サンオイル社製)この結果から、
トリメリット酸トリーn−ブチルを添加すると、無添加
の場合に比較してはるかに優れた流動性を有しており、
固化物の表面状態、黄色度、可接性、反射率とも優れて
いることがわかる。
またトリメリット酸トリーn−ブチルを過度に添加する
と、流動性が低下し好ましくない。
★★実施例 2 トリメリット酸トリーn−ブチルに代えて第2表に示す
種々の化合物を用いること以外は実施例1と全く同様に
して配合物を調整し、その性能評価を行なった。
結果を第2表に示す。この結果から、分子内に3個以上
のカルボキシル基を有する芳香族ポリカルボン酸または
その誘導体であれば、いずれも有用であることがわがる
とくにトリメリット酸及びその誘導体を用いる場合は、
ピロメリット酸を用いる場合に比較して黄色度において
顕著に優れており、また流動性の面でもより優れている
しかし、同じポリカルボン酸であっても脂肪族や脂環族
の化合物は効果がな(、また芳香族カルボン酸であって
もモノまたはジカルボン酸の場合は同様に流動性を改良
することができない。
実施例 3 流動性改良剤としてトリメリット酸を用い、炭化水素樹
脂としてテルペン樹脂(YSPX 1000安原油脂
社製 軟化点100℃)及び芳香族系炭化水素樹脂(東
邦バイレジンNX東邦化学社製軟化点115℃)を用い
る以外は実施例1と全く同様にして配合物を調整し、そ
の性能評価を行なった。
結果を第3表に示す。この結果から、テルペン樹脂また
は芳香族炭化水素樹脂を用いる場合は、脂肪族炭化水素
樹脂を用いる場合に比較して黄色度、可撓性、反射率に
若干力るものの充分実用に供しうる性能を有しているこ
とがわかる。
実施例 4 トリメリット酸トリーn−ブチルに代えてトリメリット
酸ジエチルアミド1部を配合すること以外は実施例1と
全く同様にして実験を行ったところ、流動性6.5cr
t′L、固化物の状態O11部度0.04であり可撓性
は優であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炭化水素樹脂を樹脂成分として含有する熱融着型路
    面区画線標示用材料において、分子内に少なくとも3個
    のカルボキシル基を含有する芳香族ポリカルボン酸また
    はその誘導体を流動化剤として配合して成ることを特徴
    とする熱融着型路面区画線標示用材料。
JP50128714A 1975-10-25 1975-10-25 ネツユウチヤクガタロメンクカクセンヒヨウジヨウザイリヨウ Expired JPS5855989B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50128714A JPS5855989B2 (ja) 1975-10-25 1975-10-25 ネツユウチヤクガタロメンクカクセンヒヨウジヨウザイリヨウ

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JP50128714A JPS5855989B2 (ja) 1975-10-25 1975-10-25 ネツユウチヤクガタロメンクカクセンヒヨウジヨウザイリヨウ

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Publication Number Publication Date
JPS5252934A JPS5252934A (en) 1977-04-28
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ID=14991599

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JP50128714A Expired JPS5855989B2 (ja) 1975-10-25 1975-10-25 ネツユウチヤクガタロメンクカクセンヒヨウジヨウザイリヨウ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60159642U (ja) * 1984-04-03 1985-10-23 コニカ株式会社 プリンタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60159642U (ja) * 1984-04-03 1985-10-23 コニカ株式会社 プリンタ

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JPS5252934A (en) 1977-04-28

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