JPS5855456Y2 - ノブとノブホルダの嵌合構造 - Google Patents

ノブとノブホルダの嵌合構造

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JPS5855456Y2
JPS5855456Y2 JP586679U JP586679U JPS5855456Y2 JP S5855456 Y2 JPS5855456 Y2 JP S5855456Y2 JP 586679 U JP586679 U JP 586679U JP 586679 U JP586679 U JP 586679U JP S5855456 Y2 JPS5855456 Y2 JP S5855456Y2
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JP
Japan
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knob
rod
holder
rear end
insertion part
Prior art date
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Expired
Application number
JP586679U
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English (en)
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JPS55107620U (ja
Inventor
富久 加藤
Original Assignee
中央発條株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車等に使用されるノブとノブホルダの嵌
合構造に関する。
一般に自動車等に使用されるノブにはその前面に操作目
的を示すため例えばボンネットを開くためのノブにはボ
ンネットを開いた状態の車体を図案化したマークが画か
れている。
そして、従来はこのマークが操作の機能上常に正常な向
きに維持されるとともに、使用中の向きの変位並びに補
修取替えの際誤って不正な向きに挿入するのを防止する
ため、ノブの後方に突出するように固着されたロッドの
横断面形状を凸形、凹形ないしは不等辺多角形とし、ノ
ブ及びツブホルダの相対的嵌合が拘束された一方向性の
み許容されるようにノブホルダの案内孔を対応した形状
とする嵌合構造が採られていた。
しかしながらロッドの横断面形状を前述のような形状と
すると、材料価格が高く、しかも、曲げに対する強度も
向きによって異なり、成る方向の曲げに対しては強度が
弱い場合があり、また、ロッドをインサート材とするノ
ブの射出成形金型はロッドをセットする案内面が複雑に
なって製作費が高くなり、さらにまた、ロッドの後端に
コントロールケーブルを接続するような場合はロッド後
端面に穿設された穴にケーブルの端部を挿入してロッド
外周面からかしめられるが、ロッド外周の外状が複雑で
あるので、かしめ治具も複雑となり、また、■回のかし
めでは完了できず複数回のかしめ作業を必要とするその
ため治具製作費及び、かしめ工数を多く要する等の欠点
があった。
この考案は上述にかんがみて、丸棒状ロッドの使用を可
能にしたノブとノブホルダの嵌合構造を提供することを
目的とする。
この考案の要旨はノブの後端に挿入部を一体的に連設し
、この挿入部の横断面形状を凸形、凹形ないしは不等辺
多角形等のように唯一の方向性を有する形状とし、ノブ
ホルダの案内孔の形状を挿入部が摺動的に挿通可能な構
造とするものである。
以下この考案の実施例を示す図面について説明する。
第1図において、ノブ1は上下両辺が中高に緩い曲線で
形成された横長の矩形板状の指掛は部2と、指掛は部2
の後面中央に垂設された円柱部3とによって形成され、
指掛は部2の前面にはボンネットを開いた状態の自動車
車体を図案化したマーク4が画かれ、このノブはボンネ
ットを開くためのものであることを標示している。
挿入部5は円柱部4の後端面に垂設され、断面形状は上
側に凸部6を有する凸形で、その各隅部は円柱部4の外
周面内にあるように形成されている。
ロツドアは鋼の丸棒を切断して形成され、挿入部5を縦
貫しその前端は円柱部3に達するように、ノブ1と挿入
部5とが合成樹脂によって一体的に射出成形される際に
ロッド7はインサートされ固着されている。
ロッド1の後端面には穴8が穿設され、穴8にはコント
ロールケーブル9の端部が挿入され、挿入部位において
ロッド7の外周を半円形の溝を有する1対のかしめ治具
によって押圧してがしめ、ケーブル9を固着するように
構成されている。
ホルダ10も合成樹脂により射出成形され、前側には車
体に取付けるためのフランジ部11が形成され、フラン
ジ部11の後端に大円柱部12がまた、大円柱部12の
後端に小円柱部13が円心的に一体的に形成されている
フランジ部11がら小円柱部13までを貫通して案内孔
14が穿設され、案内孔14は挿入部5が摺動的に挿入
可能な凸形に形成されている。
ノブ1、挿入部5、ノブホルダ1oが上述のように形成
されているがら、ノブ仕ルダ1oに対して挿入部5を嵌
装する向きはノブが正常な向きとなる唯一の方向性を有
することとなり、向きを誤って挿入することが避けられ
、また、挿入されたノブ1の方向は常に正常に維持され
る。
また、円柱部3の後端面はノブ1を押込んだ場合にフラ
ンジ部11の前面に当接しストッパとしての作用を果す
この考案によればロッドが丸棒状であるので、材料費が
安く、曲げに対する強度は全方向に対して一様であり、
ノブにインサートして射出成形する際にも特に方向性が
ないから成形用金型のロッドをセットする案内面は単純
な形状となって製作費が安く、また、ロッドの後端に穿
設された穴にワイヤを挿入しロッド外周をかしめて固着
する場合においても、かしめ治具は半円形の溝を刻設し
たものを1対使用すればよいので、かしめ治具の製作費
が安く、かしめ作業の工数も低減される等の効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す展開斜視図である。 1・・・ノブ、5・・・挿入部、10・・・ノブホルダ
、14・・・案内孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノブの後端に挿入部を一体的に連設するとともに丸棒に
    より形成したロッドを挿入部後端より突出するように固
    着し、前記挿入部の横断面形状を凸形、凹形ないしは不
    等辺多角形等の唯一の方向性を有する形状とし、ノブホ
    ルダの案内孔は前記挿入部が摺動可能に挿通されるよう
    に前記挿入部の横断面形状に対応して穿設された構成の
    ノブとノブホルダの嵌合構造。
JP586679U 1979-01-18 1979-01-18 ノブとノブホルダの嵌合構造 Expired JPS5855456Y2 (ja)

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JPS55107620U JPS55107620U (ja) 1980-07-28
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