JPS5841509Y2 - 時計等に於けるスリツプ機構 - Google Patents
時計等に於けるスリツプ機構Info
- Publication number
- JPS5841509Y2 JPS5841509Y2 JP6564678U JP6564678U JPS5841509Y2 JP S5841509 Y2 JPS5841509 Y2 JP S5841509Y2 JP 6564678 U JP6564678 U JP 6564678U JP 6564678 U JP6564678 U JP 6564678U JP S5841509 Y2 JPS5841509 Y2 JP S5841509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinion
- locking
- minute hand
- slip
- slip mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は２番車の組立に際しそのスリップ機構を改良し
構成を簡単にし且つ組立を容易にすべくなしたものであ
る。
構成を簡単にし且つ組立を容易にすべくなしたものであ
る。
従来に於いては第１図に示す如く分針パイプ１に２番カ
ナ２を圧入し次いでスリップ機構を形成する皿ばね３．
２番車４を該分針パイプ１に挿入した後、ブツシュ５を
圧入して２番車４を分針パイプ１に装着していた。
ナ２を圧入し次いでスリップ機構を形成する皿ばね３．
２番車４を該分針パイプ１に挿入した後、ブツシュ５を
圧入して２番車４を分針パイプ１に装着していた。
従って部品点数が多く又カナやブツシュを圧入するため
の治具も必要となりその組立に煩雑な手間がかかるとい
う欠点があった。
の治具も必要となりその組立に煩雑な手間がかかるとい
う欠点があった。
更にスリップ機構として皿ばねを使用しているかばね圧
の管理が困難であった。
の管理が困難であった。
本考案はこれらの点に鑑みなされたもので以下に図示の
実施例について説明する。
実施例について説明する。
１０は分針パイプ１１と２番カナ１２とを一体的に成形
した回転伝達部材で分針パイプ１１は金属製で２番カナ
１２は合成樹脂製であるが両部品１１．１２を合成樹脂
の一体成形品にしてもよいことは勿論である。
した回転伝達部材で分針パイプ１１は金属製で２番カナ
１２は合成樹脂製であるが両部品１１．１２を合成樹脂
の一体成形品にしてもよいことは勿論である。
１３は２番カナ１２の内側に穿った貫通孔１４の一部に
突設せしめた係合突部で後述する係止ばね１５を係合す
べく威しである。
突設せしめた係合突部で後述する係止ばね１５を係合す
べく威しである。
１６は係止ばね１５の係止部で切起し部１７の先端を折
曲して形成し前記した２番カナ１２の係合突部１３に係
合せしめである。
曲して形成し前記した２番カナ１２の係合突部１３に係
合せしめである。
１９は係止ばね１５の環状縁部１８に設けた圧接突部、
２０は２番車、２１はスリップワッシャーである。
２０は２番車、２１はスリップワッシャーである。
次に本考案機構の組立順序について説明する。
分針パイプ１１と２番カナ１２とを一体的に威した回転
伝達部材１０に２番車２０及びスリップワッシャー２１
を嵌合及び重ね合わせた後、係止ばね１５の切起し部１
７を２番カナ１２の貫通孔１４内に下方より挿通せしめ
次いで適宜の方向に偏角回動する。
伝達部材１０に２番車２０及びスリップワッシャー２１
を嵌合及び重ね合わせた後、係止ばね１５の切起し部１
７を２番カナ１２の貫通孔１４内に下方より挿通せしめ
次いで適宜の方向に偏角回動する。
然る時、係止部１６は２番カナ１２の係合突部１３上に
位置しその作用力は矢標Ａ及びＢ方向に働き２番車及び
スリップワッシャー２１は係止ばね１５と２番カナ１２
との間に適宜の挟圧力により挾持せしめられることとな
る。
位置しその作用力は矢標Ａ及びＢ方向に働き２番車及び
スリップワッシャー２１は係止ばね１５と２番カナ１２
との間に適宜の挟圧力により挾持せしめられることとな
る。
この係止ばね１５の挾持力は容易に可変設定できるもの
である。
である。
而して本考案は成上の如き構成及び作用を有するもので
あり殊に分針パイプと２番カナとを一体的に成形しであ
るので部品点数少なく文化の部品の組込み操作が簡単容
易に行い得ると共に係止ばねのばね圧管理が容易なので
スリップトルクの設定が容易に行い得る等その実益する
処多大である。
あり殊に分針パイプと２番カナとを一体的に成形しであ
るので部品点数少なく文化の部品の組込み操作が簡単容
易に行い得ると共に係止ばねのばね圧管理が容易なので
スリップトルクの設定が容易に行い得る等その実益する
処多大である。
第１図は従来技術の説明図、第２図は本考案機構の分解
斜視図、第３図は本考案機構の縦断側面図、第４図は回
転伝達部材の平面図である。 １０・・・・・・回転伝達部材、１１・・・・・・分針
パイプ、１２・・・・・・２番カナ、１５・・・・・・
係止ばね、２０・・・・・・２番車、２１・・・・・・
スリツプワツシャー
斜視図、第３図は本考案機構の縦断側面図、第４図は回
転伝達部材の平面図である。 １０・・・・・・回転伝達部材、１１・・・・・・分針
パイプ、１２・・・・・・２番カナ、１５・・・・・・
係止ばね、２０・・・・・・２番車、２１・・・・・・
スリツプワツシャー
Claims (1)
- 分針パイプ１１と２番カナ１２とを一体的に成形して回
転伝達部材１０を構成すると共に２番カナ１２の内側に
係止突部１３を有する貫通孔１４を穿つ一方、２番車２
０、スリップワッシャー２１を前記回転伝達部材１０に
挾持すべく係止ばね１５の係止部１６を前記貫通孔１４
内を挿通して係止部１３上に圧接係合せしめてなる時計
等に於けるスリップ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6564678U JPS5841509Y2 (ja) | 1978-05-15 | 1978-05-15 | 時計等に於けるスリツプ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6564678U JPS5841509Y2 (ja) | 1978-05-15 | 1978-05-15 | 時計等に於けるスリツプ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54166861U JPS54166861U (ja) | 1979-11-24 |
| JPS5841509Y2 true JPS5841509Y2 (ja) | 1983-09-19 |
Family
ID=28970908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6564678U Expired JPS5841509Y2 (ja) | 1978-05-15 | 1978-05-15 | 時計等に於けるスリツプ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5841509Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020030092A (ja) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 盛岡セイコー工業株式会社 | 皿ばね、輪列機構、時計用ムーブメント及び時計 |
-
1978
- 1978-05-15 JP JP6564678U patent/JPS5841509Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54166861U (ja) | 1979-11-24 |
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