JPS5855419A - 血圧降下剤 - Google Patents

血圧降下剤

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Publication number
JPS5855419A
JPS5855419A JP56152040A JP15204081A JPS5855419A JP S5855419 A JPS5855419 A JP S5855419A JP 56152040 A JP56152040 A JP 56152040A JP 15204081 A JP15204081 A JP 15204081A JP S5855419 A JPS5855419 A JP S5855419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
solvent
glucopyranosyloxy
residue
beta
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP56152040A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sasaki
博 佐々木
Atsushi Ishige
敦 石毛
Kazunori Yuasa
湯浅 和典
Masumi Shinpo
新保 真澄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura Juntendo Inc
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Publication date
Application filed by Tsumura Juntendo Inc filed Critical Tsumura Juntendo Inc
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Publication of JPS5855419A publication Critical patent/JPS5855419A/ja
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は血圧降下剤に関する。
すなわち、本発明は、一般式(1) 〔式中、R1は水素−水酸基またはβ−D−グルコピラ
ノシルオキシ基を示し、R/2は水酸基またはβ−D−
グルコピラノシルオキシ基を示す0ただし−R8および
R2はともにβ−D−グルコピラノシルオキシ基でない
ものとする。〕 で表わされるクロモン誘導体を有効成分とする血圧降下
剤である。
一般式(’I)で表わされる化合物は−例えば漢方薬で
ある十味敗毒湯、防風通を散などに配剤されている漢薬
のひとつである防風から得られる。防風ハセリ科の植物
レゾブリエラΦセセロイデス(Ledebouriel
la 5eseloides WOLFF )の根及び
根茎を乾燥したものである。
一般式(I)で表わされる化合物は1例えば防風をメタ
ノール、エタノールなどの低級アルコール類で抽出し、
抽出液より溶剤を除去した後−その残留物を水に溶解し
、これを酢酸エチルエステル−n−ブタノールなどの溶
剤で抽出し、その溶剤を除去した後−クロマトグラフィ
ー処理して得られる。
一般式(I)で表わされる化合物の製造の具体例を挙げ
ると次のとおりである。
粉末化した防風/ Kyをメタノール、エタノールなど
の低級アルコール類3!に添加混合し、温時あるいは好
ましくは還流下に抽出を行なう。数回抽出を行なって抽
出液を合併し、メタノール、エタノールなどの低級アル
コール類を留去してエキスを得る。このエキスを蒸留水
’I00罰に溶解し。
エーテルまたはクロロホルムyoomlで3回抽出して
脂溶性部分を除き−次いで酢酸エチルエステルtioo
meで3回、更にn−ブタノールtaoom/。
で3回抽出する。これらの抽出液から溶剤を留去してそ
れぞれ酢酸エチルエステルエキスqノ及びn−ブタノー
ルエキス30ノを得る。
次ニ酢酸エチルエステルエキスをシリカゲルを吸着剤と
しだカラムクロマトグラフィーに付し、メタノール−ク
ロロホルムあるいはエタノール−クロロホルムのよりナ
アルコールークロロポルムの混合溶剤(アルコール含量
を順次増やしてゆく)を用いて溶出すれば、3〜tt4
アルコール−クロロホルムで化合物(4)〔一般式(I
)でR,=H。
R2= OHである化合物〕が、ダル6係アルコール−
クロロホルムで化合物(2) (一般式(1)でR,−
OH,R2=OHである化合物〕が溶出する。化合物(
4)を含む分画から溶剤を留去し、残留物を酢酸エチル
エステルより再結晶して白色針状晶の化合物(4) O
eli!−を得、化合物(2)を含む分画がら溶剤を留
去し一残留物をエタノールより再結晶して白色針状晶の
化合物(2)o、jpを得た。
またn−ブタノールエキスは、あらかじめ活性炭を吸着
剤としだカラムクロマトグラフィーに付し一最初は水、
ついでメタノールあるいはエタノールなどの低級アルコ
ール類で溶出する。この低級アルコール溶出部より溶剤
を留去した後、残留物をシリカゲルを吸着剤としだカラ
ムクロマトグラフィーに付し、メタノール−クロロポル
ムあるいはエタノール−クロロホルムのようナアルコー
ルークロロホルムの混合溶剤(アルコール含量ヲ順次増
やしてゆく)を用いて溶出すれば、7〜g壬アルコール
−クロロホルムで化合物(3)(一般式(I)でR,=
I(、R2−β−D−グルコピラノシルオキシ基である
化合物〕が− / 0− / / 4アルコール−クロ
ロホルムで化合物(1) (一般式(I)でR,=β−
D−グルコピラノシルオキシa −R2=OHである化
合物〕が溶出する。化合物(3)を含む分画より溶剤を
留去し、残留物を水より再結晶して白色針状晶の化合物
(3)i、zy−を得、化合物(1)を含む分画より溶
剤を留去して攬白色粉末状の化合物(1)−ノを得た。
なお化合物(2)は化合物(1)を酸(例えば塩酸−硫
酸などの強酸)あるいは酵素(β−グルコシダーゼ)を
用いて加水分解することにより−化合物(4)は化合物
(3)を酸(例えば塩酸也硫酸などの強酸)あるいは酵
素(β−グルコシダーゼ)を用いて加水分解することに
より得ることができる0その1例を示せば、化合物(3
) t o om9をs4塩酸−水溶液に溶解し−qo
、iの水浴上で約3時間加熱して反応させる。今後−反
応液をNaHCO3などの弱アルカリの飽和水溶液で中
和した後−チーテル、クロロホルム、酢酸エチルエステ
ルなどの有機溶剤で数回抽出する。抽出液を合併し−N
a2SO+など通常用いられる乾燥剤を用いて乾燥した
後−乾燥剤を除去し、溶剤を留去する。残留物を酢酸エ
チルエステルより再結晶して白色針状晶の化合物(4)
−−o mgを得た。
このようにして得た化合物の性質は第1表に示すとおり
である。第1表中−〇Gluはβ−D−グルコピラノシ
ルオキシ基を示す。
第1表 化合物(3)は一本発明者らによりはじめて単離された
ものである。他の化合物(1) 、 (2)および(4
)は−秦ら〔日本薬学会第9g年会講演要旨集30ユ頁
(lq7g))によりセリ科の植物・為マウド(Ang
elica japonica A、 GRAY)から
単離されている。また化合物(2)は−近藤ら(Che
m。
Pharm、 Bull、・、コO巻、/9’IO頁(
/972))によりキンポウゲ科の植物サラシナショウ
マ(Cimicifuga simplex WORM
SK、)よりはじめて単離され、薬理作用として鎮痛作
用を有することが知られている( Chem、 Pha
rm、 Bull、y 20巻、 l’1llO頁(〕
97u);、29巻、zgo頁(/q7乙)〕。
つぎに一般式(I)で表わされる化合物が血圧降下作用
を有することを実験例を挙げて説明する。
実験例 体重300i!前後、血圧10−100鰭Hノのハート
レイ系モルモット雄をノ群6匹で用いた。
化合物(1)、(2)、(3)および(4)をそれぞれ
q易ツイーン8〇−生理食塩水溶液に溶解し、静脈内投
与した。血圧測定は−ベントバルビタール麻酔下で一頚
動脈内に挿入したカニユーレより圧トランスジューサー
を介しポリグラフ上に記録した。
その結果は第2表に示すとおりである。なお第2表の血
圧降下作用は上記血圧よりの下げ幅(aH))を示す。
第2表 第2表の結果から一化合物(1)、(2)、(3)およ
び(4)のいずれも血圧降下作用を有することが明確に
認められる。
つぎに一般式(I)で表わされる化合物の急性毒性につ
いて試験例を示す。
急性毒性試験例 体重約−θノのdd系雌雄マウス1群/Q匹とし一化合
物(1) 、 (2) 、 (3)および(4)を各々
グ憾ツイーン8〇−生理食塩水溶液に溶解して経口ある
いは静脈内投与し、2コ時間後の死亡数からLD、。値
を算出した。その結果を第3表に示す。
第3表 第3表から明らかなように、化合物(1)、(2)、(
3)および(4)のLD、、値は、いずれも経口投与で
/ 000 m979以上−静脈内投与でj 00 m
9 / K1以上であり一薬理作用を示す量に比べて大
きな値であるから充分安全性の高いものである。
上記した実験例および急性毒性試験例から明らかなよう
にm一般式(I)で表わされる化合物は。
血圧降下作用を有し、またいずれも安全性が高く薬理作
用を発現する用量では充分安全である。即ち、静脈内投
与でLD5゜値よりもはるかに低い投与量で血圧降下作
用を発現し−これらの化合物の血圧降下作用の有効量と
LD、。値との間にかなりの差があることから上記のこ
とが認められる。
一般式(I)で表わされる化合物の有効投与量は静脈注
射では1同量2j−2gOm9、経口投与で&−1/同
量100〜qoorv;)で−それぞれ症状に合わせて
1日3回までの服用が適当と認められる。
一般式(I)で表わされる化合物は、任意、慣用の製薬
用担体−溶剤あるいは賦形剤を用い製剤製造の常法にし
たがって医療用製剤に調製することができる。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 1 化合物(1)のjノを細末とし−これを乳糖q&ノ及び
ステアリン酸マグネシウムly−と均一に混合し、この
混合粉体を圧縮打錠して直径20ttrm、重量約−1
3ノのスラッグ錠としだ後−オシレータにて破砕し一整
粒し、篩別して一〇−SOメツシュの粒子の顆粒剤を得
た。
実施例 2 化合物(2)ノ、5−Ofを130m1.のツイーン8
0に溶解させ、これにtsoCに加温した滅菌生理食塩
水y、g、<、1を加えてよ〈懸濁し、無菌的にバイア
ルに化合物(2)が30m9含有する様に分配し一密封
して注射剤を得た。
実施例 3 化合物(3) u Ofを細末とし−これを微結晶セル
ロース7jibよびステアリン酸マグネシウムifと混
合し−この混合物を単発式打錠機にて打錠して径71w
1A−重量ノユ!m9の錠剤を得た。
実施例 4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(I) 〔式中、R2は水素、水酸基またはβ−D−グルコピラ
    ノシルオキシ基を示し、R2は水酸基またはβ−D−グ
    ルコピラノシルオキシ基を示す。ただし−R1およびR
    2はともにβ−D−グルコピラノシルオキシ基でないも
    のとする。〕 で表わされるクロモン誘導体を有効成分とする血圧降下
    剤Ω
JP56152040A 1981-09-28 1981-09-28 血圧降下剤 Pending JPS5855419A (ja)

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JP56152040A JPS5855419A (ja) 1981-09-28 1981-09-28 血圧降下剤

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55111487A (en) * 1979-02-13 1980-08-28 Upjohn Co Furochromone compound

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55111487A (en) * 1979-02-13 1980-08-28 Upjohn Co Furochromone compound

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