JPS5855336Y2 - 二重管式熱交換器 - Google Patents

二重管式熱交換器

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Publication number
JPS5855336Y2
JPS5855336Y2 JP3405278U JP3405278U JPS5855336Y2 JP S5855336 Y2 JPS5855336 Y2 JP S5855336Y2 JP 3405278 U JP3405278 U JP 3405278U JP 3405278 U JP3405278 U JP 3405278U JP S5855336 Y2 JPS5855336 Y2 JP S5855336Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bend
cylinders
flange
outer cylinders
heat exchanger
Prior art date
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Expired
Application number
JP3405278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54139353U (ja
Inventor
健一 上出
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP3405278U priority Critical patent/JPS5855336Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は各種汚泥の処理のために汚泥を加熱又は冷却す
るための二重管式熱交換器に関するものである。
ジグザグ状に連続する内筒の外側を外筒で囲み、内外筒
の一方に汚泥を、同他方に熱媒体を送り込み、汚泥を加
熱又は冷却する二重管式の熱交換器は周知である。
従来の二重管式熱交換器は外筒の下端接合部をフランジ
合せによる構造としていた。
このため据付は現場の組込作業が中心となり、現場作業
による構造のため圧力容器としての洩れが生じやすく、
また締付作業が難かしくそのための公差を吸収するのを
考慮しなければならない等の問題点があった。
本考案は上記従来の二重管式熱交換器にあった構造上の
問題点を解消せんとしてなされたもので、その目的とす
る処は、外筒下端の接合を溶接によって工場で加工する
と共に、二本の外筒が一対となるユニット化を行うよう
にし、現場での据付は及び組込が簡便化でき、組立精度
が向上して公差の考慮を不要とすることができる二重式
の熱交換器を提供せんとするにある。
次に本考案の一実施例を示す添附図面に基づいてその詳
細を説明すると下記の如くである。
図において、1は二重管ユニットであり、略U字状とな
る内部通路2の両端が上面の両側で開口する′外筒下部
ベンド3を鋳物によって形成し、このベンド3の両端開
口上に各々外筒4を溶接によって連通状に固定する。
5は溶接の継目である。6は両側の外筒4内を軸方向に
沿って貫通する内筒であり、その下端は外筒下部ベンド
3に開設した開孔7内を貫通すると共に該ベンド3より
下方に突出する下端に、パツキン8を挾んでベンド3の
下面に接合するリング状のパツキン座9を螺着する。
10はU字状に屈曲形成した下部ベンドであり、その両
端に接続筒11を溶接によって固定すると共に、両接続
筒11にルーズフランジ12を外嵌拝する。
両側の接続筒11をバッキング13を挾んでパツキン座
9の下面に接合すると共に、外筒下部ベンド3の下面に
植設したスタットボルト14にフランジ12を外嵌し、
該ボルト14に螺合したナツト15によって該フランジ
12とベンド3でパツキン座9及び接続筒11の端部鍔
とを挾み込み、この下部ベンド10を介して両側内筒6
の下端を連通状に接続する。
両側外筒4の上端部は長円状に形成したフランジ16で
該フランジの両側透孔部分を外嵌して連結し、フランジ
16と外筒4の嵌合部分は溶接によって固定化するもの
である。
18は前記ユニット1と別体に用意される上部ベンドで
あり、外筒4の上端から僅かに突出する内筒6の上端と
現場での溶接によって固定し、隣接するユニットの内筒
を互に連通接続するものである。
19は同じくユニット1と別体に用意されるフランジ、
20は同キャップ、21は緊締具である。
フランジ19は長円状に形成し、両側の透孔を隣接する
ユニットの外筒上端に嵌挿し、隣接ユニットの接続を行
うものである。
キャップ20は上部ベンド18の外側を覆う状態でフラ
ンジ19上に重ね、隣接するユニットの外筒上端を連通
状とする。
緊締具21は上下に重なるフランジ16と19及びキャ
ップ20を締付固定化するためのものである。
本考案は上述せる如き構造であり、二本の外筒4を外筒
下部ベンド3に溶接5で固定すると共に、面外筒4の上
端をフランジ16の溶接によって固定化する。
更に両側外筒4の内部に内筒6を各々嵌挿し、両内筒6
の下端は下部ベンド10によって接続した状態でスタッ
トボルト14とナツト15で外筒下部ベンド3に固定し
てユニット1を形成する。
このユニット1は工場において製作すると共に、上部ベ
ンド18、キャップ20、フランジ19、緊締具21等
を別体に用意する。
しかして汚泥処理装置の組立現場において、各ユニット
1を一定の間隔をもって配置すると共に、隣接するユニ
ットの外筒における上端にわたって7ランジ19を嵌挿
した後、隣接ユニットの内筒6上端を溶接によって固定
した上部ベンド18で連通状に接続する。
次に上部ベンド18の外側にキャップ20をかぶせ、隣
接ユニットの外筒4上端をこのキャップ20で接続した
状態で両フランジ16と19及びキャップ20を緊締具
21で結合し、各ユニット1の外筒4及び内筒6をそれ
ぞれジグザグ状に連通ずるよう順に接続し、第1図に示
す如き二重管式の熱交換器を構成する。
このように構成した燃交換器は内筒6の内部に対して汚
泥を圧送通過させると共に、外筒4の内部に加熱又は冷
却流体を送り込み、汚泥を処理日ノ的に応じて加熱又は
冷却するものである。
以上のように本考案は、両側外筒の下端を外筒下部ベン
ドに溶接固定すると共に、上端をフランジによって同じ
く溶接固定し、両外筒内を貫通する内筒の下端を下部ベ
ンドと連通ずる状態で外筒1下部ベンドに固定してユニ
ットを構成し、更に隣接するユニットの外筒上端を固定
するフランジと、隣接するユニットの内筒上端を連通接
続する上部ベンドと、この上部ベンドの外側を囲んで隣
接ユニットの外筒上端を連通ずるキャップと、両1フラ
ンジとキャップの重なり部分を結合する緊締具とを別体
に具備したため、二重管式熱交換器の主要部がユニット
化でき、主要部が工場において製作することができるよ
うになる。
従って現場での熱交換器の据付及び組込が簡略化でき、
しかも工場での製作によって組立精度が向上し、公差を
最少限にして公差吸収のパツキンは不要となり、現場施
工の作業性が向上する優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る熱交換器の要部を示す縦断正面図
、第2図は同上の側面図である。 1・・・・・・ユニット、3・・・・・・外筒下部ベン
ド、4・・・・・・外筒5.17・・・・・・溶接、6
・・・・・・内筒、10・・・・・・下部ベンド、12
・・・・・・ルーズフランジ、14・・・・・・スタッ
トボルト、15・・・・・・ナツト、16・・・・・・
フランジ、18・・・・・・上部ベンド、19・・・・
・・フランジ、20・・・・・・キャップ、21・・・
・・・緊締具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外筒下部ベンドの上面両側開口に外筒を各々溶接によっ
    て接続固定し、両側の外筒内を軸方向に貫通するよう挿
    入した内筒の前記外筒下部ベンドから突出する下端を、
    該ベンドに固定すると共に内筒下部ベンドで互に連通接
    続し、前記両側外筒の上端にわたりフランジを外嵌状に
    固定してユニット化し、更に異なるユニットの内筒上端
    を溶接によって接続する上部ベンドと 異なるユニット
    の外筒上端にわたって外嵌状とするフランジと、このフ
    ランジ上から前記上部ベンドを覆う状態で異なるユニッ
    トの外筒を接続するキャップと、該キャップ及び各フラ
    ンジの重なり部分を結合する緊締具とを別体に具備した
    ことを特徴とする二重管式熱交換器。
JP3405278U 1978-03-14 1978-03-14 二重管式熱交換器 Expired JPS5855336Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3405278U JPS5855336Y2 (ja) 1978-03-14 1978-03-14 二重管式熱交換器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3405278U JPS5855336Y2 (ja) 1978-03-14 1978-03-14 二重管式熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54139353U JPS54139353U (ja) 1979-09-27
JPS5855336Y2 true JPS5855336Y2 (ja) 1983-12-17

Family

ID=28890707

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JP3405278U Expired JPS5855336Y2 (ja) 1978-03-14 1978-03-14 二重管式熱交換器

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JPS54139353U (ja) 1979-09-27

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