JPS5855262Y2 - ストラップ用ベルト - Google Patents

ストラップ用ベルト

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Publication number
JPS5855262Y2
JPS5855262Y2 JP10934280U JP10934280U JPS5855262Y2 JP S5855262 Y2 JPS5855262 Y2 JP S5855262Y2 JP 10934280 U JP10934280 U JP 10934280U JP 10934280 U JP10934280 U JP 10934280U JP S5855262 Y2 JPS5855262 Y2 JP S5855262Y2
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JP
Japan
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series
threads
thread
sewing
stitching
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Expired
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JP10934280U
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English (en)
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JPS5735384U (ja
Inventor
淳夫 伊沢
Original Assignee
株式会社 伊沢ストラツプ製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社 伊沢ストラツプ製作所 filed Critical 株式会社 伊沢ストラツプ製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ベルト、特にカメラ、ラジオ等の携行用スト
ラップに用いて好適なベルトに関する。
従来上記ストラップ用ベルトをナイロンその他の糸の編
織によって形成するには、ストラップとして必要な厚さ
や硬さを得るため、芯入り二重織構造が一般に用いられ
ている。
これは基本的には芯系列の上下に縫地系列と横糸とから
なる織物を重ねるとともに横糸によって縫地系列の長手
方向の両端部に接結し、かつ上下の縦地糸間を縦綴糸に
よって適宜接結した構造を有するものである。
しかるにこの従来のベルトは、ストラップとしては一般
的に硬すぎるという印象を与えており、改良が望まれて
いた。
本考案者は従来のベルトを詳細に観察した結果そのよう
な印象は、ベルトの長手方向の両端の粗くざらざらした
触感と、ベルトを平面的に変形させようとする場合の変
形の困難性とによって主に生じているとの結論に達し、
これを解決するべく研究の末本考案を完成したものであ
る。
本考案に係るストラップ用ベルトは、上記目的を達する
ため、縫地系列のうち長手方向の両端部に位置する複数
の糸を他の糸より細い糸とするとともに、縦綴糸によっ
て横糸方向の位置の異なる上下の縦地糸間を接結したこ
とを特徴としている。
以下図示実施例について本考案を説明する。
第1図は綴糸を除いて描いた本考案ベルトの横断面図で
、中央部に芯系列1が位置し、これの上下に縫地系列2
,2が重ねられている。
縫地系列2,2は中央部に位置する基本系列2aと、長
手方向、つまり横糸3方向の両端部に位置する、基本系
列2aの糸径より小径の複数の細径糸2bとからなって
いる。
この実施例では細径糸2bの径は基本系列2aの糸径の
約士とし、これを一方の端部には上下に2本、他方の端
部には上下に4本配している。
横糸3は上下の縫地糸初2,2に共通に利用される一連
の糸からなっており、このため製織工程において、上縫
地系列2と下縫地系列2間に交互にループ状にして横入
れされている。
すなわち横糸3は縫地系列2,2をそれぞれ開口運動さ
せて形成するυ口に上下交互にループ状にして横入れさ
れ、そのループの端部は、第2図に示すように、先に縫
地系列2,2端部から突出しているループ3a内に後の
ループを順次挿入する形で編成されている。
このループの編成は2本の細径糸2bを配した側の端部
で行なわれる。
この横糸3は上記縫地系列2,2の細径糸2bと同一径
の糸を用いることが好ましい。
しかして上下の縫地系列2,2中の複数の糸は、第4図
、第5図に示すように縦綴糸5によって接結されている
この接結の態様は、上下の縫地系列2.2のうちの直上
直下の糸を接結することなく、横糸3方向に位置の異な
る上下の縦地糸間を接結したものである。
換言すると縦綴糸5は横断面図(第4図)においてペル
1〜平面に対し斜交する位置関係にあり、縦綴糸5をか
く用いることによって、ベルトを平面的に変形させるこ
と、すなわち第6図のように横糸方向の剪断力Fを加え
てベルトを変形させることが容易になる。
なおこの縦綴糸51 の本数は上下の縦地糸本数の5 20程度とする。
したがって上記編織構造の本ベルトによれば、ベル1〜
の両端部に縫地系列2,2の細径糸2bが位置している
ためベルト両端の粗くさ゛らさ゛らした感じがなくなっ
て滑らかな触感が得られる。
この効果は横糸3として上記細径2bと同一径の糸を用
いればより顕著である。
そして本ベルトの平面的な変形は上記縦綴糸5によって
容易になっているから、特にストラップとして必要な厚
みや強さと同時に、軟らかさと肌さ゛わりの良さが得ら
れるのである。
なお以上の説明では、縫地系列2の細径糸2bの径を基
本系列2aのそれの約Iとしたか、これは釣上〜l程度
としても同様の効果が得られる。
3 同様に細径糸2bの両端部の本数比は、横糸のループ編
成側端部とその反対側の端部とで約1:3〜2:3とす
ることができる。
次に各糸の本数、径等についての具体的実施例を掲げる
〔実施例〕
芯系列 840デニ一ル38本 縫地系列 (上下台) 基本系列 840デニ一ル39本 細径糸 420デニール 3本 (うちループ編成側1本) 420デニール 1本 縦綴糸 840デニール 6本 上下の縫地系列間で横糸方 向に5本ずらせて接結 糸の材質(すべて) ナイロン糸 上記糸を用いて編織したベルl−は幅約11mm、厚さ
約1,3mmとなり、従来の同種ベルト(細径糸を用い
ず、縦綴糸が直上直下の縦地糸を接結したもの)に比し
、柔軟性、触感に優れていた。
特にループ状にしたベルトを結ぶのが容易で、カメラ、
ラジオ等の携行用ストラップとして好適であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るストラップ用ベルトの実施例を示
す縦綴糸を除いて描いた横断面図、第2図は第1図のI
I矢視図、第3図は第1図の■II−■II線に沿う断
面図、第4図は縦綴糸と縦地糸の関係を示す、芯系列と
横糸を除いて描いた横断面図、第5図は同側面図、第6
図はベルトの平面図である。 1・・・・・・芯系列、2・・・・・・縫地系列、2b
・・・・・・細径糸、3・・・・・・横糸、3a・・・
・・・ループ、5・・・・・・縦綴糸。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)芯系列と、この芯系列の上下にそれぞれ位置する
    上縫地系列および下縫地系列と、この上縫地系列および
    下縫地系列を交互にループ状にして横入れされ、後のル
    ープの縫地系列からの突出端を先のループと突出端内に
    挿入しつつ両縫地系列と織物を構成する一連の横糸と、
    上記上下の縫地系列が接結する縦綴糸とを備え、上記縫
    地系列は長手方向の両端部に位置する複数の糸を他の糸
    より細い細径糸とし、上記縦綴糸は上記横糸方向に位置
    の異なる上下の縫地系列を接結していることを特徴とす
    るストラップ用ベルト。
  2. (2)縫地系列の細径糸の径が他の糸の径の約1〜lで
    、この細径糸が横糸のループ編成側端部tその反対側の
    端部に本数比的1:3〜2:3の割合で位置している実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のストシッフ0用ベル
    ト。
JP10934280U 1980-08-01 1980-08-01 ストラップ用ベルト Expired JPS5855262Y2 (ja)

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JP10934280U JPS5855262Y2 (ja) 1980-08-01 1980-08-01 ストラップ用ベルト

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Publication Number Publication Date
JPS5735384U JPS5735384U (ja) 1982-02-24
JPS5855262Y2 true JPS5855262Y2 (ja) 1983-12-17

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JPS5735384U (ja) 1982-02-24

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