JPS5855160B2 - 反応性非対称ジカルボン酸エステル、その製造法、および該反応生成物を含有する心臓グリコシド検査用試薬 - Google Patents
反応性非対称ジカルボン酸エステル、その製造法、および該反応生成物を含有する心臓グリコシド検査用試薬Info
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- JPS5855160B2 JPS5855160B2 JP51099563A JP9956376A JPS5855160B2 JP S5855160 B2 JPS5855160 B2 JP S5855160B2 JP 51099563 A JP51099563 A JP 51099563A JP 9956376 A JP9956376 A JP 9956376A JP S5855160 B2 JPS5855160 B2 JP S5855160B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、心臓グリコシド(ジギタリスグリコシド)の
検査用試薬の製造に適当な反応性非対称ジカルボン酸エ
ステル、その製造法並びに、該反応生成物を含有する心
臓グリコシド検査用試薬に関する。
検査用試薬の製造に適当な反応性非対称ジカルボン酸エ
ステル、その製造法並びに、該反応生成物を含有する心
臓グリコシド検査用試薬に関する。
ジギタリスグリコシドの検査法において、なかんずく、
このようなグリコシドの薬理学的特性を測定するために
、水溶液または生理学的溶液中での、例えばプラズマ、
血漿および尿中での免疫学的試験が重要である。
このようなグリコシドの薬理学的特性を測定するために
、水溶液または生理学的溶液中での、例えばプラズマ、
血漿および尿中での免疫学的試験が重要である。
ジギトキシンおよびジゴキシンを定量するためのこのよ
うな免疫試験は公知である。
うな免疫試験は公知である。
従って、オリバー、パーカー、プラスフィールドおよび
パーカー(G、C,01iver、 B。
パーカー(G、C,01iver、 B。
M、 Parker 、 D、L、 Brasfiel
d und C,W。
d und C,W。
Parker )等の” The Measureme
nt ofDigitoxin in Human S
erum byRadioimmunoassay”(
J 、C1in、Investig、第47巻、103
5頁(1968年)から公知の方法によれば、免疫学的
な標準法を使用して製造された所定量の抗シギトキシン
血漿を、ジギトキシン含量が定量されるべき水溶液また
は生理学的溶液、従って例えば被検プラズマ −血漿ま
たは−尿もしくは標準ジゴキシン試薬と、それぞれ放射
性マーキングされまたは酵素に、それも詳しくは抗原特
性を変動させずに維持するように結合された一定量のジ
ギトキシゲニンと一緒に反応させる。
nt ofDigitoxin in Human S
erum byRadioimmunoassay”(
J 、C1in、Investig、第47巻、103
5頁(1968年)から公知の方法によれば、免疫学的
な標準法を使用して製造された所定量の抗シギトキシン
血漿を、ジギトキシン含量が定量されるべき水溶液また
は生理学的溶液、従って例えば被検プラズマ −血漿ま
たは−尿もしくは標準ジゴキシン試薬と、それぞれ放射
性マーキングされまたは酵素に、それも詳しくは抗原特
性を変動させずに維持するように結合された一定量のジ
ギトキシゲニンと一緒に反応させる。
該混合物を熟成させた後、抗体と結合せるジギトキシン
ないしはジギトキシゲニンを、遊離のジギトキシンない
しはジギトキシゲニンと分離し、放射能または酵素活性
を測定する。
ないしはジギトキシゲニンを、遊離のジギトキシンない
しはジギトキシゲニンと分離し、放射能または酵素活性
を測定する。
該試薬、従って放射性マーキングされたまたは酵素に結
合されたジギトキシゲニンは、ペプチド、アミノ酸また
はアミノ酸エステルと縮合せる3 −0−サクシニルー
ジギトキシゲニンであり、これはジギトキシゲニンを無
水コハク酸と反応させることにより製造される。
合されたジギトキシゲニンは、ペプチド、アミノ酸また
はアミノ酸エステルと縮合せる3 −0−サクシニルー
ジギトキシゲニンであり、これはジギトキシゲニンを無
水コハク酸と反応させることにより製造される。
西ドイツ国特許公開公報第2142422号からは、同
じく免疫試験による、類似のジゴキシン定量法が公知で
あり、該方法において適当な試薬は、ジゴキシン試薬、
12−ヒドロキシジキトキシゲニンから、同じくサクシ
ニル化(12−位置のOH基は保護する必要がある)し
、引続キ、ペプチド、アミノ酸またはアミノ酸エステル
と縮合させることにより製造される。
じく免疫試験による、類似のジゴキシン定量法が公知で
あり、該方法において適当な試薬は、ジゴキシン試薬、
12−ヒドロキシジキトキシゲニンから、同じくサクシ
ニル化(12−位置のOH基は保護する必要がある)し
、引続キ、ペプチド、アミノ酸またはアミノ酸エステル
と縮合させることにより製造される。
また、抗体を製造するためにサクシニル化せる、抗原と
してのゲニンを、蛋白質、例えば牛血漿アルブミン(R
S A)に結合させることも公知である。
してのゲニンを、蛋白質、例えば牛血漿アルブミン(R
S A)に結合させることも公知である。
同じく、抗体の、ゲニンとの複合体は、完全な心臓グリ
コシドとの相応する複合体よりも安定でないので、心臓
グリコシドを、末端の糖残基を介してアミノ酸または蛋
白質と縮合させることがすでに提案された。
コシドとの相応する複合体よりも安定でないので、心臓
グリコシドを、末端の糖残基を介してアミノ酸または蛋
白質と縮合させることがすでに提案された。
従って、パトラ−およびケーン(V、 P、 Butl
er und J、P、 Chen ) (Proc。
er und J、P、 Chen ) (Proc。
Nat、Acad、Sci、 U、S 、、 第57
巻、71頁(1966年)からは、末端位のジギトキソ
ーゼ基を過沃素酸を使用して酸化し、引続き、R8Aの
ような蛋白質と免疫原に縮合させることが公知である。
巻、71頁(1966年)からは、末端位のジギトキソ
ーゼ基を過沃素酸を使用して酸化し、引続き、R8Aの
ような蛋白質と免疫原に縮合させることが公知である。
西ドイツ国特許公開公報第2331922号からは、同
じ方法ではあるが、沃素化可能なジゴキシン−アミノ酸
−および−ペプチド誘導体の製造法が公知である。
じ方法ではあるが、沃素化可能なジゴキシン−アミノ酸
−および−ペプチド誘導体の製造法が公知である。
ジゴキシンは酸および溶液に対し極めて鋭敏なので、ジ
ゴキシン−アミノ酸誘導体は、最後に挙げた方法の激し
い条件下で、理論量の10%の収率が生じるにすぎない
。
ゴキシン−アミノ酸誘導体は、最後に挙げた方法の激し
い条件下で、理論量の10%の収率が生じるにすぎない
。
わずかな収率の同じ欠点は、蛋白質と反応させる場合に
も生じるが、その場合さらにジゴキシン−蛋白質誘導体
の精製は、低分子アミノ酸誘導体の場合のようにもはや
不可能であり、その結果この方法で得られた免疫原はさ
らに、例えば異性体化せるジゴキシンのような副生成物
を含有する。
も生じるが、その場合さらにジゴキシン−蛋白質誘導体
の精製は、低分子アミノ酸誘導体の場合のようにもはや
不可能であり、その結果この方法で得られた免疫原はさ
らに、例えば異性体化せるジゴキシンのような副生成物
を含有する。
ジゴキシン試薬を製造するためのこの公知方法のもう1
つの欠点は、ジゴキシン分子中の末端位糖残基が不可逆
的に変動し並びにそれが蛋白質またはアミノ酸と直接結
合することである。
つの欠点は、ジゴキシン分子中の末端位糖残基が不可逆
的に変動し並びにそれが蛋白質またはアミノ酸と直接結
合することである。
これにより、ジゴキシン分子の立体的内部特性が変動し
、このことが再び、試薬としての該分子を使用して実施
され、そこで結局該分子の抗体複合体を遊離のジゴキシ
ンの抗体複合体と比較する試験の精度に影響する。
、このことが再び、試薬としての該分子を使用して実施
され、そこで結局該分子の抗体複合体を遊離のジゴキシ
ンの抗体複合体と比較する試験の精度に影響する。
本発明の根底をなす課題は、これらの欠屯を回避しかつ
、例えばジゴキシンまたはジギトキシンのようなジギタ
リスグリコシドを、その分子構造を変えることなく、゛
ブリッジ″を介して、最低1つのアミノ基を含有する化
合物、例えばアミン、アミノ酸誘導体または蛋白質と縮
合することを可能にする化合物、従って心臓グリコシド
を検査するための試薬を製造するのに適当な化合物をつ
くり出すことである。
、例えばジゴキシンまたはジギトキシンのようなジギタ
リスグリコシドを、その分子構造を変えることなく、゛
ブリッジ″を介して、最低1つのアミノ基を含有する化
合物、例えばアミン、アミノ酸誘導体または蛋白質と縮
合することを可能にする化合物、従って心臓グリコシド
を検査するための試薬を製造するのに適当な化合物をつ
くり出すことである。
この課題は本発明によれば、一般式:
〔式中基R10はジゴキシンの3″′−または4″′O
Hから水素1原子を除いた残分、R2およびR3は一緒
に1つの酸素原子、Xはシアノメチルオキシ基またはザ
クシンイミド−N−オキシ基、およびnは3の数を表わ
す〕の反応性非対称ジカルボン酸エステルにより解決さ
れる。
Hから水素1原子を除いた残分、R2およびR3は一緒
に1つの酸素原子、Xはシアノメチルオキシ基またはザ
クシンイミド−N−オキシ基、およびnは3の数を表わ
す〕の反応性非対称ジカルボン酸エステルにより解決さ
れる。
さらに本発明によればこの課題は、このような特性の、
本発明による反応性ジカルボン酸エステルを製造するに
当り、グルタル酸のモノオルトトリメチルエステルを、
そのアルカリ塩の形で、クローネンエーテ/1/ (K
ronenather )またはクリブタ−ト(Kry
ptate )の存在において、極性または非極性の中
性有機溶剤中で、基Xを含有する化合物、すなわちクロ
ルアセトニトリルまたはヒドロキシサクシンイミドメル
ホネートと反応させ、かつ引続キシコキシンと、p−ド
ルオールスルホン酸の存在において反応させることを特
徴とする方法により解決される。
本発明による反応性ジカルボン酸エステルを製造するに
当り、グルタル酸のモノオルトトリメチルエステルを、
そのアルカリ塩の形で、クローネンエーテ/1/ (K
ronenather )またはクリブタ−ト(Kry
ptate )の存在において、極性または非極性の中
性有機溶剤中で、基Xを含有する化合物、すなわちクロ
ルアセトニトリルまたはヒドロキシサクシンイミドメル
ホネートと反応させ、かつ引続キシコキシンと、p−ド
ルオールスルホン酸の存在において反応させることを特
徴とする方法により解決される。
従って本発明は、前記一般式の反応性ジカルボン酸エス
テル:ジゴキシン−3″′−マたハ4″′グリタリルー
シアノメチルエステルおよびジゴキシン−3″′−また
は4″′−グルタリルーヒドロキシサクシンイミドエス
テルに関する。
テル:ジゴキシン−3″′−マたハ4″′グリタリルー
シアノメチルエステルおよびジゴキシン−3″′−また
は4″′−グルタリルーヒドロキシサクシンイミドエス
テルに関する。
本発明による反応性ジカルボン酸エステルは、前述せる
種類の免疫試験の範囲内のジギタリスグリコシドの検査
用試薬を製造するのに優れて適当である。
種類の免疫試験の範囲内のジギタリスグリコシドの検査
用試薬を製造するのに優れて適当である。
それぞれのこれらカルボン酸エステルは、放射性マーキ
ング可能な、最低1つのアミノ基を含有する化合物、例
えば、125Jで沃素化可能な、チラミン、ヒスチジン
、チロシンおよびチロシン−エチルエステルのようなア
ミノ基含有化合物またはチロシン含有化合物と反応させ
、その場合にトレーサを得るか、または、抗体を製造す
るために、生物学的に活性な蛋白質、例えば牛血漿アル
ブミンと反応させ、かつ最後にそれぞれの本発明による
化合物を、酵素活性の蛋白質とともに、ELISA試験
用の試薬に縮合させることもできる。
ング可能な、最低1つのアミノ基を含有する化合物、例
えば、125Jで沃素化可能な、チラミン、ヒスチジン
、チロシンおよびチロシン−エチルエステルのようなア
ミノ基含有化合物またはチロシン含有化合物と反応させ
、その場合にトレーサを得るか、または、抗体を製造す
るために、生物学的に活性な蛋白質、例えば牛血漿アル
ブミンと反応させ、かつ最後にそれぞれの本発明による
化合物を、酵素活性の蛋白質とともに、ELISA試験
用の試薬に縮合させることもできる。
従って本発明には、その化学的構造が類似の試薬を製造
するのに適当な化合物が使用されるが、その場合これら
の試薬で、全く異なる数値、すなわち抗体活性度、酵素
活性度および放射能の測定が可能である。
するのに適当な化合物が使用されるが、その場合これら
の試薬で、全く異なる数値、すなわち抗体活性度、酵素
活性度および放射能の測定が可能である。
本発明による化合物のもう1つの利点は、その親水性を
、ω′−エステルを選択することにより、従って前記一
般式〔式中Xは、シアノメチル基またはザクシンイミド
−N−オキシ基、を表わす〕のジカルボン酸エステル間
で選択することによりそれぞれの使用目的に合せること
ができ、その場合シアノメチルエステル誘導体は大てい
、相応スるサクシンイミドエステル誘導体よりも親水性
である。
、ω′−エステルを選択することにより、従って前記一
般式〔式中Xは、シアノメチル基またはザクシンイミド
−N−オキシ基、を表わす〕のジカルボン酸エステル間
で選択することによりそれぞれの使用目的に合せること
ができ、その場合シアノメチルエステル誘導体は大てい
、相応スるサクシンイミドエステル誘導体よりも親水性
である。
本発明による化合物のもう1つの利点は、該化合物が、
キャリヤ物質、例えばモレキュラシーブ、しかしまたポ
リスチロールにも固定されることができ、かつ吸着クロ
マトグラフィー (Aff ini tatschromatograp
hie )の範囲内で、とりわけ親水性のアミノ基含有
ゲル、モレキュラシーブ等に使用されうろことである。
キャリヤ物質、例えばモレキュラシーブ、しかしまたポ
リスチロールにも固定されることができ、かつ吸着クロ
マトグラフィー (Aff ini tatschromatograp
hie )の範囲内で、とりわけ親水性のアミノ基含有
ゲル、モレキュラシーブ等に使用されうろことである。
これらのゲル結合物質は、免疫体吸着剤として、従って
抗体を精製するのに役立つ。
抗体を精製するのに役立つ。
本発明による反応性ジカルボン酸エステルの製造法をさ
らに発展させた方法は、極性または非極性の中性有機溶
剤としてペンゾールまたはクロロホルムを使用すること
であり、かつヒドロキシサクシンイミドスルホネートと
して、ヒドロキシサクシンイミドのメチルスルホネート
またp−ドルオールスルホネートを使用することである
。
らに発展させた方法は、極性または非極性の中性有機溶
剤としてペンゾールまたはクロロホルムを使用すること
であり、かつヒドロキシサクシンイミドスルホネートと
して、ヒドロキシサクシンイミドのメチルスルホネート
またp−ドルオールスルホネートを使用することである
。
さらに、本発明は心臓グリコシドの免疫学的測定に関し
、その場合測定すべき心臓グリコシドと既知量で使用さ
れるマーキングされた心臓グリコシドとが、測定すべき
心臓グリコシドの免疫成分を得るために競合する。
、その場合測定すべき心臓グリコシドと既知量で使用さ
れるマーキングされた心臓グリコシドとが、測定すべき
心臓グリコシドの免疫成分を得るために競合する。
これらマーキングされた心臓グリコシドで挙げられるの
がハプテンであり、これらハプテンの場合、マーキング
に際し大きく変質することにより、免疫学的特性が変動
しかつ従って免疫学的挙動の点でマーキングせざるハプ
テンとの同等性がもはや存在じないということが殊に容
易に生じることがある。
がハプテンであり、これらハプテンの場合、マーキング
に際し大きく変質することにより、免疫学的特性が変動
しかつ従って免疫学的挙動の点でマーキングせざるハプ
テンとの同等性がもはや存在じないということが殊に容
易に生じることがある。
従って本発明において、心臓グリコシドのマーキングは
、免疫学的特性が変動されないかまたはいずれにせよ顕
著に変動されない方法で実施される。
、免疫学的特性が変動されないかまたはいずれにせよ顕
著に変動されない方法で実施される。
このことが、本発明によれば特許請求の範囲第1項記載
のジカルボン酸エステルを使用し遠戚され、その場合意
外にもこのジカルボン酸エステルが、マーキングを、例
えば放射性にまたは他の方法でマーキングされた低分子
の化合物または基を導入するかもしくは生物学物に活性
な蛋白質を導入することにより、この欅合免疫学的特性
に不利に影響することなく可能にする。
のジカルボン酸エステルを使用し遠戚され、その場合意
外にもこのジカルボン酸エステルが、マーキングを、例
えば放射性にまたは他の方法でマーキングされた低分子
の化合物または基を導入するかもしくは生物学物に活性
な蛋白質を導入することにより、この欅合免疫学的特性
に不利に影響することなく可能にする。
本発明を以下の実施例記載につきさらに詳述する。
反応性ジカルボン酸エステルを製造するための出発物質
としては、炭素原子数4〜6を有するジカルボン酸の、
モノオルトトリメチル−−トリエチル−または−トリプ
ロピルエステル、例えばグルタル酸−モノオルトトリメ
チルエステルが、そのアルカリ塩の形で使用される。
としては、炭素原子数4〜6を有するジカルボン酸の、
モノオルトトリメチル−−トリエチル−または−トリプ
ロピルエステル、例えばグルタル酸−モノオルトトリメ
チルエステルが、そのアルカリ塩の形で使用される。
グルタル酸−モノオルトトリメチルエステルは、シアノ
酪酸エチルエステル37.3?および無水メタノール1
2m1より成る混合物中へ、氷冷下にHCI 10.
7fを導入することにより製造される。
酪酸エチルエステル37.3?および無水メタノール1
2m1より成る混合物中へ、氷冷下にHCI 10.
7fを導入することにより製造される。
5日間冷蔵庫中に放置することにより、グルタル酸−ω
−イミドーO−メチルエステル−ω′−エチルエステル
ーヒドロクロリドを徐徐に晶出させる。
−イミドーO−メチルエステル−ω′−エチルエステル
ーヒドロクロリドを徐徐に晶出させる。
これを無水エーテルで4回温浸し、空気排除下に吸引濾
別しかつKOH上で乾燥する。
別しかつKOH上で乾燥する。
こうして得られたイミドエステル塩に、空気および湿気
の排除下に過剰量のメタノールを加える。
の排除下に過剰量のメタノールを加える。
差当り結晶を溶液となし、次いで12時間室温で放置す
ることにより、徐々に塩化アンモニウムが沈殿し始める
。
ることにより、徐々に塩化アンモニウムが沈殿し始める
。
引続きさらに48時間放置し、その後に沈殿を、3倍量
のエーテルを添加することにより完了させる。
のエーテルを添加することにより完了させる。
その後に濾別し、蒸発濃縮しかつ無水エーテル中にとり
、さらに濾別しかつ再び蒸発濃縮する。
、さらに濾別しかつ再び蒸発濃縮する。
引続き、残存するグルタル酸−ω−オルトトリメチルニ
スチル−ω′−エチルエステルヲ蒸溜する(沸点0.0
5=55〜60℃)。
スチル−ω′−エチルエステルヲ蒸溜する(沸点0.0
5=55〜60℃)。
これら第1の2工程にわたる収率は理論量の41%であ
る。
る。
同じ化合物、従ってグルタル酸−ω−オルトトリメチル
エステル−ω′−エチルエステルは、グルタル酸エチル
エステルアミドをトリメチルオキソニウム−テトラフル
オルボレートと反応させることにより得られたゲルタル
酸−ω−イミド−O−メチルエステル=ω′−エチルエ
ステル−テトラフルオルボレートに、適当な方法で過剰
量のメタノールを添加することにより、実際にわずかな
収率で得られる。
エステル−ω′−エチルエステルは、グルタル酸エチル
エステルアミドをトリメチルオキソニウム−テトラフル
オルボレートと反応させることにより得られたゲルタル
酸−ω−イミド−O−メチルエステル=ω′−エチルエ
ステル−テトラフルオルボレートに、適当な方法で過剰
量のメタノールを添加することにより、実際にわずかな
収率で得られる。
このグルタル酸−ω−オルトトリメチルエステル−ω′
−エチルエステルをアセトン50rILl中ニ溶解し、
H2O10rIll中当量のKOHを混合しかつ3時間
室温で攪拌する。
−エチルエステルをアセトン50rILl中ニ溶解し、
H2O10rIll中当量のKOHを混合しかつ3時間
室温で攪拌する。
その後にアセトンおよび大部分の水を除去し、無水メタ
ノールを混合する。
ノールを混合する。
蒸発濃縮する場合に、グルタル酸−モノオルトトリメチ
ルエステルのカリウム塩が沈殿する、これを高真空で乾
燥し、これを、本発明による反応性ジカルボン酸エステ
ルを製造するための出発物質として使用する。
ルエステルのカリウム塩が沈殿する、これを高真空で乾
燥し、これを、本発明による反応性ジカルボン酸エステ
ルを製造するための出発物質として使用する。
例1
ジゴキシン−4″′−グルタリル−シアノメチルエステ
ル 無水THF20mlに溶解したグルタル酸−ωオルトト
リメチルエステルーω′−シアンメチルエステル21に
、ジゴキシン1,5りを添加する。
ル 無水THF20mlに溶解したグルタル酸−ωオルトト
リメチルエステルーω′−シアンメチルエステル21に
、ジゴキシン1,5りを添加する。
該ジゴキシンは攪拌下に室温で徐々に溶液に入れる。
6時間後に、該溶液を0.1N−HCI 41111
でpH2となし、その後に半時間さらに攪拌し、引続き
0、lN−NaOHでpH6にする。
でpH2となし、その後に半時間さらに攪拌し、引続き
0、lN−NaOHでpH6にする。
その後に蒸発濃縮し、無水エタノール中にとりかつ再び
蒸発濃縮する。
蒸発濃縮する。
残存する油から、該化合物を徐々に冷時に晶出させる。
酢酸エステル/石油エーテルから再結晶させる。
融点:170〜18Q℃(分解)。分析: CH
N 計算値 61.5 7.4 1.5 実測値 61.46 7.79 1.17前述のグルタ
ル酸−ω′−オルトトトリチルエステルーω′−シアノ
メチルエステルは以下のように製造する: クロロホルム20m1中で、当量の、グルタル酸モノオ
ルトトリメチルエステルのカリウム塩にクロルアセトニ
トリルおよび触媒量のクローネンエーテルまたはクリプ
タートを混合し、8日間にわたり室温で攪拌する。
N 計算値 61.5 7.4 1.5 実測値 61.46 7.79 1.17前述のグルタ
ル酸−ω′−オルトトトリチルエステルーω′−シアノ
メチルエステルは以下のように製造する: クロロホルム20m1中で、当量の、グルタル酸モノオ
ルトトリメチルエステルのカリウム塩にクロルアセトニ
トリルおよび触媒量のクローネンエーテルまたはクリプ
タートを混合し、8日間にわたり室温で攪拌する。
沈殿する塩化ナトリウムと分離し、該溶液を炭酸ナトリ
ウムで振出し、乾燥しかつ蒸発濃縮する。
ウムで振出し、乾燥しかつ蒸発濃縮する。
シアノメチルエステルが無色の油として残存する。
例2
ジゴキシン−4″′−グルタリルーヒドロキシサクシン
イミドエステル 無水THF20mlに溶解したグルタル酸−ωオルトト
リメチルエステルーω′−ヒドロキシサクシンイミトエ
ステル21に、p−ドルオールスルホン酸1007/l
pおよびジゴキシン1.51を添加し、例3下に記載せ
るように操作する。
イミドエステル 無水THF20mlに溶解したグルタル酸−ωオルトト
リメチルエステルーω′−ヒドロキシサクシンイミトエ
ステル21に、p−ドルオールスルホン酸1007/l
pおよびジゴキシン1.51を添加し、例3下に記載せ
るように操作する。
融点:125〜140℃(分解)。
分析: CHN
計算値 60.5 7.35 1.4
実測値 59,89 7.51 1.24前述のグルタ
ル酸−ω−オルトトリメチルエステル−ω′−ヒドロキ
シサクシンイミドエステルを以下のように製造する: 例1におけるグルタル酸−ω−オルトトリメチルエステ
ル−ω′−シアノメチルエステルノ製製造間同様操作す
るが、但しクロルアセトニトリルと反応させる代りに、
ヒドロキシサクシンイミドのメチルスルホネートまたは
p−ドルオールスルホネートと反応させる。
ル酸−ω−オルトトリメチルエステル−ω′−ヒドロキ
シサクシンイミドエステルを以下のように製造する: 例1におけるグルタル酸−ω−オルトトリメチルエステ
ル−ω′−シアノメチルエステルノ製製造間同様操作す
るが、但しクロルアセトニトリルと反応させる代りに、
ヒドロキシサクシンイミドのメチルスルホネートまたは
p−ドルオールスルホネートと反応させる。
以下に記載せる反応により、代表例にすぎないのではあ
るが、本発明による化合物がジギタリスグリコシド検査
用試薬の製造に有利に使用されることを詳述する。
るが、本発明による化合物がジギタリスグリコシド検査
用試薬の製造に有利に使用されることを詳述する。
ジゴキシン−47−ゲルタリルーチラミド例1または例
2により製造せる活性ジカルボン酸エステル0.5?、
チラミン0.082Pおよびトリエチルアミンo、os
2mlを、4日間室温で無水THF20ml中で攪拌す
る。
2により製造せる活性ジカルボン酸エステル0.5?、
チラミン0.082Pおよびトリエチルアミンo、os
2mlを、4日間室温で無水THF20ml中で攪拌す
る。
このTHFを除去し、残渣をメチレンクロリド中にとり
、0.lN−HClで2回および水で1回振出する。
、0.lN−HClで2回および水で1回振出する。
有機相を乾燥し、蒸発濃縮し、酢酸エステル中にとりか
つ石油エーテルで沈殿させる。
つ石油エーテルで沈殿させる。
こうして得られた結晶生成物を酢酸エステルに溶解しか
つシリカゲル・カラムでクロマトグラフィ処理する。
つシリカゲル・カラムでクロマトグラフィ処理する。
この場合不純分を濾別し、純粋な生成物をTHFで溶離
させ、該溶離液を蒸発濃縮しかつ酢酸エステルを混合す
る。
させ、該溶離液を蒸発濃縮しかつ酢酸エステルを混合す
る。
石油エーテルを添加することにより、純粋なジゴキシン
−4″′−グルタリルーチラミド(融点:120〜16
0℃(分解)が晶出する、これを放射性物質でマーキン
グすることにより、水溶液または生理学的溶液中のジゴ
キシンを定量するのに優れた試薬が得られた。
−4″′−グルタリルーチラミド(融点:120〜16
0℃(分解)が晶出する、これを放射性物質でマーキン
グすることにより、水溶液または生理学的溶液中のジゴ
キシンを定量するのに優れた試薬が得られた。
ジゴキシン−牛血漿ア/L、ブミンー共役物に2CO8
水溶液(pH=8.5)中の5%牛血漿アルブミン溶液
に、例1または例2により製造せる活性ジカルボン酸エ
ステルのエタノール溶液を温州する。
水溶液(pH=8.5)中の5%牛血漿アルブミン溶液
に、例1または例2により製造せる活性ジカルボン酸エ
ステルのエタノール溶液を温州する。
多回数室温で攪拌することにより白色沈殿物を沈殿させ
、これを遠心分離しかつ酢酸エステルで洗浄する。
、これを遠心分離しかつ酢酸エステルで洗浄する。
遠心分離物も、また水中に分散された残渣をも、1日間
流水に対して透析する。
流水に対して透析する。
遠心分離物の溶液を、0. I N −He lでpH
7となし、蒸発濃縮し、引続きエタノール中にとりかつ
pH4,5とする。
7となし、蒸発濃縮し、引続きエタノール中にとりかつ
pH4,5とする。
この場合残りの分量の共役物が沈殿する。
これを0.15N−NaHC03溶液10m1中にとり
、3日間流水に対して透析しかつ引続き凍結乾燥する。
、3日間流水に対して透析しかつ引続き凍結乾燥する。
これと同様に、エデスチンーおよびポリリシンジゴキシ
ン共役物を、例1または例2により製造せる活性ジカル
ボン酸エステルから製造する、これはジゴキシン−牛血
漿アルブミン共役体のように優れた免疫原である。
ン共役物を、例1または例2により製造せる活性ジカル
ボン酸エステルから製造する、これはジゴキシン−牛血
漿アルブミン共役体のように優れた免疫原である。
またペルオキシダーゼ−ジゴキシン誘導体の製造も、ジ
ゴキシン−牛血漿アルブミン共役物の製造と同様に行な
われ、その場合エタノール含量20%以下の反応溶液で
作業しかつ0.IN−ト!Jス緩衝溶液(pH=6.2
)に対して透析する。
ゴキシン−牛血漿アルブミン共役物の製造と同様に行な
われ、その場合エタノール含量20%以下の反応溶液で
作業しかつ0.IN−ト!Jス緩衝溶液(pH=6.2
)に対して透析する。
このPOD−ジゴキシン誘導体は、ジゴキシンを定量す
るための優れた酵素試験用試薬である。
るための優れた酵素試験用試薬である。
アミノヘキシル−セファローズ(5epharose
)の縮合も、同様な方法で行なわれる。
)の縮合も、同様な方法で行なわれる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式: 〔式中基R10はジゴキシンの3″′−または4″′−
OHから水素1原子を除いた残分、R2およびR3は一
緒に1つの酸素原子、Xはシアノメチルオキシ基または
ザクシンイミド−N−オキシ基、およびnは3の数を表
わす〕の反応性非対称ジカルボン酸エステル。 2 一般式: 〔式中基R10はジゴキシンの3″′−または4″′O
Hから水素1原子を除いた残分、R2およびR3は一緒
に1つの酸素原子、Xはシアノメチルオキシ基またはザ
クシンイミド−N−オキシ基、およびnは3の数を表わ
す〕の化合物を製造するに当り、グルタル酸のモノオル
トトリメチルエステルを、そのアルカリ塩の形で、クロ
ーネンエーテルまたはクリプタートの存在において、極
性または非極性の中性有機溶剤中で、基XCXは前述の
ものを表わす〕を含有する反応性化合物、すなわちクロ
ルアセトニトリルまたはヒドロキシサクシンイミドスル
ホネートと反応させ、かつ引続きジゴキシンと、p−ド
ルオールスルホン酸の存在において反応させることを特
徴とする反応性非対称ジカルボン酸エステルの製造法。 3 極性または非極性の中性有機溶剤として、ペンゾー
ルまたはクロロホルムを使用することを特徴とする、特
許請求の範囲第2項記載の反応性非対称ジカルボン酸エ
ステルの製造法。 4 ヒドロキシサクシンイミドスルホネートとして、ヒ
ドロキシサクシンイミドのメチルスルホネートまたはp
−ドルオールスルホネートを使用することを特徴とする
特許請求の範囲第2または第3項のいずれかに記載の反
応性非対称ジカルボン酸エステルの製造法。 5 水溶液または生理学的溶液中の心臓グリコシド(ジ
ギタリスグリコシド)を検査するための試薬において、
一般式: 〔式中基R,0はジゴキシンの3″′−または4″′O
Hから水素1原子を除いた残分、R2およびR3は一緒
に1つの酸素原子、Xはシアノメチルオキシ基またはザ
クシンイミド−N−オキシ基、およびnは3の数を表わ
す〕の反応性非対称ジカルボン酸エステルを、最低1つ
のアミノ基を含有する化合物との反応生成物の形で含有
することを特徴とする反応性非対称ジカルボン酸エステ
ルを含有する心臓グリコシド検査用試薬。 6 反応性非対称ジカルボン酸エステルを、放射性マー
キング可能なアミン、有利に125Jでマーキング可能
なアミンとの反応生成物の形で含有することを特徴とす
る特許請求の範囲第5項記載の反応性非対称ジカルボン
酸エステルを含有スる心臓グリコシド検査用試薬。 7 反応性非対称ジカルボン酸エステルヲ、沃素化可能
なアミノ酸誘導体との反応生成物の形で含有することを
特徴とする特許請求の範囲第6項記載の反応性非対称ジ
カルボン酸エステルを含有する心臓グリコシド検査用試
薬。 8 沃素化可能なアミノ酸誘導体として、チラミン、ヒ
スチチン、チロシンまたはチロシンエチルエステルもし
くはチロシン含有ペプチドを使用スることを特徴とする
特許請求の範囲第7項記載の反応性非対称ジカルボン酸
エステルを含有する心臓グリコシド検査用試薬。 9 反応性非対称ジカルボン酸エステルを、蛋白質、有
利に生物学的に活性な蛋白質との反応生成物の形で含有
することを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の反応
性非対称ジカルボン酸エステルを含有する心臓グリコシ
ド検査用試薬。 10 反応性非対称ジカルボン酸エステルを、牛血漿
アルブミン(R8A)、エデスチンまたはポリリシンと
の免疫原の形で含有することを特徴とする特許請求の範
囲第9項記載の反応性非対称ジカルボン酸エステルを含
有する心臓グリコシド検査用試薬。 11 反応性非対称ジカルボン酸エステルを、酵素活
性蛋白質との反応生成物の形で含有することを特徴とす
る特許請求の範囲第9項記載の反応性非対称ジカルボン
酸エステルを含有する心臓グリコシド検査用試薬。 12 反応性非対称ジカルボン酸エステルを、ベルオ
キシターゼ(POD)との反応生fi21の形で含有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第11項記載の反応
性非対称ジカルボン酸エステルを含有する心臓り′リコ
シド検査用試薬。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2537129A DE2537129C3 (de) | 1975-08-20 | 1975-08-20 | Reaktive unsymmetrische, einen Digoxin- bzw. Digitoxinrest enthaltende Dicarbonsäureester, Verfahren zu deren Herstellung sowie ihre Verwendung zur Herstellung von Testreagentien |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5225722A JPS5225722A (en) | 1977-02-25 |
JPS5855160B2 true JPS5855160B2 (ja) | 1983-12-08 |
Family
ID=5954435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51099563A Expired JPS5855160B2 (ja) | 1975-08-20 | 1976-08-20 | 反応性非対称ジカルボン酸エステル、その製造法、および該反応生成物を含有する心臓グリコシド検査用試薬 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US4133949A (ja) |
JP (1) | JPS5855160B2 (ja) |
AT (1) | AT350040B (ja) |
CH (2) | CH630613A5 (ja) |
DE (1) | DE2537129C3 (ja) |
FR (1) | FR2321475A1 (ja) |
GB (2) | GB1518055A (ja) |
IT (1) | IT1064727B (ja) |
NL (1) | NL171989C (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US4443621A (en) * | 1983-03-14 | 1984-04-17 | Pfizer Inc. | p-Nitrophenyl 3-bromo-2,2-diethoxy-propionate and synthetic utility therefor |
FR2574075B1 (fr) * | 1984-12-04 | 1987-09-18 | Poudres & Explosifs Ste Nale | Procede de synthese d'esters actifs d'acides carboxyliques, nouveaux carbonates alpha-halogenes utiles pour cette synthese et leur mode d'obtention |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1668723A1 (de) * | 1966-09-16 | 1971-04-08 | Toyo Jozo Kk | Verfahren zum Herstellen von Verbindungen mit Saeureamid-Bindung |
US3963697A (en) * | 1974-08-29 | 1976-06-15 | Curtis Nuclear Corporation | Labelled cardiotonic glycosides for use in radioimmunoassay |
-
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- 1975-08-20 DE DE2537129A patent/DE2537129C3/de not_active Expired
-
1976
- 1976-06-14 AT AT433376A patent/AT350040B/de not_active IP Right Cessation
- 1976-07-26 IT IT25713/76A patent/IT1064727B/it active
- 1976-08-13 NL NLAANVRAGE7609014,A patent/NL171989C/xx not_active IP Right Cessation
- 1976-08-16 US US05/715,020 patent/US4133949A/en not_active Expired - Lifetime
- 1976-08-17 CH CH1047576A patent/CH630613A5/de not_active IP Right Cessation
- 1976-08-17 GB GB49150/77A patent/GB1518055A/en not_active Expired
- 1976-08-17 GB GB34182/76A patent/GB1518054A/en not_active Expired
- 1976-08-20 JP JP51099563A patent/JPS5855160B2/ja not_active Expired
- 1976-08-20 FR FR7625422A patent/FR2321475A1/fr active Granted
-
1978
- 1978-03-06 US US05/883,981 patent/US4282151A/en not_active Expired - Lifetime
-
1980
- 1980-10-27 US US06/200,838 patent/US4436828A/en not_active Expired - Lifetime
-
1982
- 1982-01-15 CH CH25182A patent/CH637659A5/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
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---|---|
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US4436828A (en) | 1984-03-13 |
GB1518055A (en) | 1978-07-19 |
JPS5225722A (en) | 1977-02-25 |
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NL171989B (nl) | 1983-01-17 |
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FR2321475A1 (fr) | 1977-03-18 |
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GB1518054A (en) | 1978-07-19 |
CH630613A5 (de) | 1982-06-30 |
IT1064727B (it) | 1985-02-25 |
DE2537129B2 (de) | 1977-09-29 |
CH637659A5 (de) | 1983-08-15 |
AT350040B (de) | 1979-05-10 |
NL7609014A (nl) | 1977-02-22 |
US4133949A (en) | 1979-01-09 |
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