JPS5855062Y2 - 自動車のウインド部分の水抜き装置 - Google Patents
自動車のウインド部分の水抜き装置Info
- Publication number
- JPS5855062Y2 JPS5855062Y2 JP13909579U JP13909579U JPS5855062Y2 JP S5855062 Y2 JPS5855062 Y2 JP S5855062Y2 JP 13909579 U JP13909579 U JP 13909579U JP 13909579 U JP13909579 U JP 13909579U JP S5855062 Y2 JPS5855062 Y2 JP S5855062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water draining
- radiator
- water
- window
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等のウィンド部分の水抜き装置に関する
。
。
自動車等のウィンド取付部分は、車体外板とウィンドと
の間にゴム製のウェザ−ストリップを嵌装してウィンド
を支えるようにしである。
の間にゴム製のウェザ−ストリップを嵌装してウィンド
を支えるようにしである。
そこでウィンド外面に当る雨水等は下方に流れ、一部が
ウェザ−ストリップとの間に浸入することがありこれを
放置しておくと室内にまで雨水等が入り込む不具合があ
る。
ウェザ−ストリップとの間に浸入することがありこれを
放置しておくと室内にまで雨水等が入り込む不具合があ
る。
従来は、ウェザ−ストリップの底部と外板に貫通孔をあ
けて、たまった水を抜<力・、さらには、この水をパイ
プとチューブによって車体外に導くようにしていた(例
えば実公昭57−46183号公報参照)。
けて、たまった水を抜<力・、さらには、この水をパイ
プとチューブによって車体外に導くようにしていた(例
えば実公昭57−46183号公報参照)。
しかしながらこの従来の装置にあっては、走行中は動圧
と車室内の圧力差によって、水は車体外へ排出されるよ
りも車室内に侵入する可能性もあり、その効果は充分な
ものではなかった。
と車室内の圧力差によって、水は車体外へ排出されるよ
りも車室内に侵入する可能性もあり、その効果は充分な
ものではなかった。
したがって本考案の目的はエンジンの回転中はウェザ−
ストリップの底部にたまった水を確実に排出することの
できる自動車のウィンド部分の水抜き装置を提供するに
ある。
ストリップの底部にたまった水を確実に排出することの
できる自動車のウィンド部分の水抜き装置を提供するに
ある。
本考案による自動車のウィンド部分の水抜き装置は、自
動車の外板とウィンドとの間に嵌装されるウェザ−スト
リップの底部に水抜き孔を形成するとともに、水抜き孔
に連通する水抜きチューブの端部をラジェーターの近傍
の負圧部に開口させである。
動車の外板とウィンドとの間に嵌装されるウェザ−スト
リップの底部に水抜き孔を形成するとともに、水抜き孔
に連通する水抜きチューブの端部をラジェーターの近傍
の負圧部に開口させである。
したがって走行中の風圧によって水抜き作用を行うとい
う効果に加えてラジェーターファンによる負圧によって
水抜きを行うことができるので、走行中でも停車中(エ
ンジンは回転している)でも常に効果的な排水を行うこ
とができるという顕著な作用効果を奏するのである。
う効果に加えてラジェーターファンによる負圧によって
水抜きを行うことができるので、走行中でも停車中(エ
ンジンは回転している)でも常に効果的な排水を行うこ
とができるという顕著な作用効果を奏するのである。
本考案の実施に際して、水抜きチューブの端部がラジェ
ーターの前部に開口させてもよく、或いは水抜きチュー
ブの端部をラジェーター後方のラジェーターファンシュ
ラウド内に開口させてもよい。
ーターの前部に開口させてもよく、或いは水抜きチュー
ブの端部をラジェーター後方のラジェーターファンシュ
ラウド内に開口させてもよい。
以下本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は本考案を適用する自動車の斜視図であって、運
転室1の前面の外板部にウィンド2が嵌装され、ウィン
ド2の底部の外板には、水抜き孔4が設けられている。
転室1の前面の外板部にウィンド2が嵌装され、ウィン
ド2の底部の外板には、水抜き孔4が設けられている。
この水抜き孔部分の詳細は第2図に示されている。
すなわちウィンド2と外板3との間にはゴム等の可塑物
から成るウェザ−ストリップ5が嵌装されており、ウェ
ザ−ストリップ5の底部と外板を貫通して適宜数の水抜
き孔4が設けである。
から成るウェザ−ストリップ5が嵌装されており、ウェ
ザ−ストリップ5の底部と外板を貫通して適宜数の水抜
き孔4が設けである。
そこでウィンド2とウェザ−ストリップ5とのすきま6
から浸入した水は、この水抜き孔4に集められる。
から浸入した水は、この水抜き孔4に集められる。
水抜き孔4の下方には水抜きパイプ7が設けてあり、こ
のパイプ7に水抜きチューブ8がとりつけである。
のパイプ7に水抜きチューブ8がとりつけである。
この水抜きチューブ8は第3図、第4図に示す実施例に
おいて車体外板3の内側を導かれて、エンジンのラジェ
ーター10の前方に、その端部を開口される。
おいて車体外板3の内側を導かれて、エンジンのラジェ
ーター10の前方に、その端部を開口される。
本考案の別の実施例によれば、この水抜きチューブ8は
、第5図の斜視図と第6図の側面図にも示されるように
、車体外板3の内側を導かれて、エンジンのラジェター
10後方のラジェーターファンシュラウド9部にその端
部が連通される。
、第5図の斜視図と第6図の側面図にも示されるように
、車体外板3の内側を導かれて、エンジンのラジェター
10後方のラジェーターファンシュラウド9部にその端
部が連通される。
第7図は、水抜きチューブ8のファンシュラウド9への
開口状態を示すもので、チューブ8の先端は、パツキン
等の支持部材12によってラジェーター10とファン1
1との間に開口するようにとりつけられている。
開口状態を示すもので、チューブ8の先端は、パツキン
等の支持部材12によってラジェーター10とファン1
1との間に開口するようにとりつけられている。
そこで゛、ファン11の回転によってファンシュラウド
9内の負圧が発生し、これが水抜きチューブ8にも作用
するためにチューブ8及び水抜き孔4内の水は積極的に
排出される。
9内の負圧が発生し、これが水抜きチューブ8にも作用
するためにチューブ8及び水抜き孔4内の水は積極的に
排出される。
次に第8図イ9口に示すものは、ファン11の直上にチ
ューブ8の端部を開口させる実施例を示しており、この
場合にはファンシュラウド9にパイプ13を植設し、こ
のパイプ13に水抜きチューブ8を接続させればよい。
ューブ8の端部を開口させる実施例を示しており、この
場合にはファンシュラウド9にパイプ13を植設し、こ
のパイプ13に水抜きチューブ8を接続させればよい。
本考案は以上のようにウェザ−ストリップ底部にたまり
やすい雨氷等をラジェーターファンの負圧を利用により
積極的に排除するようにしたから、停車中でもエンジン
が回転しているときは常に車室内への浸水もなく居住性
を向上する効果を有する。
やすい雨氷等をラジェーターファンの負圧を利用により
積極的に排除するようにしたから、停車中でもエンジン
が回転しているときは常に車室内への浸水もなく居住性
を向上する効果を有する。
第1図は本考案を適用する自動車の斜視図、第2図は水
抜き孔の断面図、第3図は水抜きチューブの配置を示す
斜視図、第4図は側面図、第5図は他の実施例の水抜き
チューブの配置を示す斜視図、第6図はその側面図、第
7図はファンシュラウドの側面図、第8図イおよび口は
チューブ取付部分の他の実施例を示す説明図である。 1・・・・・・車室、2・・・・・・ウィンド、3・・
・・・・外板、4・・・・・・水抜き孔、5・・・・・
・ウェザ−ストリップ、8・・・・・・水抜きチューブ
、9・・・・・・ファンシュラウド、10・・・・・・
ラジェーター、11・・・・・・ファン。
抜き孔の断面図、第3図は水抜きチューブの配置を示す
斜視図、第4図は側面図、第5図は他の実施例の水抜き
チューブの配置を示す斜視図、第6図はその側面図、第
7図はファンシュラウドの側面図、第8図イおよび口は
チューブ取付部分の他の実施例を示す説明図である。 1・・・・・・車室、2・・・・・・ウィンド、3・・
・・・・外板、4・・・・・・水抜き孔、5・・・・・
・ウェザ−ストリップ、8・・・・・・水抜きチューブ
、9・・・・・・ファンシュラウド、10・・・・・・
ラジェーター、11・・・・・・ファン。
Claims (3)
- (1)自動車の外板とウィンドとの間に嵌装されるウェ
ザ−ストリップの底部に水抜き孔を形成するとともに、
水抜き孔に連通する水抜きチューブの端部をラジェータ
ーの近傍の負圧部に開口させて成る自動車のウィンド部
分の水抜き装置。 - (2)水抜きチューブの端部がラジェーターの前部に開
口させて成る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自
動車のウィンド部分の水抜き装置。 - (3)水抜きチューブの端部がラジェーター後方のラジ
ェーターファンシュラウド内に開口させて戊る実用新案
登録請求の範囲第1項に記載の自動車のウィンド部分の
水抜き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13909579U JPS5855062Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 自動車のウインド部分の水抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13909579U JPS5855062Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 自動車のウインド部分の水抜き装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5656421U JPS5656421U (ja) | 1981-05-16 |
JPS5855062Y2 true JPS5855062Y2 (ja) | 1983-12-16 |
Family
ID=29370445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13909579U Expired JPS5855062Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 自動車のウインド部分の水抜き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855062Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-09 JP JP13909579U patent/JPS5855062Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5656421U (ja) | 1981-05-16 |
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