JPS5855012Y2 - 写真植字機における送り装置 - Google Patents

写真植字機における送り装置

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Publication number
JPS5855012Y2
JPS5855012Y2 JP3814079U JP3814079U JPS5855012Y2 JP S5855012 Y2 JPS5855012 Y2 JP S5855012Y2 JP 3814079 U JP3814079 U JP 3814079U JP 3814079 U JP3814079 U JP 3814079U JP S5855012 Y2 JPS5855012 Y2 JP S5855012Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive material
belt
moving mechanism
roller
feeding device
Prior art date
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Expired
Application number
JP3814079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55138530U (ja
Inventor
治雄 飯塚
茂 布施
Original Assignee
株式会社写研
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社写研 filed Critical 株式会社写研
Priority to JP3814079U priority Critical patent/JPS5855012Y2/ja
Publication of JPS55138530U publication Critical patent/JPS55138530U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5855012Y2 publication Critical patent/JPS5855012Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は写真植字機における送り装置に関するもので、
詳しくはノンパーフォ(無孔)感材の送り装置を提供す
るものである。
写真植字機で使用する感材の送りは、感材の両側あるい
は片側に設けられているパーフォを基準として行われる
のが普通である。
この場合パーフォの精度に応じた送り精度を感材に与え
ることができる。
ところがこのパーフォは一旦、印字が終ってしまうと全
く不要なものとなり、大助作業の時にはわざわざ切断し
ており、非常にわずられしいものであった。
そこでこのような不都合を無くすためには、始めからパ
ーフォのない感材、つまりノンパーフォ感材を使用すれ
ば解決できる。
ところが送り量の基準となるパーフォが無いのであるが
ら送り精度あるいは位置の再現性はどうしても悪化して
しまう。
勿論感材送り用のローラーをゴムライニングなどして抵
抗を強める手段をとり得るが、それでも■送り用ローラ
ーと感材との接触は理論的には線接触で摩擦面が少ない
ため感材がスリップしてしまう。
■感材の厚さや材質の変化によりゴムローラーとの接触
面積や抵抗力が変化し、送り量が変ってしまうためゴム
ローラーの径を設計上決定するのが極めてむずかしい。
■温湿度の変化でゴムライニングの伸縮や摩擦係数が変
化してしまう。
■ゴムローラー軸にロータリーエンコーダー等を設けた
としてもローラーの回転角は検出で゛きるか゛スリップ
等による感材の未移動には対処できないというような問
題が残ってしまう。
本考案はこのような点から威したもので、ノンパーフォ
感材を使用して、しかも精度の高い送りが行える装置を
提供することを目的とするものである。
詳しくはノンパーフォ感材を移動させる駆動機構と、前
記ノンパーフォ感材を挟持し、前記駆動機構により移動
して感材を誘導する移動機構と、前記移動機構に設けた
カウントマークを検出するための、移動機構の近房に設
置されたセンサーと、このセンサーで検出した移動機構
の位置信号と送り量信号とを比較し、その差分を前記駆
動機構に伝達する送り量制御機構とを設けた事を特徴と
するものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は一般的な写真植字機の光学系を示したもので回
転軸1に取付けられた文字盤2は光源3からの光をレン
ズ4を介して受ける。
5は光束セレクターで6はレンズ、7は第1次結像面、
8はレンズ、9はトラベル系でミラー10とレンズ11
を備えている。
12は図示していない暗箱又はマガジンなどに収容され
た感材、13は駆動源でピニオン14とラック15で前
記トラベル系9を所定量移動し字詰め送りをする。
行送りは前記感材12を移動する。
上記各要素についての説明はすでに周知であるのでここ
では省略するが、本考案はこの図示した光学系をもつ写
植機に限定されることばない 第2図は一般的な暗箱装置を示したもので、機械本体の
一部を構威している暗箱16内には未感光マガジン17
と既感光マガジン18が着脱自在に設置されている。
両者の中程にはスプロケットピンを持った結像ローラー
19があり、従動ローラー20.21.22を介して感
材12を未感光マガジン17から既感光マガジン18へ
移送する。
結像ローラー19には図示していない駆動装置が連結し
ており、その回転によって感材12のパーフォと係合し
て感材を移動していく。
感材12にパーフォがない場合には結像ローラー19は
単に感材12の結像面位置を保証するローラーとしての
み作用し、別に感材移動用の駆動ローラー23を備えな
ければならない。
しかしこのローラー23を設けてもノンパーフォ感材の
場合には前述したような多くの問題に対処しなければな
らない。
また結像ローラー19を使用する代わりに第3図のよう
に感材12を平面状にして、その平面部へ印字するよう
にしてもよいことは当然である。
第4図は本考案の一実施例を示すもので、12Aはノン
パーフォ感材、30゜31は感材を挾持して誘導する無
端ベルトで、ベルト31にはカウントマーク38が設け
られている。
32はイメージセンサ−133は発振器、34はカウン
タ、35はゲート、36は制御部、37は駆動源である
ベル) 30とベルト31とで感材12Aを挟持して、
感材と感材を誘導するベルトとの接触部を面接触となる
ように構成し、感材がスリップしてベル) 30.31
の移動量と感材の移動量とが異なることのないようにす
る。
イメージセンサ−32はカウントマーク38を検出して
その信号をゲート35に送る。
このゲートには発振器33からイメージセンサ−に向っ
たパルスと同じパルスがカウンタ34を介して伝達され
ており、カウントマーク38がセンサー上を移動してい
く際の位置信号を出力として制御部36に向かわせる。
制御部に端子40より送り量が伝達されると、先の位置
信号と比較してその差分を演算し、両者が一致するまで
駆動源37を動作し、ベルト31を回転させる。
このベルト31の回転は図示していない伝達装置を介し
てベルト30に伝えられ、両ベルトの回転によって感材
を移動していく。
この両ベルトと感材の面接触による摩擦力によって従来
の前記した問題を解決し、ベルト31の移動量を感材の
移動量とみなして送り量を制御していくものである。
図の例ではベルト30の一端を感材の幅よりも広くして
、その広くした部分Wで他方のベルト31と直接接触さ
せ、これを伝達装置として感材の挟持誘導を行っている
が、さらに次のような手段を前記伝達装置として設置す
ることができる。
例えばベルト31をスチール入りのものとして伸縮性を
考慮する。
そして他方のベル) 30をゴム磁石で構威し、磁力で
両ベルトを吸着してその間で感材を挟持移動時のスリッ
プを防止できる。
この他にもバ′キューム方式やマジックテープ(ファス
ナー)を利用するもの、針を一方のベルトに付して感材
に突きさしてそのまま移動させるもの等、各種の方式を
採用することができる。
さらに駆動源37は直接ベルト31と連結せず、例えば
第4図のローラーのような使い方をしてもよい。
いずれにせよベル) 30.31の構造や駆動法などは
多くの実施態様を得ることができる。
又、イメージセンサ−からの信号と送り量信号とを比較
し、その差分を駆動源37に伝達する送り量制御機構も
、図の例だけにこだわらず、例えばカウントマーク38
を通常のホトカプラー状のもので検出してカウントする
等して多くの実施例を得ることができる。
以上のように本考案によれば、感材を挾持して誘導する
移動機構を面接触とし、必要に応じて伝達装置を設置す
ることによって強い摩擦力が得られるので、ノンパーフ
ォ感材でもパーフォ感材と同等な送り精度を得ることが
でき、さらにスリップなどの事故もなくなりかつ円滑な
送りを実施できるようになった。
しかも感材の厚さや材質の変化によって送り量が変化し
たとしてもその補正を確実に行うことができる。
それも感材を挾持して誘導する移動機構が直接感材の位
置を検出する部材として作用するようにしたから、高精
度の位置検出が可能となり、どのような感材をセットし
て2も、頻繁に感材セット作業を行っても常に移動機構
と感材の位置検出部材は一定であるから、それに順した
送り精度を得ることができる、等の大なる効果をもたら
すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は写真植字機の一般的な光学系、第2図は暗箱装
置の一例、第3図は説明図、第4図は本考案の一実施例
を示す斜視図である。 30・・・・・・ベルト、34・・・・・・カウンタ、
31・・・・・・ベルト、36・・・・・・制御部、3
2・・・・・・センサー、38・・・・・・カウントマ
ーク、33・・・・・・発振器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ノンパーフォ感材を移動させる駆動機構と、前記ノンパ
    ーフォ感材を挟持し、前記駆動機構により移動して感材
    を誘導する移動機構と、前記移動機構に設けたカウント
    マークを検出するための、移動機構の近房に設置された
    センサーと、 このセンサーで検出した移動機構の位置信号と送り量信
    号とを比較し、その差分を前記駆動機構に伝達する送り
    量制御機構とを設けた事を特徴とする写真植字機におけ
    る送り装置。
JP3814079U 1979-03-24 1979-03-24 写真植字機における送り装置 Expired JPS5855012Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3814079U JPS5855012Y2 (ja) 1979-03-24 1979-03-24 写真植字機における送り装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3814079U JPS5855012Y2 (ja) 1979-03-24 1979-03-24 写真植字機における送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55138530U JPS55138530U (ja) 1980-10-02
JPS5855012Y2 true JPS5855012Y2 (ja) 1983-12-15

Family

ID=28902532

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JPS55138530U (ja) 1980-10-02

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