JPS5854660Y2 - 記録計のペン装置 - Google Patents

記録計のペン装置

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JPS5854660Y2
JPS5854660Y2 JP1920780U JP1920780U JPS5854660Y2 JP S5854660 Y2 JPS5854660 Y2 JP S5854660Y2 JP 1920780 U JP1920780 U JP 1920780U JP 1920780 U JP1920780 U JP 1920780U JP S5854660 Y2 JPS5854660 Y2 JP S5854660Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
pen
tip
arm
ear
Prior art date
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Expired
Application number
JP1920780U
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English (en)
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JPS56122915U (ja
Inventor
幹雄 黒沢
利明 上杉
Original Assignee
株式会社 千野製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 千野製作所 filed Critical 株式会社 千野製作所
Priority to JP1920780U priority Critical patent/JPS5854660Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、各種データの特性量を、計測値の信号に基づ
いて記録紙上にペン書きさせるようにした記録計のペン
装置に関するものである。
各種の計測装置には、記録計が付設されてその計測デー
タを記録紙上にアナログ的に記録させるように構成され
ている装置が多用されている。
この種の記録計の一般的な構造では、計測データの電気
信号に基づいて駆動されるペン架台に、ペンアームの基
部が取付けられると共に、同ペンアームの先端には、イ
ンクタンクとペン先とが一体化されて戊るカートリッジ
が、着脱可能に装着されていて、そのペン先が接触する
記録紙を走行させることにより、アナログ的にデータを
表記させるようにしている。
本考案は、この種のカートリッジの着脱構造に関するも
のであるが、カートリッジは、インク消耗の都度交換し
なければならないことから、その着脱操作が容易である
ことが要求されるのは言うまでもないが、その他に、ペ
ンアームへの固定が確実であり、かつ、着脱操作間にペ
ンアームに変形を生じさせるような外力を与えないこと
が重要であって、カートリッジがガタついたり、アーム
が変形したりすると、それだけ表記位置のズレによる読
取誤差が大きくなる。
この点、従来のカートリッジ着脱構造では、カートリッ
ジの本体をアーム先端のバネ板に差し込むことによりア
ームに挟持させる方式が採られていることから、カート
リッジに振れが生じたり、またアーム先端に外力が加わ
って、アームに捩れ変形を生じさせ易いなどの欠点があ
った。
本考案は、上記欠点を解消するためになされたものであ
って、すなわち、本考案の目的は、カートリッジの着脱
が円滑かつ容易であるほかに、カートリッジの固着が確
実な記録計のペン装置を提供することにある。
次に本考案に係る装置の一実施例を図面について説明す
る。
図中1は本考案に係る装置が取り付けられているアナロ
グ記録計で、この記録計1は記録後の記録紙が水平に走
行せしめられる走行ガイド板2を有する所謂フラットベ
ッドタイプとされている。
然して、上記走行ガイド板2上における後端位置には、
走行紙の走行方向と直行する方向に設けられる目盛盤3
と、該目盛盤3に沿って入力値に応じて移動せしめられ
る、ペン先とインクタンクとが一体化されて威るカート
リッジ4が取り付けられており、更に、上記走行ガイド
板2の後部左右両側には記録紙繰り出しスプロケット5
,5が設けられ、該走行ガイド板2の前部には記録紙を
収納部6に送る収納ローラ7とこの収納ローラ7に記録
紙を押し付ける押圧ローラ8が設けられている。
上記カートリッジ4はインクが充填された薄箱形状とさ
れると共に、その底部の中央にペン先9を突出させた形
状とされており、このカートリッジ4の背面上部の中央
位置には位置決めピン10が突出形成され、また、左右
の側面の上部には、耳突子11.12が突出形成されて
いる。
さらに上記カートリッジ4の左右側面における下部には
複数の溝による撮み部13.13が形成されている。
上記カートリッジ4はペンアーム14を介してペン架台
15に取り付けられており、そのペンアーム14は略丁
字形状とされるアーム板16と、該アーム板16の先端
に固着されて左右に張出しているバネ板17とにより形
成されている。
さらに、上記アーム板16の略中央位置が折曲されるこ
とにより該ペンアーム16の先端は下方に位置せしめら
れている。
このペンアーム14の先端、即ち、アーム板16とバネ
板17との重合部には、前記カートリッジ4の位置決め
ピン10が嵌入される受溝18が形成されており、この
受溝18は下方が開放とされる切欠き状とされている。
更に、このペンアーム14の先端の張出部、即ちバネ板
17の左右の各端部における下部には下方から切込みが
形成され、その一方の端部は表側に突出する輪状に折曲
されて、前記カートリッジ4の耳突子11が嵌入される
固定フック20とされており、他方の端部は表側に突出
する波状に折曲されて耳突子12が嵌入されるバネフッ
ク21とされている。
また上記アーム板16の基部側左右端部は下方に折曲さ
れてツバ部16 aとされ、該ツバ部16 aに形成さ
れている軸孔16bに前記架台15を貫通する支点軸2
2が回動自在に取り付けられており、これによりペンア
ーム14は上下に揺動し得る状態で架台15に保持され
ている上記架台15は平面略長方体とされる枠状とされ
、左右枠部15a、15a間における中央位置に上記支
点軸22が貫通状に渡設されており、前方位置には回動
ガイド杆23が挿通支持される回動ガイド杆通挿孔24
が形成され、後方位置には固定ガイド杆25が通挿支持
される固定ガイド杆通挿孔26が筒体27を介して形成
されている。
上記回動ガイド杆23と固定ガイド杆25は記録計1の
左右側部フレーム(図示せず)間に互いに平行として水
平に渡設されており、回動ガイド杆23は断面略半月状
とされることにより、該回動ガイド杆23の一側面には
長さ方向に連続した平坦面部23 aが形成されている
更に、上記架台5の左右枠部15 a 、15 a間に
おける上記回動ガイド杆23にはカム28が外嵌されて
おり、このカム28は回動ガイド杆23に対し回動方向
は一体に、且つ軸方向は摺動自在となるように、回動ガ
イド杆23の断面形状と同じ略半月状とされる通挿孔2
8 aを有している。
この通挿孔28 aは、回動ガイド杆23の平坦面部2
3 Hの位置とカム28の頂部28 bの位置とが同方
向若しくは逆方向を向くように形成されており、これに
より回動ガイド杆23はその平坦面23 aが上下方向
ではなく横向きとされた状態が通常の位置とされている
一方、架台1の前枠部15bにおける内側には上記カム
28の両側を緩く挟持するガイド溝29が形成されてお
り、また前記支点軸22にはペンアーム14の先端側を
下方に付勢するスプリング30が巻回されている。
然して、前記カートリッジ4のペン先9は、上記回動ガ
イド杆23の平坦面部23 aが第5図Aに示すように
側方に位置している際に記録紙31と接触せしめられ、
また、この状態から回動ガイド杆23を回動操作した際
に第5図Bに示すようにアーム板16がカム28に押し
上げられて記録紙31との接触が解かれる位置に設定さ
れている。
上記構成による記録計を稼動させると、ペン架台15が
テ゛−夕に対応して左右に移動することから、カートリ
ッジ4も架台1と一体に左右方向に移動し、これにより
、走行する記録紙31上には、ペン先9から出されるイ
ンクにより、アナログ状のデータ曲線が表記される。
こうした記録動作が行われ、カートリッジ4若しくは記
録紙31の交換等のためにペン先9を上昇させる必要が
生じた場合には、回動ガイド杆23を回動操作せしめる
と、同時にカム28が回動せしめられ、該カム28の頂
部28 bがアーム板16の下面を押し上げることにな
る。
こうしてペンアーム14は上記カム28より後方に位置
している支点軸22を支点として回動せしめられ、該ペ
ンアーム14の先端に固定されているカートリッジ4が
上昇せしめられる。
このように単純な伝達機構でペンアーム14の上下動操
作が行われるのでそれだけ円滑で且つ確実な動作を行わ
せることができる。
然もカム28を用いているので゛ペンアーム14の先端
における上下移動幅は、用いるカム28の形状を適宜変
更するだけで容易に設定できるものであり、また回動ガ
イド杆23の平坦面部23 aにより該回動ガイド杆2
3と架台15の回動ガイド杆通挿孔24との間に間隙が
存在しているが、その平坦面部23 aは通常側方を向
いているので記録動作時における架台1の上下振動は防
止され、安定した記録動作が得られるものである。
上記ペンアーム14の上昇状態においてカートリッジ4
を交換するには、該カートリッジ4の撮み部13,13
を挾持して、固定フック20を中心にカートリッジ4を
左回りにわずかに旋動させれば、突子12がバネフック
21から抜は出すことから、容易にカートリッジ4の取
り外しを行うことができる。
またカートリッジ4を取り付けるには、固定フック20
に突子11を挿入し、右回りに旋動させるだけで、突子
12がバネフック21に挾持されると共に、位置決めピ
ン10が受溝18内に位置せしめられるので、取り付は
作業と位置決め作業が同時に然も確実に行われるもので
ある。
また、こうしたカートリッジ4の着脱操作は、カートリ
ッジ4のわずかな角度の旋転作動で行われ、すなわち、
摺動圧入等の動作を伴わないことから、その操作により
アーム板16に前後方向の操作外力がかからないことか
ら、アーム板16を変形させる虞れがなく、その結果、
カートリッジ4の着脱に起因して表記位置にズレ誤差を
生じるようなことがない。
以上説明したように、本考案に係る記録計のペン装置に
よれば、カートリッジの背面若しくはペンアームの先端
部前面に位置決めピンを突設し、この位置決めピンと対
応する受溝を、ペンアームの先端若しくはカートリッジ
の背面に形成し、更に、同カートリッジの両側に耳突子
を固設すると共に、ペンアーム先端の左右の張出部に固
定フックとバネフックを形成した構成としたので、カー
トリッジのペンアームへの取り付は作業と位置決め作業
がワンタッチで同時に然も確実に行われる効果があり、
また、この着脱操作においてアーム板に前後方向の操作
外力が加わらないことから、カートリッジの着脱に起因
して表記位置にズレ誤作を生じるようなことがない効果
がある。
さらに、本考案によれば、最初に固定させる固定フック
と耳突子との係合は操作側前面に位置しているので視認
が容易となり、それだけ操作も容易となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置が取り付けられている記録計
の全体斜視図、第2図は本考案の一実施例を示すペン装
置の斜視図、第3図は同分解斜視図、第4図はカートリ
ッジの背面側を示す斜視図、第5図A、Bはペン装置の
断面図である。 1・・・・・・記録計、4・・・・・・カートリッジ、
9・・・・・・ペン先、10・・・・・・位置決めピン
、11.12・・・・・・耳突子、14・・・・・・ペ
ンアーム、18・・・・・・受溝、20・・・・・・固
定フック、21・・・・・・バネフック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ペン架台に取付けられたペンアームの先端に、インクタ
    ンクとペン先とが一体化されて成るカートリッジを、着
    脱可能に装着せしめ得るようにした記録計のペン装置に
    おいて、カートリッジの背面若しくはペンアームの先端
    部前面に位置決めピンが突設されると共に、該位置決め
    ピンと対応する受講が、ペンアームの先端若しくはカー
    トリッジの背面に形成され、更に、同カートリッジの左
    右側面に耳突子が固設されると共に、ペンアーム先端の
    左右の張出部における一方の張出部には、上記耳突子の
    一方が挿入されることによりカートリッジを旋動可能に
    枢支する固定フックが設けられ、上記張出部の他方には
    上記耳突子の他方に衝合して、開耳突子、を挾持するバ
    ネフックが設けられていることを特徴とする記録計のペ
    ン装置。
JP1920780U 1980-02-19 1980-02-19 記録計のペン装置 Expired JPS5854660Y2 (ja)

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JPS56122915U JPS56122915U (ja) 1981-09-18
JPS5854660Y2 true JPS5854660Y2 (ja) 1983-12-13

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ID=29615481

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