JPH0723696Y2 - 記録計及び記録紙装着用ドラム - Google Patents

記録計及び記録紙装着用ドラム

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JPH0723696Y2
JPH0723696Y2 JP12047389U JP12047389U JPH0723696Y2 JP H0723696 Y2 JPH0723696 Y2 JP H0723696Y2 JP 12047389 U JP12047389 U JP 12047389U JP 12047389 U JP12047389 U JP 12047389U JP H0723696 Y2 JPH0723696 Y2 JP H0723696Y2
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drum
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recording
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Tokyo Gas Co Ltd
Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は多ペンの記録計及び記録紙装着用ドラムに関す
る。
〔従来技術〕
時計により回転駆動されるドラムに巻き付けた矩形記録
紙の表面にペンで物理量の時間的変化を記録する記録計
はJIS B 7305自記温度計や、JIS B 7306自記温度計等と
して周知である。
従来の記録計は、矩形の記録紙の始端と終端をわずかに
重ね合わせて回転ドラムの外周に巻き付け、重ね合わせ
た部分の上をドラムの母線に沿って延長する固定用金具
で押さえ付けることで記録紙をドラムに装着していた。
そしてこの固定用金具は、記録紙を巻き付けるときには
ドラムから取り外し、記録紙をドラムに巻き付け終わっ
てから固定用金具をドラムに固着して記録紙を押さえつ
けるものであった。
〔本考案が解決しようとする課題〕
前記従来技術では、ドラムの回転方向に対する記録紙の
巻き付け位置は作業者の目視により行なっていたため、
その位置が決まりにくく、又記録紙を交換するときには
固定用金具を一旦ドラムから取り外す必要があったため
取扱が煩わしく、記録紙の交換に時間を要し、更に固定
用金具を紛失し易いという問題点があった。更に又、固
定用金具が記録紙上をドラムの母線方向に横断している
ため、この部分には記録できないという問題もあった。
そこで、本考案は、記録紙の装着が容易で、短時間にで
き、記録紙を装着する固定用金具等を紛失する恐れがな
く、かつドラムの全周にわたり記録紙に記録できる記録
計及び記録紙装着用ドラムを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案の記録計において
は、回転するドラムに付き付けた矩形記録紙の表面をド
ラムの母線方向に区分けし、区分けされた区画毎に異な
る物理量を記録する多ペン記録計であって、記録紙上の
記録を行なわない部分に対応するドラムの外周上に、記
録紙の回転方向の位置決めを行なうストッパと、記録紙
をドラム外周に押し付ける弾圧部材とを設け、記録紙の
始端近くに前記ストッパに嵌合する位置決め穴を設けた
ことを特徴とするものである。
又、本考案の記録紙装着用ドラムにおいては、記録紙上
の記録を行なわない部分に対応するドラムの外周上に、
記録紙の回転方向の位置決めを行なうストッパと、記録
紙をドラム外周に押しつける弾圧部材とを設けたもので
ある。
請求項3記載の記録計においては、弾圧部材が板ばねで
あって、その一端がストッパを介してドラムの外周上に
固着され、板ばねの他端はドラムの外周に沿ってドラム
の回転方向に延長され、この他端近くがドラム外周に弾
圧的に圧着されている。
更に請求項4記載の記録計においては、記録紙の始端の
位置が、弾圧部材の板ばねの前記他端よりもドラムの回
転方向に離れた位置まで延長されていることを特徴とす
るものである。
〔作用〕
記録紙の始端近くの位置決めの穴をドラム外周上のスト
ッパに嵌合させて引っ掛け、記録紙をドラム外周に密着
するよう引っ張りながら巻き付け、記録紙終端をドラム
に巻かれた記録紙始端と弾圧部材との間に挿入し挟み込
む。こうすることで記録紙終端は記録紙の始端の上に重
なった状態で弾圧部材により押し付けられてドラムに固
着される。
請求項3と4の記録計では、記録紙をドラムに巻き付け
るとき、記録紙の終端を記録紙の始端と板ばねの他端
(自由端)との間に挿入することで容易に固着できる。
〔実施例〕
図面は記録計全体の実施例は示していない。
第1図乃至第3図において、1は記録紙装着用ドラム
で、円筒形をしており、上下両端に全体がほゞ円板状の
上フランジ2と下フランジ3とが接着され、図示されて
いない時計装置で回転駆動される。4はドラムを時計装
置に装着するためのドラム装着用ねじ、5はねじ4の上
端に固着したつまみで、ねじ4はその下端の雄ねじ4aを
時計装置に螺合させて、ドラムを時計装置に装着する。
6はドラム1の外周上に設けたストッパで、板ばねの弾
圧部材7の一端基部7aと補強板8の基部8aと共に2本の
ねじ9,9によりドラム1にねじ止め固着されている。ス
トッパ6は正面からみて四角形の板で、その前方端縁は
第1図で符号6aで示す。又、このストッパ6の後方端縁
は符号6bで示す。従って、ストッパ6のドラム回転方向
の長さは符号6aの位置から符号6bの位置までの距離であ
る。又、このストッパ6のドラム軸方向の幅は、第2図
に示す弾圧部材7の幅Wと同じ寸法である。ストッパ6,
弾圧部材7,補強板8及びねじ9,9の組み合わせは、第2
図及び第3図に示すようにドラム1の外周上に、上下方
向に離れた2箇所に各1組、合計2組が設けられてい
る。そして弾圧部材7を構成する板ばねは、その可動端
近くの部分7bがドラム1の外周に押し付けられ、可動端
7cはドラム1の外周から離れている。ストッパ6は、記
録紙を装着するときのスペーサとしても作用するよう
に、記録紙の厚みの2倍強の厚みを持っている。弾圧部
材7としての板ばねの可動端7cは、板ばねの基部7aから
ドラムの回転方向に延長形成されている。
第4図の記録紙は、3ペンの自記圧力計に使う記録紙
で、図の姿勢で第2図及び第3図のドラム1の外周に巻
き付けて使う。従ってドラムの回転につれて第4図の左
方に向けて記録紙10が進行する。記録紙10は、図示され
ていない三つのペンそれぞれが受けもつ1次圧の0〜3.
0kgf/cm2,2次圧の0〜300mmH2O,差圧の0〜1000mmH2O
の各範囲の圧力を記録するために、記録紙表面を上下方
向、即ちドラムの母線方向に三つの区画に区分し、それ
ぞれの区画に対応する圧力目盛を記入した目盛線が印刷
されている。そして左右方向には、ドラムの1回転の7
日に相当する時間目盛線が印刷されている。時間の目盛
線はペンの回転軌跡の円弧に沿った円弧状の目盛線で、
これらのことは周知のことである。1次圧と2次圧をそ
れぞれ記録する区画の間は、記録を行なわない空白区画
であり、この部分の記録紙始端近くに位置決め穴10a
が、又、2次圧と差圧をそれぞれ記録する区画の間は、
記録を行なわない空白区画であり、この部分の記録紙始
端近くにもう一つの位置決め穴10aが設けてある。そし
て前記第2図と第3図のストッパ6,6は、第4図の位置
決め穴10a,10aと対応するドラムの外周上位置に設けら
れている。なお第4図で、10bは記録紙の始端、10cは終
端、10dは終端に設けた三つの円弧状切欠きである。な
お記録紙10の始端10bは位置決め穴10aから前方に離れた
位置まで延長されていて、ドラムに装着したとき、始端
10bが前記第1図の弾圧部材7を構成する板ばねの可動
端7cよりも前方に位置するように定めてある。
記録紙10をドラム1に装着するには、記録紙の位置決め
穴10a,10aにドラム1の弾圧部材7,7と補強板8,8の左端
(前端)を通して、位置決め穴10a,10aを各ストッパ6,6
に嵌合させ、記録紙10をドラム1の外周に密着させ、ド
ラムに対しドラムの回転方向と逆の方向に引っ張りなが
ら巻きつける。そして、記録紙の終端10cを始端10bと弾
圧部材7の間とに挿入させて挟み込むことでドラム1に
固着する。このように装着すると記録紙10の位置決め穴
の前縁でストッパ6の前方端縁6aに当接した状態で位置
決めされる。そして記録紙10の左端の時間目盛線の位置
に、右端の時間目盛線(即ち切欠き10d)が重なった状
態で巻き付けられる。なお、第2図、第3図の上下フラ
ンジ2と3に設けた突出部2aと3aはこれ等の突起とドラ
ム1との隙間2c,2dに記録紙の始端、終端の上下両端を
挿入し、記録紙の端が浮かないようにするためのもので
ある。
〔考案の効果〕
本考案の請求項1の記録計と、記録紙は、上記のように
構成されているので、記録紙交換時に固定用金具等をド
ラムから取外す必要がなく、記録紙の位置決め穴をドラ
ム外周上のストッパに嵌合させて弾圧部材に記録紙を挿
入し挟み込むだけで容易に装着できるので、従来技術の
ように金具を紛失することもなく、短時間で装着でき
る。又、記録紙の記録部を横断する金具もないので、記
録紙の全周にわたり記録ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の記録紙装着用ドラムの実施
例で、第2図は正面図、第1図は第2図のI−I断面の
拡大図、第3図は第1図のIII−III断面図、第4図は本
考案の記録計に用いる記録紙の例を示す正面図である。 1……ドラム、6……ストッパ、7……弾圧部材、10…
…記録紙、10a……位置決め穴、10b……始端、10c……
終端

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転するドラムに巻き付けた矩形記録紙の
    表面をドラムの母線方向に区分けし、区分けされた区画
    毎に異なる物理量を記録する多ペン記録計であって、記
    録紙上の記録を行なわない部分に対応するドラムの外周
    上に、記録紙の回転方向の位置決めを行なうストッパ
    (6)と、記録紙をドラム外周に押し付ける弾圧部材
    (7)とを設け、記録紙の始端近くに前記ストッパに嵌
    合する位置決め穴(10a)を設けたことを特徴とする記
    録計。
  2. 【請求項2】記録紙上の記録を行なわない部分に対応す
    るドラムの外周上に、記録紙の回転方向の位置決めを行
    なうストッパ(6)と、記録紙をドラム外周に押しつけ
    る弾圧部材(7)を設けた記録紙装着用ドラム。
  3. 【請求項3】弾圧部材(7)が板ばねであって、その一
    端がストッパ(6)を介してドラム(1)の外周上に固
    着され、板ばねの他端はドラム(1)の外周に沿ってド
    ラムの回転方向に延長され、この他端近くがドラム外周
    に弾性的に圧着されている請求項1記載の記録計。
  4. 【請求項4】記録紙の始端(10b)の位置が、弾性部材
    (7)の板ばねの前記他端よりもドラムの回転方向に離
    れた位置まで延長されていることを特徴とする請求項3
    記載の記録計。
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