JPS5854627Y2 - ベニヤドライヤにおける単板の取出し装置 - Google Patents

ベニヤドライヤにおける単板の取出し装置

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Publication number
JPS5854627Y2
JPS5854627Y2 JP9691877U JP9691877U JPS5854627Y2 JP S5854627 Y2 JPS5854627 Y2 JP S5854627Y2 JP 9691877 U JP9691877 U JP 9691877U JP 9691877 U JP9691877 U JP 9691877U JP S5854627 Y2 JPS5854627 Y2 JP S5854627Y2
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JP
Japan
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veneer
take
dryer
roller
shelf
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Expired
Application number
JP9691877U
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English (en)
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JPS5424184U (ja
Inventor
進 吉田
勝則 木下
Original Assignee
株式会社太平製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社太平製作所 filed Critical 株式会社太平製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は単板を乾燥するため、複数段に送りローラを配
設されたベニヤドライヤにおいて、乾燥後の単板を順次
一枚宛取出す装置に係わるものであり、ベニヤドライヤ
の終端部に送りローラの段数に対応する段数の取出し棚
に、その始端より適宜位置に配設された上ローラを境に
前半を常時低速、後半を可変速とした各取出しローラを
設けさらにこの取出し棚の終端部に外端を支点として昇
降用流体シリンダの作動により揺動自在とした搬送コン
ベヤを連設し、ベニヤドライヤの挿入側より発信する指
令を受け、取出し棚終端部に待機している単板を、停止
板が倒伏されることにより一段毎に受取り、次工程へ搬
送するか或いは任意枚数に至るまで堆積するものである
通常ベニヤドライヤ内で単板を乾燥するに際しては、そ
の充填効率を考慮して、各段の送りローラ群上を移送さ
れる単板は、その前後距離をほぼ密接状態とし、且つそ
の駆動速度を低速として挟圧移送されている。
従って、乾燥後の単板を次工程へ搬送したり、或いは堆
積するには、ベニヤドライヤの終端部において、単板を
一旦高速状態で搬送して、その前後並びに各段の単板と
の重合を防止している。
この種取出し装置には、例えば特公昭4729540号
公報が存在しており、また従来より第4図に示す如く、
ベニヤドライヤ31の終端部32に、送りローラ33の
段数と同一とした取出し棚34を設け、またこの各段取
出し棚34に連設して各々下方へ傾斜する補助槽36を
設け、さらに最下段の補助槽36を起点として取出し方
向上方へ傾斜した搬送コンベヤ37を配置したものがあ
る。
この従来装置によれば、ベニヤドライヤ31の単板38
挿入側の発信する信号により、各段取出し棚34の始端
に位置する上ローラ39を高速状態とし、例えば最下段
の取出し棚34に至る乾燥後の単板38から順次高速下
で前方へ搬出している。
しかしながらこの高速搬出時、単板38の先端部は高速
駆動されるが、残る部分は未だベニヤドライヤ31の上
下一対の送すローラ33間にて挟圧保持されているため
、単板38の先端部が損傷したり、或いは偏位して搬送
される危険性があり、さらには、補助槽36から搬送コ
ンベヤ37への単板38受渡し時、単板38の先端部が
座屈したり、裂ける等の不都合が発生し易く、上記記載
の如く、単板38が偏位して搬送されている場合には、
その発生率は助長されることになる。
本考案装置は叙上に鑑み、従来装置において、ベニヤド
ライヤ内を密接状態で挟圧移送された乾燥後の単板を、
その終端部で単板同士が重合しないように、高速搬送す
る際に発生する損傷を防止するため、複数段配設された
送りローラを有するベニヤドライヤにおいて、その終端
部に前記送りローラの段数に対応する段数を有する取出
し棚に、その始端より適宜位置に配設された上ローラを
境に、前半を常時低速、後半を可変速とした各取出しロ
ーラを回転自在に支承し、前記上ローラに直近して単板
の先端部を検出する検出器を設置し、又前記取出し棚の
終端には、ベニヤドライヤの挿入側より発信する指令に
より起伏する停止板を設置し、さらに前記取出し棚の各
段の末端には、昇降用流体シリンダにより支持され、外
端を支点として揺動する常時高速とした搬送コンベヤを
連設動する如く配設し、前記取出し棚の停止板の倒伏時
、前記ロッドの昇降に応じ揺動する搬送コンベヤ上に停
止されていた単板を移乗させることを特徴とし、かくす
ることによって単板の円滑な取出しを図ったものであり
、以下その一実施例を第1図乃至第3図に示す図面に基
づき、まずその構成より説明する。
上下より挟圧して単板1を搬送する送りローラ2を複数
段に配設したベニヤドライヤ3の終端部に適宜受は渡し
ローラ4を介在させ、前記送りローラ2の段数に対応す
る段数を有する取出し棚5を配設する。
前記各段の取出し棚5には、その始端より適宜位置の取
出し棚5下部にガイド6を介して配設された従動上ロー
ラ7を境に、前半を前記送りローラ2の搬送速度と常時
同一速度にて稼動される低速取出しローラ8を、後半を
前記低速状態から高速状態へと可変し得る可変速取出し
ローラ9を、各々軸受10を介して回転自在に支承する
前記上ローラ7の後位に近接して、搬送される単板1の
先端部を検出するリミットスイッチLs+〜LS4を、
前記取出し棚5の下部に固着されたガイド11を介して
配設する。
前記取出し棚5終端部近傍の停止制御用ローラ12の長
手方向には、単板1の通過、待機を制御する起伏自在な
停止板13を取着する。
この時、前記上ローラ7と停止制御用ローラ12の距離
は、少なくとも単板1の長さ以上に設定しまた停止板1
3への倒伏制御はベニヤドライヤ3への単板1挿入側よ
り発信される指令を受信して行なわれるものとする。
前記取出し棚5の終端には、連設動する如く搬送コンベ
ヤ14を配設するのであるが、該搬送コンベヤ14は複
数本の搬送ローラ15が常時高速状態にて稼動されてお
り、その概ね中央部を、機枠16上に枢着された昇降用
流体シリンダ17のピストンロッド18により支持され
、一方その外端を、機枠19側端に配設されたピンチロ
ーラ20部を支点とし、図示矢印A−A’の如く揺動す
るものである。
次にその作用を説明する。
ベニヤドライヤ3内にて単板1乾燥を行うに際しては、
まずベニヤドライヤ3挿入側に通常配設されたオートフ
ィーダにより、最上段或いは最下段より順次単板1を挿
入するものである。
本実施例においては説明の便宜上、最下段より単板1を
挿入するものとし、ベニヤドライヤ3の送り速度は各段
同一の為、最初に乾燥されて取出される単板1は最下段
上の単板1とする。
挿入後の単板1は送りローラ2の駆動により、その搬送
途上乾燥され、受渡しローラ4を経て取出し棚5の低速
取出しローラ8上へ搬入される。
低速取出しローラ8上へ到達した単板1は、送りローラ
2速度に同調して前進し、リミットスイッチL5tによ
り単板1の先端部が検出される。
(第2図参照) 上記検出後、従動上ローラ7はその直下の取出しローラ
8′が高速駆動となるため、これに従動して単板1を前
方へ急送する。
急送された単板1は、未だ低速駆動状態の可変速取出し
ローラ9上をスリップ状態にて起立姿勢にある停止板1
3の手前まで急進し、停止板13にて位置規正されなが
ら待機する。
(第3図参照)この時、上ローラ7直下の取出しローラ
8′はその間を単板1が通過した状態にあり、適宜タイ
マー等が作動し低速駆動に復帰している。
次いで、停止板13を取着した停止制御用ローラ12は
、挿入側の指令を検知すると、↓回転単板1進行方向へ
回動し、停止板13を倒伏させる。
この時、搬送コンベヤ14は昇降用流体シリンダ17の
作動により矢視A′方向へ揺動し、最下段の取出し棚5
の位置とその搬送線を同一にして待機しているものとす
る。
上記停止板13の倒伏後、可変速取出しローラ9は高速
駆動となり、単板1を同一速度にて駆動している搬送ロ
ーラ15上へ急送移乗させ、その後次回の単板1に備え
て、可変速取出しローラ9は低速駆動に復帰する。
搬送コンベヤ14上へ移乗した単板1は、ピンチローラ
20を介してその繊維と直角方向へ適宜配設したコンベ
ヤにより搬送するか、或いは任意枚数に至るまで堆積す
るものとする。
尚、上記操作は順次直上の取出し棚5の単板1を取出す
ために繰返され、その都度搬送コンベヤ14は各股上昇
動を行なうものである。
搬送コンベヤ14は最上段の取出し棚5の単板1の取出
しを終えると、その一工程が完了し、再び最下段の取出
し棚5の搬送線まで下降し待機するものである。
以」−のように本考案装置によれば、複数段配設された
送りローラを有するベニヤドライヤにおいて、その終端
部に前記送りローラの段数に対応する段数を有する取出
し棚に、その始端より適宜位置に配設された上ローラを
境に、前半を常時低速、後半を可変速とした各取出しロ
ーラを回転自在に支承し、前記上ローラに直近して単板
の先端部を検出する検出器を設置し、又前記取出し棚の
終端には、ベニヤドライヤの挿入側より発信する指令に
より起伏する停止板を設置し、さらに前記取出し棚の各
段の末端には、昇降用流体シリンダにより支持され、外
端を支点として揺動する常時高速とした搬送コンベヤを
連設動する如く配設し、前記取出し棚の停止板の倒伏時
、前記ロッドの昇降に応じ揺動する搬送コンベヤ上に停
止されていた単板を移乗させることを特徴としているた
め、取出し棚の前半部に至る乾燥後の単板が高速搬送さ
れる時送りローラの挟圧保持は一切解除された状態とな
り、また各段の取出し棚の終端と搬送コンベヤの始端は
揺動連絡されて、その都度各段の搬送線を同一とし、単
板の移乗を円滑としているので、前記記載した従来装置
において発生した単板の先端部の座屈、亀裂等の損傷、
或いは偏位搬送は確実に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す側面図であり、第
2図、第3図は同要部拡大図であり、第4図は従来装置
を示す側面図である。 1・・・・・・単板、2・・・・・・送りローラ、3・
・・・・・ベニヤドライヤ、5・・・・・・取出し棚、
7・・・・・・従動上ローラ、8・・・・・・低速取出
しローラ、9・・・・・・可変速取出しローラ、13・
・・・・・停止板、14・・・・・・搬送コンベヤ、1
7・・・・・・昇降用流体シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数段配設された送りローラを有するベニヤドライヤに
    おいて、その終端部に前記送りローラと段数に対応する
    段数を有する取出し棚に、その始端より適宜位置に配設
    された上ローラを境に、前半を常時低速、後半を可変速
    とした各取出しローラを回転自在に支承し、前記上ロー
    ラに直近して単板の先端部を検出する検出器を設置し、
    又前記取出し棚の終端には、ベニヤドライヤの挿入側よ
    り発信する指令により起伏する停止板を設置し、さらに
    前記取出し棚の各段の末端には、昇降用流体シリンダに
    より支持され、外端を支点として揺動する常時高速とし
    た搬送コンベヤを連設動する如く配設し、前記取出し棚
    の停止板の倒伏時、前記ロッドの昇降に応じ揺動する搬
    送コンベヤ上に停止されていた単板を移乗させることを
    特徴とするベニヤドライヤにおける単板の取出し装置。
JP9691877U 1977-07-20 1977-07-20 ベニヤドライヤにおける単板の取出し装置 Expired JPS5854627Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9691877U JPS5854627Y2 (ja) 1977-07-20 1977-07-20 ベニヤドライヤにおける単板の取出し装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9691877U JPS5854627Y2 (ja) 1977-07-20 1977-07-20 ベニヤドライヤにおける単板の取出し装置

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Publication Number Publication Date
JPS5424184U JPS5424184U (ja) 1979-02-16
JPS5854627Y2 true JPS5854627Y2 (ja) 1983-12-13

Family

ID=29031255

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JP9691877U Expired JPS5854627Y2 (ja) 1977-07-20 1977-07-20 ベニヤドライヤにおける単板の取出し装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59177862U (ja) * 1983-05-16 1984-11-28 豊田工機株式会社 密封装置

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JPS5424184U (ja) 1979-02-16

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