JPS5854313Y2 - 石炭焚き船の貯炭庫 - Google Patents
石炭焚き船の貯炭庫Info
- Publication number
- JPS5854313Y2 JPS5854313Y2 JP3751980U JP3751980U JPS5854313Y2 JP S5854313 Y2 JPS5854313 Y2 JP S5854313Y2 JP 3751980 U JP3751980 U JP 3751980U JP 3751980 U JP3751980 U JP 3751980U JP S5854313 Y2 JPS5854313 Y2 JP S5854313Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal
- ship
- room
- coal storage
- storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ship Loading And Unloading (AREA)
- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は石炭焚き船の貯炭庫に関するものである。
最近のエネルギー状況から石炭焚き船が再び脚光を浴び
ている。
ている。
特に石炭運搬用バルクキャリヤの場合には経済的にも十
分採算のとれることがわかっている。
分採算のとれることがわかっている。
石炭焚き船の貯炭庫は、機関室の直前部に設けるのが効
果的であるが、この貯炭庫には底部にホッパを設置して
おく必要があるため、その設置レベルより下部は貯炭に
供し得なくなり、容積効率が悪化する。
果的であるが、この貯炭庫には底部にホッパを設置して
おく必要があるため、その設置レベルより下部は貯炭に
供し得なくなり、容積効率が悪化する。
また航続距離が長い場合は、貯炭庫として大容量のもの
が必要となるため、その分だけ船艙(貨物艙)容積の減
少が避けられず、トリム性能上も問題となる。
が必要となるため、その分だけ船艙(貨物艙)容積の減
少が避けられず、トリム性能上も問題となる。
本考案はこのような問題を解決することを目的とし、船
艙バッチ両側の上甲板上に船首尾方向に長い貯炭室を設
け、この貯炭室の最後部を、機関室と最尾部船舶との間
に設けたホラパブ室上部に連通させた構成の石炭焚き船
の貯炭庫を提供することによって、その目的を達成する
ものであり、これにより、貯炭室の容積を大きくとるこ
とができ、船艙の容積域、トリム性能の低下を招来する
ことなく、航続距離が長い場合にも不都合が生じず、ま
た貯炭室内石炭の消費に伴なうトリム変化を少なくし得
、バラストタンクも不要とすることができるものである
。
艙バッチ両側の上甲板上に船首尾方向に長い貯炭室を設
け、この貯炭室の最後部を、機関室と最尾部船舶との間
に設けたホラパブ室上部に連通させた構成の石炭焚き船
の貯炭庫を提供することによって、その目的を達成する
ものであり、これにより、貯炭室の容積を大きくとるこ
とができ、船艙の容積域、トリム性能の低下を招来する
ことなく、航続距離が長い場合にも不都合が生じず、ま
た貯炭室内石炭の消費に伴なうトリム変化を少なくし得
、バラストタンクも不要とすることができるものである
。
以下その実施例を第1図〜第3図に基づき説明する。
1は船体、2はその船尾部に設けられた機関室、3は船
艙、4はホッパー室であり、ホッパー室4は機関室2と
最尾部船舶3との間に設けられ、かつその上部は上甲板
IA上部に突出している。
艙、4はホッパー室であり、ホッパー室4は機関室2と
最尾部船舶3との間に設けられ、かつその上部は上甲板
IA上部に突出している。
5は貯炭室であり、これは船舶バッチ3A両側の上甲板
1人上に、船首尾方向に長く構成され、かつその最後部
が開口6を介して前記ホッパー室4の上部に連通ずる。
1人上に、船首尾方向に長く構成され、かつその最後部
が開口6を介して前記ホッパー室4の上部に連通ずる。
第1図、第2図から明らかなように、貯炭室5の底壁(
上甲板)IA又は土壁5Aには、その長手方向所要ピッ
チおきにジェットノズル7A又は7Bが設けられる。
上甲板)IA又は土壁5Aには、その長手方向所要ピッ
チおきにジェットノズル7A又は7Bが設けられる。
また前記開口6の直下部の横隔壁8には、上部にスクリ
ーン9を有する水室10が設けられる。
ーン9を有する水室10が設けられる。
11は氷室10からその外方へ延びる排水管であり、こ
の排水管11を通る排水は再びジェットノズル7へ循環
する。
の排水管11を通る排水は再びジェットノズル7へ循環
する。
12は排水ポンプである。図示例のものにおいて、貯炭
室5には、その長手方向に一定レベルで石炭を散積し、
これをホッパー室4に投入する際は、ジェットノズル7
A又は7Bよりジェット水を噴射する。
室5には、その長手方向に一定レベルで石炭を散積し、
これをホッパー室4に投入する際は、ジェットノズル7
A又は7Bよりジェット水を噴射する。
この場合、生じた石炭スラリーは開口6並びにスクリー
ン9上を通ってホッパー室4内へ落下するが、スクリー
ン9上では水が分離されて水室10内に回収される。
ン9上を通ってホッパー室4内へ落下するが、スクリー
ン9上では水が分離されて水室10内に回収される。
回収水は再びジェット水として利用される。以上の説明
からも明らかなように、本考案によれば、貯炭室を上甲
板上に長く構成するので、その容積を大きくとることが
できる。
からも明らかなように、本考案によれば、貯炭室を上甲
板上に長く構成するので、その容積を大きくとることが
できる。
したがって船艙の容積域、トリム性能の低下を招来する
ことなく、航続距離が長い場合にも不都合が生じず、ま
た石炭室内石炭の消費に伴なウドリム変化を少なくし得
、バラストタンクが不要となる。
ことなく、航続距離が長い場合にも不都合が生じず、ま
た石炭室内石炭の消費に伴なウドリム変化を少なくし得
、バラストタンクが不要となる。
さらに航海距離が短かい場合には、適宜貯炭室を貨物艙
としても利用できる。
としても利用できる。
第1図〜第3図は本考案実施例を示しており、第1図は
縦断面図、第2図は要部を拡大した縦断面図、第3図は
横断面図である。 1・・・船体、IA・・・上甲板、2・・・m室、3・
・・船艙、3A・・・船艙ハツチ、4・・・ホッパー室
、5・・・貯炭室、6・・・開口。
縦断面図、第2図は要部を拡大した縦断面図、第3図は
横断面図である。 1・・・船体、IA・・・上甲板、2・・・m室、3・
・・船艙、3A・・・船艙ハツチ、4・・・ホッパー室
、5・・・貯炭室、6・・・開口。
Claims (1)
- 船艙バッチ両側の上甲板上に船首尾方向に長い貯炭室を
設け、この貯炭室の最後部を、機関室と最尾部船舶との
間に設けたホッパー室上部に連通させたことを特徴とす
る石炭焚き船の貯炭庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3751980U JPS5854313Y2 (ja) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | 石炭焚き船の貯炭庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3751980U JPS5854313Y2 (ja) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | 石炭焚き船の貯炭庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56138789U JPS56138789U (ja) | 1981-10-20 |
JPS5854313Y2 true JPS5854313Y2 (ja) | 1983-12-10 |
Family
ID=29633082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3751980U Expired JPS5854313Y2 (ja) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | 石炭焚き船の貯炭庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854313Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-21 JP JP3751980U patent/JPS5854313Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56138789U (ja) | 1981-10-20 |
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