JPS585397Y2 - 蓄電池充電装置 - Google Patents

蓄電池充電装置

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JPS585397Y2
JPS585397Y2 JP9987177U JP9987177U JPS585397Y2 JP S585397 Y2 JPS585397 Y2 JP S585397Y2 JP 9987177 U JP9987177 U JP 9987177U JP 9987177 U JP9987177 U JP 9987177U JP S585397 Y2 JPS585397 Y2 JP S585397Y2
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JP9987177U
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Inventor
五雄 酒井
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株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はインバータ回路を使用した蓄電池充電装置に
関する。
蓄電池充電装置には過充電防止用の保護回路を設けたも
のがある。
従来、このような過充電防止用保護回路を設けた蓄電池
充電装置としては第1図に示すようなものが知られてい
る。
これは商用交流電源1に全波整流ブリッジ回路2の入力
端子を接続し、かつ上記ブリッジ回路2の出力端子間に
チョークコイル3を介して平滑コンデンサ4を接続して
直流電源回路を形成している。
そして前記直流電源回路の出力端子間すなわち前記平滑
コンデンサ4の両端間に変形ブロッキングオシレータ形
インバータ回路5を接続している。
前記インバータ回路5は抵抗6,7の直列回路、NPN
形のトランジスタ8および゛降圧用出カドランス9から
なるもので、上記抵抗6,7の直列回路を前記平滑コン
デ゛ンサ4に並列に接続し、上記トランジスタ8のコレ
クタを出カドランス9の第1の1次側巻線91を介して
上記平滑コンテ゛ンサ4の正極端子に接続し、上記トラ
ンジスタ8のエミッタを上記平滑コンデンサ4の負極端
子に接続し、かつ上記トランジスタ8のベースを出カド
ランス9の第2の1次側巻線92を介して上記抵抗6,
7の接続点に接続している。
そして前記第1の1次側巻線91にコンテ゛ンサ10を
並列に接続するとともに前記抵抗7にコンデンサ11を
並列に接続している。
このようなインバータ回路5の出力端、すなわち出カド
ランス9の2次側巻線93に整流用ダイオード12を介
して被充電蓄電池13を接続し、かつ上記蓄電池13に
過充電防止用保護回路としてダイオード14゜15を図
示極性に直列してなる直列回路を並列に接続している。
したがってこのようなものにおいては電源1が投入され
るインバータ回路5の出力端に降圧された交流が発生し
、その交流がダイオード12を介して整流される。
この整流された電流により被充電蓄電池13は充電され
る。
この充電動作においてダイオード14.15は印加され
る電圧の増加にともなって自己発熱量を増加し自己の電
圧−電流特性を変化して電流をより流れ易くする。
電流がより流れると自己発熱量が増加する。
このような動作がくり返えされダイオード14.15に
流れる電流はある平衡点で安定するようになる。
したがってダイオード14.15として被充電蓄電池1
3の充電特性に適合した電流増加特性をもつものを使用
すれば被充電蓄電池13の充電電流を安全電流以下に保
持することができる。
しかしながらこのような従来装置においてはダイオード
として蓄電池の充電特性に適合したものを選別しなけれ
ばならず製作がきわめて面倒となる問題があり、又ダイ
オードの自己発熱を利用しているので過熱事故を起こす
問題があった。
この考案はこのような問題を解決するために考えられる
もので、その目的とするころは過充電防止機能をもつも
のにあって製作が容易に行なえ、又過熱事故を起こす虞
がなく安全性を向上することができ、しかも充電中の表
示を行なう表示回路の取付けを容易に行なうことができ
る蓄電池充電装置を提供することにある。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
これは第2図に示すように第1図におけるインバータ回
路5の出カドランスとして2次側巻線93に中間タップ
tを設けたものを使用し、かつ第1図に示す整流用ダイ
オード12を第2の整流用ダイオードとし、前記出カド
ランス9の2次側巻線93の中間タップtと一端間に上
記第2の整流用ダイオード12を介して被充電蓄電池1
3を接続している。
前記被充電蓄電池13は又、前記出カドランス9の2次
側巻線930両端間に第1の整流用ダイオード16およ
び半導体スイッチング素子としてPNP形の第1のトラ
ンジスタ17を直列に介して接続されている。
そして前記被充電蓄電池13の両端間電圧をレベル検出
回路23で検出するようにしている。
前記レベル検出回路23は蓄電池13に抵抗18.19
の直列分圧回路を並列に接続し、その抵抗18.19の
接続点にNPN形の第2の1〜ランジスタ20のベース
を接続している。
そして前記第2のトランジスタ20のコレクタを抵抗2
1を介して前記第1のトランジスタ17のベースに接続
し、そのエミッタを前記出カドランス9の2次側巻線9
3の一端に接続している。
そして前記第1の整流用ダイオード16のカソードと前
記出カドランス9の2次側巻線93の一端との間に抵抗
21と発光ダイオード22との直列回路を接続し、充電
表示回路を形成している。
このような構成の本実施例装置において被充電蓄電池1
3の両端間電圧が所定レベルに達したとき第2のトラン
ジスタ20がオン動作するように予め設定しておけば、
先ず充電開始時は蓄電池13の両端間電圧が所定レベル
より低いので第2のトランジスタ20がオフ状態にあり
したがって第1のトランジスタ17がオフ状態にある。
この状態においては蓄電池13への充電は出カドランス
9の2次側巻線93の中間タップを一第2の整流用ダイ
オード12−蓄電池13−2次側巻線93の一端で形成
される閉回路により行なわれる。
又第1のトランジスタ17がオフされているので2次側
巻線93の他端−第1の整流用ダイオード16−抵抗2
1発光ダイオード22−2次側巻線93の一端で形成さ
れる閉回路により発光ダイオード22が発光し、蓄電池
13が充電されていることを表示する。
そして蓄電池13の両端間電圧が所定レベルに達すると
、第2のトランジスタ20がオン動作し、それによって
第1のトランジスタ17がオン動作する。
すると2次側巻線93の他端−第1の整流用ダイオード
16−第1のトランジスタ17−蓄電池13−2次側巻
線93の一端の閉回路により蓄電池13への充電が行な
われる。
このとき第2のダイオード12は逆バイアスされるので
、この第2のダイオード12を含む閉回路によって蓄電
池13が充電されることはない。
又、第1、第2のトランジスタ17.20がオン動作す
ることによって発光ダイオード22へはほとんど電流が
流れなくなり、発光ダイオード22の発光は停止される
ところで出カドランスを使用するインバータ回路では出
カドランスの2次側巻線の巻線数が多いと発振周期が長
くなり、巻線数が少ないと発振周期が短かくなる。
したがって例えば出カドランス9の2次側巻線93の巻
線数のちよ゛ら゛半分のところに中間タップtを設か けておき、第2の整流ダイオード12を含む閉回路で蓄
電池13が充電されているときの出カドランス9の1次
側および2次側電流がそれぞれ第3図のa、l)に示す
ようになっているものとすると、蓄電池13の両端間電
圧が所定レベルに達し、蓄電池13が第1の整流用ダイ
オード17を含む閉回路で充電されるときの出カドラン
ス9の1次側および2次側電流はそれぞれ第4図のa、
l)に示すようになる。
すなわち第2の整流用ダイオード12を含む閉回路で蓄
電池13が充電されている 1次側電流が周期Tで
11時間流れ、2次側電流がT−t+”t2時間流れる
とすると、第1の整流用ダイオード16を含む閉回路で
蓄電池13が充電されるときには2次側巻線93の巻線
数が2倍となるので、1次側電流はT’=2Tの周期で
1/にt1時間流れ、2次側電流はT’ t ’t−
t ’2>2 t 2時間流れるようになる。
ところで2次側に発生するエネルギーは周期の変化に関
係なく不変なので、第3図のbに斜線で示す面積と第4
図のbに斜線で示す面積とは等しくなる。
これは第2の整流用ダイオード12を含む閉回路で蓄電
池13が充電されているときの充電電流に比べて第1の
整流用ダイオード16を含む閉回路で蓄電池13が充電
されているときの充電電流は小さくなることを意味する
したがって第2の整流用ダイオード12を含む閉回路で
蓄電池13が充電されるときの充電電流を、蓄電池13
を急速充電させるに充分な値に設定し、がつ第1の整流
用ダイオード16を含む閉回路で蓄電池13が充電され
るときの充電電流を、蓄電池13を安全に充電させる値
に設定すれば、蓄電池13は先ず急速充電され、端子間
電圧が所定レベルに達すると充電回路が切換えられて安
全電流で充電されるようになる。
なお、急速充電させるときの充電電流の値および安全電
流の値は出力1〜ランス9の2次側巻線93の巻線数お
よび中間タップtの取付は位置によって任意に設定する
ことができる。
このように本装置においては従来装置のように蓄電池1
3の充電特性に適合するダイオードを選別して使用する
という面倒か゛なく、シたがって製作が容易に行なえる
ものである。
又、ダイオードの自己発熱を利用して充電電流を抑制す
るものではなく、回路切換えによって充電電流を抑制す
るようにしているので、ダイオードが異常発熱して過熱
事故を起こす慮はない。
すなわち安全性を向上することができる。
しかも発光ダイオード22によって急速充電中を表示す
ることができる。
なお、前記実施例では半導体スイッチング素子としてト
ランジスタを使用したものについて述べたがかならずし
もこれに限定されるものではなく、例えばサイリスタを
使用してもよい。
又、前記実施例では抵抗18.19を直列に接続して分
圧回路を形成したものについて述べたが、この分圧回路
としては例えば複数の非直線素子の直・並列回路によっ
て形成することもできる。
以上詳述したようにこの考案によればインバータ回路の
出カドランス2次側巻線両端間に第1の整流器および半
導体スイッチング素子を直列に介して被充電蓄電池を接
続するとともに上記出カドランスの2次側巻線の中間タ
ップと一端との間に第2の整流器を介して上記被充電蓄
電池を接続し、レベル検出回路で上記蓄電池の両端間電
圧が所定レベルに達したことを検出したときには上記半
導体スイッチング素子をスイ・ソチ/グ動作させるよう
にしているので、製作が容晃にできるとともに安全性を
向上することができ、しかも急速充電中、急速充電終了
の表示が簡単な回路構成で行なうことができる蓄電池充
電装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図はこの考案の実施
例を示す回路図、第3図は急速充電時の出カドランスの
電流波形を示すものでaは1次側電流の波形図、bは2
次側電流の波形図、第4図は急速充電完了後の出カドラ
ンスの電流波形を示すもので、aは1次側電流の波形図
、bは2次側電流の波形図である。 5・・・・・・インバータ回路、9・・・・・・出カド
ランス、12・・・・・・第2の整流用ダイオード、1
3・・・・・・被充電蓄電池、16・・・・・・第1の
整流用ダイオード、17・・・・・・第1のトランジス
タ、23・・・・・・レベル検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インバータ回路と、このインバータ回路の出カドランス
    の2次側巻線両端間に第1の整流器および半導体スイッ
    チング素子を直列に介して接続するとともに、上記出カ
    ドランスの2次側巻線の中間タップと一端間に第2の整
    流器を介して接続した被充電蓄電池と、この蓄電池の両
    端間電圧を検出し、その電圧が所定レベルに達すると上
    記半導体スイッチング素子をスイッチング動作するレベ
    ル検出回路とを具備したことを特徴とする蓄電池充電装
    置。
JP9987177U 1977-07-26 1977-07-26 蓄電池充電装置 Expired JPS585397Y2 (ja)

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JP9987177U JPS585397Y2 (ja) 1977-07-26 1977-07-26 蓄電池充電装置

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JP9987177U JPS585397Y2 (ja) 1977-07-26 1977-07-26 蓄電池充電装置

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JPS5426636U JPS5426636U (ja) 1979-02-21
JPS585397Y2 true JPS585397Y2 (ja) 1983-01-29

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ID=29037007

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JPS5495326A (en) * 1978-01-14 1979-07-27 Matsushita Electric Works Ltd Charging circuit

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JPS5426636U (ja) 1979-02-21

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