JPS5853952A - 音響機器用材成形用樹脂組成物 - Google Patents
音響機器用材成形用樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS5853952A JPS5853952A JP15270881A JP15270881A JPS5853952A JP S5853952 A JPS5853952 A JP S5853952A JP 15270881 A JP15270881 A JP 15270881A JP 15270881 A JP15270881 A JP 15270881A JP S5853952 A JPS5853952 A JP S5853952A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin composition
- inorganic filler
- molding
- parts
- specific gravity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、音勧機器用材、特にスピーカーボックス、レ
コードキャビネット用材の成形に適した樹脂組成物に関
する。
コードキャビネット用材の成形に適した樹脂組成物に関
する。
音會機器用材としては、従来、木板、合板、アルミダイ
キャストなどが用いられているが、木板、合板は軽量で
振動しやすく、またアルミダイキャストは振動か少ない
けれども内部損失が小さく減衰効果に劣る。
キャストなどが用いられているが、木板、合板は軽量で
振動しやすく、またアルミダイキャストは振動か少ない
けれども内部損失が小さく減衰効果に劣る。
そこで、上述の如き含着機器用材の欠点を解消したもの
として近年プラスチックに無機質充填剤などを充填した
所謂複合剤が使用されている。
として近年プラスチックに無機質充填剤などを充填した
所謂複合剤が使用されている。
ところか、この複合剤にしてもバランスのとれた合巻効
果を有するものの、内部損失の点では木材、合板に劣る
ものであり、内部損失が大きく、しかも総合的な合一効
果にすぐれた複合材の出現が待望されている。
果を有するものの、内部損失の点では木材、合板に劣る
ものであり、内部損失が大きく、しかも総合的な合一効
果にすぐれた複合材の出現が待望されている。
本発明者らは、かかる観点から複合材の改良について種
々研究を重ねてきたところ、熱硬化性樹脂、無機質充填
剤を含有する音皆機器用材成形用樹脂組成物において、
無機質充填剤として、特定の形状、即ち沈降法にて測定
した粒度か１〜２０ミクロンの針状のものを使用した樹
脂組成物を成形、硬化して得られる成形品が次に列挙す
るごとき特性を有していることを見出した。
々研究を重ねてきたところ、熱硬化性樹脂、無機質充填
剤を含有する音皆機器用材成形用樹脂組成物において、
無機質充填剤として、特定の形状、即ち沈降法にて測定
した粒度か１〜２０ミクロンの針状のものを使用した樹
脂組成物を成形、硬化して得られる成形品が次に列挙す
るごとき特性を有していることを見出した。
■ 内部損失か犬である。
■ 剛性か大である。
■ 比月支が大きく、振動がおこりにくい。
本発明は、上述の如き知見に報いて完成されたものであ
り、音軸効果のすぐれた音鴨根器用Ｈに成形することの
できる樹脂組成物を促供することを目的とするものであ
る。
り、音軸効果のすぐれた音鴨根器用Ｈに成形することの
できる樹脂組成物を促供することを目的とするものであ
る。
即ち、本発明は熱硬化性樹脂、無機質充填剤を含有する
音輸機器用材成形用樹脂糾成物において、無機質充填剤
の全部または一部が沈降法にて測定した粒度が１〜２０
ミクロンの剣状である音物機器用材成形用樹脂組成物で
ある。
音輸機器用材成形用樹脂糾成物において、無機質充填剤
の全部または一部が沈降法にて測定した粒度が１〜２０
ミクロンの剣状である音物機器用材成形用樹脂組成物で
ある。
本発明において用いられる熱硬化性樹脂は、首４ｉｉ１
機器用材成形用として用いうるものであればよく、たと
えば不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂などが好適なものとして列挙される。また、熱硬
化性樹脂に加えて、熱可塑性樹脂を添加してもよい。
機器用材成形用として用いうるものであればよく、たと
えば不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂などが好適なものとして列挙される。また、熱硬
化性樹脂に加えて、熱可塑性樹脂を添加してもよい。
本発明に係る樹脂組成物中には、沈降法にて測須である
。
。
かかる針状無機充填剤としては、適音結晶状のもの、た
とえばカルシウムシリケートの結晶、硫酸カルシウムの
結晶などが使用され、特に好ましいものはカルシウムシ
リケート結晶である。これらは単独で用いてもよく、ま
た２種以上を併用してもよい。
とえばカルシウムシリケートの結晶、硫酸カルシウムの
結晶などが使用され、特に好ましいものはカルシウムシ
リケート結晶である。これらは単独で用いてもよく、ま
た２種以上を併用してもよい。
当該針状充填剤の配合量は、全樹脂組成物基準で、通常
約５〜８０重量％、好ましくは約１０〜３０重量％であ
る。かかる配合比とすることによって、本発明による効
果が十分元押されるとともに、本発明樹脂組成物の成形
品が脆くなることがない。
約５〜８０重量％、好ましくは約１０〜３０重量％であ
る。かかる配合比とすることによって、本発明による効
果が十分元押されるとともに、本発明樹脂組成物の成形
品が脆くなることがない。
また、上述の針状充填剤に加えて、従来既知の無機質充
填剤（たとえば、炭酸カルシウム、化を酸バリウム、シ
リカ、タルクなと）を併用してもよい。
填剤（たとえば、炭酸カルシウム、化を酸バリウム、シ
リカ、タルクなと）を併用してもよい。
本発明に係る樹脂組成物中における、無機質充填剤の好
ましい総量（当該針状充填剤と、それ以外の無機質充填
剤の合計量）は、本発明の樹脂組成物を成形、硬化して
得られる硬化物、即ち成形物の比重が１．５〜２．５と
なるに充分な量であり、そのためには使用する充填剤の
種類等をこまって異なるが、通常全樹脂組成物基準で約
５０〜８０重量％の無機質充填剤を添加すればよ０゜無
機質充填剤は、その表面をシラン力・ノブ１ノング剤で
処理して用いることができ、かめ・る表向処理をおこな
うことにより、樹脂組成物中をこＪＪｒｌえる無機質充
填剤の配合量を多くすることができる。
ましい総量（当該針状充填剤と、それ以外の無機質充填
剤の合計量）は、本発明の樹脂組成物を成形、硬化して
得られる硬化物、即ち成形物の比重が１．５〜２．５と
なるに充分な量であり、そのためには使用する充填剤の
種類等をこまって異なるが、通常全樹脂組成物基準で約
５０〜８０重量％の無機質充填剤を添加すればよ０゜無
機質充填剤は、その表面をシラン力・ノブ１ノング剤で
処理して用いることができ、かめ・る表向処理をおこな
うことにより、樹脂組成物中をこＪＪｒｌえる無機質充
填剤の配合量を多くすることができる。
その詳細は特公昭４４−５０９４号公報番こ記載されて
いる。
いる。
本発明の樹脂組成物中には、一般的（こｌまさら（と硬
化剤、ＭＩｉ維袖強材が配合される。
化剤、ＭＩｉ維袖強材が配合される。
硬化剤は、用いる熱硬化性樹脂Ｑ肩１１１類など（こ昆
ζじて既知のものの中から適宜選択すればよく、たとえ
ば過酸化物（ベンゾイルパーオキサイド、キュメンハイ
ドロパー４キサイド、ジクミルパーオキサイドなど）、
アミン類（ジアミノジフェニルメタンなど）などが単独
または併用にて用いられる。
ζじて既知のものの中から適宜選択すればよく、たとえ
ば過酸化物（ベンゾイルパーオキサイド、キュメンハイ
ドロパー４キサイド、ジクミルパーオキサイドなど）、
アミン類（ジアミノジフェニルメタンなど）などが単独
または併用にて用いられる。
繊維質補強材としては、無機繊維（例えば、ガラス繊維
、炭素繊維、有機繊維（例えばポリエステル繊細）が単
独または併用にて用いられ、これは音曽機器用材の耐衝
撃性を増大するために用いられる。
、炭素繊維、有機繊維（例えばポリエステル繊細）が単
独または併用にて用いられ、これは音曽機器用材の耐衝
撃性を増大するために用いられる。
本発明に係る樹脂組成物中には、所望により、さらに硬
化促進剤、顔料、老化防止剤などを添加してもよく、前
述の１全樹脂組成物基準′とは、硬化剤、繊維質補強剤
、顔料、硬化促進剤、老化防止剤などの添加剤をも加算
して計算したものである。
化促進剤、顔料、老化防止剤などを添加してもよく、前
述の１全樹脂組成物基準′とは、硬化剤、繊維質補強剤
、顔料、硬化促進剤、老化防止剤などの添加剤をも加算
して計算したものである。
本発明に係る樹脂組成物は、通常ブリｊツクスとして調
整される。
整される。
本発明の樹脂組成物は、たとえば圧縮成形法、注型成形
法などの自体既知の成形法によって音響機器用材となす
ことかできる。
法などの自体既知の成形法によって音響機器用材となす
ことかできる。
本発明樹脂組成物から得られた音響機器用材は、■剛性
か大であり、■内部損失が木板、合板と同等である、■
比重か大で振１功しにくい、■面１征［撃性などの機械
的強度が大であるなどのすぐれた効果を有するものであ
る。
か大であり、■内部損失が木板、合板と同等である、■
比重か大で振１功しにくい、■面１征［撃性などの機械
的強度が大であるなどのすぐれた効果を有するものであ
る。
以下、本発明を実施例をもってより其体的に説明する。
実施例
ジクミルパーオキサイド ０５都 −０，５部ベンゾ
イルパーオキサイド −０，５部 −ステアリン酸！
１１！鉛 １ 部 １ 部 １ 部炭酸カ
ルシウム ５０ 都 ５０ 部８０ 部カルシウ
ムシリケート １５ 部 ２５ 部 −カラス繊維（
１／４’） １０ 部 ｌＯ部 １０ 部ポリ
スチレン ３５部 ５ 部 ３ 部スチレンモ
ノマー ３゜５部５ 部８ 部シランカプリン
グ剤 １ 部 １ 部 −（注）本部はＭ置
部を意味する。
イルパーオキサイド −０，５部 −ステアリン酸！
１１！鉛 １ 部 １ 部 １ 部炭酸カ
ルシウム ５０ 都 ５０ 部８０ 部カルシウ
ムシリケート １５ 部 ２５ 部 −カラス繊維（
１／４’） １０ 部 ｌＯ部 １０ 部ポリ
スチレン ３５部 ５ 部 ３ 部スチレンモ
ノマー ３゜５部５ 部８ 部シランカプリン
グ剤 １ 部 １ 部 −（注）本部はＭ置
部を意味する。
上記の組成物をニーダ−で室温混合し樹脂組成物ヲ得り
。コｔ’ｔヲ用い、１３０°Ｃ１５０ｋｇ／Ｃ１ｎ 。
。コｔ’ｔヲ用い、１３０°Ｃ１５０ｋｇ／Ｃ１ｎ 。
５分間の条件にて板状成形物を加熱加圧成形して得た。
このようにして得た板状成形物より切り出したテスト片
を使用して、特性試験を行ったところ結果は第１表に示
す通りであった。この結果から、本発明による樹脂組成
物から得た成形物は比重が大で振動しにくく、共振鋭度
が小さく、内部損失が太きいという音響機器用材として
理想的なものであることか判明した。
を使用して、特性試験を行ったところ結果は第１表に示
す通りであった。この結果から、本発明による樹脂組成
物から得た成形物は比重が大で振動しにくく、共振鋭度
が小さく、内部損失が太きいという音響機器用材として
理想的なものであることか判明した。
第１表
第１表において、共振鋭度は板状テスト片の一端を保持
し、振動特性法により測定した。
し、振動特性法により測定した。
特許出願人 日東電気工業株式会社
代 理 人 弁理士 高 島 −
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）熱硬化性樹脂、無機質充填剤を含有する音響機器
用材成形用樹脂組成物において、無機質充填剤の全部ま
たはその一部が、沈降法にて測定した粒度が１〜２０ミ
クロンの針状であることを特徴とす音響機器用材成形用
樹脂組成物。 （２）針状無機質充填剤の配合量が、全樹脂組成物基準
で約５〜８０重量％である特許請求の範囲第（１）項記
載の金輪機器用材成形用樹脂組成物。 （８）無機質充填剤の配合量が、音響機器用材成形用樹
脂組成物を硬化させて得られる硬化物の比重が約１．５
〜２．５となるように調整されていることを特徴とする
特許請求の範囲第（１）項記載の音物機器用材成形用樹
脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15270881A JPS5853952A (ja) | 1981-09-27 | 1981-09-27 | 音響機器用材成形用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15270881A JPS5853952A (ja) | 1981-09-27 | 1981-09-27 | 音響機器用材成形用樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5853952A true JPS5853952A (ja) | 1983-03-30 |
Family
ID=15546410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15270881A Pending JPS5853952A (ja) | 1981-09-27 | 1981-09-27 | 音響機器用材成形用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5853952A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61181575A (ja) * | 1985-02-07 | 1986-08-14 | Yatsumine Sangyo Kk | 器壁内面を強化した金属製容器の製造方法 |
| FR2660512A1 (fr) * | 1990-04-03 | 1991-10-04 | Datm Sarl | Support d'enceinte acoustique. |
| CN104830018A (zh) * | 2014-02-12 | 2015-08-12 | 日清纺制动器株式会社 | 音响设备用功能材料 |
-
1981
- 1981-09-27 JP JP15270881A patent/JPS5853952A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61181575A (ja) * | 1985-02-07 | 1986-08-14 | Yatsumine Sangyo Kk | 器壁内面を強化した金属製容器の製造方法 |
| JPH0566196B2 (ja) * | 1985-02-07 | 1993-09-21 | Yatsumine Sangyo Kk | |
| FR2660512A1 (fr) * | 1990-04-03 | 1991-10-04 | Datm Sarl | Support d'enceinte acoustique. |
| CN104830018A (zh) * | 2014-02-12 | 2015-08-12 | 日清纺制动器株式会社 | 音响设备用功能材料 |
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