JPS5889644A - 音響用熱硬化性樹脂成形材料 - Google Patents

音響用熱硬化性樹脂成形材料

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Publication number
JPS5889644A
JPS5889644A JP18781981A JP18781981A JPS5889644A JP S5889644 A JPS5889644 A JP S5889644A JP 18781981 A JP18781981 A JP 18781981A JP 18781981 A JP18781981 A JP 18781981A JP S5889644 A JPS5889644 A JP S5889644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particle size
inorganic powder
calcium carbonate
heavy calcium
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP18781981A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Mayama
間山 歳夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Chemical Products Co Ltd
Kyocera Chemical Corp
Original Assignee
Toshiba Chemical Products Co Ltd
Toshiba Chemical Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Chemical Products Co Ltd, Toshiba Chemical Corp filed Critical Toshiba Chemical Products Co Ltd
Priority to JP18781981A priority Critical patent/JPS5889644A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スピーカーボックス、レコードプレーヤーキ
ャビネット、ターンテーブルなどの音響構造物用として
、制振効果やハウリング性等の音響特性にすぐれ、かつ
また、成形性、塗装性等量産性にもすぐれている重量感
のある成形品が得られる音響用熱硬化性樹脂成形材料に
関するものである。
従来、音響構造物用には、木材が多く使用されているが
、木材は制振効果はすぐれているものの、密度が小さい
ために、ノ・ウリング性(望ましくない音の残響現象)
がよくない。ノ・ウリング性を良くしようと重量を大き
くすると、大きな構造物となってしまい、音圧を受ける
面積が大きくなり、更に剛性も欠けてきて、かえって・
・ウリングに対して不利になるという欠点を有していた
。また、木材は板を加工して構造物とするために、手間
もかかり量産性もあまり良くない。
次に、アルミダイキャストの音響構造物の場合は、ハウ
リング性にすぐれ、構造物設計上の制約も少ないが、金
属であるために振動の減衰速度が遅く制振効果が劣ると
いう欠点があった。
上記の制振効果とノ・ウリング性の一応の両立をはかっ
たものとして、不飽和ポリエステル樹脂に炭酸カルシウ
ムやガラス繊維を添加した成形材料が実用化されている
が、不飽和ポリエステル樹脂成形品は表面に“ス″′が
出来易いために成形性、塗装性に劣り、また材料がもろ
いためにセルフタップ加工を行なった場合にねじ部分が
こわれ易く、従ってねじ部分にはほとんどインサート金
具を使用しなければならないなど、製品設計上の制約も
大きい等の欠点があった。
本発明者は、以上のような欠点を克服して音響用構造物
を成形できる成形材料を提供すべく鋭意研究を進めた結
果、フェノール系樹脂に粒度250μ〜10μの重質炭
酸カルシウム60〜90重量%と粒度8μ〜0.1μの
無機質粉末10〜40重量%とからなる充てん材を、全
配合量の35〜80重量−の割合に添加配合し、混合混
線粉砕した熱硬化性樹脂成形材料が、制振効果とハウリ
ング性の音響特性に一段とすぐれ、かつまた、成形性、
塗装性等量産性もすぐれている重量感のある音響用構造
物を得ることを見出した。
本発明において使用するフェノール系樹脂は、その構成
単位がフェノール、クレゾール等、トのようなフェノー
ル類、変性フェノール類でもよく、ノボラック型であっ
てもレゾール型であってもよく、またイボラック−型は
ランダムノボラックであってもハイオルソノボラックで
あっても・よく、フェノール系熱硬化性樹脂のすべての
ものに適用することかできる。
本発明において使用へる充てん材は・粒度250〜10
μの重質炭酸カルシウムと粒度8〜0.1μの無機質粉
末とからなるものである。充てん材をこの組合せとする
ことによって、フェノール系樹脂成形材料の制振効果と
ハウリング性を一段とすぐれたものとすることができる
。重質炭酸カルシウムは標準篩で乾式篩い分けによっ−
て実質的に250〜10μの範囲にあるものを使用すれ
ばよいが、特に粒度重量分布の中心が100〜50″′
μにあるものが好ましい。無機質粉末は、粒度が湿式篩
い分けにシウムの間隙を埋めて音響特性を高める働きを
する。従ってこの微細な無機質粉末としては、微細重質
炭酸カルシウム、カオリン、クレー、ガラスパウダー、
シリカ、パーライト、ラジオライト、タルク、セリサイ
ト、アスベスト、硫酸バリウム等一般に無機質粉末であ
ればよいが、硫酸バリウムを使用した場合、特に重量感
のある製品を得ることができる。
そして、その特定粒度の重質炭酸カルシウムを60〜9
0重量%、その特定粒度の無機質粉末全10〜40重量
−の割合に配合して充てん材とする。重質炭酸カルシウ
ムが90重量%?超えると、成形品の中の充てん材が最
密光てん構造とならず機械的強度が不足して実用に適さ
なくなり、無機質粉末が40重量SS超超ると、3充て
ん材の吸油量が大きくなりすぎ、熱ロール混線がうまく
ゆかず、成形材料にするのが困難となる。そして充てん
材のそのような配合割合の範囲で上記の制振効果とノ・
ウリング性は有効に発揮される。
本発明の重質炭酸カルシウムと無機質粉末とからなる充
てん材は、成形材料の非揮発性全配合量の40〜75重
量%の割合を占めるように、フェノール系樹脂に添加配
合し、混合したのち熱ロール等により混練し、適宜粉砕
して成形材料とする。
なお、本発明の成形材料には、重質炭酸カルシウムと無
機質粉末の充てん材以外に1補強用充てん材としてガラ
ス繊維、炭素繊維等の繊維質基材を添加することにより
、衝撃強度のよりすぐれた製品を得ることもできる。ま
た、本発明の成形材料には、成形材料に通常配合できる
可塑剤、促進剤、滑剤、着色剤、硬化剤を添加配合して
も差支えない。
フェノール系樹脂成形材料は、従来不飽和ポリエステル
樹脂成形材料に比較して音響構造物には適さないと考え
られてかえりみられなかったが、本発明のフェノール系
樹脂成形材料は、不飽和ポリエステル樹脂成形材料より
も一段と音響特性にすぐれ、また成形性、塗装性、量産
性、機械的強度など不飽和ポリエステル樹脂成形材料の
欠点を解決することができるものである。
以下に本発明を、実施例により具体的に説明するが、本
発明はこれら実施例によって限定されるものではない。
なお、実施例中、部とあるのは重量部である。
実施例1 ノボラック型フェノール樹脂(硬化剤へキサメチレンテ
トラミンを含む)60部、粒度250〜20μ(99重
量%以上)で、重量分布の中心が53〜74μにある重
質炭酸カルシウム24部、粒度8〜0.1μの硫酸バリ
ウム12部、ガラス繊維2部、ステアリン酸(滑剤)1
部、スピリットブラック(着色剤)1部を配合し、常温
で均一に混合し、熱ロール混練して冷却したのち粉砕し
て成形材料とする。
実施例2 レゾール型フェノール樹脂30部、実施例1と同じ重質
炭酸カルシウム45部、粒度8〜0.1.Efのラジオ
ライト23部、ステアリン酸1部、カーボンブラック(
着色剤)1部を配合し、実施例1と同様にして成形材料
とする。
比較例ル ゾール型フェノール樹脂30部、実施例1と同じ重質炭
酸カルシウム68部、ステアリン酸1部、カーボンブラ
ック1部を配合し、実施例1と同様にして成形材料とす
る。
比較例2 不飽和ポリエステル樹脂27部、粒・度1o〜1μの重
質炭酸カルシウム66.5部、ステアリン酸カルシウム
1部、ガラス繊維5部、増粘剤及び触媒0.5部を配合
し、強力ニーダ−で混線後、押し出して成形材料とする
実施例1,2及び比較例1,2の成形材料を150〜1
70℃に加熱した金型に入れ、150kg/dの成形、
  圧力で5分間硬化させて得られたJIS K691
1の試験片と実用的スピーカーボックスの成形品によっ
て、成形性、塗装性、セルフタップ加工性、音響特性を
調べ、第1表の如き結果を得た。成形性及び塗装性は実
用上不良となる欠陥の発生度合(○:問題なし、△:許
容できる、×:不良多し)によって、セルフタップ加工
性は31111φのセルフタップネジのくり返ししめつ
け(02100回以上耐える、△:30〜40回程度、
×:程度回程度)によって、ハウリング性はスピーカー
ボックスのハウリング測定(◎:○に比較して20%以
上良い、○:不飽和ポリエステル成形材料を基準、×:
木材基準)によって判定した。
て不飽和ポリエステル樹脂の欠点を解決できるのる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1゛フエノール′系樹脂に、粒度250〜10μの重質
    炭酸カルシウム60〜90重量%と粒度8〜0.1μの
    無機質粉末10〜40重量%とからなる充てん材を、全
    配合量の35〜80重量%の割合に添加配合し、混合混
    練粉砕したことを特徴とする音響用熱硬化性樹脂成形材
    料。
JP18781981A 1981-11-25 1981-11-25 音響用熱硬化性樹脂成形材料 Pending JPS5889644A (ja)

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JPS5889644A true JPS5889644A (ja) 1983-05-28

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ID=16212786

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2660512A1 (fr) * 1990-04-03 1991-10-04 Datm Sarl Support d'enceinte acoustique.
JP2006257265A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Sumitomo Bakelite Co Ltd フェノール樹脂成形材料、およびこれを成形してなる制振材
CN104830018A (zh) * 2014-02-12 2015-08-12 日清纺制动器株式会社 音响设备用功能材料

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JP2006257265A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Sumitomo Bakelite Co Ltd フェノール樹脂成形材料、およびこれを成形してなる制振材
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