JPS585358Y2 - 導線巻付けビット - Google Patents

導線巻付けビット

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Publication number
JPS585358Y2
JPS585358Y2 JP13686278U JP13686278U JPS585358Y2 JP S585358 Y2 JPS585358 Y2 JP S585358Y2 JP 13686278 U JP13686278 U JP 13686278U JP 13686278 U JP13686278 U JP 13686278U JP S585358 Y2 JPS585358 Y2 JP S585358Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
conductor
outer sleeve
inner bit
terminal pin
Prior art date
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Expired
Application number
JP13686278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5553893U (ja
Inventor
三ツ木昇
相田正秋
大橋敏二郎
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は導線を端子ピンに巻き付けて接続する導線巻付
はビットに関するものである。
第1図に、従来使用されている通称サイドロード式導線
巻付はビットの例(特公昭32−10150)を示す。
この装置では、外側スリーブ1を内側ビット2に対して
後退させた状態において、導線3をビット軸に対して直
角方向から近づけ、導線3を内側ビット2に設けた導線
装着のための平面部4に乗せ、続いて外側スリーブ1を
前進させて、導線3を内側ビット2と外側スリーブ1と
の間にはさみ込んで装着し、さらにビット全体を前進さ
せて、内側ビット2の先端面に設けた内側ビット穴9に
端子ピン5を差し込んだ状態でビット全体を回転すれば
、導線3がビット溝6を通って引き出され、端子ピン5
に巻き付けられる。
しかし、この方式では、あらかじめ位置決めされて端子
ピン近傍に張られた導線をビットに装填し、端子ピンに
巻き付けて接続しようとする場合、外側スリーブを後退
させた状態で、導線が内側ビットの平面部に接するまで
、ビット全体をビット軸と直角な方向から近づけ、続い
て外側スリーブを前進させることによって初めて導線を
内側ビットに設けた平面部に装填することができるわけ
で、軸方向のビットの動きに加えてビット軸と直角な方
向に導線もしくはビットを動かす必要があり、このため
、位置決めに不便であり、また、これを実現する機構も
複雑かつ大型になるという欠点があった。
また、このような方式では、端子ピンの近傍にあらかじ
め位置を定めて張り渡された導線を、自動的にビットに
装着し、端子ピンに巻き付ける作業をさせることが難し
かった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくシ、端
子ピンの近傍にあらかじめ位置を定めて張り渡された導
線を、簡単な動作で確実に装着できる導線巻付はビット
を提供するにある。
この目的を達成するため、本考案は、前記従来技術例と
同様な導線巻付はビット、すなわち外側スリーブと内側
ビットから構成され、かつ導線を収納するための空隙を
外側スリーブと内側ビットとの間に設けるために内側ビ
ットに平面部をもったものにおいて、内側ビットの先端
部に該内側ビット外周面より突出して、導線の線径と同
程度もしくはそれ以上の高さの斜面部を設け、あらかじ
め端子ピン近傍に該端子ピンの軸方向に対して横もしく
は斜めに張られた導線に対し、外側スリーブを内側ビッ
トに対して後退させたままビット全体を端子ピンの方へ
前進させれば、前記導線が前記斜面部をのぼって内側ビ
ットの平面部に落ち込むようにしたもので、続いて外側
スリーブを前進させれば、導線は導線巻付はビットに完
全にくわえ込まれるようにしたものである。
次に、図面によって本考案による導線巻付はビットの一
実施例を説明する。
第2図は該実施例の構造を示すもので、ビットは外側ス
リーブ1′と内側ビット2′からなり、該内側ビット2
′には導線3を収納する空隙を形成するための平面部4
物あり、またその先端には斜面部8が設けられている。
この斜面部8は、張り渡された導線3の位置のばらつき
を吸収できるように十分に大きい必要があり、また斜面
の方向が、ビットが位置決めされ、前進する際に、あら
かじめ張られた導線がほぼこの斜面に接するようなもの
でなければならない。
外側スリーブ1′には、第1図に示した従来例と同様な
スリーブ溝7′が設けられている。
なお、第2図Aはビット全体が後退した状態を示し、第
2図Bはビット全体が前進し、内側ビット2′の先端面
の内側ビット穴9′に端子ピン5が挿入された状態で、
導線3が斜面部8をのぼって内側ビット2′の平面部4
′に落ち込んだ状態を示す。
この状態で、外側スリーフ1′を矢印11の方向に前進
させれば、導線3の一端は内側ビット2′の平面部4′
と外側スリーブ1′に設けたスリーブ溝7′との間には
さみ込まれ、また他端はビット溝6′を通って外に出た
状態となり、この状態でビット全体を回転させれば、導
線3は端子ピン5に巻き付けられる。
第3図A〜Eは、このような一連の作業の過程を示すも
ので、Aは端子ピン5の近傍にあらかじめ張られた導線
3に対し、ビット全体が前進を始めたところ、Bは内側
ビット2′の先端の斜面部8に導線3が乗り上げ始めた
ところ、Cは導線3が内側ビット2′の平面部4′に落
ち込んだところ、Dは外側スリーブ1′が前進して導線
3をはさみ込んだところを示す。
上記りの状態で、巻き付けられる導線3の端部は、カッ
タなど(図示せず)により切断される。
また、第3図Eは、上記りの状態でビット全体を回転さ
せることにより、導線3が端子ピン5に巻き付けられた
状態を示す。
以上述べたように、本考案によれば、導線巻付はビット
を上記のような構造にすることにより、端子ピンに対し
てあらかじめ位置を定めて張られた導線を端子ピンに巻
き付けようとする場合、ビットの位置決めさえしておけ
ば、ビットの前進後退の軸方向の動きのみで導線が自動
的に確実にビットに装填されるので、このような作業を
きわめて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサイドロード式導線巻付はビットの例を
示す斜視図、第2図A、Bは本考案による導線巻付はビ
ットの一実施例を示す斜視図A〜Eは本考案による導線
巻付はビットを用いた導線巻付は作業の過程を示す説明
図である。 符号説明、1,1′・・・外側スリーブ、2,2′・・
・内側ビット、3・・・導線、4.4’・・・平面部、
5・・・端子ピン、6.6’・・・ビット溝、7.7’
・・・スリーブ溝、8・・・斜面部、9.9’・・・内
側ビット穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対的に軸方向にのみ運動する外側スリーブと内側ビッ
    トからなり、外側スリーブが内側ビットに対して相対的
    に前進することにより、導線が外側スリーブと内側ビッ
    トとの間に設けた空隙にはさみ込まれるように装填され
    、ビット全体を回転することにより、内側ビットの先端
    面に設けた穴に差し込まれた端子ピンに導線が巻き付け
    られる導線巻付はビットにおいて、内側ビットの先端部
    に該内側ビット外周面より突出して、巻き付けられるべ
    き導線の線径と同程度もしくはそれ以上の高さの斜面部
    を設け、外側スリーブが内側ビットに対して後退した状
    態でビット全体が前進するとき、端子ピンの近傍に張り
    渡された導線が、該斜面部により外側スリーブと内側ビ
    ットとの間の空隙に導かれるようになされていることを
    特徴とする導線巻付はビット。
JP13686278U 1978-10-06 1978-10-06 導線巻付けビット Expired JPS585358Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13686278U JPS585358Y2 (ja) 1978-10-06 1978-10-06 導線巻付けビット

Applications Claiming Priority (1)

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JP13686278U JPS585358Y2 (ja) 1978-10-06 1978-10-06 導線巻付けビット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5553893U JPS5553893U (ja) 1980-04-11
JPS585358Y2 true JPS585358Y2 (ja) 1983-01-29

Family

ID=29108497

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JP13686278U Expired JPS585358Y2 (ja) 1978-10-06 1978-10-06 導線巻付けビット

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JPS5553893U (ja) 1980-04-11

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