JPS5853549A - 車両用ウオツシヤ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１） 本発明は車両用ウオッシャ装置に関するもので特にウィ
ンドガラス表面上の氷結物を解凍排除し即効日にウィン
ドの視界を確保できる構成に係る。

一般にウィンドガラス等の一面の汚れや氷結物を効果的
に除去するために高温となったエンジンの冷却水、又は
車両用電源を用いた電熱器を加熱源としてウオツシャ液
を加熱する構成が開示されている。　　　　　　　゛ エンジン冷却水によりウオツシャ液を加熱スる構成にあ
っては、特に冬期冷間始動直後に加熱することはできな
い。

又、車両用電源を用いた電熱器により加熱する方法は、
加熱の即効性は得られるものの、多大な電力を消費せね
ば効果は小さく、加うるにエンジンの冷間始動時は蓄電
池の負門も大きく、ウォ・・シ中液を加熱する電力源は
大幅に制約され、特にウィンドガラスの表面の積雪、霜
等の氷結物を融解し排除するためには多量の熱源を要す
るため不適当である。

更に、車両用以外の他の熱源を利用すれば、上（２） 記の問題は解消軽減されようが、著しく不便である。

このため、エンジンの熱でウオ・ノシャ液を暖メる考え
方が優れている。しかし、これらの従来技術（実公昭４
８−１６５１０号、実公昭４７−２４８２２号、実公昭
４０−４８３０号、実公昭５２−６９８７号、実公昭５
４−３８６６６号）では、エンジンが暖まるのを待たな
ければ温水ウオ・ノシャ液を使用することができないと
いう欠点があり、実用化を阻害していた。

本発明は、前記の不具合を解消する為、ウオ・ノシャ液
を高温に保温し、ウィンドガラス等の凍結時には、即効
的に解凍を行ない、又、洗浄能力を高め、油膜の除去を
可能とする車両用ウオッシャ装置を提供することを目的
とする。

以下、本発明を第１図に示す第１実施例４こつ０て説明
する。

エンジンｌ内の冷却水５は、ウオッシャ保ｆｊＡ容器４
内の熱交換用配管２ｂに配管２ａ＋”ルプ３配管２Ｃを
介して連通される。

（３） ウオッシャ保温容器４は、内側に温水タンク４ａが配設
され該温水タンク４ａの外側に固体断熱材あるいは真空
層である断熱層４ｂを形成するための容器４Ｃが配設さ
れている。

ウオッシャ保温容器４内のウオツシャ液６は、パイプ７
、ポンプ８を介して、ノズル９に供給され、図示しない
ウィンドガラス等に噴射される。

又、前記熱交換用配管２ｂは、前記ウオッシャ保温容器
４の内部を通り、該熱交換用配管２ｂが、該ウオッシャ
保温容器４内のウオツシャ液６と接し、該熱交換用配管
２ｂ内を流れる高温の冷却水５とウオツシャ液６０間で
熱交換が可能なように構成されている。

ウオッシャ保温タンク４には、ウオツシャ液６の温度を
検出するウオッシャ液温検出器１１が、又、エンジンｌ
には、冷却水５の水温を検出するエンジン水温検出器ｌ
Ｏが取り付けられ、前記ウオッシャ液温検出器１１、及
びエンジン冷却水温検出器１０の出力信号は、制御部１
２に印加され該制御部１２は、前記出力信号に応じてバ
ルブ３（４） に駆動信号を印加する。

上記構成について作動を説明する。

制御部１２による制御作動は、ウオッシャ液温検出器１
１によって検出されるウオッシャ保温容器４内のウオツ
シャ液６の温度が、エンジン水温検出器ｌＯによって検
出されるエンジンｌ内の冷却水５の温度より高い場合、
制御部１２によりパルプ３が閉塞され熱交換用配管２ｂ
へは通水しなくなる。

又、エンジン１の冷却水５の温度がウオッシャ保温容器
４内のウオツシャ液６の温度より高い場合は、前記制御
部１２によりパルプ３を開はエンジンｌ内の冷却水５は
、配管２ａを介し熱交換用配管２ｂに供給されバルブ３
．配管３Ｃを経て、エンジン１に戻り循環する。

ウオツシャ液６は、パイプ７を介しポンプ８により、ノ
ズル９二加圧供給され該ノズル９は、図示しないフロン
トガラス等に噴射される。

次に第２実施例について第２図を用いて説明する。

（５） エンジン１内の冷却水５は保温タンク４１と配管２ａあ
るいは配管２ｂ、切換弁３．配管２Ｃを介して連通され
る。保温タンク４１は内側に温水タンク４１ａが配設さ
れ、この温水タンク４１ａの外側に固体断熱材あるいＳ
ｔ真空層である断熱層４１ｂを形成する為の容１４１Ｃ
が配設されている。

ウオツシャ液６を貯蔵するウオッシャタンク４はパイプ
７、ポンプ８．パイプ７、コイル状に形成された熱交換
用パイプ７１．パイプ７を介してノズル９に連通してい
る。又、前記熱交換用パイプ７は、前記保温タンク４１
の内部を通り、該熱交換用パイプ７が温水タンク４１ａ
内の冷却水６１と接し、該冷却水６１とウオツシャ液６
の間で熱交換が可能なように構成されている。

保温タンク４１には、温水タンク４１ａ内の冷却水６１
の温度を検出する保温水温検出器１１が又、エンジン１
にはエンジン１内の冷却水５の温度を検出するエンジン
水温検出器１０が取り付けられ、前記保温水温検出器１
１と、前記エンジン（６） 水温検出器１０の出力信号は制御部１２に印加され、該
制御部１２は前記出力信号に応じて切換弁３に駆動信号
を印加する。

上記構成について作動を説明する。制御部１２による制
御作動は保温水温検出器１１によって検出される保温タ
ンク４１内の冷却水６１温度が、エンジン水温検出Ｗｉ
ｌｌによって検出されるエンジン１内の冷却水５の温度
より高い場合は制御部１２により切換弁３が閉塞され、
エンジン１内の冷却水５と保温タンク４１内の冷却水６
１とは連通しな（なる。

又、エンジン冷却水５の温度が採風タンク４１内の冷却
水６１より高い場合は前記制御部１２により切換弁３を
開きエンジンｌ内の冷却水５と保温タンク４１内の冷却
水６１は違通し循環する。

ウオツシャ液６は、パイプ７を介し、ホンプ８によりパ
イプ７．熱交換用パイプ７１．パイプ７を経てノズル９
に加圧供給され、該ノズル９は図示しないフロントガラ
ス等に噴射される。熱交換用パイプ７１は、比較的高温
となる冷却水６１と（７） 接する為、該熱交換用パイプ７１内を流過するウオツシ
ャ液６を加熱し、ノズル９より高温のウオツシャ液を噴
射できる。

雪 本発明の第３の実施例を第３図に示す。第２の実施例の
熱交換用タンク７１を保温タンク４１内に配設したこと
によってこの第３実施例はウオツシャ液６を使用する必
要量のみを常に高温とすることができ第２の実施例に比
較し、より高温のウオツシャ液を簡便に得ることを可能
とする。

なお、切換弁３の駆動は電磁式あるいは、パキ講−ム式
を用いてもよい。

本発明に関し、他の実施例を次に記す。

ウオッシャ液温検出器１１．エンジン水温検出器ｌＯを
用いず、制御部１２をエンジンが始動してから所定遅延
時間後に通電を可とする時限装置により構成してパルプ
３を作動させてもよい。

又、ノズル９はフロントガラスに配設されるものに限定
されず、リヤウィンドやヘッドライトに配設されるウオ
ツシャ液置にも適用できる。

なお、断熱部材はタンク外壁に付着してとりかこ（８） む発砲ウレタン樹脂等の樹脂フオームで形成することが
でき、かならずしも２重タンク構造とする必要はない。

以上に記載したとおり、本発明の構成はウオ・ノシャ保
温容姦内に高温となったエンジン冷却水の熱をウオツシ
ャ液に熱交換できるように熱交換用部材を配設し、該ウ
オツシャ液を断熱部材により加熱保温したから、冬期の
早朝にフロントガラスに付着した水分が凍結しても、例
えば前日のエンジン熱により保温されていた高温のウオ
ツシャ液によって融かすことができ、又、雨天にフロン
トガラスに油膜がある場合、簡便に除去でき、明瞭な視
界が即効的に鶴保され安全運転に役立つなどの実用的効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は、本発明装贋の第１ないし第３実
施例の構成を示す模式的部分断面図である。 １・・・エンジン、３・・・パルプ、５・・・エンジン
冷却水、６・・・ウオッシャ液、４．４１・・・ウオッ
シャ保（９） 温容器、９・・・ウオッシャノズル、１２・・・制御部
。 （ｌＯ） 第１図 第　２　図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１ウオツシヤ容器内のウオツシャ液とエンジン冷却
   水との熱交換により該ウオツシャ液を加熱する構成を備
   えた車両用ウオッシャ装置において、前記ウオツシャ液
   又はエンジン冷却水のいずれかを断熱部材により保温し
   たことを特徴とする車両用ウオッシャ装置。 （２）エンジン冷却水温とウオツシャ液温度とを比較し
   、ウオツシャ液加熱のために貫通するエンジン冷却水の
   通水を決定することを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の車両用ウオッシャ装置。 （３１前記ウオツシャ液加熱のために貫流するエンジン
   冷却水の供給経路への通水を車両エンジンの運転開始後
   の所定遅延時間後に開始することを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の車両用ウオッシャ装置。