JP2006341834A - 簡易型自動車用窓ガラスの凍結融解装置 - Google Patents

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Seiji Matsumoto
誠治 松本
Akira Hamada
章 浜田
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MATSUMOTO SEISAKUSHO KK
Matsumoto Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】 自動車の窓ガラス及びワイパーの凍結を温水容器への加圧より、延長散水チューブで、容易に融解する。
【解決手段】 風呂の温水残湯などの温水を保温容器で蓄熱させ、それを電動空気加圧ポンプの加圧で散水することを特徴としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、保温容器に充填された温水を三方コック及びチューブを用い、容器の内圧作用で、自動車窓ガラスの凍結を融解する装置に関するものである。
従来、自動車の窓ガラスは、冬季の低温期間において屋外駐車及び風雪時には、極度の凍結や雪の固着が生じ、窓ガラスやワイパーの水分凍結融解の主体は、自動車室内からの温風であった為、待機時間が長く、また、高速走行などでは、その凍結度合も著しく進行し、凍結融解には難を要していた。
それらの凍結を融解する現状の対策品には、外からの温風装置及びウオッシャー液の加温や市販のスプレー式雪氷固着防止剤、凍結防止シートなど上げられるが、熱を利用するものに関しては、熱容量的に不足であり、更にエンジンの温度上昇までの時間が長く、無駄な時間や燃料を費やしていた。また、スプレー式の凍結防止剤は残渣の発生や、凍結防止シートに関して云えば、使用勝手が悪い為、使用頻度が極端に少ないのが現状である。
また、どの自動車にも設置されている既存の窓ガラス洗浄装置の流路を利用し、熱風発生器とポンプを用い、スイッチ操作により、自動で熱風と洗浄液を出すようなものがあるが、熱風においては熱量が不足であり、低温時の効力低下が考えられるものである。
特許公開2000−85545号
本発明は、自動車の窓ガラス及びワイパーの凍結を温水容器への加圧で、延長散水チューブから、温水が散布され、誰もが容易に融解させることができる装置を提供するものである。
課題を解決する為の手段
本発明は、これらの問題点を解決する為に、風呂の残湯や熱湯を利用し、スチレン製フォームで、保温された容器に充填し、突込パイプ付三方コック及び三方管を連結し、自動車用電動空気ポンプを始動させ、容器に加圧しながら三方コックに繋がれた散温水ガン付シリコンチューブの延長によって、凍結した自動車窓ガラス及びワイパーの融解を得るものである。
散温水使用後は、三方コックの切換によって、窓ガラス面及びワイパーに付着した水分を自動車用電動空気ポンプの加圧空気スプレーによって除去乾燥し、同時にチューブ内の残留温水も取り除かれることで、チューブ内の凍結防止もできるものである。本装置は、自動車後部のトランク内に設置されるものである。
発明の効果
本発明は、以下に説明する効果を発生するものである。
自動車からのDC12V電源により、自動車用電動空気ポンプを設置し、そのスイッチを入れることにより、温水容器内で加圧された温水が散布され、早い凍結融解が可能であり、待機時間を要しないものである。
本装置又は、温水タンクにおいては車のトランク内に収納可能である為、エンジンルームのスペースがない部分や室内のような居住空間に設置しなくても良いようにしたものである。
温水を利用している為、市販のスプレー式雪氷固着防止剤のような残渣汚染がなく、鉄錆の発生も少ない。
空気の加圧機器に当たる自動車用電動空気ポンプは、ヒーターなどの大電流使用に比較するとバッテリー消費量が少なく、冬季時期のバッテリー容量減少には、効果大である。
風呂の残湯を利用する場合は、省エネルギー対策となり、また資源の有効活用になる。
自動車の全面ガラスに散布できる長さの延長チューブの使用によって、容易な凍結融解が可能である。
熱容量の大きい温水を使用する為、空気熱のような熱容量の少ないものより、融解効率が良く、溶融時間が短縮されるものである。
延長散布チューブは温水散布後、空気散布に切り替え可能である為、チューブ内の残温水及び窓ガラス面やワイパーなどの再凍結が起こり難いものである。
請求項17にあるように本装置は、容器内圧の作用を利用し、顔や手足若しくは簡易シャワーとして、使用できるものである。また、キャンプや災害時の飲料水の供給装置としても利用可能であり、レジャーと緊急時など広範囲に使用できるものである。
コンパクト設計の本装置は、部品が安価な点や、スイッチ操作が容易である為、誰もが簡単に短時間で、凍結融解に使用できるものである。
発明を実施する為の最良の形態
本発明は、保温された温水が入った容器の上部に突込パイプ付三方コック及び三方管を繋ぎ、三方管及び空気ポンプにより、容器に充填された温水を自動車用空気ポンプから送り出される加圧で、温水容器内が内圧され、チューブを介して散布するものである。
上記、三方コック及び三方管の取り付け位置は、温水容器の適当な箇所でも可能であるが、温水容器の上部に取り付けることが、コックの切り換え上、好ましいと云える。また、コックの切換えは、温水と空気と加圧を設定している為、作業上から云えば、散水ガンの近くに設置されることが望ましいが、突込パイプ等の引き出しが、複雑化することなども含め、容易な作動が必要であり、この点からも温水容器の上部に取付けることで、満足させるものである。
また、温水注入後の蓋開閉を簡素化にする為、プラスチック製のコック及びバルブを設置することも可能である。
また、温水注入蓋部を保温することや、容器内を密閉にすることで、蓋に締め付け用のハンドルを設けることは保温性能を上げることと、空気等の洩れ防止と繋がると云えるものである。
また、電動空気加圧ポンプは、容器に直接設置し、保温することも装置の小型化から好ましく、電源スイッチ部のみを保温容器外に設けて、操作することができる。容器の内圧により、温水が加圧され、散水に至るが、この方法だと電動ポンプの加圧能力としては、1気圧程度であれば散水できる為、小型電動ポンプでも十分機能を果たせるのも利点である。
また、温水容器自体の形状は、特に限定されるものではないが、立方形、丸形、卵形など何れにしても容量スペースを満足させることが必要であるので、小型であり、安定性に飛んだものが、車のトランクになどに適合され、好ましいものである。しかし、車内の余裕空間に設置することも可能であるので、本装置の移動は設置は簡単であるが、一般的にはトランク内を使用するものである。
また、温水容器の容量であるが、温水の温度降下度から考察すると大きな容器が好ましいとされるが、温水の運搬及び注入の面からみると5〜20Lが適している。
また、容器の保温材の厚さは、温度降下度から考察すると厚いものが好ましいが、設置スペース面から限定されるスチレンフオームの場合、コルクの10〜40倍の断熱効果があり、20〜40mmの厚さでも長時間経過しても断熱効果は十分である。尚、保温材としては、軽量化された発泡スチロール、発泡ウレタン、発泡プロピレンなどが上げられる。
また、空気ポンプの電源をシガレットライター以外に後部トランク内灯の電線より分割して、電動空気ポンプの電源とし、配線することも可能である。この場合、分割のコンセットを設けることや、スイッチを設けることも配慮しなければならない。
また、容器に保温材を使用した場合は、外形寸法も増大する為、小型化には、ステンレス製などの金属性真空容器を使用することが可能であり、小型自動車に適する。
また、温水量の補助管理方法には、容器内の温水レベル計が上げられるが、その中には、浮子型、□形ガラス管型、温度計型等の温水液面系を設置することも可能である。
上記のように構成された凍結融解装置の温水容器に昼間の自動車運転時のバッテリー充電の余剰分を保温用の内部ヒーターとして使用することも可能であるが、その場合、使い勝手の部分から、温度調節器を併用したものが好ましい。この場合、温水容器の外部に温度ヒューズを設置することが。安全上として必要である。
実施例について図面を参照に説明をする。図1において凍結融解装置の保温材(9)を使用した温水容器(1)に突込パイプ(4)及びシリコン製散水チューブ(5)を連結したポリエチレン製三方コック(2)を取付け、更にポリエチレン製三方管(3)と連結する。温水容器(1)の温水注入口(8)の温水注入口蓋(11)を開け、温水(7)を充填し、温水注入入口蓋(11)を閉め、ポリエチレン製三方管(3)に接続された電動空気加圧ポンプ(6)の電動空気加圧ポンプスイッチ(12)をいれ、ポリエチレン製三方コック(2)の位置をシリコン製散水チューブ(5)側に切換えて、シリコン製散水チューブ(5)を延長し、散温水ガン(10)を開いて、凍結した全窓ガラス及びワイパーに散水して融解する。更にポリエチレン製三方コック(2)を電動空気加圧ポンプ(6)側に切換えて、ガラス面の水分を飛散させ、電動空気加圧ポンプ(6)の電動空気加圧ポンプスイッチ(12)を切断する。
図2に示される実施例は、温水容器(1)に設置されたポリエチレン製三方コック(2)及びポリエチレン製三方管(3)更に温水注入口(8)の拡大図である。ポリエチレン製三方コック(2)及びポリエチレン製三方管(3)の温水容器(1)との接続は、Oリング(13)と袋ナット(14)によってセットされ、温水注入口(8)の温水注入口蓋(11)の密閉には、平ゴムパッキン(16)が使用され、密閉容器となることで、内圧式の加圧により、温水や空気が加圧され、排出することが可能となる。
図3に示される実施例は、凍結融解装置を用い、自動車の凍結窓ガラス及びワイパーに向け、電動空気加圧ポンプ(6)の電動空気加圧ポンプスイッチ(12)を入れ、シリコン散水チューブ(5)を延長として、散温水ガン(10)により、凍結ガラス面及びワイパーの凍結を融解させることを示した実施工程である。
簡易型自動車用窓ガラス凍結融解装置の断面図である。 簡易型自動車用窓ガラス凍結融解装置の拡大図である。 簡易型自動車用窓ガラス凍結融解装置の実施工程図である。
符号の説明
1. 温水容器
2. ポリエチレン製三方コック
3. ポリエチレン製三方管
4. 突込パイプ
5. シリコン製散水チューブ
6. 電動空気加圧ポンプ
7. 温水
8. 温水注入口
9. 保温材
10. 散温水ガン
11. 温水注入口蓋
12. 電動空気加圧ポンプスイッチ
13. Oリング
14. 袋ナット
15. 蓋締付けハンドル
16. 平ゴムパッキン

Claims (17)

  1. 保湿材を有する容器の上部に三方コック及び三方管を取り付け、三方コックの下部に突込パイプを横部に散水チューブをセットし、更に対面する横部に三方管を連結し、下側を保温容器に空気ポンプを上側方向にセットして、容器に充填された温水が散水チューブを介して窓ガラスの凍結を融解することを特徴とする簡易型自動車用窓ガラスの凍結融解装置
  2. 容器内に温度調整器付ヒーターを設置した請求項1に記載の凍結融解装置。
  3. 容器の温水注入口にバルブ及びコックを設置した請求項1に記載の凍結融解装置。
  4. 容器の外側に温度ヒューズを設置した請求項1に記載の凍結融解装置。
  5. 容器内に液面計を設置した請求項1に記載の凍結融解装置。
  6. 三方コックの温水散布チューブとして柔軟性のシリコン製チューブをセットし、延長可能な請求項1に記載の凍結融解装置。
  7. 容器の保温材として発泡スチロール、発泡ウレタン、発泡プロピレンを設置した請求項1に記載の凍結融解装置。
  8. 容器の材質としてポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニール、ポリエステル等の高分子材料からなる請求項1に記載の凍結融解装置。
  9. 本装置の設置場所として、後部トランクに配備した請求項1に記載の凍結融解装置。
  10. 本装置の設置場所を車内に配備した請求項1に記載の凍結融解装置。
  11. 容器として、金属製真空ポットを設置した請求項1に記載の凍結融解装置。
  12. 散水チューブの先端に散水ガンをセットした請求項1に記載の凍結融解装置。
  13. 空気ポンプの電源をシガレットライターのコンセットに接続した請求項1に記載の凍結融解装置。
  14. 空気ポンプの電源を後部トランク内灯の電源により取り出した請求項1に記載の凍結融解装置。
  15. 温水注入口の蓋に開閉を容易にする為、取手を設置した請求項1に記載の凍結融解装置。
  16. 三方電磁弁をセットし、散水チューブラインをワイパー用に切換えした請求項1に記載の凍結融解装置。
  17. 本凍結融解装置原理の容器内圧作用において、その作用を顔や手足の洗浄水や飲料水の供給装置とした請求項1に記載の凍結融解装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009056995A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Tadayuki Sakamoto 車輌用の携帯型温水噴出機
JP4503695B1 (ja) * 2009-10-07 2010-07-14 三和石産株式会社 水タンクを備えた貨物自動車

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