JPH0134922Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134922Y2 JPH0134922Y2 JP1984189504U JP18950484U JPH0134922Y2 JP H0134922 Y2 JPH0134922 Y2 JP H0134922Y2 JP 1984189504 U JP1984189504 U JP 1984189504U JP 18950484 U JP18950484 U JP 18950484U JP H0134922 Y2 JPH0134922 Y2 JP H0134922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper
- tank
- heat exchange
- conduit
- shutter valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 14
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 2
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
- 206010060904 Freezing phenomenon Diseases 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は自動車の窓ガラスを洗滌する、とく
に凍り面を洗滌する装置に関する。
に凍り面を洗滌する装置に関する。
自動車のフロントガラスにはウインドウオツシ
ヤー装置が備えられ、この装置は、窓ガラス面に
沿つて回動可能な支杆を設け、この支杆にワイパ
ーを揺動可能に取付けたものが一般的である。こ
のものは、ワイパーをガラス面に洗滌水を介して
摺動させることにより洗滌するものである。
ヤー装置が備えられ、この装置は、窓ガラス面に
沿つて回動可能な支杆を設け、この支杆にワイパ
ーを揺動可能に取付けたものが一般的である。こ
のものは、ワイパーをガラス面に洗滌水を介して
摺動させることにより洗滌するものである。
ところで、冬期、フロントガラスに霜・雪など
が凍りつくと運転ができない。この凍りつきは朝
方によく見かける現象であり、一般には、湯を散
布して溶かしたのち、前記ワイパーを動かして洗
滌する。
が凍りつくと運転ができない。この凍りつきは朝
方によく見かける現象であり、一般には、湯を散
布して溶かしたのち、前記ワイパーを動かして洗
滌する。
しかしながら、湯を散布するのはめんどうであ
り、ワイパーを強引に作動させて破損に至らせる
などの問題がある。
り、ワイパーを強引に作動させて破損に至らせる
などの問題がある。
この考案は、以上の点に留意し、自動車自身の
発生する熱を利用して凍り面を除去することを目
的とする。
発生する熱を利用して凍り面を除去することを目
的とする。
上記目的を達成するため、この考案にあつて
は、冬期は、アイドリングを長く行ない、停止し
た状態でのエンジン駆動時間が長いため、この時
間のエンジン排気ガスの熱量を使用してウオツシ
ヤータンク内の液を温ため、この湯をワイパーか
ら噴出して凍り面を溶かすようにしたものであ
り、これを成すため、ウインドウオツシヤータン
ク内に熱交換管を配設し、エンジンの排気管にシ
ヤツタバルブを介設し、排気管の前記シヤツタバ
ルブの前後に前記熱交換管の端をそれぞれ接続
し、前記タンクに検温器を付設してこの検温器に
より前記シヤツタバルブを開閉可能とし、タンク
からは導管をポンプを介してウインドワイパーに
導びき、このワイパーのウオツシユ面全長に亘つ
て前記導管に通じる噴水孔を所要間隔に設けた構
成としたものである。
は、冬期は、アイドリングを長く行ない、停止し
た状態でのエンジン駆動時間が長いため、この時
間のエンジン排気ガスの熱量を使用してウオツシ
ヤータンク内の液を温ため、この湯をワイパーか
ら噴出して凍り面を溶かすようにしたものであ
り、これを成すため、ウインドウオツシヤータン
ク内に熱交換管を配設し、エンジンの排気管にシ
ヤツタバルブを介設し、排気管の前記シヤツタバ
ルブの前後に前記熱交換管の端をそれぞれ接続
し、前記タンクに検温器を付設してこの検温器に
より前記シヤツタバルブを開閉可能とし、タンク
からは導管をポンプを介してウインドワイパーに
導びき、このワイパーのウオツシユ面全長に亘つ
て前記導管に通じる噴水孔を所要間隔に設けた構
成としたものである。
この様に構成し、アイドリング時に、シヤツタ
バルブを閉じて熱交換管に排気ガスを流通させる
と、そのガスの熱量によりタンク内の液が温めら
れる。ある時間が過ぎた時点、すなわち、液が十
分に温まつた時点でポンプを駆動してワイパーか
ら液を噴出して凍り面を溶かし、この噴出作用を
しながらワイパーを動かしてガラス面を洗滌す
る。
バルブを閉じて熱交換管に排気ガスを流通させる
と、そのガスの熱量によりタンク内の液が温めら
れる。ある時間が過ぎた時点、すなわち、液が十
分に温まつた時点でポンプを駆動してワイパーか
ら液を噴出して凍り面を溶かし、この噴出作用を
しながらワイパーを動かしてガラス面を洗滌す
る。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第1図に示すように、エンジン1の排気管2に
シヤツタバルブ3を介設する。このバルブ3は、
排気管2における消音部などの接続個所のフラン
ジ間に設ければよく、既にエンジンブレーキ用と
して使用されているものを兼用してもよい。
シヤツタバルブ3を介設する。このバルブ3は、
排気管2における消音部などの接続個所のフラン
ジ間に設ければよく、既にエンジンブレーキ用と
して使用されているものを兼用してもよい。
ウインドウオツシヤータンク4内に熱交換管5
を配設し、排気管2のバルブ3の前後に熱交換管
5の端をそれぞれシヤツタバルブ6を介して接続
する。さらに、タンク4にはサーモスタツトなど
の検温器7を付設し、この検温器7により前記各
バルブ3,6を開閉可能とする。検温器7はタン
ク4内に設けることが好ましい。
を配設し、排気管2のバルブ3の前後に熱交換管
5の端をそれぞれシヤツタバルブ6を介して接続
する。さらに、タンク4にはサーモスタツトなど
の検温器7を付設し、この検温器7により前記各
バルブ3,6を開閉可能とする。検温器7はタン
ク4内に設けることが好ましい。
タンク4からは導管8をポンプ9を介してウイ
ンドワイパー10に導びく。この構成は従来から
のものをできるだけ使用し、例えば、従来、洗滌
液を噴出するノズルがフロントガラス下部前方に
設けられているため、タンクからこのノズルに液
を導びく管をワイパー10まで延ばせばよい。
ンドワイパー10に導びく。この構成は従来から
のものをできるだけ使用し、例えば、従来、洗滌
液を噴出するノズルがフロントガラス下部前方に
設けられているため、タンクからこのノズルに液
を導びく管をワイパー10まで延ばせばよい。
この導管8はワイパー10の支杆11に沿わせ
てもよいが、支杆11をパイプ状とし、これと導
管8を回転自在な継手でもつて連結するようにし
てもよい。ワイパー10と支杆11の連結も液が
導通し得る継手で行なうとよい。
てもよいが、支杆11をパイプ状とし、これと導
管8を回転自在な継手でもつて連結するようにし
てもよい。ワイパー10と支杆11の連結も液が
導通し得る継手で行なうとよい。
ワイパー10は、通常、ゴム10aとその支持
金具10bとから成り、第2図に示すように、ゴ
ム10a全長に亘つて孔12を形成するととも
に、ゴム10aのウオツシユ面全長に亘つてその
孔12に通じる噴出孔13を所要間隔に形成した
り、第3図に示すように、金具10b全長に亘つ
て孔12を形成し、この孔12を噴出孔13に通
じるようにして、導管8を孔12に連結する。ワ
イパー10からの噴水は、図に示すものに限定さ
れず、例えば金具10bから直接に噴水するよう
にしてもよい。
金具10bとから成り、第2図に示すように、ゴ
ム10a全長に亘つて孔12を形成するととも
に、ゴム10aのウオツシユ面全長に亘つてその
孔12に通じる噴出孔13を所要間隔に形成した
り、第3図に示すように、金具10b全長に亘つ
て孔12を形成し、この孔12を噴出孔13に通
じるようにして、導管8を孔12に連結する。ワ
イパー10からの噴水は、図に示すものに限定さ
れず、例えば金具10bから直接に噴水するよう
にしてもよい。
実施例は以上のように構成されており、つぎに
その作用を説明する。
その作用を説明する。
ガラス表面が凍り面となつている場合、まずエ
ンジン1を始動させるとともに、バルブ3を閉
じ、バルブ6を開くと、エンジン1からの排気ガ
スは熱交換管5をう回して排出されることとな
り、この排気ガスによつてタンク4内の洗滌液が
温められる。この液の温度上昇は検温器7により
検出され、所要温度になつた時に、検温器7の信
号により、バルブ3が開き、バルブ6が閉じられ
て通常の排気作用に移行する。この液の温度上昇
は5分程度で行なわれ、冬期のアイドリング時間
であれば、十分にタンク4内の液温を所要温度に
することができる。所要温度は、凍り面を溶かし
得る程度を考慮して適宜に選定すればよい。
ンジン1を始動させるとともに、バルブ3を閉
じ、バルブ6を開くと、エンジン1からの排気ガ
スは熱交換管5をう回して排出されることとな
り、この排気ガスによつてタンク4内の洗滌液が
温められる。この液の温度上昇は検温器7により
検出され、所要温度になつた時に、検温器7の信
号により、バルブ3が開き、バルブ6が閉じられ
て通常の排気作用に移行する。この液の温度上昇
は5分程度で行なわれ、冬期のアイドリング時間
であれば、十分にタンク4内の液温を所要温度に
することができる。所要温度は、凍り面を溶かし
得る程度を考慮して適宜に選定すればよい。
タンク4内の液が所要温度になつた時に、又は
その前でもよいが、ポンプ9を駆動すると、温め
られた液がワイパー10の噴出孔13から凍り面
に噴出して霜などを溶かす。この噴水状態をつづ
けながらワイパー10を作動すると、すなわちワ
イパー10をガラス面に摺動させると、温かい液
によつて霜などの凍り面が溶かされるとともに掻
き寄せられてガラスの洗滌が行なわれる。
その前でもよいが、ポンプ9を駆動すると、温め
られた液がワイパー10の噴出孔13から凍り面
に噴出して霜などを溶かす。この噴水状態をつづ
けながらワイパー10を作動すると、すなわちワ
イパー10をガラス面に摺動させると、温かい液
によつて霜などの凍り面が溶かされるとともに掻
き寄せられてガラスの洗滌が行なわれる。
実施例はフロントガラスの場合であつたが、バ
ツクガラスにも適用でき、またワイパー10にブ
ラシを取付けることもできる。
ツクガラスにも適用でき、またワイパー10にブ
ラシを取付けることもできる。
なお、熱交換管5は排気管2に比べかなり細い
管を使用するため、バルブ3が開いているときは
排気ガスの管5への流入はあまり考慮に入れなく
てもよいので、バルブ6はかならずしも設ける必
要がない。
管を使用するため、バルブ3が開いているときは
排気ガスの管5への流入はあまり考慮に入れなく
てもよいので、バルブ6はかならずしも設ける必
要がない。
この考案は以上のように構成してウインドウオ
ツシヤータンク内の液を排気ガスによつて加熱
し、その温められた液でもつてガラスの凍り面を
溶かして洗滌するようにしたので、従来、室内か
ら運んだやかんなどのお湯を散布して溶かしてい
たガラス凍り面を、自動車内の操作によつて行な
うことができるなどの実用上大なる効果がある。
ツシヤータンク内の液を排気ガスによつて加熱
し、その温められた液でもつてガラスの凍り面を
溶かして洗滌するようにしたので、従来、室内か
ら運んだやかんなどのお湯を散布して溶かしてい
たガラス凍り面を、自動車内の操作によつて行な
うことができるなどの実用上大なる効果がある。
第1図はこの考案のウインドウオツシヤー装置
の一実施例の概略図、第2図及び第3図は第1図
のワイパーの各例の断面図である。 1……エンジン、2……排気管、3……シヤツ
ターバルブ、4……ウインドウオツシヤータン
ク、5……熱交換管、7……検温器、8……導
管、9……ポンプ、10……ワイパー。
の一実施例の概略図、第2図及び第3図は第1図
のワイパーの各例の断面図である。 1……エンジン、2……排気管、3……シヤツ
ターバルブ、4……ウインドウオツシヤータン
ク、5……熱交換管、7……検温器、8……導
管、9……ポンプ、10……ワイパー。
Claims (1)
- ウインドウオツシヤータンク内に熱交換管を配
設し、エンジンの排気管にシヤツタバルブを介設
し、排気管の前記シヤツタバルブの前後に前記熱
交換官の端をそれぞれ接続し、前記タンクに検温
器を付設してこの検温器により前記シヤツタバル
ブを開閉可能とし、タンクからは導管をポンプを
介してウインドワイパーに導びき、このワイパー
のウオツシユ面全長に亘つて前記導管に通じる噴
水孔を所要間隔に設けたことを特徴とする自動車
のウインドウオツシヤー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984189504U JPH0134922Y2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984189504U JPH0134922Y2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61103265U JPS61103265U (ja) | 1986-07-01 |
JPH0134922Y2 true JPH0134922Y2 (ja) | 1989-10-24 |
Family
ID=30746955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984189504U Expired JPH0134922Y2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0134922Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009184524A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Kanto Auto Works Ltd | ウィンドウォッシャ液の保温装置 |
-
1984
- 1984-12-11 JP JP1984189504U patent/JPH0134922Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61103265U (ja) | 1986-07-01 |
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