JPS5853146B2 - 水槽付き天板の製造方法 - Google Patents

水槽付き天板の製造方法

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Publication number
JPS5853146B2
JPS5853146B2 JP6013278A JP6013278A JPS5853146B2 JP S5853146 B2 JPS5853146 B2 JP S5853146B2 JP 6013278 A JP6013278 A JP 6013278A JP 6013278 A JP6013278 A JP 6013278A JP S5853146 B2 JPS5853146 B2 JP S5853146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water tank
top plate
runner
upright piece
resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP6013278A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54152563A (en
Inventor
典志 矢野
一郎 井谷
好司 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流し台、洗面台等の天板と水槽を硬質ポリウレ
タン、ポリエステル、エポキシ等の接着性のある注型用
熱硬化性樹脂で一体に結合した水槽付き天板の製造方法
に関するものであり、確実かつきれいな結合を可能とす
るものである。
以下その一実施例を図面とともに説明すると、1は略長
方形の窓孔2を穿設した天板、3はこの窓孔2より若干
小さく形成した薄板製の長方形状水槽で、窓孔2内に配
設しである。
4はこの天板1と水槽3を一体に結合した注型用熱硬化
性樹脂で、前記結合は次に前述する方法によりなされる
すなわち5は成形盤で、この成形盤5上に天板1をまず
載置し、次に水槽3を天板1の窓孔2内に位置させて載
置する。
この載置によって窓孔2の内周面と水槽3の外周との間
には間隔が生じ、この間隔が樹脂4の湯道6となる。
この湯道6の下方には成形盤5に配設した弾性チューブ
7が位置しており、湯道6の上方に配設した上金型8に
よる天板1及び水槽3の加圧(矢印P)によってチュー
ブ7は天板1及び水槽3の表部に密接し、湯道6の下方
を密閉する。
この状態において湯道6内に樹脂4を注入するが、9は
その為の注入口であり、10は注入ノズルである。
11は上金型8と天板1及び水槽3裏面間に介在させた
シール部材で、湯道上方からの樹脂4の漏出を防止して
いる。
前記の如く湯道6内に注入された樹脂4は、第5図矢印
Aの如く湯道6内を流動して天板1と水槽3間の全周に
わたって充満し、その後硬化して天板1と水槽3とを結
合する。
このようにして得られる水槽付き天板は第6図に示す如
く水槽3の上方外周に、湯道6内にのぞむ起立片12を
設けておけば、樹脂4によって起立片12が包囲される
ので天板1と水槽3の結合をより強固なものとすること
ができる。
この起立片12は水槽3に剛性をもたせるため、水槽3
の全外周にわたって設けておくのが好ましいが、反面こ
れを設けた為に次のようなデメリットが生ずる。
すなわち湯道6内に注入された樹脂4は、湯道6内に起
立片12のような障害部が存在しない場合には、乱流を
生ずることなく円滑に湯道6内を流動するが、起立片1
2があると樹脂4はそれに当って乱流をおこし、この乱
流によって樹脂4内には空気が混入され、樹脂4は硬化
後その表面及び内部に気泡が生じたものとなる。
この気泡発生によって樹脂4はもろくなり、衝撃によっ
て簡単にわれたり、仕上リハダがきたなくなったりする
この気泡発生を避けようと思えば湯道6内にのぞむ起立
片12を水槽3に設けなければよいが、水槽3より起立
片12をなくすると、前記した強固な結合及び水槽3の
剛性が期待できなくなる。
このように強固な結合及び水槽3の剛性を確保しようと
すれば、気泡が発生し、逆に気泡発生を防止しようとす
れば、強固な結合及び水槽3の剛性が確保されなくなる
そこで本発明では水槽3の全外周にわたって起立片12
を設けるのではなく、起立片12を水槽3の外周に、部
分的に設けるとともに、部分的に設けた起立片12と対
向しないように樹脂4の注入口9を上金型8に穿設した
即ち起立片12は水槽3の長辺部3aのみに設け、かつ
注入口9は起立片12を設けていない短辺部3b側の上
金型8に設けた。
これは短辺部3bの起立片12を除いても、水槽3の剛
性はさほど変化しないからであり、又注入直後の流勢の
強い樹脂4がそのまま起立片12に衝突して大きな乱流
を生ずるのを防止するためである。
すなわち前記のようにすることによって、水槽3の剛性
はさほど低下しないとともに、湯道6内に注入された樹
脂4は、その流勢がかなり弱まった時点で起立片12に
衝突するので、大きな乱流を生じず、気泡の発生は、水
槽3の全外周に起立片12を設けた場合より、はるかに
少ないものとすることができる。
なお図中13は起立片12に穿設した透孔であり、この
透孔13内に樹脂4が入り込むことによって、天板1と
水槽3との結合はより強固なものとなる。
又14は上金型8に穿設した空気抜孔である。
以上述べたように本発明は、湯道内にのぞむ起立片を水
槽の外周に部分的に設けるとともに、樹脂の注入口を前
記起立片と対向しない位置に配設したので、天板と水槽
との強固な結合及び水槽自体の剛性を維持しつつ樹脂内
の気泡発生を軽減することができ、仕上りハダを美しく
することができる等、その工業的価値は大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における水槽付き天板の斜視
図、第2図はその分解斜視図、第3図は成形時の斜視図
、第4図は同要部断面図、第5図は同平面図、第6図は
第1図に於けるB−B断面図、第7図は同要部断面図、
第8図は水槽の一部を示す斜視図である。 1・・・・・・天板、2・・・・・・窓孔、3・・・・
・・水槽、4・・・・・・樹脂、6・・・・・・湯道、
9・・・・・・注入口、12・・・・・・起立片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 成型盤上に窓孔を有する天板を載置し、この窓孔内
    に、開口縁に起立片を部分形成する水槽を開口面を下に
    して嵌入載置し、水槽上部の外周と天板窓孔の内周との
    間に溝状の湯道を形成したのち、この湯道の上方に前記
    起立片と対向しない湯道上に注入口を設けた上型を前記
    天板と水槽間にまたがらせて下方へ押圧固定し、前記注
    入口から前記湯道内に熱硬化性樹脂を注入し硬化させて
    天板と水槽を一体的に結合する水槽付き天板の製造方法
JP6013278A 1978-05-19 1978-05-19 水槽付き天板の製造方法 Expired JPS5853146B2 (ja)

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JP6013278A JPS5853146B2 (ja) 1978-05-19 1978-05-19 水槽付き天板の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS54152563A JPS54152563A (en) 1979-11-30
JPS5853146B2 true JPS5853146B2 (ja) 1983-11-28

Family

ID=13133294

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JPS58149474U (ja) * 1982-03-31 1983-10-07 サンウエーブ工業株式会社 家具用天板
JP4876900B2 (ja) * 2006-12-25 2012-02-15 パナソニック電工株式会社 キッチンカウンタ
JP4775251B2 (ja) * 2006-12-25 2011-09-21 パナソニック電工株式会社 キッチンカウンタ
JP4876902B2 (ja) * 2006-12-25 2012-02-15 パナソニック電工株式会社 キッチンカウンタ
JP2008156940A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Matsushita Electric Works Ltd キッチンカウンタ

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JPS54152563A (en) 1979-11-30

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