JPH0232566Y2 - - Google Patents
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- JPH0232566Y2 JPH0232566Y2 JP1983143173U JP14317383U JPH0232566Y2 JP H0232566 Y2 JPH0232566 Y2 JP H0232566Y2 JP 1983143173 U JP1983143173 U JP 1983143173U JP 14317383 U JP14317383 U JP 14317383U JP H0232566 Y2 JPH0232566 Y2 JP H0232566Y2
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- Japan
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- synthetic resin
- resin layer
- container
- end surface
- shaped
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 105
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 105
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 11
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多層構成の容器壁部を有する合成樹脂
製容器に関するものであり、容器の上方から容器
を見たときの容器側部の上端面が美麗で、しかも
容器壁部を構成している第１の合成樹脂層と第２
の合成樹脂層との間の樹脂層間の接合が完全で、
かつ、容器内の内容物が第１の合成樹脂層と第２
の合成樹脂層との界面に滲出し、外観を低下させ
る等のトラブルを発生することの無いコツプ状合
成樹脂製多層容器を堤供するものである。
製容器に関するものであり、容器の上方から容器
を見たときの容器側部の上端面が美麗で、しかも
容器壁部を構成している第１の合成樹脂層と第２
の合成樹脂層との間の樹脂層間の接合が完全で、
かつ、容器内の内容物が第１の合成樹脂層と第２
の合成樹脂層との界面に滲出し、外観を低下させ
る等のトラブルを発生することの無いコツプ状合
成樹脂製多層容器を堤供するものである。
例えば耐水性や耐ガス透過性等の諸種の性能を
具備せる容器として、壁部が多層構成とされてい
る合成樹脂製容器が汎用されているが、特に、或
る程度の深さのあるコツプ状の容器の場合には、
予め成形されているコツプ状合成樹脂容器を射出
成形用金型内にインサートし、このコツプ状合成
樹脂容器における底部中心点の直下にゲートを有
する射出成形機による射出成形で、前記コツプ状
合成樹脂容器の外側周面全面に第２の合成樹脂層
を形成することにより、予め成形されているコツ
プ状合成樹脂容器からなる第１の合成樹脂層と、
該合成樹脂層を被覆している第２の合成樹脂層と
からなる多層容器構成とされている。
具備せる容器として、壁部が多層構成とされてい
る合成樹脂製容器が汎用されているが、特に、或
る程度の深さのあるコツプ状の容器の場合には、
予め成形されているコツプ状合成樹脂容器を射出
成形用金型内にインサートし、このコツプ状合成
樹脂容器における底部中心点の直下にゲートを有
する射出成形機による射出成形で、前記コツプ状
合成樹脂容器の外側周面全面に第２の合成樹脂層
を形成することにより、予め成形されているコツ
プ状合成樹脂容器からなる第１の合成樹脂層と、
該合成樹脂層を被覆している第２の合成樹脂層と
からなる多層容器構成とされている。
ところで、前記構成から成るコツプ状の合成樹
脂製多層容器は、容器側部の上端面に第１の合成
樹脂層と第２の合成樹脂層との接合面が現出し、
該端面の美感が損われるという欠点を有してい
る。このため、第１の合成樹脂層となるコツプ状
合成樹脂容器の側部の上端面が第２の合成樹脂層
で被覆されるような状態で第１の合成樹脂層たる
コツプ状合成樹脂容器を射出成形用金型内にイン
サートし、射出成形法により第２の合成樹脂層が
形成されるようにしている。
脂製多層容器は、容器側部の上端面に第１の合成
樹脂層と第２の合成樹脂層との接合面が現出し、
該端面の美感が損われるという欠点を有してい
る。このため、第１の合成樹脂層となるコツプ状
合成樹脂容器の側部の上端面が第２の合成樹脂層
で被覆されるような状態で第１の合成樹脂層たる
コツプ状合成樹脂容器を射出成形用金型内にイン
サートし、射出成形法により第２の合成樹脂層が
形成されるようにしている。
しかしながら、前記方法で得られた合成樹脂製
多層容器においては、第５図イに示されるよう
に、第１の合成樹脂層ａの上端面ｂ上に形成され
る第２の合成樹脂層が、第１の合成樹脂層ａの側
面を下方から上方に向かう直線状の流れの樹脂の
その後の余圧による流れで形成されるものである
から、第１の合成樹脂層ａの上端面ｂ上に流れて
くる合成樹脂の温度が低下するため、第１の合成
樹脂層ａの上端面ｂと、該上端面ｂ上に形成され
る合成樹脂層との間の熱融着が十分でなく、第５
図ロに示されるように、第１の合成樹脂層ａの上
端面ｂにおける第１の合成樹脂層ａと第２の合成
樹脂層ｃとの間の接合が不完全であつたり、ある
いは第５図ハに示されるように、第１の合成樹脂
層ａの上端面ｂにおける第１の合成樹脂層ａと第
２の合成樹脂層ｃとの間の接合部にエアーｄが巻
き込まれた状態となることが多々あつた。この第
１の合成樹脂層ａの上端面ｂにおける第１の合成
樹脂層ａと第２の合成樹脂層ｃとの間の不完全な
接合や、該部分におけるエアーの巻き込みは、該
接合部を起点とする第１の合成樹脂層ａと第２の
合成樹脂層ｃとの間の接合部の剥離が生ずるばか
りでなく、容器内に液状の内容物を充填した際
に、該部分に内容物が滲み込んで、外観を著しく
損なうという弊害を生ずる原因にもなつている。
多層容器においては、第５図イに示されるよう
に、第１の合成樹脂層ａの上端面ｂ上に形成され
る第２の合成樹脂層が、第１の合成樹脂層ａの側
面を下方から上方に向かう直線状の流れの樹脂の
その後の余圧による流れで形成されるものである
から、第１の合成樹脂層ａの上端面ｂ上に流れて
くる合成樹脂の温度が低下するため、第１の合成
樹脂層ａの上端面ｂと、該上端面ｂ上に形成され
る合成樹脂層との間の熱融着が十分でなく、第５
図ロに示されるように、第１の合成樹脂層ａの上
端面ｂにおける第１の合成樹脂層ａと第２の合成
樹脂層ｃとの間の接合が不完全であつたり、ある
いは第５図ハに示されるように、第１の合成樹脂
層ａの上端面ｂにおける第１の合成樹脂層ａと第
２の合成樹脂層ｃとの間の接合部にエアーｄが巻
き込まれた状態となることが多々あつた。この第
１の合成樹脂層ａの上端面ｂにおける第１の合成
樹脂層ａと第２の合成樹脂層ｃとの間の不完全な
接合や、該部分におけるエアーの巻き込みは、該
接合部を起点とする第１の合成樹脂層ａと第２の
合成樹脂層ｃとの間の接合部の剥離が生ずるばか
りでなく、容器内に液状の内容物を充填した際
に、該部分に内容物が滲み込んで、外観を著しく
損なうという弊害を生ずる原因にもなつている。
本考案は、底部と、該底部周縁から立ち上がつ
ており、かつ、上端面が該上端面内側縁から外側
縁に向かつて下向きに傾斜する傾斜面とされてい
る側部とからなるコツプ状合成樹脂容器で構成さ
れる内壁部たる第１の合成樹脂層に対して、外壁
部たる第２の合成樹脂層が、前記第１の合成樹脂
層を構成しているコツプ状合成樹脂容器における
底部中心点の直下にゲートを有する射出成形機に
よる射出成形によつて、前記第１の合成樹脂層の
全外側面と側部上端面とを被覆するようにして形
成されている構造のコツプ状合成樹脂製多層容器
とすることにより、第１の合成樹脂層ａの上端面
ｂにおける第１の合成樹脂層ａと第２の合成樹脂
層ｃとの間の接合が完全なコツプ状合成樹脂製多
層容器を提供し得たものである。
ており、かつ、上端面が該上端面内側縁から外側
縁に向かつて下向きに傾斜する傾斜面とされてい
る側部とからなるコツプ状合成樹脂容器で構成さ
れる内壁部たる第１の合成樹脂層に対して、外壁
部たる第２の合成樹脂層が、前記第１の合成樹脂
層を構成しているコツプ状合成樹脂容器における
底部中心点の直下にゲートを有する射出成形機に
よる射出成形によつて、前記第１の合成樹脂層の
全外側面と側部上端面とを被覆するようにして形
成されている構造のコツプ状合成樹脂製多層容器
とすることにより、第１の合成樹脂層ａの上端面
ｂにおける第１の合成樹脂層ａと第２の合成樹脂
層ｃとの間の接合が完全なコツプ状合成樹脂製多
層容器を提供し得たものである。
以下、本考案のコツプ状合成樹脂製多層容器の
具体的な構成を図面実施例に基いて説明する。
具体的な構成を図面実施例に基いて説明する。
第１図、第２図において符号１で表示される本
考案の１実施例品たるコツプ状合成樹脂製多層容
器は、底壁部２と該底壁部２周縁から立ち上がつ
ている側壁部３とで構成されており、前記底壁部
２と側壁部３とは、底部４と該底部４周縁から立
ち上がつている側部５とからなるコツプ状合成樹
脂容器で構成される内壁部たる第１の合成樹脂層
６と、該第１の合成樹脂層６の全外側面及び第１
の合成樹脂層６における側部５の上端面７を被覆
するようにして形成されている外壁部たる第２の
合成樹脂層８とで構成されているものである。
考案の１実施例品たるコツプ状合成樹脂製多層容
器は、底壁部２と該底壁部２周縁から立ち上がつ
ている側壁部３とで構成されており、前記底壁部
２と側壁部３とは、底部４と該底部４周縁から立
ち上がつている側部５とからなるコツプ状合成樹
脂容器で構成される内壁部たる第１の合成樹脂層
６と、該第１の合成樹脂層６の全外側面及び第１
の合成樹脂層６における側部５の上端面７を被覆
するようにして形成されている外壁部たる第２の
合成樹脂層８とで構成されているものである。
前記コツプ状合成樹脂製多層容器１における内
壁部たる第１の合成樹脂層６を構成しているコツ
プ状合成樹脂容器は、前述の通り、底部４と該底
部４周縁から立ち上がつている側部５とで構成さ
れるものであるが、このコツプ状合成樹脂容器に
おける側部５は、その上端面７が、該上端面内側
縁９から外側縁１０に向かつて下向きに傾斜する
傾斜面に形成されている。この上端面７の傾斜の
度合い（θ）は、第３図に示されるように、通
常、上端面内側縁９を通る側部５に対する水平面
Ａに対して60〜85度程度に傾斜していることが好
ましい。
壁部たる第１の合成樹脂層６を構成しているコツ
プ状合成樹脂容器は、前述の通り、底部４と該底
部４周縁から立ち上がつている側部５とで構成さ
れるものであるが、このコツプ状合成樹脂容器に
おける側部５は、その上端面７が、該上端面内側
縁９から外側縁１０に向かつて下向きに傾斜する
傾斜面に形成されている。この上端面７の傾斜の
度合い（θ）は、第３図に示されるように、通
常、上端面内側縁９を通る側部５に対する水平面
Ａに対して60〜85度程度に傾斜していることが好
ましい。
また、コツプ状合成樹脂製多層容器１における
外壁部たる第２の合成樹脂層８は、第１の合成樹
脂層６を構成している底部４と側部５とから成る
コツプ状合成樹脂容器における前記底部４中心点
１１の直下にゲートを有する射出成形機による射
出成形により、該第２の合成樹脂層８が、前記第
１の合成樹脂層６を構成している底部４と側部５
との全外側面と、側部５の上端面７とを被覆する
ようにして形成されているものである。
外壁部たる第２の合成樹脂層８は、第１の合成樹
脂層６を構成している底部４と側部５とから成る
コツプ状合成樹脂容器における前記底部４中心点
１１の直下にゲートを有する射出成形機による射
出成形により、該第２の合成樹脂層８が、前記第
１の合成樹脂層６を構成している底部４と側部５
との全外側面と、側部５の上端面７とを被覆する
ようにして形成されているものである。
次に、以上の通りの構成から成る本考案のコツ
プ状合成樹脂製多層容器１の製造工程について、
第４図に基いて説いて説明する。
プ状合成樹脂製多層容器１の製造工程について、
第４図に基いて説いて説明する。
コツプ状合成樹脂製多層容器１は、内壁部たる
第１の合成樹脂層６となる合成樹脂容器、即ち、
底部４と、該底部４周縁から立ち上がつており、
かつ、上端面が該上端面内側縁から外側縁に向か
つて下向きに傾斜する傾斜面とされている側部５
とからなるコツプ状合成樹脂容器を、金型１２に
嵌着し、次いで金型１２を金型１３に合わせ、し
かる後に、前記コツプ状合成樹脂容器における底
部４の中心点１１の直下にゲート１４が位置して
いる射出成形機の前記ゲート１４から、前記コツ
プ状合成樹脂容器と金型１２と金型１３との間に
形成されている空〓１５内に合成樹脂を射出し、
外壁層となる第２の合成樹脂層８を形成し、第１
図〜第２図に示されるような構成のコツプ状合成
樹脂製多層容器１を得るものである。尚、金型１
２に嵌着するコツプ状合成樹脂容器は、前述の通
り、底部４と、該底部周縁から立ち上がつてお
り、かつ、上端面が該上端面内側縁から外側縁に
向かつて下向きに傾斜する傾斜面とされている側
部５とで構成されるもので、予め、射出成形等に
より製作されているものである。
第１の合成樹脂層６となる合成樹脂容器、即ち、
底部４と、該底部４周縁から立ち上がつており、
かつ、上端面が該上端面内側縁から外側縁に向か
つて下向きに傾斜する傾斜面とされている側部５
とからなるコツプ状合成樹脂容器を、金型１２に
嵌着し、次いで金型１２を金型１３に合わせ、し
かる後に、前記コツプ状合成樹脂容器における底
部４の中心点１１の直下にゲート１４が位置して
いる射出成形機の前記ゲート１４から、前記コツ
プ状合成樹脂容器と金型１２と金型１３との間に
形成されている空〓１５内に合成樹脂を射出し、
外壁層となる第２の合成樹脂層８を形成し、第１
図〜第２図に示されるような構成のコツプ状合成
樹脂製多層容器１を得るものである。尚、金型１
２に嵌着するコツプ状合成樹脂容器は、前述の通
り、底部４と、該底部周縁から立ち上がつてお
り、かつ、上端面が該上端面内側縁から外側縁に
向かつて下向きに傾斜する傾斜面とされている側
部５とで構成されるもので、予め、射出成形等に
より製作されているものである。
本考案のコツプ状合成樹脂製多層容器は叙上の
通りの構成から成るもので、内壁部たる第１の合
成樹脂層６が予め成形されている合成樹脂容器で
構成されているものであり、この合成樹脂容器
が、底部４と、該底部周縁から立ち上がつてお
り、かつ、その上端面７が該上端面７の内側縁９
から外側縁１０に向かつて下向きに傾斜している
傾斜面とされている側部５とで構成されるもので
あるから、前記第１の合成樹脂層６となる合成樹
脂容器の側部５の上端面７に接して該上端面７を
被覆するようにして形成される合成樹脂層は、射
出成形機によつて射出された合成樹脂の下方から
上方に向かう直線的な合成樹脂の流れで形成され
るので、第１の合成樹脂層６の側部５の上端面７
と第２の合成樹脂層８との間の接合が完全で、従
来のこの種のコツプ状合成樹脂製多層容器におけ
るが如き外観の低下や容器内の内容物の滲み込み
による不体栽等の無い整然とした外観のコツプ状
合成樹脂製多層容器が得られるという作用，効果
を奏するものである。
通りの構成から成るもので、内壁部たる第１の合
成樹脂層６が予め成形されている合成樹脂容器で
構成されているものであり、この合成樹脂容器
が、底部４と、該底部周縁から立ち上がつてお
り、かつ、その上端面７が該上端面７の内側縁９
から外側縁１０に向かつて下向きに傾斜している
傾斜面とされている側部５とで構成されるもので
あるから、前記第１の合成樹脂層６となる合成樹
脂容器の側部５の上端面７に接して該上端面７を
被覆するようにして形成される合成樹脂層は、射
出成形機によつて射出された合成樹脂の下方から
上方に向かう直線的な合成樹脂の流れで形成され
るので、第１の合成樹脂層６の側部５の上端面７
と第２の合成樹脂層８との間の接合が完全で、従
来のこの種のコツプ状合成樹脂製多層容器におけ
るが如き外観の低下や容器内の内容物の滲み込み
による不体栽等の無い整然とした外観のコツプ状
合成樹脂製多層容器が得られるという作用，効果
を奏するものである。
第１図は本考案のコツプ状合成樹脂製多層容器
の１例を示す平面図、第２図は第１図の−線
断面図、第３図は本考案のコツプ状合成樹脂製多
層容器における第１の合成樹脂層を構成している
側部上端面の傾斜度合いを説明する説明図、第４
図は本考案のコツプ状合成樹脂製多層容器におけ
る外壁部たる第２の合成樹脂層の形成工程を示す
断面図、第５図イは、従来のコツプ状合成樹脂製
多層容器における第１の合成樹脂層の上端面上に
形成される第２の合成樹脂層の樹脂の流れを示す
断面説明図、第５図ロ及びハは、従来のコツプ状
合成樹脂製多層容器の第１の合成樹脂層の上端面
における第１の合成樹脂層と第２の合成樹脂層と
の間の不完全な接合状態を示す断面図である。 １：コツプ状合成樹脂製多層容器、２：底壁
部、３：側壁部、６：底部４と側部５とからなる
コツプ状合成樹脂容器で構成される内壁部たる第
１の合成樹脂層、７：第１の合成樹脂層６におけ
る側部５の上端面、８：外壁部たる第２の合成樹
脂層、９：上端面７の内側縁、１０：上端面７の
外側縁、１１：第１の合成樹脂層６を構成してい
る底部４の中心点。
の１例を示す平面図、第２図は第１図の−線
断面図、第３図は本考案のコツプ状合成樹脂製多
層容器における第１の合成樹脂層を構成している
側部上端面の傾斜度合いを説明する説明図、第４
図は本考案のコツプ状合成樹脂製多層容器におけ
る外壁部たる第２の合成樹脂層の形成工程を示す
断面図、第５図イは、従来のコツプ状合成樹脂製
多層容器における第１の合成樹脂層の上端面上に
形成される第２の合成樹脂層の樹脂の流れを示す
断面説明図、第５図ロ及びハは、従来のコツプ状
合成樹脂製多層容器の第１の合成樹脂層の上端面
における第１の合成樹脂層と第２の合成樹脂層と
の間の不完全な接合状態を示す断面図である。 １：コツプ状合成樹脂製多層容器、２：底壁
部、３：側壁部、６：底部４と側部５とからなる
コツプ状合成樹脂容器で構成される内壁部たる第
１の合成樹脂層、７：第１の合成樹脂層６におけ
る側部５の上端面、８：外壁部たる第２の合成樹
脂層、９：上端面７の内側縁、１０：上端面７の
外側縁、１１：第１の合成樹脂層６を構成してい
る底部４の中心点。
Claims (1)
- 内壁部たる第１の合成樹脂層と外壁部たる第２
の合成樹脂層とを有するコツプ状合成樹脂製多層
容器において、前記第１の合成樹脂層は、底部
と、該底部周縁から立ち上がつており、かつ、上
端面が該上端面内側縁から外側縁に向かつて下向
きに傾斜する傾斜面とされている側部とからなる
コツプ状合成樹脂容器で構成されており、前記第
２の合成樹脂層は、前記第１の合成樹脂層を構成
しているコツプ状合成樹脂容器における底部中心
点の直下にゲートを有する射出成形機による射出
成形によつて、前記第１の合成樹脂層の全外側面
と側部上端面とを被覆するようにして形成されて
いることを特徴とするコツプ状合成樹脂製多層容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14317383U JPS6050106U (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | コツプ状合成樹脂製多層容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14317383U JPS6050106U (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | コツプ状合成樹脂製多層容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6050106U JPS6050106U (ja) | 1985-04-09 |
| JPH0232566Y2 true JPH0232566Y2 (ja) | 1990-09-04 |
Family
ID=30319664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14317383U Granted JPS6050106U (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | コツプ状合成樹脂製多層容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6050106U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5648270B2 (ja) * | 2009-04-24 | 2015-01-07 | 三菱レイヨン株式会社 | 繊維強化複合材料成形品とその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS543898A (en) * | 1977-06-10 | 1979-01-12 | Bayer Ag | Preparation of thermoplastic copolyamide |
-
1983
- 1983-09-14 JP JP14317383U patent/JPS6050106U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS543898A (en) * | 1977-06-10 | 1979-01-12 | Bayer Ag | Preparation of thermoplastic copolyamide |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6050106U (ja) | 1985-04-09 |
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