JPS5852578B2 - エッチング耐性重合体の剥離剤 - Google Patents

エッチング耐性重合体の剥離剤

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JPS5852578B2
JPS5852578B2 JP50011492A JP1149275A JPS5852578B2 JP S5852578 B2 JPS5852578 B2 JP S5852578B2 JP 50011492 A JP50011492 A JP 50011492A JP 1149275 A JP1149275 A JP 1149275A JP S5852578 B2 JPS5852578 B2 JP S5852578B2
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    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
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Description

【発明の詳細な説明】 半導体および半導体のマイクロ回路の製造の際、半導体
およびマイクロ回路を造る材料を一般にフォトレジスト
即ち光に曝露した際エツチング抵抗体を形成する物質で
ある有機重合体で被覆することが屡々必要である。
その後この有機重合体は除去しなげればならぬ。
従って有機重合体をこの被覆された材料から除去する剥
離剤の必要がある。
有機材料除去用の従来技術の製品はクロム酸の様な強い
酸化剤を屡々含んでいた。
酸化剤の濃度およびそれの被覆される材料への曝露を厳
格に制御するのでなげれば酸含有剥離剤はその有機物質
を適用する材料を腐蝕するだろう。
従って半導体およびマイクロ回路の製造に使われる材料
から有機重合体を除去するための有機剥離剤が推称され
る。
本発明以前にはこの有機材料除去用の適当な有機剥離剤
は入手できなかったというのは従来の有機剥離剤は空気
にさらした時に不溶性沈澱を形成上、所望の速さで有機
物質を剥離せず、好ましくない色をもち、多数の成分を
含有し、屡々アルミニウム材料を腐蝕し、そして一般の
用途に使うためには有機溶剤および水の両者と充分に融
和性でなかった等のためである。
従って従来技術の有機剥離剤は自動化された工程装置で
使うためには不適当である。
半導体およびマイクロ回路製造で使われる材料の表面か
ら有機重合体沈積物を除去するのに有用な一郭の組成物
が今や発見された。
この組成物は電気および電子工業でのこの様な剥離作業
で出会うであろう多くの無機材料を腐蝕または損傷する
ことなく上記の剥離作業に適当である。
本発明の剥離組成物は有機重合体の被覆および除去の5
または10サイクルの後においてさえもこれら無機材料
のエツチング、はがれ或はその地回視的の劣化を起すこ
となく、即ちエツチング耐性であり、そして材料の電気
的抵抗度または伝導度に影響を及ぼさない。
その上本発明の組成物は空気中に放置した時不溶性の沈
澱物を生ぜず、以前従来技術の有機剥離組成物を使った
かも知れぬ時よりも少い時間でフォトレジストを剥離し
、好ましくない色は従来のものより少く、従来技術の有
機剥離組酸物に要するよりも少数の成分を含み、アルミ
ニウム材料を腐蝕せず、有機溶剤および水の中で改良さ
れた混和性をもち、そして自動化された工程の装置に使
うに適している。
本発明の剥離剤は約25〜約35%のフェノールまたは
醋酸、約10〜約30%のフェノールスルホン酸、オル
ソジクロロベンゼンの様な沸点約120〜210℃の塩
素化炭化水素を約15〜約30%、及びHLB(親水性
親油性バランス)値約11.0〜12.5をもつ適当な
界面活性剤約25〜約35%よりなる。
本発明の方法によれば有機重合体例えばフォトレジスト
で被覆された材料が上記処方の溶液でスプレーされたり
或は該溶液中に浸漬される。
それからこの有機重合体は溶液中に溶解しそして被覆さ
れた材料の表面から水、パークロロエチレン又はトリク
ロロエチレンの様な任意の適当な洗滌液で洗い去られる
本発明によればフェノール又はm酸約25〜35重量%
、フェノールスルホン酸約10〜約30重量%、沸点約
120〜210℃の塩素化炭化水素約15〜約30重量
%及び約11.0〜約12.5のHLB値をもつ適当な
界面活性剤約25〜35重量%よりなる有機重合体用剥
離剤を提供する。
界面活性剤は、構造中にポリオール鎖の様な高度な親水
性連鎖があるなら非イオン性でもよいが、好ましくは強
いアニオン性である。
好適な界面活性剤はアルキルスルホネートか又はアルキ
ル疎水性鎖をもつアリールスルホネートである。
最も好ましい界面活性剤はアルキル鎖の平均長さが約1
0個ないし約14個の炭素原子でその了り−ル基はベン
ゼン、トルエン又はキシレンであるアルキルアリールス
ルホネートである。
本発明によれば線状ドデシルベンゼンスルホン酸が最も
好ましい界面活性剤であることが見出されている。
剥離剤処方中のフェノール又は醋酸は他の成分と共に有
機重合体で被覆した基体からその重合体を溶解し持上げ
る作用をする様にみえる。
最もよい結果を得るための好ましい化合物はより良い溶
解および持上げ作用を得る点からフェノールである様に
みえる。
フェノールスルホン酸も同様に有機重合体を溶解し持上
げるように作用すると思われそして剥離剤に対し約15
ないし約25重量%のフェノールスルホン酸が使われる
時に実質的により速い剥離作用が起り、より多くの水が
剥離剤中に許容できしかも以前従来技術の剥離剤であり
得たよりもアルミニウム基体の腐蝕は少く、また剥離剤
を空気にさらした時により少い好ましくない沈澱物が生
じる。
塩素化炭化水素は有機物質の溶解および稀釈を助けそれ
は例えばメタジクロロベンゼン、オルソジクロロベンゼ
ン、トリクロロベンゼン、塩素化トルエン、パークロロ
エチレン及び任意のこれら塩素化炭化水素の混合物であ
る。
特に効果的な塩素化炭化水素はオルソジクロロベンゼン
であることが見出されている。
好ましい塩素化炭化水素は約120〜約210°C1好
ましくは約150〜190℃で沸騰する。
本発明の剥離剤によって除去さるべき有機重合体は一般
に低分子量のポリイソプレン、ポリビニルシンナメート
及びフェノール・ホルムアルデヒド樹脂から選ばれたポ
リマーを含むフォトレジストが普通である。
これらのフォトレジストは基体例えばアルミニウムに適
用され、いくつかの部分はマスクで隠されそれから全体
が光、例えば120ボルト650ワツトの石英ランプに
1〜15秒間6〜12インチの距離から照されたフォト
レジストを更に重合させる。
次に曝露されなかった即ち光からかくされたフォトレジ
ストの部分は露光したフォトレジストを溶かさない弱い
溶剤で除去され、こうして電気回路の様なパターンを露
出した基体の上に残すのである。
それから残ったフォトレジストは更に硬化するためにベ
ーキングされそしてフォトレジストで被われない基体の
部分は次にエツチング又は他の処理を受ける。
硬化したフォトレジストはそれから除去されねばならぬ
本発明の剥離剤の使用においてはフォトレジストで被わ
れた基体は本発明の剥離剤と約50〜180°Cの温度
で接触する。
好ましい温度は約90〜約120℃で、その理由は90
℃の温度は比較的早い剥離時間をもたらしまた1 20
’C以上の温度は好ましくない速さの蒸発によって剥
離剤の損失をもたらすからである。
フォトレジストの剥離に要する時間は約90°〜約12
0℃で約1〜約15分である。
剥離後に基体は任意の適当な液体で濯がれる。
適当な濯ぎ液の例はエタノール、イソプロピルアルコー
ル、トリクロロエチレン及び1・1・2−トリクロロー
ト2・2−トリフルオロエタンと1〜3個の炭素原子を
含有するアルコールとの混合物である。
次の実施例は本発明の剥離剤の処方と剥離方法を例示す
るのに役立つ。
各側においてすべての部および%は重量である。
3種の異なる剥離剤の処方が次の実施例で使われる。
処方Aは従来技術の有機剥離剤で、処方Bは本発明の剥
離剤の第一の具体fll、処方Cは本発明の剥離剤の第
二の具体例である。
これらの処方は次の通りである。処方A 線状ドデシルベンゼンスルホン酸 フェノール トルエンスルホン酸 オルソジクロロベンゼン パークロロエチレン 処方B 線状ドデシルベンゼンスルホン酸 フェノール フェノールスルホン酸 オルソジクロロベンゼン 処方C 線状ドデシルベンゼンスルホン酸 フェノール フェノールスルホン酸 オルソジクロロベンゼン パークロロエチレン 28% 28% 18% 18% 8% 30% 30% 20% 20% 28.0% 28.0% 18.5% 18.5% 7.0% 実施例 1 処方A、B、Cの100rrLlを20°C1相対湿度
80%の大気に開放された別々の250m1のビーカー
に入れた。
20時間の後処方Aは曇って好ましくない沈澱物を含ん
だが、これに対し処方BおよびCは透明のま工で、本発
明の処方BおよびCは大気に接する時従来技術の処方A
よりも好ましくない沈澱物を容易には生じないことを示
した。
実施例 2 3個のシリコン薄層をポリイソプレン・フォトレジスト
で被覆する。
それからフォトレジスト被覆を120ボルト650ワツ
トの石英ランプに12インチの距離で15秒間曝露する
それからフォトレジスト被覆を240℃で2時間ベーキ
ングする。
次に各薄層を温度100℃の処方A、B、Cの一つに浸
漬してフォトレジストを薄層から剥離するに要する時間
を測定する。
結果は第1表に掲げる。
この結果は本発明の処方BおよびCが従来技術の処方A
よりも早い剥離時間を可能にすることを示す。
実施例 3 実施例2で使った各薄層を、剥離後、1・1・2−トリ
クロロ−1・2・2−トリフルオロエタノール93重量
%及びインプロパツール7重量%の非燃焼性混合物で洗
滌する。
処方B、Cのすべてはこの洗滌で除去されるがこれに反
し処方Aはこの混合物と混和せずこの洗滌で除去されな
い。
この実施例は本発明のB、Cがハロゲン化炭化水素を含
有する洗滌液によって従来技術の処方よりももつと容易
に除去されることを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フェノール又は醋酸約25〜約35重量%、フェノ
    ールスルホン酸約10〜約30重量%、沸点約120〜
    約210℃の塩素化炭化水素約15〜約30重量%、約
    11.0〜12.5のHLB値をもつ適当な表面活性剤
    約25〜35重量%よりなる有機重合体用剥離剤。
JP50011492A 1974-01-30 1975-01-29 エッチング耐性重合体の剥離剤 Expired JPS5852578B2 (ja)

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