JPS5852556A - イオン選択透過膜およびイオンセンサ− - Google Patents

イオン選択透過膜およびイオンセンサ−

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JPS5852556A
JPS5852556A JP56150895A JP15089581A JPS5852556A JP S5852556 A JPS5852556 A JP S5852556A JP 56150895 A JP56150895 A JP 56150895A JP 15089581 A JP15089581 A JP 15089581A JP S5852556 A JPS5852556 A JP S5852556A
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JP
Japan
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ion
electrode
membrane
polymer
ion sensor
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JP56150895A
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English (en)
Inventor
Noboru Koyama
昇 小山
Takeshi Shimomura
猛 下村
Yukio Onuki
由紀夫 大貫
Norihiko Ushizawa
牛沢 典彦
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/28Electrolytic cell components
    • G01N27/30Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
    • G01N27/333Ion-selective electrodes or membranes
    • G01N27/3335Ion-selective electrodes or membranes the membrane containing at least one organic component

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■、 発明の背景 技術分野 この発明はイオン選択透過膜に係シ、特に、導電体表面
に直接的に被着された形態にあシ、5− イオンセンサー%  pf(センサー等の用途に好適な
重合体膜からなるイオン選択透過膜に関する。
また、この発明はこのようなイオン選択透過膜を用いた
イオンセンサーに係り、特に、重合体膜を導電体表面に
直接被着したイオンセンサーであって溶液中のイオンa
Ifを電極電位オたは電流応答で測定するものにも関す
る。
先行技術および問題点 近時、導電体に膜を被覆して導電体に種々の機能を持た
せることがおこなわれるようになった。この膜が被覆さ
れた電極は一般に修飾電極と呼ばれ、触媒、トランスジ
ユーザー、センサーなどの用途に対する新しい機能性を
持つ電極として期待されている。その機能を発揮させる
ためには導電体表面に直接被着された電極被覆膜の電気
伝導性等の性質が考慮されなければならない。例えば、
イオンセンサー、pf(センサー等の電極類にあっては
検出すべきイオン種に対する選択透過性が要求される。
しかしながら、従来、このようなイオン選択透過性を持
ちしか6− も電極の被覆膜として用いて好適な膜材質としては適当
なものが見い出されていなかった。
従来、溶液中のイオン例えば水素イオンの濃度を測定す
る電極として水素電極やキンヒドロン電極が知られてい
るが、今日、適用範囲の広さ、精確さという点でガラス
電極が広く用いられるようになってきている。このガラ
ス電極によるpI(測定の原理は一方を基準液とする水
素イオン濃度の異なる二つの溶液を薄いがラス膜で分離
し、このガラス膜の両側に生じた電位差を測定すること
からなる。
すなわち、ガラス電極では基準液室を設ける必要があり
、したがって微小化が困難である。
また、粘着性物質を含む溶液中ではがラス膜上に粘着性
物質が付着し、pHの測定が困難であったり、電極電位
応答の再現性が悪くなったシする。また、ガラス電極の
ガラス膜の抵抗は10〜100鵬と大きく、pHの測定
には普通の電位差計を単独で用いることができず、高入
力インピーダンスの増幅器が必要となる。
■、 発明の目的 したがって、この発明の目的は導電体表面に直接的に被
着することがで永、イオン選択透過性を持つ重合体膜か
らなるイオン選択透過膜を提供することにある。
壕だ、この発明の目的は溶液中のイオン濃度を測定する
イオンセンサーであって基準液室を設ける必要が々く、
微小化を計ることのできるイオンセンサーを提供するこ
とにある、。
この目的を達成するために、この発明では、従来のガラ
ス電極の考え方とは全く異なり、導電体表面を重合体で
化学修飾するという従来はとんどおこなわれていなかっ
た技術を利用している。この化学修飾の技術によって導
電体は溶存イオン種に対し選択的な透過性を持ち、また
表面の腐食や溶解が防止され、溶液中のイオン濃度に対
して電極電位または電流変化で応答するという全く新し
い機能を発揮する。この発明は重合体で化学修飾した導
電体の機能のうちイオン濃度に対する応答性を利用した
ものである。
すなわち、この発明は、窒素含有芳香族化合物およびヒ
ドロキシ芳香族化合物からなる群の中から選ばれた少々
くとも1種の有機芳香族化合物から誘導され、かつイオ
ンを選択的に透過する機能を有する重合体膜からなシ、
導電体表面に直接的に被着された形態にあるイオン選択
透過膜を提供するものである。
また、この発明のイオンセンサーは、導電体の表面に窒
素含有芳香族化合物およびヒドロキシ芳香族化合物から
なる群の中から選ばれた少なくとも1種の有機芳香族化
合物から誘導された重合体膜を直接的に被着してなるも
のである。
そして、この発明においては窒素含有芳香族化合物をア
ニリン、2−アミノベンゾ) IJフルオリド、2−ア
ミノピリジン、2,3−ジアミノビIJ シン、 4.
4’−ノアミノジフェニルエーテル、4.4′−メチレ
ンシアニリン、チラミン、N−(o−ヒドロキシペンシ
ル)アニリンおよびビロールの内の少なくとも1種に限
定する。
上記重合体膜は低インピーダンス化されてい9− る。オだ、この重合体膜は電解酸化によって導電体表面
上で重合された電解酸化重合膜であっても、あるいは予
め重合した重合体を溶媒に溶解し導電体表面に塗布乾燥
したものであってもよいが、性能の点で前者の方が好ま
しい。窒素含有芳香族化合物から誘導された重合体膜を
有するイオンセンサーti、pHセンサーとして好適で
ある。
ヒドロキシ芳香族化合物は式 ( (ここで、Arは芳香核、各Rは瞳換基、およびtはO
な込しArの有効原子価数)で示すことができる。その
具体例はフェノール、ジメチルフェノール、ヒドロキシ
ビリシン、0−およびm−ベンジルアルコール、o−l
m−オjヒp−ヒドロキシベンズアルデヒド、0−およ
びm−ヒドロキシアセトフェノン、o−lm−およびp
−ヒドロキシゾロビオフェノン%O%n−およびp−ベ
ンゾフェノール、0−lm−お10− よびp−ヒドロキシベンゾフェノン%O%m−およびp
−カルボキシフェノール、ジフェニルフェノール、2−
メチル−8−ヒドロキノリン、5−ヒドロキシ−1,4
−ナフトキノン、4−(p−ヒドロキシフェニル)−2
−ブタノン、1,5−ジヒドロキシ−1,2,3,4−
テトラヒドロナフタレン、ビスフェノール入マタハこれ
らの混合物等である。
なお、この明細書で用いられている重合体という語は単
独重合体および相互重合体(例えば、共重合体、三元共
重合体等)の双方を含む。
■1発明の詳細な説明 以下、この発明を添付の図面に沿って詳しく説明する。
第1図に示すようにこの発明のイオンセンサーは任意形
状例えば棒状の導電体11の周囲をポリオレフィンやテ
フロン等の絶縁体13で被覆し、先端の露出表面に所定
の重合体膜12を直接被着・固定してなるものである。
導電体1ノは導電性材料で構成され、白金等が好ましい
導電体11の先端表面に直接被着されている重合体膜1
2は窒素含有芳香族化合物の重合体よりなる。このよう
な窒素含有芳香族化合物はアニリン、2−アミノペンゾ
トリフルオリド、2−アミノビリノン、2.3−ノアミ
ノビリノン、4.4′−ジアミノフェニルエーテル、4
.4’−メチレンノアニリン、チラミン、N−(0−ヒ
ドロキシペンノル)アニリンおよびビロールから選ばれ
る少なくとも1種である。あらかじめ重合して得た重合
体としてはポリ芳香族アミドおよびイミドがあり、例え
ば4.4′−ノアミノノフェニルエーテルヤ4.4’−
ノアミノジフェニルメタン誘導体のポリアミド・イミド
化合物、およびビス−シクロ−(2,2,2)−オクト
−7−エン−2,3,5,6−チトラカルrreン酸二
無水物を塩化チオニルと反応させて酸塩化物に転化し、
これを4.4′−ジアミノフェニルエーテルと反応させ
て得たポリアミド重合体(小林他、1化(12’)19
29〜32(1980)参照)等である。
あるいは、重合体膜12はヒドロキシ芳香族化合物から
誘導されたものであってもよい。このようなヒドロキシ
芳香族化合物は例えば、一般式 %式%() (ここで、Arは芳香核、各Rは置換基、およびtFi
OないしArの有効原子価数)で示すことができる。芳
香核Arは単環式(例えば、ベンゼン核、ピリジン核)
であっても、多核式(例えば、キノリン核、ナフトキノ
ン核、ビスフェノール核)であってもよい。置換基Rの
例を挙げると、アルキル基例えばメチル基、ノ・ロダン
化アルキル基、了り−ル基例えばフェニル基、アルキル
カルボニル基およびアリールカルボニル基ルボキシル基
、アルデヒド基、ヒドロキシル基等である。
このようなヒドロキシ芳香族化合物の具体例を挙げると
、フェノール、ジメチルフェノール13− (例えば、2,6−および3,5−ツメチルフェノール
)、2−.3−および4−ヒドロキシピリジン、o−お
jびm−ペンシルアルコール、o−lm−およびp−ヒ
ドロキシベンズアルデヒド、o−lm−およびp−ヒド
ロキシアセトフェノン、o−lm−およびp−ヒドロキ
シアセトフェノン、o−lm−およびp−ベンゾフェノ
ール、o−、−m−およびp−ヒドロキシベンゾフェノ
ン、o−1m〜およびp−カルはキシフェノール、ジフ
ェニルフェノール(例工ば、2.6− bヨヒ3.s−
ジフェニルフェノール)、2−メチル−8−ヒドロキノ
リン、5−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン、4−(
p−ヒドロキシフェニル)−2−ブタノン、1.5−ジ
とドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン
、ビスフェノールA等である。あらかじめ重合して得た
重合体としてはポリフェニレンオキシド、ポリフェニレ
ンオキシド誘導体、ポリジフェニルフェニレンオキシド
、ポリジメチルフェニレンオキシド、Iリカーがネート
等がある。
14− 以上述べた窒素含有芳香族化合物またはヒドロキシ芳香
族化合物の重合体膜を導電体11表面上に直接被着する
ためには、窒素含有芳香族化合物オたはヒドロキシ芳香
族化合物を電解酸化重合法によって導電体11表面上で
重合させる方法、予め合成された重合体を溶媒に溶かし
、この溶液を浸漬・塗布および乾燥により導電体表面に
固定する方法、さらには重合体膜を化学的処理、物理的
処理もしくは照射処理によって導電体表面に直接固定す
る方法を採ることができる。
上記被着方法のうち最も好都合な方法は電解酸化重合法
による方法である。この電解酸化重合は適当な溶媒中で
窒素含有芳香族化合物またはヒドロキシ芳香族化合物を
電解酸化重合させ、動作電極としての所望導電体の表面
に重合体膜を被着するものである。例えば、2−アミノ
ペンゾトリフルオリドおよび4,4′−ジアミノジフェ
ニルメタンの電解酸化重合はpH7のリン酸緩衝溶液中
で、アニリンの電解酸化重合はビリシンおよび過塩素酸
ナトリウムを含むアセトニトリル溶液中で、4.4’−
ソアミノジフェニルエーテルの電解酸化重合は過塩素酸
す) IJウムを含むアセトニトリル溶液捷たは水酸化
ナトリウムを含むメタノール溶液中で、また、ビロール
の電解酸化重合は支持電解質としてヘキサフルオロリン
酸テトラブチルアンモニウム(Bu4N(PF6)と略
す)を含むアセトニトリル溶液中でおこなう。ヒドロキ
シ芳香族化合物の電解酸化]j合はアルカリ性のメタノ
ール等の溶媒中でおこなう。
電解酸化重合によって被着した重合体膜は被着安定性が
極めてよく、着た膜表面も滑らかである。
重合体膜の厚さに%に制限は々いが0.01μないし1
μ程度が適当である。
■1発明の具体的作用 以上の構成の被覆電極の機能について以下詳しく説明す
る。
(1)  イオンセンサーとしての応答第1図のイオン
センサーを用いて試料浴液のpHを測定するには、第2
図に示すように、槽2ノ中にpHを測定すべき試料溶液
22を入れ、この溶液にこの発明のイオンセンサー23
およヒ参照電極24としての鋏−塩化銀電極、カロメル
電極等を浸漬する。そして参照電極24に対するイオン
センサー23の電位差(起電力)を電位差計26で測定
する。このとき、試料溶液22を攪拌機25で攪拌する
とよい。そしてあらかじめ作製しておいた起電力とpH
との相関図から試料溶液のpHを読み取る。なお、気体
を吹き込む場合、気体吹き込み管27を用いる。
この発明のイオンセンサーによる起電力とpT(との関
係は広範囲のpH領域で59 mV/pHの勾配を持つ
直線関係を示し、式 (ここで、Eは起電力(mV)、EIGは一定電位(m
V)、Rはがス定数、Tは絶対温度、Fはファラデ一定
数、〔r〕は水素イオン濃度)で示されるネルンストの
式を満足する。ただし、試料溶液は17− 開放系あるいはオた、気体吹き込み管27から酸素を吹
き込んで酸素気流中で測定を行う。々お、水素ガス気流
中で起電力を測定したとき、その値は大きく負の電位値
に変化するが、やはシ水素イオンに対してネルンストの
式を満足する。
(2)イオン種の選択的膜透過と制卸 電極を直接被覆する前記重合体膜は、溶液中のイオン種
の膜透過に対して選択性を示す。その測定には、回転円
板電極を使用した、対流?ルタンメトリー法が有効であ
る。なぜ々ら、電極上へのイオン種の物質輸送量は円板
′W!L極の回転数によって制御できるので、被覆重合
体膜を持った電極と持た々い電極で回転数に対する?ル
タモグラムの限界電流値の依存性を調べると、各化学種
に対する膜透過能を評価できるからである。この挙動は
被覆重合体膜の種類および溶存イオン種によって異なる
が、一般に被覆重合体膜の厚さが厚い程、イオン種の透
過は妨げられ、また溶存イオン種の容積が大きいほど膜
透18− 過は抑制される。
その他の機能性として、電極表面に直接被覆した重合体
膜により、電極表面の改質が可能であシ、電極触媒能の
向上や表面の腐食と溶解の防止などにも寄与できる可能
性を持つ。また被覆重合体膜は導電体表面へ適切な置換
基を導入するだめのアンカ〜と1〜での機能性を持つ3
.電極表面が有機物等で化合物化するための適切な置換
基を持た々い場合、捷ず電極表面をアルデヒド、アミン
等の置換基を持った重合体で被覆する。そして被覆重合
体膜をグラフト重合反応蝉の反応活性置換基として利用
し、目的とする化合物の固定基質として使用できるし、
被覆重合体膜の改質にも使用できる。ネ皮覆重合体ll
ばの置換基がビリシン等の配位子であれば、当該重合体
膜は配位結合能力を持ち、また置換基がスルホン酸や四
級化されたビリノン等のように荷電を持つ場合、当該重
合体膜は高分子電解質の性質を持ち、反対に荷電したイ
オン種の集積、固定の能力を持つ。よって、これらの重
合体験で直接被覆された電極は微量の溶存イオン種に対
して前濃縮の作用を持ち次に、電極で酸化ある因は還元
を行ない電流によって検知することができ、微量イオン
棟検出用電極と[7ての可能性を持っている。また、絶
縁体となっている被覆重合体膜に第3の化学れ■Iを挿
入することによって電導性膜に改良改質できる。さらに
また、電極電位を変えることによって膜中反応活性種の
酸化還元状態を変え、膜の色の変化、着色脱色が可能で
ある。
以下、この発明の実施例を示す。々お、全実施例中回転
白金円板電極については面積が4.4X10 ’72の
ものを用いている。
実施例1 導電体としての白金線の周囲をテフロンで絶縁し、露出
端面を電解前に次の方法で前処理した。まず、シリコン
カーバイト紙およびアルミナ粉末(0,3μm)で研磨
して平滑にし、希王水で洗滌した後蒸溜水で水洗いし0
.05Mの酢酸溶液に浸す。次にこの電極を動作電極と
し、対極として白金網、基準電極として食塩飽和カロメ
ル電極を用いた通常の3電極式H型セルを使用して、電
極への印加電圧を一〇、6Vから+1.OVO間で約1
0回はど往復させ電極表面を活性化した後蒸溜水で洗浄
し、次にメタノールで洗浄し乾燥する。
重合体膜被覆電極の作成は、上述の前処理の済んだ動作
電極を上述と同様の電解セル中に浸漬し、白金の露出端
面への電解酸化重合反応を10 mM 4.4’−ジア
ミノジフェニルエーテルおよび0.1M過塩素酸ナトリ
ウムを含むアセトニトリル溶媒(電解液)中でおこなっ
た。電解液は電解前にアルゴンがスで十分に脱酸素しf
t:、o 4゜41−シアミノジフェニルエーテル単量
体の酸化反応が白金電極で生起していることを確認した
のち、印加電圧を+1.20がルト(対食塩飽和カロメ
ル電極)で静止させ、10分間定電解し電極の露出端面
に酸化重合物を被覆させた。その後、電極表面を蒸溜水
で3回以上洗滌し所望の電解酸化重合体膜で被接された
電極を作製した。
21− 第3図は電解酸化重合反応の開始を示すサイクリックボ
ルタモダラムであシ、第−走査酸化波(曲線a)と第二
走査波(曲線b)とのピーク電流の違いは、電極表面で
の被接膜生成に起因するものである。曲線Cおよびdは
第三および第四走査波である。なお、L1位走査速度は
74 mM/秒であった。
作製した重合体膜被覆電極のpf(センサーとしての作
用を調べた。pH測定用溶液として全リン酸濃度50m
Mを含む緩衝溶液を用い、水酸化ナトリウムおよび過塩
素酸で溶液のpHを2,00から10.00の範囲に調
整した。この試料溶液に重合体膜被覆電極を浸し、食塩
飽和カロメル電極を基準電極として起電力を測定した。
この測定起電力と市販のガラス電極で測定したpH値と
をプロットしたものを81(4図に直線a(開放系)で
示す。この直線の勾配は2.0から11.0のpH領域
でほぼネルンスト式を満足する直線関係が得られ、その
勾配は54 mV/pHであった。この測定は試料溶液
を空気中に放置した開放系の状態−22= で行ったものである。試料溶液に酸素ガス、アルゴンが
スを吹き込みながら測定すると、それぞれ第4図の直線
すおよび直9cで示す応答が得られ、直線の勾配は、各
々54 mv/pHと46mV/pHであった3、また
、水素ガス気流中では、起電力の値は2.0から9. 
OのpH領域で大きく負の電位値に変化するが、59 
mV/pHのネルンストの関係式を満足した(直線d)
3゜ このことから、この重合体膜被接電極は水素イオン濃度
測定に極めて優れた電極の特性を示す。平衡電極電位(
起電力)応答の精度と安定性は良く5〜15分以内で電
位は一定値を示し、その後数時間経ても±2 mVの範
囲で一定値を保持する。また、この電極をpH=7.0
のリン酸緩衝溶液に1週間浸漬したのち、水素イオンに
対する起電力応答を調べても、第4図の直線eで示した
様にネルンスト式を満足するので、その膜の耐久性は極
めて良い。また、試料溶液中にコバルト(ff)イオン
、ニッケル(If)イオン、鉄叩イオン、または亜鉛(
U)イオンを共存させた状態で同様の測定をおこなった
。平衡電位はこれらイオン種の影響を受けず、溶液中の
水素イオン濃度変化によってのみ変化した。フェリシア
ンイオンを含む溶液(pH=4.0 )についての測定
結果を第5図に示す。なお、試料溶液中にカルシウム1
ll)のようなアルカリ土類金属イオンを共存させた場
合でも、平衡電位はそのイオンの影伽を受けなかった。
実施例2 アニリンの電%[化重合反応による白金電極表面への被
接重合体膜作製を、10 n1Mアニリン、20 mM
ピリジンおよび0.1M過塩素酸ナトリウムを含有する
アセトニトリル溶媒中でおこなった。実施例1と同様の
方法、すなわち、電解酸化重合反応法により電極被覆重
合体膜を作製した。この重合体被覆電極のpHセンサー
としての応答を調べたとどろ、2.0から9.0までの
pH領域で52 mV/pHの勾配を持つ直線関係が得
られた。電極電位は5〜10分で一定値を示し、その後
数時間±2 mVの範囲で安定化した。この被覆膜の耐
久性は極めて良いが、試料溶液に遷移金属イオンを含ん
だ場合、平衡電位はこのイオン種の濃度の影響を受けた
実施例3 白金電極表面における電解酸化重合をビロール10 m
Mおよび支持電解質Bu4N(PF6) 50 mMを
含むアセトニトリル溶液中でおこない、実施例1と同様
に重合体膜被覆電極を作製した。この場合のピロールの
電解酸化重合は印加電圧+0.8?ルト(対飽和カロメ
ル電極)で10分間定電位電解しておこなった。この電
極を水、メタノールの順で洗滌し、乾燥した。作製した
電極被覆重合体膜は紫色を呈する。この被覆電極のセン
サーとしての応答を調べたところ、2.0から9.0ま
でのpH領域で48 mV/pHの勾配をもつ直線が得
られた。電極電位¥i5〜30分で一定値を示し、その
後数時間±2 mVの範囲で安定した試料溶液に酸素、
アルゴンガスを吹込みながら測定したときは、各々57
mV/pH(2,0<pH<10 )、48 mV/p
H(2,0<pH<9.0 )が得られ、電位ば20−
4025− 分間で一定値に達し、その後数時間±2 mVの範囲で
安定した。次に、この電極を5日間リン酸緩衝液(pH
=7.0 )に浸漬した後、水素イオン濃度を測定した
場合でも同様の結果が得られた。
この被覆重合体膜の耐久性は極めて良い。試料溶液に遷
移金属イオンを含んだ場合でも、平衡電位に対する影4
11+は少なかった。
実施例4 白金電極表面への2−アミノピリノンの被覆重合体膜形
設を、10mM2−アミノビリシンを含む50 mMリ
ン酸緩衝液(pH=7.00 )中で実施例1と同様の
方法で電解酸化重合法によりおこなった。この重合体被
覆電極の平衡電位(起電力)とpHの間では直線関係が
満足され、2.0から11.0までのpH領域で48 
mV/pHを得た。ただし、測定は試料溶液を空気中に
放置した開放糸の状態で行った。試料溶液に酸素、アル
ゴンのがスを吹込みながら測定した時は各々48 m 
V/p H2S 9 mV/pH(ただし、それぞれ2
.00 < pf(<11.00 。
2.00<pH<10.5のpH範囲)であった。水素
がス26一 吹込みの場合の起電力の値は著しく負の電位値を示すが
、59 mV/pHのネルンストの関係式を満足した。
平衡電位は5〜20分以内で電位は一定値を示し、その
後数時間経ても±2 mVの範囲で一定値を保持する。
また、この電極をpH=7.0のリン酸緩衝液に約10
日間浸漬したのち、水素イオンに対する起電力応答を調
べた結果、同様のpt(応答が得られ本発明の膜の耐久
性は極めて良い。
実施例5,6 2.3−ゾアミノピリソンおよび2〜アミノベンゾ) 
IJフルオリドを実施例1と同様の方法によ)、白金電
極表面上に酸化重合させ、各重合体膜被覆電極を作製し
た。そしてこれら被覆電極を用い、測定溶液の水素イオ
ン濃度、平衡電位応答性、気体吹込み(酸素、アルゴン
、水素等の各種ガス)の水素イオン濃度測定への影響を
検討し、次の表1に示す結果を得た。
表  1 実施例7 ビスシクロ(2,2,2)−オクト−7−ニンー2゜3
.5.6−チトラカル?ン酸二無水物を塩化ケオニルと
の反応で酸塩化物に変え、これに4.4′−ジアミノジ
フェニルエーテルを反応させて作ったポリアミド重合体
を0.04重jlL%の績度でジメチルスルホキシド(
DMSO)に溶解し、これに白金電極の先端部を浸漬し
、次に溶液から取υ出し室温中で数時間風乾して重合体
膜被覆電極を作製した。測定液中の平衡電位(起電力)
とpHの関係は直線関係を満足し、pH2,00から1
0.00の範囲で46 mV/pHを得た。酸素ガスを
吹込んだ場合、pH2,00から7.00の範囲で46
 mV/pHであるが、アルカリ側(7,OO<pH<
1 o、o O)でd 約25 mV/pHであった。
アルゴンがスを吹込んだ場合、2.5<pi(<10.
0の範囲で32 mV/pHであった。水素がス吹込み
の場合の起電力の値は著しく負の電位値を示すが、57
 mV/pHのネルンストの関係式をはぼ満足した( 
2.0<p H<;:9.0 )平衡電位ij:10分
以内で一定値を示し、その後数時間経ても±2 mVの
範囲で一定値を保持する。
また、この電極をpH=7.0のリン酸緩衝液K −昼
夜浸漬したのち、水素イオン濃度に対する平衡電位変化
を調べた結果直線関係を満足し、31 mV/pHの勾
配を示し、上記した46mV/pH29− と比べ、勾配の値が変わり、被覆重合体膜の経時変化が
認められた。
試料溶液中に1 mMの鉄GIN)イオンを共存させた
時、平衡電位はこのイオン種の影響を受ける。
実施例8 この実施例では、電極上の被覆重合体膜が浴液中のイオ
ン種に対して適訳的膜透過の性質を持っていることを、
いくつかの酸化還元化学イψを用いて示す。そして膜が
溶存イオン種と電極表面との間の直接接触を防止する機
能を持つことを示す。測定法として、回転円板電極を使
用した対流?ルタンメトリー法を使用した。′まず、フ
ェノール誘導体の代表的化合物としてフェノールについ
て記述する。回転白金円板電極上にフェノールの電解酸
化重合膜を作成するための電解液は、メタノール溶媒で
10mMフェノールと30 mMの水酸化す) IJウ
ムを含み、電解前にアルゴンガスで十分に脱酸素した。
印加電圧を1.0Mシルト対飽和カロメル電極)で止め
、3分間定電解しt[表面に酸化重合生物(ポリス30
− エニレンオキシド)を被覆させた。0.2 M CFs
COONaを支持電解質として含むpr+−=3.oo
の水溶液でこの被覆膜電極を使用して水素の還元波に対
する対流がルタモグラムを調べる(回転数4918rp
m。
印加電圧走査速度5 mV/秒)と、水素イオンの還元
反応に対応する限界電流値(曲線b)は被覆膜のない白
金電極で得られた限界電流値とくらべ著しく小さくなる
(第6図では十数%)。
このことから被覆膜が一定の水素イオンのみしか透過さ
せないことがわかる。
第7図は鉄(2)のエチレンシアミン四酢酸錯体(Fl
l” (adta) )の還元反応(曲my aとd)
および臭素イオン(Br−)の酸化反応(曲線aとb)
に対する?ルタモグラムであシ、各種イオンの限界電流
値から被覆膜はli’e  (edta )−を透過さ
せず、一方、一定量のBr−を通過させることがわかる
。この場合、Fe” (edta )−の還元反応測定
用溶液組成は2mMFe (edta )”−+0.2
 MCFxCOONa(pi(== 3.0 )であり
、臭素イオンの酸化反応測定用溶液組成は2.0mM 
Br−+0.2MCF3CO0Na(pT(= 3.0
 )であって、白金円板!極の回転数は932 rpm
であった。なお、曲線aおよびCは被橢膜を形成してい
ない電極の場合を、そして曲線すおよびdはフェノール
電解酸化重合膜を訟覆した電極の場合をそれぞれ示す。
実施例9,10.11 以下の表2に示す実施例では、電極被讃重合体膜が溶液
中のイオン械に対して選択的膜透過の機能をもつことを
示す。
まず、白金円板電極表面をシリコンカーバイド紙および
アルミナ粉末(粒径0.3μm)で研磨し、洗浄後、酢
酸緩衝溶液中で電位定査して活性化した。この白金円板
電極を用いて、表2に示す各単量体を電解酸化重合させ
てそれぞれの重合体膜で直接被覆された白金円板電極を
得た。
すなわち、フェノールの電解酸化重合は実施例8と同様
(溶媒:メタノール)に、アニリンの電解酸化重合は実
施例2と同様(溶媒ニアセトニトリル)に、および4.
4′−ジアミノノフェニルエーテルの電解酸化重合は実
施例3と同様(溶媒ニアセトニトリル)におこなった。
対流?ルタンメトリー法によると、重合体膜で被覆され
ていない回転白金円板電極上での水素イオンの電解還元
反応は可逆的な1電子反応で進み、その限界拡散電流は
次のレビツチ式%式%: (ここで、nは反応に関与する電子数、Fはファラデ一
定数CF:]、Aは電極の面積(J、1νは溶液の動粘
度係数〔i/秒〕、Dは酸化体の拡散係数〔副2/秒〕
、ωは電極の回転数〔22777秒〕、および罐+は溶
液中の水素イオン濃度〔モψ3〕)を満足する。従って
、限界電流の逆数(1/ltim)を回転数の平方根の
逆数(1/f)に対してプロットすると、第8図の直線
aで示されるように1原点を通る直線が得られ、その傾
きからD=1.6xlO−’(J/秒〕となる。
一方、重合体膜被覆白金円板電極を使用すると、水素イ
オン還元反応の対流ボルタモダラムから得られた限界電
流値について1/1t1m−1汐733− のプロットをおこなうと、第8図の直線b 、 e。
dで示されるように、切片を持つ直線が得られる。従っ
て、全電極反応過程に反応律速過程が含まれることがわ
かる。(なお、第8図の直線す、c、dはいずれもフェ
ノールから=mされたポリフェニレンオキシド膜で被株
された白金円板電極を用いたものであり、それぞれ溶液
のpHが2.70.3.04.3,35である場合であ
る。
直線aif:pHが3.00の場合のものである)この
場合、コイテツキーーレビツチによれば、次の関係式 %式% (ここで、l  は限界電流値” dlfは拡散律速i
m 限界電流値、および”/’に1nは反応律速過程電61
e値)が満足される。この直線の傾きから得られた拡散
係数はポリフェニレンオキシド膜被〜電極では1.8 
X 10−4[燃し秒]、ポリアニリン膜被接電極では
1.lX10  Ccm/秒〕であり、非被核電極の場
合とほぼ同じ値となる。このことe」、電極34− が重合体膜で被覆されていても、一定量の水素イオンは
描該重合体験中を透過できることを示すものである。
第9図は反応律速限界電流の逆数(1/1kin)を水
素イオン濃度の逆数(1/[H+〕)に対してプロット
したものである。第9図の線aはポリフェニレンオキシ
ド膜被覆電極についてのもの、および線すはポリアニリ
ンについてのものである。pH=約3で傾きの異なる直
線関係が得られた。同じ水素イオン濃度下で?リフエニ
レンオキシド→ポリアニリンの順で””kinの値は小
さくなシ、この順序で水素イオンに対する膜透過性がよ
くなっていることがわかる。
次に、いくつかの溶存酸化還元化学種について、前記三
種の重合体膜被覆電極を使用して対流ポルタンメトリー
法によシその重合体膜のイオン透過性を検討した。既に
第7図で示したように、ポリフェニレンオキシド膜では
、水素イオンや臭素イオン等比較的小さなイオン種は膜
を一部透過できるが、Fa” (edta)−の錯体の
場合、透過できないことがわかった。
同様のイオン透過性を示す対流zJ?ルタモグラムがポ
リアニリン膜被a電極について得られた。
対流ポルタモグラムから得られた限界電流値(17!4
m)を回転数の平方根(U)に対してプロットしたグラ
フを第10図に示す。第10図において、線aおよびb
 tj非被覆白金電極についてのもの、および線C% 
d、eは被接白金電極についてのものである。また、試
料いずれも25℃では0.2 M CFsCOONaを
支持電解として含み、がつアルゴンを吹き込んで脱気し
、線すとCは2H+26−)H2の反応をpf−I3.
0で測定したものを、線aとdは2Br−→Br2+2
*−の反応(NaBr2 mM )をpH3,0で6川
定したものを、そしてMice    −はp’@  
−+ Fe +a  の反応(F eS O42mM 
)をpH3,0で測定したものを示す。pr+の調整は
αρ刀Hを用いておこなった。第11図かられかるよう
ニ、水素イオンや臭素イオンに比べて鉄アコーrオンは
重合体膜を透過し離く、限界電流値もはるかに小さ込。
1 / i t t m  1 /Vt−をプロットす
ると、鉄アコイオンについては切片も大きな値であ)、
一方、鉄アコイオンの電極表面への拡散は重合体膜中で
の拡散に律速されて直線の傾きは回転数に対して依存性
を示さない。
Ru (edta )−”2、Fa (adta )”
2Fe (CN )TV+4等の比較的大き々金属イオ
ンはポリフェニレンオキシド膜およびポリアニリン膜を
透過できず、これらの酸化還元波は観測されなかった。
また部分的透過性のあるポリフェニレンオキシド膜およ
びポリアニリン膜とは異なル、ポリ(4,4’−ジアミ
ノフェニルエーテル)膜は鉄(It)アコイオンをも透
過させず、酸化波は観測されなかった。以上の結果を表
2にまとめて示す。
麿に記述したようにポリフェニレンオキシド膜およびポ
リアニリン膜で被覆された電極を用い九場合、溶液中に
遷移金属イオンを含ませると、水素イオンの平衡電位に
影響を与えた。これは上述したように、遷移金属イオン
はポリ737− エニレンオキシド膜およびポリアニリン膜を透過してし
まうからである。
なお、遷移金属イオンはポリ(4、4’−ジアミノフェ
ニルエーテル)膜を透過できな−ことがわかり、この膜
で被覆された電極を使用した場合、平衡電位に対する遷
移金属イオンの影響はみられず、溶液中の水素イオンの
みの平衡電位を観  測することができた。
−38〜 次に、試料溶液を水素気流下におき、水素ガス濃度を一
定に保ち々がら溶液中の水素イオン濃度を変えて重合体
膜被覆電極の起電力を測定した。平衡電位値はpH値に
対し59 mV/pHの傾きを持つ直線関係を満足した
。一般VC1白金電極上では2 H++ 2 e−d 
H2の反応は可逆的に進行するため、平衡電位とpHと
の間にネルンストの式を満足する関係が成立したと考え
られる。従来、絶縁体と考えられていた電fIIr酸化
重合膜で被覆された電極が上記のような応答特性を示す
ということは、被覆重合体膜と溶液との間で水素イオン
に対する一定の分配平衡が成立していると考えれば理解
しやすい。この場合、平衡電位(E)は次の式 %式% (ここで、Kは溶液と被覆重合体膜との間で起こる水素
イオンの分配平衡定数 goは一定値、およびCトは溶
液中の水素イオン濃度)で表わtj&、dE−[’!、
Loユ。えオ、イオ、よ、。1腎=K(4+となる。I
リフエニレンオキシド膜被覆通る直線関係が得られ、そ
の傾きからKの値は075であった。
以上の結果よ9次のことが言える。被覆されていない白
金電極では、試料溶液の水素イオン濃度を変えたとき、
白金表面上での酸化被膜などの影響によって、得られる
平衡電位応答はネルンスト式を満足しない。更に溶液中
に遷移金属イオンや吸着化学種が存在したとき、平衡電
位応答は複雑になる。これに対し電解重合被覆膜白金電
極、特にポリ(4,4’−ノアミノジフェニルエーテル
)被覆膜電極では、被覆膜と溶液との間の水素イオンの
分配平衡を媒介として、平衡電位は溶液中の水素イオン
濃度に対してネルンストの関係式を満足する応答を示す
。その際、溶液中に遷移金属イオンを含んでも被覆膜は
これらのイオンと電極表面との直接接触を防ぎ、平衡電
位は金属イオンの影響を受けず、選択的41− 署 ノ フ 1 件はpH7の0.05MIJン酸緩衝液溶液中で白金を
電極として用いた。
表  3 交流インピーダンス測定結果(周波数1 kHz)け=
崖V釡 実施例  1′3 作製した。この電極を用いて、ポリアクリル酸をベース
にした増貼剤であるCarhopol # K 40 
(グツドリッチ社製)01重量%を5重量%水酸化ナト
リウム溶液に溶解したケ゛ル中のゆ水素イオン濃度を測
定し、電極平衡電位(起電力)約140mV対飽和カロ
メル電極を得た。この値は、第4図の開放系の起電力と
PHの関係から約PH=io、5に相当する。
′ ガラス電極を用いて同様の測定ψek !云毒平衡
電位の応答は得られずPHの測定は出来なかった。
実施例  1+ 電解質をほとんど含んでいない溶液中でのPH測測定行
った。
既知容量の雨水の試料溶液に白金電極を浸漬し、これを
電気分解用電極として使用し水の電気分解により試料溶
液の水素イオンの濃度を調整する。電気分解に使用した
電気量はクーロメータで読む。この時の試ネー]溶液の
全水素イオンは、試料溶液に既に含1れている分析過剰
水素イオン濃度、Qは電気分解に使用された電気量、F
はファラデ一定数、VTは試料溶液の容積である。もし
起電力(E)測定において、ネルンストの式が成立すれ
ば25℃で次式となる。
よって が成立する。フェノールの電解酸化重合により作製した
被覆電極を用いて平衡電位を測定した17西= 結果、Qを変数として10     をプロットすると
直線関係を満足した。その結果E。とH8の値を求める
ことができた。その求めた値から、ここで使用した雨水
の1)Hは50であることがわかった。
実施例 −I左 白金糾すナゴ電極表面への4.4′−ジアミノジフェニ
ルエーテルの電解酸化重合反応を実施例1と異なった電
解条件すなわち、10 mM 4.4’ −ジアミノジ
フェニルエーテi六声?OmM 水酸化すであった。
K列挙する効果を奏する。
てなる導電体を溶液に浸漬し、その電極電位応微小化で
き、測定試料液が少量でよい。また、(2)重合体膜の
導電性は極めて良く、膜抵禄は非常に小さく、低インピ
ーダンス化されているので、測定に高入力インピーダン
スの増幅器・を必要としない。
(3)  多種類のイオン種特に遷移金属イオンを含む
溶液中でも短時間にP]]を定量的に精度よく測定でき
る。また、懸濁液やスラリー状液のような不均一物質を
含む溶液系でもPi−r十ンサーとして作動する。
(4)  試料液に酸素ガス、アルゴンガス、水素ガス
を吹込んだ場合にもネルンストの式を満足する直線関係
が成立し、該試料液のPH測測定できる。
(5)被覆膜は水素イオンや臭素イオンを一部透過した
り、水素イオンのみを特異的に選択透過したり、捷た遷
移金属イオンおよびその錯体を透過しないという機能を
有するのでイオンお<)−+で、雨水のような電気伝導
性の低い溶液中でも1・11センザーJニジて作動する
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のイオンセンサーの一部の拡大断面図
、第2図はこの発明のイオンセンサー−によるPI′I
測定方法を示す概略図、第3図は4゜47−ジアミツノ
フエニルエーテルの電極酸化反・°の起電力と1)トI
との関係を示すグラフ、第6図および第7図は対流+I
rルクンメI・リ−によるパずルタモグラム−=yt’
z+す主o’+ 7.ユレン≠Aシト・・咲」・友1t
イセ1−一・・7T・V五tゾ、rぎ辷 −りせし魁之
の 肉代千N、37′′ラン、 )1 「目(ば 警ん
イフ1 、t te 狂1色イ枦−一・・1 ・1乙λ
、イオー/ 濡 へ −久tこ゛イ↑r1干υ−゛五 
懺ムク配イ、i  ’g、  h  1爪、”pK、’
11’7”)7  、  %  I O+’;112止
。 −+q− ′)T=・1ン咲ペヘ、゛電秘・・−・・7「へ奢 才
A ”l’が− C・つ ゆ六隻才・C01世すイ、承
−(−51,4?゛う7 。 11・・・導、i体、12・・重合体膜、23 看、H
センサー、24・・参照粗側、26 ・電位差計。 第3図 tν加f/E已(E)V(す↑麿乙和方°ロメ)し寛不
体)U″+        0        Ll”
l        0(vn)ILllγ! 手続補正書 6砿5へ、1q26□8 特許庁長官  島 1)春 樹   殿1、事件の表示 特願昭56−150895号 2、発明の名称 イオン選択透過膜およびイオンセンサー3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 テルモ株式会社 4、代理人 66  補正の対象 委任状、明細書 7、補正の内容 (1)  委任状を別紙の通り補正する。 (2)明細書第42頁〜48頁の浄書(内容に変更なし
) に水素イオンを透過して安定な応答を示す。また、被覆
膜自体が強固に電極表面に被着して、白金表面化学種の
均一性に寄与すると考えられる0 実施例12 重合体膜被接電極の膜抵抗は小さく低インピーダンス化
されていることをフェノールの電解酸化重合体膜につい
て表3に示す。測定条件はpH7の0.05MIJン酸
緩衝液溶液中で白金を電極として用いた。 表  3 交流インピーダンス測定結果(周波数1 kHz)実施
例13 グル状液中でのp■(測定の結果を記述する。 42− 実施例1と同様の方法で白金電極表面に4.4’−ジア
ミノジフェニルエーテルの電解酸化重合体を被着し重合
体膜被覆電極を作製した。この電極を用いて、ポリアク
リル酸をペースにしだ増粘剤であるCarbopolす
に40(グツドリッチ社製)0.1重量%を5重量%水
酸化ナトリウム溶液に溶解したグル中の水素イオン濃度
を測定し電極平衡電位(起電力)約140mV対飽和カ
ロメル電極を得だ。この値は、第4図の開放系の起電力
pHの関係から約1)I−I=10.5に相当する。 ガラス電極を用いて同様の測定をおこなったが、平衡電
位の応答は得られずpHの測定は出来なかった。 実施例14 電解質をほとんど含んでいない溶液中でのpH測定を行
った。 既知容量の雨水の試料溶液に白金電極を浸漬し、これを
電気分解用電極として使用し水の電気分解により試料溶
液の水素イオンの濃度を調整する。電気分解に使用した
電気量はクーロメ43− −タで読む。この時の試料溶液の全水素イオン濃度は CHo 十” )で表わされる。ここで110F V’
r は、試料溶液に既に含凍れている分析過剰水素イオン濃
度、Qは電気分解に使用された電気量、Fはファラデ一
定数、VTは試料溶液の容積である。もし起電力(E)
測定において、ネルンストの式が成立すれば25℃で次
式となる。 1 B=Bo+0.059 eog(Ho+    )VT よって が成立する。フェノールの電解酸化重合により作製した
被覆電極を用いて平衡電位を測定した」し 059 結果、Qを変数として10   をプロットすると直線
関係を満足した。その結果EOとHOO値を求めること
ができた。その求めた値から、ここで使用した雨水のp
Hは5.0であることがわかった。 実施例15 白金電極表面への4.イージアミノジフェニルエーテル
の電解酸化重合反応を実施例1と異々つだ電解条件すな
わち、10mM4.4−ジアミノジフェニルエーテルお
よび3 Q mM水酸化ナトリウムを含むメタノール溶
液中でおこなったこの場合、金色の安定な電極被覆重合
体膜が得られた。この重合体膜被覆電極のpHセンサー
としての応答は良好であった。 ■1発明の具体的効果 以上述べたこの発明のイオン選択透過膜およびイオンセ
ンサーは以下に列挙する効果を奏する0 (1)窒素含有芳香族化合物またはヒドロキシ芳香族化
合物から誘導された重合体膜を直接被着してなる導電体
を溶液に浸漬し、その電極電位応答でpHを測定できる
。したがって、基準液室を設ける必要がなく、導電体の
加工限界範囲まで微小化でき、測定試料液が少量でよい
。また、電位応答速度も早い。さらに、この発明のpH
センサーは体内挿入可能なように作製することもできる
。 (2)重合体膜の導電性は極めて良く、膜抵抗は非常に
小さく、低インピーダンス化されているので、測定に高
入力インピーダンスの増幅器を必要としない。 (3)  多種類のイオン釉特に遷移金属イオンを含む
溶液中でも短時間にpHを定量的に精度よく測定できる
。また、懸濁液やスラリー状液のような不均一物質を含
む溶液系でもrlHセンブーとして作動する。 (4)試料液に酸素ガス、アルゴンガス、水素ガスを吹
込んだ場合にもネルンストの式を満足する直線関係が成
立し、該試料液のpH測定ができる。 (5)被覆膜は水素イオンや臭素イオンを一部透過した
り、水素イオンのみを特異的に選択透過したり、まだ遷
移金属イオンおよびぞの錯体を透過しないという機能を
有するのでイオンお46− よび分子の選択透過膜として利用できる。 (6)被覆重合体膜は低インピーダンス化されているの
で、雨水のような電気伝導性の低い溶液中でもpHセン
サーとして作動する。 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明のイオンセンサーの一部の拡大断面図
、第2図はこの発明のイオンセンサーによるpH測定方
法を示す概略図、第3図は4゜4′−ジアミノジフェニ
ルエーテルの電極酸化反応時のサイクリックポルタモグ
ラム、第4図および第5図はこの発明のそれぞれ別のイ
オンセンサーの起電力とpHとの関係を示すグラフ、第
6図および第7図は対流がルタンメトリーによるボルタ
モダラム、第8図はポリフェニレンオキシド膜被〜電極
について限界電流値と回転数の関係を示すグラフ、第9
図は重合体膜被覆電極について水素イオン濃度と反応律
速限界電流値との関係を示すグラフ、第10図はポリア
ニリン膜被覆電極について限界電流値と回転数との関係
を示すグラフ。 47− 11・・・導電体、12・・・重合体膜、23・・・p
IIセンサー、24・・・参照電極、26・・・電位差
計。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦48− 301−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11アニリン、2−アミノベンゾトリフルオリド、2
    −アミノピリジン、2,3−シアミノピリジン、4.4
    ’−シアミノジフェニルエーテル、4.4′−メチレン
    シアニリン、チラミン、N−(o−ヒドロキシベンジル
    )アニリンおよびビロールから選ばれる窒素含有芳香族
    化合物並びにヒドロキシ芳香族化合物よりなる群の中か
    ら選ばれた少なくとも1種の有機芳香族化合物から誘導
    され、かつイオンを選択的に透過する機能を有する重合
    体膜からなり、導電体表面に直接的に被着された形態に
    あるイオン選択透過膜。 (2)  ヒドロキシ芳香族化合物が式( (ことで、Arは芳香核、各Rは置換基、およびt#′
    ioないしArの有効原子価数)で示される特許請求の
    範囲第1項記載のイオン選択透過膜。 (3)  ヒドロキシ芳香族化合物がフェノール、ジメ
    チルフェノール、ヒドロキシピリジン、o −オヨU 
    m −ヘンシルアルコール、0−lm−およびp−ヒド
    ロキシベンズアルデヒド、o−オヨヒm−ヒドロキシア
    セトフェノン、o−lm−およびp−ヒドロキシベンゾ
    フェノン、o−lm−およびp−ベンゾフェノール、o
    −lm−およびp−ヒドロキシベンゾフェノン、o−l
    m−およびp−カルボキシフェノール、ノフェニルフェ
    ノール、2−メチノI/−8−ヒドロキノリン、5−ヒ
    ドロキシ−1,4−ナフトキノン、4−(p−ヒドロキ
    シフェニル)−2−ブタノン、1.5−ジヒドロキシ−
    1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン、並びにビス
    フェノールAよシなる群の中から選ばれた少なくとも1
    種である特許請求の範囲第2項記載のイオン選択透過膜
    。 (4)重合体膜が電解酸化によって導電体表面上で重合
    された電解酸化重合膜である特許請求の範囲第1項ない
    し第3項のいずれかに記載のイオン選択透過膜。 (5)  溶液中のイオン濃度を電極電位応答または電
    流応答で測定するイオンセンサーであって、アニリン、
    2−アミノペンゾトリフルオリド、2−アミノピリジン
    、2,3〜ジアミノピリジン、4.4’−ジアミノジフ
    ェニルエーテル、4.4’−,7’チレンジアニリン、
    チラミン、N−(0−ヒドロキシベンジル)アニリン、
    およびビロールから選ばれる窒素含有芳香族化合物並び
    にヒドロキシ芳香族化合物よ多なる群の中から選ばれた
    少なくとも1種の有機芳香族化合物から誘導された重合
    体膜を導電体の表面に直接的に被着してなることを特徴
    とするイオンセンサー。 (6)重合体膜が低インピーダンス化されていることを
    特徴とする特許請求の範囲!5項記載のイオンセンサー
    。 (7)  重合体膜が電解酸化罠よって導電体表面上で
    重合された電解酸化重合膜である特許請求の範囲第5項
    または第6項記載のイオンセンサー。 (8)重合体膜が予め重合された重合体を溶媒に溶解し
    、導電体表面に塗布乾燥したものである特許請求の範囲
    第5項捷たけ第6項記載のイオンセンサー。 (9)重合体膜が窒素含有芳香族化合物から誘導された
    ものである特許請求の範囲第5項々いし第8項のいずれ
    かに記載のイオンセンサー。 (101pHセンサーである特許請求の範囲第9項記載
    のイオンセンサー、。 0η 重合体膜がヒドロキシ芳香族化合物から誘導され
    たものである特許請求の範囲第5項ないし第8項のいず
    れかに記載のイオンセンサー。 0号 ヒドロキシ芳香族化合物が式 ( (ここで、Arは芳香核、各Rは置換基、およびtけO
    ないしArの有効原子価数)で示される特許請求の範囲
    第11項記載のイオンセンサー。 01  ヒドロキシ芳香族化合物がフェノール、ジメチ
    ルフェノール、ヒドロキシピリジン、O〜およ(1m−
    ベンジルアルコール%OSm−およびp−ヒドロキシベ
    ンズアルデヒド、0−およびm−ヒドロキシアセトフェ
    ノン、o−lm−およびp−ヒドロキシゾロビオフェノ
    ン、o−lm−およびp−ベンゾフェノール、o −、
    m−オjヒp−ヒドロキシベンゾフェノン、o−lm−
    およびp−カルがキシフェノール、ジフェニルフェノー
    ル、2−メチル−8−ヒドロキノリン、5−ヒドロキシ
    −1,4−ナフトキノン、4−(p−ヒドロキシフェニ
    ル)−2−ブタノン、1.5−ジヒドロキシ−1,2,
    3,4−テトラヒドロナフタレン、並びにビスフェノー
    ルAよシなる群の中から選ばれた少なくとも1種である
    特許請求の範囲第12項記載のイオンセンサー。
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