JPS5852434Y2 - 温水ボイラ - Google Patents
温水ボイラInfo
- Publication number
- JPS5852434Y2 JPS5852434Y2 JP5181178U JP5181178U JPS5852434Y2 JP S5852434 Y2 JPS5852434 Y2 JP S5852434Y2 JP 5181178 U JP5181178 U JP 5181178U JP 5181178 U JP5181178 U JP 5181178U JP S5852434 Y2 JPS5852434 Y2 JP S5852434Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- inner cylinder
- ventilation gap
- exterior body
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は家庭用のガス成るいは石油を燃料とした温水ボ
イラに関するものである。
イラに関するものである。
従来、この種温水ボイラの熱効率を向上させる為に、第
３図に示した例（実開昭５２−１３５５２２号公報）で
は内部を燃焼室とする両端開口の筒状水室Ａとその外周
に配した主体Ｂとの間に排気通路Ｃを形成し、筒状水室
Ａの一端開口にはバーナＤを下向きに臨ませ、他端開口
には排気通路Ｃと連通する通路Ｅを設けた構成を採用し
ている。
３図に示した例（実開昭５２−１３５５２２号公報）で
は内部を燃焼室とする両端開口の筒状水室Ａとその外周
に配した主体Ｂとの間に排気通路Ｃを形成し、筒状水室
Ａの一端開口にはバーナＤを下向きに臨ませ、他端開口
には排気通路Ｃと連通する通路Ｅを設けた構成を採用し
ている。
即ちこの例ではバーナＤの燃焼排気を燃焼室から通路Ｅ
を介して排気通路Ｃに流し、筒状水室Ａの内外両面から
燃焼排気と熱交換を行わせている。
を介して排気通路Ｃに流し、筒状水室Ａの内外両面から
燃焼排気と熱交換を行わせている。
又この例では排気通路Ｃに穿孔板Ｆを配して主体Ｂとの
間に空間Ｇを形威し、この空間Ｇにグラスウール等を充
填してあり、この構成により排気通路Ｃを通過する燃焼
音を吸収させるようにしである。
間に空間Ｇを形威し、この空間Ｇにグラスウール等を充
填してあり、この構成により排気通路Ｃを通過する燃焼
音を吸収させるようにしである。
しかるにこの従来例では排気の通路に抵抗がない為燃焼
排気は充分熱交換を行わないまま排気通路Ｃ上部と連通
して設けた排気口Ｈより排出されてしまい、満足した熱
効率が得られないものであった。
排気は充分熱交換を行わないまま排気通路Ｃ上部と連通
して設けた排気口Ｈより排出されてしまい、満足した熱
効率が得られないものであった。
本考案は以上の問題点を考慮して部品点数を増すことな
く燃焼排気に簡単なる構成で抵抗を付与せしめて熱効率
の向上を計ったものであり、以下図示の一実施例に基づ
き本考案の構成を具体的に説明する。
く燃焼排気に簡単なる構成で抵抗を付与せしめて熱効率
の向上を計ったものであり、以下図示の一実施例に基づ
き本考案の構成を具体的に説明する。
１は温水ボイラ主体であり、主体１は内部を燃焼室とす
る内胴２とこの内胴２を包囲する外胴３を設けて、内胴
２と外胴３間に水室４を形威し、上下端を開口した縮体
５と、当該縮体５を間隙を有して包囲し、縮体５との間
に縮体５の下端開口を通して燃焼室と連通ずる通気間隙
６を形威した外装体７とからなり、外装体７は内筒８と
該内筒８を包囲する外筒９間に断熱室１０を形威し、該
断熱室１０内にはグラスウール等の断熱材１１を充填し
である。
る内胴２とこの内胴２を包囲する外胴３を設けて、内胴
２と外胴３間に水室４を形威し、上下端を開口した縮体
５と、当該縮体５を間隙を有して包囲し、縮体５との間
に縮体５の下端開口を通して燃焼室と連通ずる通気間隙
６を形威した外装体７とからなり、外装体７は内筒８と
該内筒８を包囲する外筒９間に断熱室１０を形威し、該
断熱室１０内にはグラスウール等の断熱材１１を充填し
である。
又縮体５の上端開口１２にはバーナ１３が下向きに内胴
２内の燃焼室に臨み、又開口１２は断熱材１４で閉塞し
である。
２内の燃焼室に臨み、又開口１２は断熱材１４で閉塞し
である。
１５は給水口、１６は給湯口である。
又外装体７の内筒８上端には通気間隙６と連なる排気口
１７を設け、更に内筒８に複数の切り起しを設けて、切
り起し開口１８の下端より切り起し片１９を通気間隙６
側に突設しである。
１７を設け、更に内筒８に複数の切り起しを設けて、切
り起し開口１８の下端より切り起し片１９を通気間隙６
側に突設しである。
又縮体５の下端開口２０と外装体７の内筒８底部間には
間隙２１を設けて、この間隙２１を介し内胴２内部の燃
焼室と通気間隙６とを連通させである。
間隙２１を設けて、この間隙２１を介し内胴２内部の燃
焼室と通気間隙６とを連通させである。
２２は内筒８底部に立設したバッフル板である。
以上の構成において、バーナ１３から発生する燃焼排気
は内胴２内を下降してバッフル板２２に当たり、しかる
後間隙２１から通気間隙６に進入する。
は内胴２内を下降してバッフル板２２に当たり、しかる
後間隙２１から通気間隙６に進入する。
間隙６を上昇する燃焼排気は切り起し片１９により通気
抵抗を受けながらやがて排気口１７より温水ボイラ主体
１外に排出され、燃焼音は切り起し片１９に反射され、
又切り起し開口１８から断熱室１０に入って吸音される
。
抵抗を受けながらやがて排気口１７より温水ボイラ主体
１外に排出され、燃焼音は切り起し片１９に反射され、
又切り起し開口１８から断熱室１０に入って吸音される
。
ところで本考案によれば、燃焼室の周囲に水室４を形成
した上下端を開口した罐体５、罐体５の上端開口より下
向きに燃焼室に臨ませたバーナ１３を備え、罐体５を間
隙を有して外装体７にて包囲し、外装体７と縁体５間に
罐体の下端開口を通して燃焼室と連通ずる通気間隙６を
形成し、外装体７の上部に通気間隙６と連なる排気口１
７を設けたものであるから、水室４内の水はバーナ燃焼
炎の輻射熱と内胴２及び外胴３の両面を通して燃焼排気
と熱交換が行われるものである。
した上下端を開口した罐体５、罐体５の上端開口より下
向きに燃焼室に臨ませたバーナ１３を備え、罐体５を間
隙を有して外装体７にて包囲し、外装体７と縁体５間に
罐体の下端開口を通して燃焼室と連通ずる通気間隙６を
形成し、外装体７の上部に通気間隙６と連なる排気口１
７を設けたものであるから、水室４内の水はバーナ燃焼
炎の輻射熱と内胴２及び外胴３の両面を通して燃焼排気
と熱交換が行われるものである。
そして本考案では外装体７を内筒８と内筒８を包囲する
外筒９と内外筒８，９間に形成した断熱材１１を充填し
た断熱室１０とで構成し、かつ内筒８に複数の切り起し
を設けて、この切り起し片１９を通気間隙６に突設しで
あるので、通気間隙６を流れる燃焼排気は切り起し片１
９により抵抗が付与され、従って燃焼排気の通気間隙６
での滞留時間が長くなり、熱効率は従来の例に較べて向
上するのである。
外筒９と内外筒８，９間に形成した断熱材１１を充填し
た断熱室１０とで構成し、かつ内筒８に複数の切り起し
を設けて、この切り起し片１９を通気間隙６に突設しで
あるので、通気間隙６を流れる燃焼排気は切り起し片１
９により抵抗が付与され、従って燃焼排気の通気間隙６
での滞留時間が長くなり、熱効率は従来の例に較べて向
上するのである。
しかも本考案では内筒８に設けた切り起し片１９に燃焼
排気の抵抗作用を持たせ、かつ切り起しによって形成さ
れる開口１８を通して燃焼音が断熱室１０に吸音される
ものであるから、バッフル板を別に製作して主体に組み
付ける必要も又従来例のように多孔板を取り付ける必要
もないので、従来例と比較して熱効率がよくなり又部品
点数は変らず構造簡単な温水ボイラを提供することが出
来、実用的効果が大きいものである。
排気の抵抗作用を持たせ、かつ切り起しによって形成さ
れる開口１８を通して燃焼音が断熱室１０に吸音される
ものであるから、バッフル板を別に製作して主体に組み
付ける必要も又従来例のように多孔板を取り付ける必要
もないので、従来例と比較して熱効率がよくなり又部品
点数は変らず構造簡単な温水ボイラを提供することが出
来、実用的効果が大きいものである。
第１図は本考案の一実施例を示す全体縦断面図、第２図
は第１図の要部斜視図である。 第３図は従来例を示す縦断面図である。 ２・・・・・・内胴、３・・・・・・外胴、４・・・・
・・水室、５・・・・・・罐体、６・・・・・・通気間
隙、７・・・・・・外装体、１０・・・・・・断熱室、
１３・・・・・・バーナ、１７・・・・・・排気口、１
９・・・・・・切り起し片。
は第１図の要部斜視図である。 第３図は従来例を示す縦断面図である。 ２・・・・・・内胴、３・・・・・・外胴、４・・・・
・・水室、５・・・・・・罐体、６・・・・・・通気間
隙、７・・・・・・外装体、１０・・・・・・断熱室、
１３・・・・・・バーナ、１７・・・・・・排気口、１
９・・・・・・切り起し片。
Claims (1)
- 燃焼室の周囲に氷室を形威した上下端を開口した縮体、
縮体の上端開口より下向きに燃焼室に臨ませたバーナを
備え、縮体を間隙を有して外装体にて包囲し、外装体と
成体間に縮体の下端開口を通して燃焼室と連通ずる通気
間隙を形成し、外装体の上部に通気間隙と連なる排気口
を設けたものにおいて、上記外装体を内筒と内筒を包囲
する外筒と内外筒間に形成した断熱材を充填した断熱室
とで構成し、かつ内筒に複数の切り起しを設けて、この
切り起し片を通気間隙に突設してなることを特徴とする
温水ボイラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5181178U JPS5852434Y2 (ja) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | 温水ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5181178U JPS5852434Y2 (ja) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | 温水ボイラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54153043U JPS54153043U (ja) | 1979-10-24 |
| JPS5852434Y2 true JPS5852434Y2 (ja) | 1983-11-29 |
Family
ID=28941848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5181178U Expired JPS5852434Y2 (ja) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | 温水ボイラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852434Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59145442A (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-20 | Inax Corp | 熱交換装置 |
-
1978
- 1978-04-18 JP JP5181178U patent/JPS5852434Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54153043U (ja) | 1979-10-24 |
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