JPS5852415Y2 - 暖房機 - Google Patents
暖房機Info
- Publication number
- JPS5852415Y2 JPS5852415Y2 JP10633179U JP10633179U JPS5852415Y2 JP S5852415 Y2 JPS5852415 Y2 JP S5852415Y2 JP 10633179 U JP10633179 U JP 10633179U JP 10633179 U JP10633179 U JP 10633179U JP S5852415 Y2 JPS5852415 Y2 JP S5852415Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric heater
- current
- load signal
- heating
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は配電能力などによって決定される限流器の定格
電流を超えない範囲の最高能力で効率の良い暖房運転を
行い得る如くした暖房機の構造に関する。
電流を超えない範囲の最高能力で効率の良い暖房運転を
行い得る如くした暖房機の構造に関する。
小容量の暖房機で圧縮冷凍サイクルを利用した一般家庭
用の暖房機は100V商用電源に接続して使用されるが
、100 V配線は電圧の異常低下や三相間の負荷アン
バランスを避けるために、接続する電気負荷の容量が一
般で電流値で20A以下と制限されていることは周知で
ある。
用の暖房機は100V商用電源に接続して使用されるが
、100 V配線は電圧の異常低下や三相間の負荷アン
バランスを避けるために、接続する電気負荷の容量が一
般で電流値で20A以下と制限されていることは周知で
ある。
一方、ヒートポンプ冷凍サイクルによる暖房機は、外気
温度が低下した時期には暖房能力が極端に小さくなるな
ど能力変動が大きいため、補助熱源として電気ヒータを
備えているのが普通である。
温度が低下した時期には暖房能力が極端に小さくなるな
ど能力変動が大きいため、補助熱源として電気ヒータを
備えているのが普通である。
ところが、圧縮冷凍サイクルによる加熱運転と電気ヒー
タによる加熱運転とを同時に行うと、綜合運転電流が配
線用遮断器の定格電流以上となって屡々停電する不都合
があるので、容量の大きい電気ヒータを備えることは敬
遠され、従って厳寒時の能力不足を招くことが需要者に
とって不満の種となっていた。
タによる加熱運転とを同時に行うと、綜合運転電流が配
線用遮断器の定格電流以上となって屡々停電する不都合
があるので、容量の大きい電気ヒータを備えることは敬
遠され、従って厳寒時の能力不足を招くことが需要者に
とって不満の種となっていた。
本考案はか・る現状に鑑みて、補助加熱器としてヒート
ポンプ暖房機に装備せしめた電気ヒータを綜合運転電流
値との見合いで、適切な容量に調節しなからヒートポン
プ暖房運転と併行させるようにして、配線用遮断器が作
動しない限度一杯の容量で有効な暖房運転を維持し得る
如くした新規な暖房機を案出するに至ったものであり、
か・る特徴を有する本考案の内容について添付図面を参
照しつつ以下詳細に説明する。
ポンプ暖房機に装備せしめた電気ヒータを綜合運転電流
値との見合いで、適切な容量に調節しなからヒートポン
プ暖房運転と併行させるようにして、配線用遮断器が作
動しない限度一杯の容量で有効な暖房運転を維持し得る
如くした新規な暖房機を案出するに至ったものであり、
か・る特徴を有する本考案の内容について添付図面を参
照しつつ以下詳細に説明する。
図は本考案暖房機を要素とした冷・暖房機の電気回路を
展開示したものであり、この冷・暖房機は図示しないが
、圧縮機、四路切換弁、室内側コイル、減圧器、室外側
コイルからなる可逆冷凍サイクルと、これに付設した暖
房用補助ヒータとから構成されて、外気温低下時の暖房
運転の際には圧縮機用モータ1.送風用ファンモータ2
の運転、四路切換弁のソレノイド3非励磁による暖房サ
イクル側への操作ならびに第1電気ヒータ4−1.第2
電気ヒータ4−2からなる補助ヒータへの通電を運転ス
イッチ5の操作により行わせて、暖房サイクルによる冷
媒のヒートポンプ作用と電気ヒータ4−1゜4−2の発
熱作用とで能力の大きい暖房運転を行わせるようにして
いる。
展開示したものであり、この冷・暖房機は図示しないが
、圧縮機、四路切換弁、室内側コイル、減圧器、室外側
コイルからなる可逆冷凍サイクルと、これに付設した暖
房用補助ヒータとから構成されて、外気温低下時の暖房
運転の際には圧縮機用モータ1.送風用ファンモータ2
の運転、四路切換弁のソレノイド3非励磁による暖房サ
イクル側への操作ならびに第1電気ヒータ4−1.第2
電気ヒータ4−2からなる補助ヒータへの通電を運転ス
イッチ5の操作により行わせて、暖房サイクルによる冷
媒のヒートポンプ作用と電気ヒータ4−1゜4−2の発
熱作用とで能力の大きい暖房運転を行わせるようにして
いる。
しかして上記電気回路は商用電圧が印加される電力回路
と、低電圧が印加される電子回路とからなっており、電
力回路は前記両モータ1,2、ソレノイド3、第1・第
2電気ヒータ4−1.4−2、運転スイッチ5、電気ヒ
ータ用電磁リレー9,10、室温サーモ11ならびに変
圧器12からなり、一方、電子回路は負荷判別回路6、
第1加熱調節回路7、第2加熱調節回路8からなってい
る。
と、低電圧が印加される電子回路とからなっており、電
力回路は前記両モータ1,2、ソレノイド3、第1・第
2電気ヒータ4−1.4−2、運転スイッチ5、電気ヒ
ータ用電磁リレー9,10、室温サーモ11ならびに変
圧器12からなり、一方、電子回路は負荷判別回路6、
第1加熱調節回路7、第2加熱調節回路8からなってい
る。
この電子回路が本考案の要部をなすところであって、各
回路毎に逐次分課する。
回路毎に逐次分課する。
(イ)負荷判別回路6、
冷・暖房機の綜合運転電流が流通する母線13中に介装
した変流器14によって該電流に比例した二次小電流を
取り出し、これを直流に整流後、電流に比例した電位E
1に変換して、該電位E1と過負荷電流よりも小さい値
の設定電流に対応した基準電位E2とを演算増幅器OP
1に入力とし、て印加せしめる如くした回路構成である
。
した変流器14によって該電流に比例した二次小電流を
取り出し、これを直流に整流後、電流に比例した電位E
1に変換して、該電位E1と過負荷電流よりも小さい値
の設定電流に対応した基準電位E2とを演算増幅器OP
1に入力とし、て印加せしめる如くした回路構成である
。
演算増幅器OP1の(刊入力端子と出力端子との間に接
続した抵抗R7は設定電流の上限設定値(UTP)と下
限設定値(LTP)との差即ちディファレンシャルを設
けるための抵抗であって、適当な値に選定することによ
って、前記テ゛イファレンシャルの値を第1・第2電気
ヒータ4−1.4−2の定格電流の何れよりも小さくな
る如き所望値に設定させている。
続した抵抗R7は設定電流の上限設定値(UTP)と下
限設定値(LTP)との差即ちディファレンシャルを設
けるための抵抗であって、適当な値に選定することによ
って、前記テ゛イファレンシャルの値を第1・第2電気
ヒータ4−1.4−2の定格電流の何れよりも小さくな
る如き所望値に設定させている。
上記回路6の作動は下記の如くなる。
変流器14によって検出した運転綜合電流が上限設定値
(UTP、配線用遮断器の定格電流例えば20A)より
も大きいと演算増幅器OP1から高負荷信号に相当する
論理出力りを出し、下限設定値(LTP、例えば18A
)よりも小さいと逆に通常負荷信号に相当する論理出力
Hを出し、さらに上限設定値(UTP)と下限設定値(
LTP)の間の電流値では現に発している出力りあるい
はHを持続するようになっている。
(UTP、配線用遮断器の定格電流例えば20A)より
も大きいと演算増幅器OP1から高負荷信号に相当する
論理出力りを出し、下限設定値(LTP、例えば18A
)よりも小さいと逆に通常負荷信号に相当する論理出力
Hを出し、さらに上限設定値(UTP)と下限設定値(
LTP)の間の電流値では現に発している出力りあるい
はHを持続するようになっている。
(ロ)第1加熱量調節回路7、
第1電気ヒータ4−0用の電磁リレー9のコイル9Cと
、トランジスタT2.T4と、ダイオードD8.コンテ
゛ンサCt2.抵抗Ra 、 R4、Rt2を要素とし
た充放電回路と、演算増幅器OP2と、ダイオードD2
. D4゜D6とから構成され、コイル9Cと直列させ
たトランジスタT2はダイオードD4を介したベース電
位が高くなると導通してコイル9Cに規定直流電圧を印
加するスイッチング素子として機能する。
、トランジスタT2.T4と、ダイオードD8.コンテ
゛ンサCt2.抵抗Ra 、 R4、Rt2を要素とし
た充放電回路と、演算増幅器OP2と、ダイオードD2
. D4゜D6とから構成され、コイル9Cと直列させ
たトランジスタT2はダイオードD4を介したベース電
位が高くなると導通してコイル9Cに規定直流電圧を印
加するスイッチング素子として機能する。
一方、トランジスタT4はトランジスタT2が非導通の
場合(即ちコイル9Cが消磁したとき)に導通して演算
増幅器OP2の(1)入力電位を下げ、その論理出力を
LとすることによってダイオードD6を介しトランジス
タT2のベース電位を低下せしめてトランジスタT2の
非導通状態を保持するようになっている。
場合(即ちコイル9Cが消磁したとき)に導通して演算
増幅器OP2の(1)入力電位を下げ、その論理出力を
LとすることによってダイオードD6を介しトランジス
タT2のベース電位を低下せしめてトランジスタT2の
非導通状態を保持するようになっている。
前記演算増幅器OP2は抵抗R4,R3によって分圧さ
れた基準電位E4が(ト)入力端子に、前記充放電回路
の充電4位E3が(−)入力端子に夫々印加されてR4
> R3の場合に論理出力Hが出され、R4<R3の場
合に論理出力りが出され、この論理出力を逆方向に介設
したダイオードD7を経て、後述する第2加熱量調節回
路8の入力端に接続している。
れた基準電位E4が(ト)入力端子に、前記充放電回路
の充電4位E3が(−)入力端子に夫々印加されてR4
> R3の場合に論理出力Hが出され、R4<R3の場
合に論理出力りが出され、この論理出力を逆方向に介設
したダイオードD7を経て、後述する第2加熱量調節回
路8の入力端に接続している。
前記充放電回路はトランジスタT4が非導通となると、
即ちコイル9Cが励磁すると抵抗R3゜R4、ダイオー
ドD8を介してコンデンサC12に直ちに充電が戊され
、トランジスタT4が導通し、またコイル9Cが消磁す
ると、コンデンサCt2の充電々荷は抵抗Rt2になっ
て徐々に放電し約3分間の経時後、電位E3〈電位E4
となって演算増幅器OP2からは論理出力Hが出される
。
即ちコイル9Cが励磁すると抵抗R3゜R4、ダイオー
ドD8を介してコンデンサC12に直ちに充電が戊され
、トランジスタT4が導通し、またコイル9Cが消磁す
ると、コンデンサCt2の充電々荷は抵抗Rt2になっ
て徐々に放電し約3分間の経時後、電位E3〈電位E4
となって演算増幅器OP2からは論理出力Hが出される
。
スイッチング素子として機能するトランジスタT2のベ
ースは互いに逆直列接続したダイオードD4.D2を介
して負荷判別回路6の出力端子に連絡せしめている。
ースは互いに逆直列接続したダイオードD4.D2を介
して負荷判別回路6の出力端子に連絡せしめている。
以上述べた回路構成から明らかなように、第1加熱量調
節回路はコイル9Cが負荷判別回路6からの高負荷信号
りによって消磁し、第1電気ヒータ4−1が通電を断た
れると、演算増幅器OP2の論理出力をLに転じると共
に、充放電回路は放電を開始し、この論理出力りによっ
てコイル9Cの消磁は設定時間t1例えば3分間強制保
持された後、論理出力Hに転じることによってこの強制
保持が解かれるよう作動し、従って3分間内に負荷判別
回路6から通電のための指令が到来することがあっても
第1電気ヒータ4−1への通電は行われない。
節回路はコイル9Cが負荷判別回路6からの高負荷信号
りによって消磁し、第1電気ヒータ4−1が通電を断た
れると、演算増幅器OP2の論理出力をLに転じると共
に、充放電回路は放電を開始し、この論理出力りによっ
てコイル9Cの消磁は設定時間t1例えば3分間強制保
持された後、論理出力Hに転じることによってこの強制
保持が解かれるよう作動し、従って3分間内に負荷判別
回路6から通電のための指令が到来することがあっても
第1電気ヒータ4−1への通電は行われない。
(ハ)第2加熱量調節回路8、
トランジスタT 1. T 3と、第2電気ヒータ4−
2用の電磁リレー10のコイル10 Cと、ダイオード
D9.コンデンサCt、、抵抗R1,Rz、Rjiを要
素とした充放電回路と演算増幅器OP3と、ダイオード
DI。
2用の電磁リレー10のコイル10 Cと、ダイオード
D9.コンデンサCt、、抵抗R1,Rz、Rjiを要
素とした充放電回路と演算増幅器OP3と、ダイオード
DI。
D3.D5とから構成されていて、結線要領ならびに基
本的な作動態様については前記第1加熱量調節回路7と
同様であり、ただ充放電回路の放電時間即ち通電の遮断
を拘1束する所定時間t2を前記設定時間t1よりも長
い時間例えば7分に整定した点が異る。
本的な作動態様については前記第1加熱量調節回路7と
同様であり、ただ充放電回路の放電時間即ち通電の遮断
を拘1束する所定時間t2を前記設定時間t1よりも長
い時間例えば7分に整定した点が異る。
この回路8の入力端即ちトランジスタT1のベースに接
続したダイオードD3の順流側端子はダイオードD、、
D7を介して前記両回路6,7の各出力端に夫々接続
している。
続したダイオードD3の順流側端子はダイオードD、、
D7を介して前記両回路6,7の各出力端に夫々接続
している。
しかして上記回路8は次の如く作動する。
トランジスタT1のベース電位が低電位にシフトダウン
されない限り、コイル10 Cは励磁して第2電気ヒー
タ4−2に通電される。
されない限り、コイル10 Cは励磁して第2電気ヒー
タ4−2に通電される。
一方、演算増幅器OP1あるいはO20の論理出力がL
になると、換言するならば綜合運転電流が上限設定値を
超過して下限設定値に至らないまでの間、あるいは第1
電気ヒータ4−1の通電解除後3分間経過するまでの間
を通じて、トランジスタT1のベース電位がシフトダウ
ンされることから、コイル10 Cは消磁して第2電気
ヒータ4−2は通電を解かれ、この状態は演算増幅器O
P3の論理出力りによって7分間強制的に保持される。
になると、換言するならば綜合運転電流が上限設定値を
超過して下限設定値に至らないまでの間、あるいは第1
電気ヒータ4−1の通電解除後3分間経過するまでの間
を通じて、トランジスタT1のベース電位がシフトダウ
ンされることから、コイル10 Cは消磁して第2電気
ヒータ4−2は通電を解かれ、この状態は演算増幅器O
P3の論理出力りによって7分間強制的に保持される。
なお、充放電時間の放電時間を7分としたのは前記設定
時間(3分)との間に時間差を持たせて第1電気ヒータ
4−1が第2電気ヒータ4−2に先行して駆動し、しか
も両者が同時に駆動しないように考慮して設定した時間
である。
時間(3分)との間に時間差を持たせて第1電気ヒータ
4−1が第2電気ヒータ4−2に先行して駆動し、しか
も両者が同時に駆動しないように考慮して設定した時間
である。
次に上記電気制御系を備えた冷・暖房機の暖房運転につ
いて要説する。
いて要説する。
(a)通常運転時、
変流器14の一次側における電流が上限設定電流よりも
少ないので演算増幅器OP1の論理出力はH1演算増幅
器OP2の論理出力はHとなる。
少ないので演算増幅器OP1の論理出力はH1演算増幅
器OP2の論理出力はHとなる。
またダイオードD4.D3、トランジスタT2.T1が
それぞれ導通状態となり演算増幅器OP3の出力もまた
Hとなる。
それぞれ導通状態となり演算増幅器OP3の出力もまた
Hとなる。
(b)ピークカット運転時、
綜合運転電流即ち変流器14の一次側電流が上限設定電
流(例、20A)を超過すると、El〉E2→OP1.
I、→9Cおよび10COFF−)O20,O20共に
L12 c 、OFFは3分間、10 C、OFFは7
分間保持される、の状態になり、暖房運転は圧縮冷凍サ
イクルのみとなって補助ヒータの運転は中断する。
流(例、20A)を超過すると、El〉E2→OP1.
I、→9Cおよび10COFF−)O20,O20共に
L12 c 、OFFは3分間、10 C、OFFは7
分間保持される、の状態になり、暖房運転は圧縮冷凍サ
イクルのみとなって補助ヒータの運転は中断する。
第1・第2電気ヒータ4−t、4−2が通電を解かれた
状態になると、綜合運転電流は必然的に低下して下限設
定電流値を下回るために、演算増幅器OP□の出力はH
に復帰する。
状態になると、綜合運転電流は必然的に低下して下限設
定電流値を下回るために、演算増幅器OP□の出力はH
に復帰する。
そして時間t1経過後、E3<E4→0P2Hとなるこ
とから、トランジスタT2の不導通拘束は解除されて、
T2.ON→コイル9cONとなることから第1電気ヒ
ータ4−1は再通電される。
とから、トランジスタT2の不導通拘束は解除されて、
T2.ON→コイル9cONとなることから第1電気ヒ
ータ4−1は再通電される。
該ヒータ4−1の復帰によって綜合運転電流は増加する
が、その値が上限設定値(UTP)を超えなければ、演
算増幅器OP1は出力Hを継続し、かくして第1電気ヒ
ータ4−1の通電状態を維持する。
が、その値が上限設定値(UTP)を超えなければ、演
算増幅器OP1は出力Hを継続し、かくして第1電気ヒ
ータ4−1の通電状態を維持する。
所定時間t2に至ってリレーコイル10 Cの消磁拘束
時間が経過すると、E5〈E6→OP3.Hとなること
から、トランジスタT1の不導通拘束は解除されて、’
l’1.ON→コイル10 c ONとなり、よって第
2電気ヒータ4−2は再通電が威される。
時間が経過すると、E5〈E6→OP3.Hとなること
から、トランジスタT1の不導通拘束は解除されて、’
l’1.ON→コイル10 c ONとなり、よって第
2電気ヒータ4−2は再通電が威される。
このようにして時間t2において、第2電気ヒータ4−
2に通電されると、綜合運転電流が増加するが、この電
流値が上限設定値(UTP)を超えなければ補助ヒータ
全運転による通常運転が威され、逆に超えるようになる
と、上述の作動が繰り返されてピークカット運転が行わ
れる。
2に通電されると、綜合運転電流が増加するが、この電
流値が上限設定値(UTP)を超えなければ補助ヒータ
全運転による通常運転が威され、逆に超えるようになる
と、上述の作動が繰り返されてピークカット運転が行わ
れる。
一方、第1電気ヒータ4−1によるヒータ1段運転が行
われている時刻t4(第2図参照)において綜合運転電
流が、規定の上限設定値(UTP)を超えると、その時
点で0P1Lとなり、T2.OFF→コイル9 c 、
OFF→OP2.Lとなって、T2の不導通拘束状態に
戻る。
われている時刻t4(第2図参照)において綜合運転電
流が、規定の上限設定値(UTP)を超えると、その時
点で0P1Lとなり、T2.OFF→コイル9 c 、
OFF→OP2.Lとなって、T2の不導通拘束状態に
戻る。
その場合、T1の不導通拘束時間即ち所定時間t2の経
過以前にトランジスタT2の不導通拘束時間t1が早く
経過すると、第1電気ヒータ4−1は復帰通電し、綜合
運転電流が上限設定値(UTP)よりも小さければヒー
タ1段運転が持続される。
過以前にトランジスタT2の不導通拘束時間t1が早く
経過すると、第1電気ヒータ4−1は復帰通電し、綜合
運転電流が上限設定値(UTP)よりも小さければヒー
タ1段運転が持続される。
もし、第1電気ヒータ4−1の非通電拘束時間t1の経
過より早く、前記所定時間t2に達すると、ダイオード
D7の導通によってトランジスタT1の遮断拘束時間t
2は時間t1が経過するまでの時間t5を引延ばされて
第1電気ヒータ4−1には通電されなく、時間t5に至
って、O20,H−+T1.T2.ON→コイル10
C,9C励磁となり、両電気ヒータ4−1゜4−2は復
帰通電する。
過より早く、前記所定時間t2に達すると、ダイオード
D7の導通によってトランジスタT1の遮断拘束時間t
2は時間t1が経過するまでの時間t5を引延ばされて
第1電気ヒータ4−1には通電されなく、時間t5に至
って、O20,H−+T1.T2.ON→コイル10
C,9C励磁となり、両電気ヒータ4−1゜4−2は復
帰通電する。
本考案暖房機は以上述べた如き構成ならびに作用を有す
るものであって、第1電気ヒータ4−1.第2電気ヒー
タ4−2の2系からなる補助ヒータを圧縮冷凍サイクル
による加熱装置に付設してなる暖房機において、綜合運
転電流を検出し上限設定値(UTP)よりも大きいと高
負荷信号を、下限設定値(LTP)よりも小さいと通常
負荷信号を夫々発し、かつ上限設定値(UTP)と下限
設定値(LTP)の間では両信号のうち現に発している
信号を持続する負荷判別回路6と、前記高負荷信号によ
って第1電気ヒータ4−1の通電を断たせ、この状態を
停止持続信号によって設定時間t1中拘束すると共に、
それ以外では前記通常負荷信号によって第1電気ヒータ
4−1に通電させる第1加熱量調節回路7と、前記高負
荷信号と前記停止持続信号の何れかで第2電気ヒータ4
−2の通電を断たせ、この状態を前記設定時間t1に比
し長い所定時間t2中拘束するとともに、それ以外では
前置通常負荷信号によって第2電気ヒータ4−2に通電
させる第2加熱量調節回路8とを電気制御系に設けてな
り、前記負荷判別回路6は、上限設定値(UTP)と下
限設定値(LTP)とを、その電流差が前記両電気ヒー
タ4−1.4−2の定格電流の何れよりも小さくなる如
き値に設定したから、下記の如き特有効果を奏する。
るものであって、第1電気ヒータ4−1.第2電気ヒー
タ4−2の2系からなる補助ヒータを圧縮冷凍サイクル
による加熱装置に付設してなる暖房機において、綜合運
転電流を検出し上限設定値(UTP)よりも大きいと高
負荷信号を、下限設定値(LTP)よりも小さいと通常
負荷信号を夫々発し、かつ上限設定値(UTP)と下限
設定値(LTP)の間では両信号のうち現に発している
信号を持続する負荷判別回路6と、前記高負荷信号によ
って第1電気ヒータ4−1の通電を断たせ、この状態を
停止持続信号によって設定時間t1中拘束すると共に、
それ以外では前記通常負荷信号によって第1電気ヒータ
4−1に通電させる第1加熱量調節回路7と、前記高負
荷信号と前記停止持続信号の何れかで第2電気ヒータ4
−2の通電を断たせ、この状態を前記設定時間t1に比
し長い所定時間t2中拘束するとともに、それ以外では
前置通常負荷信号によって第2電気ヒータ4−2に通電
させる第2加熱量調節回路8とを電気制御系に設けてな
り、前記負荷判別回路6は、上限設定値(UTP)と下
限設定値(LTP)とを、その電流差が前記両電気ヒー
タ4−1.4−2の定格電流の何れよりも小さくなる如
き値に設定したから、下記の如き特有効果を奏する。
(イ)綜合運転電流が設定値を超えたときには補助電気
ヒータ4を停電させて圧縮冷凍サイクルのみによる暖房
運転に切換えることにより電流を下げて電力負荷の軽減
をはかり、ピークカット運転を確実に行い得るし、能力
不足の問題はあるものの室温を余り低下させない暖房運
転を持続し得る。
ヒータ4を停電させて圧縮冷凍サイクルのみによる暖房
運転に切換えることにより電流を下げて電力負荷の軽減
をはかり、ピークカット運転を確実に行い得るし、能力
不足の問題はあるものの室温を余り低下させない暖房運
転を持続し得る。
(ロ)圧縮機電流の増減に呼応して、極め細かく、補助
ヒータの2段、1段の制御を行い、1段の場合はさらに
通電率制御を可能ならしめて、配線用遮断器の定格電流
近辺で、電流トリップを起さないようにして容量の一杯
の暖房運転ができる。
ヒータの2段、1段の制御を行い、1段の場合はさらに
通電率制御を可能ならしめて、配線用遮断器の定格電流
近辺で、電流トリップを起さないようにして容量の一杯
の暖房運転ができる。
(ハ)負荷判別回路6を上限設定値(UTP)および下
限設定値(LTP)が存するテ゛イファレンシャル形式
としていて、側設定値の差が電気ヒータ4−1゜4−2
の何れの電流値よりも小さく設定しているので、電源電
圧変動、ヒータ容量公差等を勘案して設計する必要がな
く制御が確実でバンチング現象を防止することができる
。
限設定値(LTP)が存するテ゛イファレンシャル形式
としていて、側設定値の差が電気ヒータ4−1゜4−2
の何れの電流値よりも小さく設定しているので、電源電
圧変動、ヒータ容量公差等を勘案して設計する必要がな
く制御が確実でバンチング現象を防止することができる
。
以上の如く本考案は実用価値に富む暖房機であって、特
に家庭用小形機種に実施して頗る好適である。
に家庭用小形機種に実施して頗る好適である。
第1図は本考案暖房機に係る制御回路展開図、第2図は
同じく運転特性線図である。 4−1・・・・・・第1電気ヒータ、4−2・・・・・
・第2電気ヒータ、6・・・・・・負荷判別回路、7・
・・・・・第1加熱量調節回路、8・・・・・・第2加
熱量調節回路。
同じく運転特性線図である。 4−1・・・・・・第1電気ヒータ、4−2・・・・・
・第2電気ヒータ、6・・・・・・負荷判別回路、7・
・・・・・第1加熱量調節回路、8・・・・・・第2加
熱量調節回路。
Claims (1)
- 第1電気ヒータ4−1.第2電気ヒータ4−2の2系か
らなる補助ヒータを圧縮冷凍サイクルによる加熱装置に
付設してなる暖房機において、綜合運転電流を検出し上
限設定値(UTP)よりも大きいと高負荷信号を、下限
設定値(LTP)よりも小さいと通常負荷信号を夫々発
し、かつ上限設定値(UTP)と下限設定値(LTP)
の間では両信号のうち現に発している信号を持続する負
荷判別回路6と、前記高負荷信号によって第1電気ヒー
タ4−1の通電を断たせ、この状態を停止持続信号によ
って設定時間t1中拘束すると共に、それ以外では前記
通常負荷信号によって第1電気ヒータ4−1に通電させ
る第1加熱量調節回路7と、前記高負荷信号と前記停止
持続信号の何れかで第2電気ヒータ4−2の通電を断た
せ、この状態を前記設定時間t1に比し長い所定時間t
2中に拘束するとともに、それ以外では前記通常負荷信
号によって第2電気ヒータ4−2に通電させる第2加熱
量調節回路8とを電気制御系に設けてなり、前記負荷判
別回路6は、上限設定値(UTP)と下限設定値(LT
P)とを、その電流差が前記両電気ヒータ4−1.4−
2の定格電流の何れよりも小さくなる如き値に設定せし
めたことを特徴とする暖房機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10633179U JPS5852415Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10633179U JPS5852415Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 暖房機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5623347U JPS5623347U (ja) | 1981-03-02 |
JPS5852415Y2 true JPS5852415Y2 (ja) | 1983-11-29 |
Family
ID=29338973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10633179U Expired JPS5852415Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 暖房機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852415Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0621403B2 (ja) * | 1987-04-21 | 1994-03-23 | 中央精機工業株式会社 | 空気流による糸の緊張装置 |
-
1979
- 1979-07-31 JP JP10633179U patent/JPS5852415Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5623347U (ja) | 1981-03-02 |
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