JPS5852089B2 - キャプスタン軸支持装置 - Google Patents
キャプスタン軸支持装置Info
- Publication number
- JPS5852089B2 JPS5852089B2 JP1004381A JP1004381A JPS5852089B2 JP S5852089 B2 JPS5852089 B2 JP S5852089B2 JP 1004381 A JP1004381 A JP 1004381A JP 1004381 A JP1004381 A JP 1004381A JP S5852089 B2 JPS5852089 B2 JP S5852089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capstan shaft
- flywheel
- shaft
- support device
- capstan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテープレコーダ等におけるキャプスタン軸支持
装置に関する。
装置に関する。
テープレコーダにおけるキャプスタン軸はフライホール
の中心孔に圧入し、軸受を介して固定基板に回転自在に
支持されている。
の中心孔に圧入し、軸受を介して固定基板に回転自在に
支持されている。
また、テープレコーダが再生、録音等の通常の使用状態
にあるとき、キャプスタン軸に対して軸方向に作用する
外力を弾力的に吸収するために、同軸の軸端を圧縮コイ
ルスプリング等の弾性部材によって弾力的に支持するよ
うにしている。
にあるとき、キャプスタン軸に対して軸方向に作用する
外力を弾力的に吸収するために、同軸の軸端を圧縮コイ
ルスプリング等の弾性部材によって弾力的に支持するよ
うにしている。
ところでこのようにテープレコーダ等に装備されるキャ
プスタン軸は、通常の使用状態における軸方向の外力よ
りもはるかに大きな外力、例えば梱包、荷積等の最中に
誤って落した場合の衝撃力等が軸方向に作用してもフラ
イホイールに対する位置ずれを生じないようにする必要
がある。
プスタン軸は、通常の使用状態における軸方向の外力よ
りもはるかに大きな外力、例えば梱包、荷積等の最中に
誤って落した場合の衝撃力等が軸方向に作用してもフラ
イホイールに対する位置ずれを生じないようにする必要
がある。
そこで従来ではキャプスタン軸のフライホイールに対す
る圧入力を強めることによって、過大な外力に耐えうる
ように考慮されていた。
る圧入力を強めることによって、過大な外力に耐えうる
ように考慮されていた。
しかし、このようにキャプスタン軸をフライホイールに
対して強力に圧入すると、圧入時にキャプスタン軸が変
形し、不良品となってしまうおそれが多分にあった。
対して強力に圧入すると、圧入時にキャプスタン軸が変
形し、不良品となってしまうおそれが多分にあった。
本発明はこのような事情にもとづいてなされたもので、
その目的は、フライホイールの中心孔に圧入されたキャ
プスタン軸を固定基板にて回転自在に支持するとともに
、このキャプスタン軸の軸端を軸方向に弾力的に支持す
るキャプスタン軸支持装置において、キャプスタン軸の
フライホイールに対する圧入力を軽減して同軸の圧入時
における変形を防止し、しかも梱包、荷積等の最中に過
大な衝撃力が作用するような事態が生じてもキャプスタ
ン軸とフライホイールとの間に位置ずれを生ずることが
ないようにすることにある。
その目的は、フライホイールの中心孔に圧入されたキャ
プスタン軸を固定基板にて回転自在に支持するとともに
、このキャプスタン軸の軸端を軸方向に弾力的に支持す
るキャプスタン軸支持装置において、キャプスタン軸の
フライホイールに対する圧入力を軽減して同軸の圧入時
における変形を防止し、しかも梱包、荷積等の最中に過
大な衝撃力が作用するような事態が生じてもキャプスタ
ン軸とフライホイールとの間に位置ずれを生ずることが
ないようにすることにある。
以下、本発明の構成を図示実施例にもとづいて説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例を示すキャプスタン軸支持装
置の縦断面図で、図中1はテープレコーダの固定基板、
2はこの基板1の下方位置に、基板1と平行に、スタッ
ド3,3を介して連結固定された支持板である。
置の縦断面図で、図中1はテープレコーダの固定基板、
2はこの基板1の下方位置に、基板1と平行に、スタッ
ド3,3を介して連結固定された支持板である。
上記固定基板1の下面には円筒状の軸受4がねじ止めさ
れている。
れている。
この軸受4の上端は固定基板1の上面側に突出し、同軸
受4の内部にはキャプスタン軸5が回転自在に支持され
ている。
受4の内部にはキャプスタン軸5が回転自在に支持され
ている。
キャプスタン軸5の上下端は軸受4の上下に突出し、軸
受4の下方へ突出している部分には外周にフライホイー
ル6が嵌合固定されている。
受4の下方へ突出している部分には外周にフライホイー
ル6が嵌合固定されている。
また支持板2の中央には同支持板2の上面側に円筒状に
突出する当接体7が絞り加工によって形成され、この当
接体7の軸心線を前記軸受4の軸心線に一致させである
。
突出する当接体7が絞り加工によって形成され、この当
接体7の軸心線を前記軸受4の軸心線に一致させである
。
また前記当接体7の内部には下方より円筒状のブツシュ
8が進退自在に導入されている。
8が進退自在に導入されている。
このブツシュ8は、外周面にフランジ9を有し、このフ
ランジ9を、支持板2の下面側にねじ止めされた弾性部
材としての板ばね10により支持板2の下面に弾力的に
圧接させている。
ランジ9を、支持板2の下面側にねじ止めされた弾性部
材としての板ばね10により支持板2の下面に弾力的に
圧接させている。
またブツシュ8の内部には、前記キャプスタン軸5を下
方より支持する支持部材11が螺合されている。
方より支持する支持部材11が螺合されている。
そして軸受4の下端とフライホイール6の上側面との間
の隙間a1及びフライホイール6の下側面と当接体7と
の間の隙間すを、支持部材11のブツシュ8に対するね
じ込み加減によって調節できるようになっている。
の隙間a1及びフライホイール6の下側面と当接体7と
の間の隙間すを、支持部材11のブツシュ8に対するね
じ込み加減によって調節できるようになっている。
以上の如く構成されたキャプスタン軸支持装置において
、キャプスタン軸5のフライホイーlし6に対する取付
けは、第2図のような圧入によって行なわれる。
、キャプスタン軸5のフライホイーlし6に対する取付
けは、第2図のような圧入によって行なわれる。
すなわちフライホイール6を固定しておき、このフライ
ホイール6の中心孔6aにキャプスタン軸5をFなる力
で圧入することによってキャプスタン軸5とフライホイ
ール6との固定がなされる。
ホイール6の中心孔6aにキャプスタン軸5をFなる力
で圧入することによってキャプスタン軸5とフライホイ
ール6との固定がなされる。
以上のキャプスタン軸支持装置をテープレコーダに組込
む場合は、再生、録音等の通常の使用状態において、キ
ャプスタン軸5の下方向への移動量がb以内となるよう
に板ばね10の弾性力を設定しておけばよい。
む場合は、再生、録音等の通常の使用状態において、キ
ャプスタン軸5の下方向への移動量がb以内となるよう
に板ばね10の弾性力を設定しておけばよい。
このようにすれば、通常の使用状態における外力よりも
過大な外力がフライホイール6やキャプスタン軸5に軸
方向に作用しても、第3図の如くフライホイール6の下
側面が当接体7の上端に当たるため、フライホイール6
がそれ以上、下方向へ移動することはない。
過大な外力がフライホイール6やキャプスタン軸5に軸
方向に作用しても、第3図の如くフライホイール6の下
側面が当接体7の上端に当たるため、フライホイール6
がそれ以上、下方向へ移動することはない。
従って、このキャプスタン軸支持装置を組込んだテープ
レコーダを梱包、荷積等の際に誤って落とし、大きな衝
撃力を与えた場合でも、フライホイール6の下方向への
移動量がb以内に制限されているため、キャプスタン軸
5がフライホイール6に対して軽く圧入されていたとし
てもキャプスタン軸5とフライホイール6との間に位置
ずれを生ずることはない。
レコーダを梱包、荷積等の際に誤って落とし、大きな衝
撃力を与えた場合でも、フライホイール6の下方向への
移動量がb以内に制限されているため、キャプスタン軸
5がフライホイール6に対して軽く圧入されていたとし
てもキャプスタン軸5とフライホイール6との間に位置
ずれを生ずることはない。
このため上記の構成にすることによってキャプスタン軸
5のフライホイール6に対する圧入力Fを軽減すること
が可能となり、圧入力Fを軽減することによって圧入時
におけるキャプスタン軸5の変形を防止することができ
るので、不良品の発生率を大幅に減少することができる
。
5のフライホイール6に対する圧入力Fを軽減すること
が可能となり、圧入力Fを軽減することによって圧入時
におけるキャプスタン軸5の変形を防止することができ
るので、不良品の発生率を大幅に減少することができる
。
以上、実施例にもとづいて詳述したように、本発明のキ
ャプスクン支持装置によれば、フライホイール6の中心
孔6aに圧入されたキャプスタン軸5を固定基板1にて
回転自在に支持するとともに、固定基板1に対して固定
的に設けられた円筒状の当接体7にてキャプスタン軸5
の軸端部を囲んでこの当接体7にてフライホイール6の
軸方向の移動量を規制するようにし、この当接体内には
円筒状のブツシュ8を進退自在に装着してかつ前記ブツ
シュを弾性部材(板ばね10)によって前記固定部材1
に取付け、かつブツシュ8の内側に支持部材11を螺合
し、この支持部材11にて前記キャプスタン軸5の軸端
を支持するようにしたことにより、キャプスタン軸5の
フライホイール6に対する圧入力を軽減して同軸5の圧
入時における変形を防止することができ、しかも通常の
使用状態よりもはるかに大きい外力が軸方向に作用する
ような事態が生じてもキャプスタン軸5とフライホイー
ル6との間に位置ずれを生ずることがなく、また支持部
材11の回転によって通常の使用時におけるフライホイ
ールの軸方向の位置を調節することができるなど、優れ
た作用効果を得ることができる。
ャプスクン支持装置によれば、フライホイール6の中心
孔6aに圧入されたキャプスタン軸5を固定基板1にて
回転自在に支持するとともに、固定基板1に対して固定
的に設けられた円筒状の当接体7にてキャプスタン軸5
の軸端部を囲んでこの当接体7にてフライホイール6の
軸方向の移動量を規制するようにし、この当接体内には
円筒状のブツシュ8を進退自在に装着してかつ前記ブツ
シュを弾性部材(板ばね10)によって前記固定部材1
に取付け、かつブツシュ8の内側に支持部材11を螺合
し、この支持部材11にて前記キャプスタン軸5の軸端
を支持するようにしたことにより、キャプスタン軸5の
フライホイール6に対する圧入力を軽減して同軸5の圧
入時における変形を防止することができ、しかも通常の
使用状態よりもはるかに大きい外力が軸方向に作用する
ような事態が生じてもキャプスタン軸5とフライホイー
ル6との間に位置ずれを生ずることがなく、また支持部
材11の回転によって通常の使用時におけるフライホイ
ールの軸方向の位置を調節することができるなど、優れ
た作用効果を得ることができる。
なお、本発明は前記実施例の構成には必ずしも限定しな
い。
い。
例えばキャプスタン軸を鉛直方向へ向けて使用する場合
のみでなく、はぼ水平方向へ向けて使用する場合にも本
発明を適用することができる。
のみでなく、はぼ水平方向へ向けて使用する場合にも本
発明を適用することができる。
第1図は本発明の一実施例を示すキャプスタン軸支持装
置の縦断面図、第2図は同実施例におけるキャプスタン
軸とフライホイールとの固定方法を説明する縦断面図、
第3図は同実施例における動作状態を示す縦断面図であ
る。 1・・・・・・固定基板、5・・・・・・キャプスタン
軸、6・・・・・・フライホイール、6a・・・・・・
中心孔、7・・・・・・当接体、8・・・・・・ブツシ
ュ、10・・・・・・板ばね(弾性部材)、11・・・
・・・支持部材。
置の縦断面図、第2図は同実施例におけるキャプスタン
軸とフライホイールとの固定方法を説明する縦断面図、
第3図は同実施例における動作状態を示す縦断面図であ
る。 1・・・・・・固定基板、5・・・・・・キャプスタン
軸、6・・・・・・フライホイール、6a・・・・・・
中心孔、7・・・・・・当接体、8・・・・・・ブツシ
ュ、10・・・・・・板ばね(弾性部材)、11・・・
・・・支持部材。
Claims (1)
- 1 フライホイールの中心孔に圧入され固定基板の回転
自在に支持されたキャプスタン軸と、前記固定基板に対
して固定的に設けられて前記キャプスタン軸の軸端部を
囲みその端面で前記フライホイールの端方向の移動量を
規制する円筒状の当接体と、この当接体内に進退自在に
装着された円筒状のブツシュと、このブツシュの内側に
螺合され前記キャプスタン軸の軸端を支持する支持部材
と、前記ブツシュを前記固定部材に対して弾力的に取付
ける弾性部材とを具備してなるキャプスタン軸支持装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1004381A JPS5852089B2 (ja) | 1981-01-26 | 1981-01-26 | キャプスタン軸支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1004381A JPS5852089B2 (ja) | 1981-01-26 | 1981-01-26 | キャプスタン軸支持装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12757978A Division JPS5554712A (en) | 1978-10-17 | 1978-10-17 | Supporting device of capstan shaft |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56164218A JPS56164218A (en) | 1981-12-17 |
JPS5852089B2 true JPS5852089B2 (ja) | 1983-11-19 |
Family
ID=11739362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1004381A Expired JPS5852089B2 (ja) | 1981-01-26 | 1981-01-26 | キャプスタン軸支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852089B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0615486Y2 (ja) * | 1988-01-29 | 1994-04-20 | 東京電気株式会社 | モータ |
IT1279208B1 (it) * | 1995-05-16 | 1997-12-04 | Bitron Spa | Sistema di accoppiamento a gioco assiale minimo e controllato tra un albero ed un supporto in rotazione relativa, e relativi procedimenti |
-
1981
- 1981-01-26 JP JP1004381A patent/JPS5852089B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56164218A (en) | 1981-12-17 |
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