JPS585204Y2 - 電子式スケ−ル - Google Patents

電子式スケ−ル

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JPS585204Y2
JPS585204Y2 JP14425877U JP14425877U JPS585204Y2 JP S585204 Y2 JPS585204 Y2 JP S585204Y2 JP 14425877 U JP14425877 U JP 14425877U JP 14425877 U JP14425877 U JP 14425877U JP S585204 Y2 JPS585204 Y2 JP S585204Y2
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JP
Japan
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slit
mark
counter
detector
output
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Expired
Application number
JP14425877U
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JPS5469836U (ja
Inventor
征男 加納
Original Assignee
シャープ株式会社
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は滑尺の引出し量を検知し、測定した長さをデジ
タル的に表示する電子式スケールに関するものである。
一般に、滑尺を利用した電子式スケールに於ては、滑尺
が巻取枠に巻き重ねられている為、滑尺の移動距離に対
して巻取枠の回転角が一定でなく、その為従来より種々
の方法が試みられ、先に出願人は特願昭51−1454
56号にて、上述の問題点を解決するための方法を提案
した。
この方法は第1図に示す如く、厚味t。
、長さl。の滑尺1が半径r。の巻取枠に巻取られてい
る状態で、滑尺1を長さSだけ引き出すと、巻取枠上に
取付けた複数のスリットを有する検出体2が回転し、検
出体2のスリットを検出器3によって検出して検出出力
を発生する。
ここで゛、 rニスプールに巻装されたテープの半径(スプールの中
心から最も外側のテープまでの半径)θ:テープ長さS
だけ引出したときのスプールの回転角(ラジアン) θ1:テープを長さl。
だけ引き出したときのスプールの回転角(ラジアン) とすれば、 で表わされ、テープの始端から終端までの長さl。
は次式で表わされる。
今、長さSだけスケールが引き出されているとするなら
、スプールにはl。
−8の長さのテープが巻かれている。
この時の巻き角度をθ2とすれば、となる。
したがって、θ1 及びθ2 ば、 で表わされる。
一方、長さSだけ引き出した時の基準点の回転角度はθ
1−02で表わされるがらθは次式で表わされる。
(1)式よ りθをパラ メータとし、、で長さSを求める と、 ム 71 上記スプールKm個の検出孔を設けると、なる。
従って、テープの引出しにより、スプールが回転し、−
検出センサーで検出される出力パルスらθを消去すれば
次式となる。
上式(3)に於て、 定数項をそれぞれ と置けば、上式(3)は次式となる。
S =Kn−Ln2−・・・・(5) このように上記検出器3で検出された出力パルス数nは
第2図のブロック図に示す如く、出力パルス数nをカウ
ンタ5で゛計数し、カウンタ5の内容を演算処理回路6
によってに倍(4式)し、これで求めたA信号と、同じ
くカウンタ5内容を演算処理回路7で2乗し、更に演算
処理回路8により1倍(4式)して求めたB信号とを減
算回路9により減算処理して測定長S = A −B
=Kn−Ln2(4式)を演算し、演算結果Sを表示装
置10によりテ゛ジタル表示していた。
しかしながら、通常上記定数に、Lの値は滑尺1の厚み
t。
9巻取り時の巻径r。により異なるものである。
即ち、一般に滑尺はバネトルクによって巻取られている
が、滑尺間又は滑尺と巻取枠等との摩擦、バネトルクの
不均一性、巻取枠の偏心運動及び操作の仕方によって滑
尺の巻取は常・に変化する。
その為実際には上記(2)式で示さ、れる定数部分に、
Lは必ずしも一定とならず操作の仕方により巻径が変わ
り異なるものである。
その為、引出土量が多くなればなる程、巻取径による誤
差が累積してくる。
・ □′本考
案の電子式スケールは上記の如き、滑尺の厚み、巻径等
のバラツキによる累積誤差を補正し、正確な滑尺の引出
し量を検出できるようにしたものである。
以下、本考案による電子式スケールの一実施例を図面を
参照して説明する。
なお、図面において第1図及び第2図と同一部分には同
一符号を以って示す。
第3図は本考案の電子式スケールの一例を示す外観斜視
図であり、滑車1を引出すしと引出し量に応じて検出体
2が回転し、検出体2上のスリットを通して検出器3が
そのスリット数を検出し、この検出信号nは第4図のブ
ロック図においてカウンタ12により計数され、更にカ
ウンタの内容は演算処理回路7によりに0倍されA信号
を出力する。
本考案は更に滑尺1に所定間隔の穿孔あるいは光電的に
又は磁気的な変化を読みとることのできるマーク11を
設け、このマークを検出器4により読み取れるようにし
たものである。
即ち、滑尺1に、例えば一定間隔で孔11を穿設し、後
述の如くそれにより従来の累積誤差を抑え、かつ補正を
簡単にすることが可能である。
前記した測定長Sを表わす(1)式は第5図に示す如く
放物線となるが、滑尺1をある適当な等区間で区切ると
Q−nl、n1〜n2.n2〜n3・・・・・・の区間
のnとSの関係は直線とみなすことができ、しかも滑尺
上に設定されたSl、S2.S3・・・・・・(滑尺土
の孔の長さ位置)は滑尺の厚味t。
、巻径r。に関係なく一定であるから、Sl、S2.S
3・・・・・・点で誤差を補正することができる。
ここで第4図に従って説明すると、ブロック図の検出器
3は第6図の如く検出体2の回転に従って信号nを連続
的に発生すると共に、滑尺土に任意の長さをもって一定
間隔毎に設けたマーク11を通して信号Sが発生するる
この信号Sは信号nのパルス位相、数に関係なく一定長
ごとに発生するため0〜S1の区間とS4〜S5の区間
ではnのパルス数は多少異なるがSの区間を適当に短縮
すればnのパルス数の相違を極力減らすことが可能であ
るから、誤差はきわめて小さくなる。
このように滑尺1上のマーク11の通過を検出器4によ
り検出し、この検出器4の出力をカウンタ13に入力す
るとともにカウンタ12をリセットさせ、同時に検出器
4の出力で゛ある信号Sの回数をカウンタ13により計
数し、カウンタ13の計数内容を演算回路15によりに
2倍してB信号を出力する。
さらにこのB信号を上記A信号とともに加算回路16に
導入して加算処理し、表示装置10によりディジタル表
示する。
ここで本考案の電子スケールの測定方法を分かり易く説
明すると、令弟6図の0 ”= 81区間について;カ
ウンタ12はn信号が到来するごとに計数しN1まで計
数する。
計数した内容を演算処理回路7でに1倍し、A信号とな
る。
このO−S、の区間ではカウンタ13は0であるため、
B信号は0で表示内容はに、N、となる。
今仮にn信号の重みを1パルス1mmとすれば表示は1
,2,3.−4・・・・・・N1となる。
次に検出器4からS1パルスが入るとカウンタ12はリ
セットされOとなり、A信号は0となる。
又カウンタ13はS1信号によりその内容は1となり演
算処理回路15でに2倍されB信号はに2となる。
今S信号の重みを1パルス10mmとすると表示内容は
1,2,3,4.N、10となる。
次にS1〜S2の区間ではカウンタ12はS1信号によ
りリセットされている為、1,2,3..4・・・・・
・(N2−1)を計数する。
S2点ではS2信号が優先しN2はカウントされずリセ
ットされる。
よってS1〜S2区間ではカウンタ12・・・・・・1
,2,3.4・・・・・・(N2−1)重みlとしてA
→1,2,3,4、・・・・・(N2−力カウンタ13
・・・・・・1 重み10としてB→10 となり、表示内容はA+Bで、11,12,13,14
゜・・・・・・10+ (N2 1)となり、S2点で
はカウンタ12・・・・・・0→AO カウンタ13・・・・・・2→B 20となりA十B
は20となる。
この繰返しによって表示は、 1次式で補正され、5n−1〜5n(n=1・・・・・
・n)区間でのパルス数に対する適当な適正係数を設定
してやれば、この区間での誤差も小さくなりSn点ごと
に従来方式で発生する滑尺厚、巻径等のバラツキによる
累積誤差を補正することが゛できる。
滑尺上のマークの検出方法は孔の数をセンサーによって
検出する。
あるいは滑尺上に印刷されたマーク、磁性材、抵抗体等
を検出する方法など種々の方法が考慮されることはもち
ろんであり、又従来方式ではSn−、〜Sn区間のパル
ス数Nnを計数するのにカウンタ6の容量が 必要であるのに対し、本案方式ではカウンタ容量はNn
であればよく容量の少ないカウンタで構成できる。
又カウンタのリセット方法については種々の方法が考え
られることはもちろんである。
以上説明した様に、本考案の電子式スケールによれば、
滑尺上に所望間隔のマークを設け、これを検出補正する
ことにより従来の累積誤差を極力少なくして正確な測定
を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子式スケールの要部説明図、第2図は
同スケールの制御ブロック図、第3図は本考案による電
子式スケールの一実施例を示す外観斜視図、第4図は同
スケールの制御ブロック図、第5図は同スケールの動作
を説明するための図、第6図は同スケールの検出パルス
のタイムチャートである。 。図中、1:滑尺、2:回転体、3:検出
器、4:マーク検出器、10:表示装置、12,13
:カウンタ、7,15:演算処理回路、11:マーク、
16:加算器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円周上に一定の間隔で複数個のスリットを形成して成り
    且つ滑尺の巻取枠に連動するよう設置したスリット板と
    、長手方向へ一列に前記スリットの間隔より大きな間隔
    で複数個のマークを形成して成る滑尺と、前記滑尺を引
    き出したときにある基点を通過するスリット及びマーク
    を検出し、検出する毎にそれぞれスリット検出信号及び
    マーク検出信号を出力するスリット検出器及びマーク検
    出器と、前記スリット検出器から出力されるスリット検
    出信号を計数し且つ前記マーク検出器からマーク検出信
    号が出力される毎にリセットされるように構成したスリ
    ット用カウンターと、前記マーク検出器のマーク検出信
    号を計数するマーク用カウンターと、前記スリット用カ
    ウンターの計数値及び前記マーク用カウンターの計数値
    にそれぞれある定数を乗算する第1及び第2の乗算回路
    と、前記第1及び第2の乗算回路の乗算結果を加算する
    加算回路と、前記加算回路で得られた加算結果を計測値
    として表示する表示装置とから成ることを特徴とする電
    子式スケール。
JP14425877U 1977-10-26 1977-10-26 電子式スケ−ル Expired JPS585204Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14425877U JPS585204Y2 (ja) 1977-10-26 1977-10-26 電子式スケ−ル

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JP14425877U JPS585204Y2 (ja) 1977-10-26 1977-10-26 電子式スケ−ル

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Publication Number Publication Date
JPS5469836U JPS5469836U (ja) 1979-05-18
JPS585204Y2 true JPS585204Y2 (ja) 1983-01-28

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ID=29122706

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JP14425877U Expired JPS585204Y2 (ja) 1977-10-26 1977-10-26 電子式スケ−ル

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JPS5469836U (ja) 1979-05-18

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