JPS6053393B2 - カセツトテ−プの残量時間表示方式 - Google Patents

カセツトテ−プの残量時間表示方式

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JPS6053393B2
JPS6053393B2 JP11555179A JP11555179A JPS6053393B2 JP S6053393 B2 JPS6053393 B2 JP S6053393B2 JP 11555179 A JP11555179 A JP 11555179A JP 11555179 A JP11555179 A JP 11555179A JP S6053393 B2 JPS6053393 B2 JP S6053393B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
tape
cassette tape
rotation
magnetic tape
Prior art date
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Expired
Application number
JP11555179A
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JPS5641569A (en
Inventor
憲一 長沢
栄二 滝口
進 佐藤
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Tamura Electric Works Ltd filed Critical Tamura Electric Works Ltd
Priority to JP11555179A priority Critical patent/JPS6053393B2/ja
Publication of JPS5641569A publication Critical patent/JPS5641569A/ja
Publication of JPS6053393B2 publication Critical patent/JPS6053393B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気テープの厚さを知ることなく、テープ残
量時間を表示することができるカセットテープの残量時
間表示方式に関するものである。
一般に、磁気テープの残量と呼称されている供給側リ
ールに巻かれている磁気テープの巻装量を表示する方法
として、その供給側リールの回転数を計数して、これを
テープカウンタに表示する機械的または電気的諸手段が
提案されているが、これらの方法はいずれも磁気テープ
自体の厚みや走行速度の変化に依つて正確に巻装量の表
示を行なうことができない欠点があつた。 したがつて
、本発明の目的は磁気テープの種類、磁気テープの厚さ
のばらつき、磁気テープの全長のばらつきなどに関係な
く、高精度に残量時間を表示することができるカセット
テープの残量時間表示方式を提供するものである。
以下実施例を用いて詳細に説明する。 まず、第1図に
示すように、ハブの半径に)磁気テープの長さをd)巻
取側リールにn回巻かれているとき、外周の磁気テープ
の長さ1、は(1)式で示すことができる。
したがつて、n回巻かれたときの磁気テープの全長1は
(2)式で示すことができる。
ここで、RO〉uであるから、(2)式は(3)式で示
すことができる。
そして、磁気テープがx方向に一定速度ちで走行してい
るとき、巻き始めから現在までの走行時間tは(4)式
で示すことができる。
この(4)式において、A=πd/VO(定数),B=
2πRO/VO(定数)とすると、この(4)式は(5
)式で示すことができる。
なお、Aはテープの厚さdとテープ速度ちで定まる定数
、Bはハブの半径R。
とテープ速度V。で定まる定数であり、この定数Bはテ
ープの種類に関係なく一定である。この(5)式から、
磁気テープの巻始めからの時間はテープの巻数で表わす
ことができる。そして、この磁気テープの巻数はカウン
タで計数することができる。ところが、実際の磁気テー
プにおいては磁気テープの精度、巻きむらなどによつて
、みかけの厚さdは誤差が大きい。この誤差は磁気テー
プによつて違うので、それぞれ補正しなければならない
。次に、巻取リールの回転速度VRRは(4)式のnを
tについて微分することによつて求めることができ、(
6)式で示すことができる。(6)式から 以上の説明は巻取側リールについて説明したが、供給側
リールについても同様な関係が成り立つと考えることが
できる。
したがつて、供給側リールに巻かれている残りの巻数n
1、磁気テープが一定速度ちで走行しているとき、現在
からテープエンドになるまでのテープ残量時間を(、供
給側リールのリール回転速度を■とすれば(8)式およ
び(9)式が成り立つ。
7 (9)式から (7)式と[相]式を(8)式に代人すると、この(1
1)式からテープ残量時腓,を求めることができる。
このように、テープ残量時間t1は定JeBおよびリー
ル回転速度■R,V,によつて確実にテープ残量時間t
1を算出することができる。例えば、片面3紛のカセッ
トテープでは走行時間が3紛であれば、供給リールの巻
数は零のはずである。しかし、テープ長にばらつきがあ
り、片面31分の場合もある。この場合にも(11)式
から磁気テープ長のばらつき、および磁気テープの厚さ
に左右されす、確実にテープ残量時腓,を算出すること
ができる。次に、本発明に係る好ましい実施例について
図面を参照しながら説明する。
第2図は本発明に係るカセットテープの残量時間表示方
式の一実施例を示すブロック図である。
同図において、1は供給側リール、2は巻取側リール、
3は磁気テープ、4aおよび4bはガイド、5はカセッ
トテープ、6は供給側リール1のリール回転軸、7は巻
取側リール2のリール回転軸、8はこのリール回転軸6
に取付けた回転体9とこの回転体9のマークを磁気的、
光学的、あるいは機械的に検出し、回転検出パルスを出
力する検出素子10からなる回転検出器であり、この回
転検出パルスの周期は供給側リール1の回転周期に正比
例する。11は上記リール回転軸7に取付けた回転体1
2とこの回転体12のマークを磁気的、光学的、あるい
は機械的に検出し、回転検出パルスを出力する検出素子
13からなる回転検出器であり、この回転検出パルスの
周期は巻取側リール2の回転周期に正比例する。
14は供給側の回転検出器8から出力する回転検出パル
スの入力によつて供給側リール1の回転周期を検出する
供給側回転周期検出部、15は巻取側の回転検出器11
から出力する回転検出パルスの入力によつて巻取側リー
ル2の回転周期を検出する巻取側回転周期検出部、16
は巻取側の回転検出器11から出力する回転検出パルス
を計数するカウンタ部、17は前記(11)式により、
テープ残量時間t1を算出する演算部、18は可動接点
18a1固定接点18bおよび18cを備え、可動接点
18aが固定接点18bに接触してテープ残量時間t1
の表示を行い、可動接点18aが固定接点18cに接触
していわゆるテープカウンタとしての走行量の目安表示
を行なうように切換わる切換えキー、19はテープ残量
時間あるいは走行量を表示する表示器である。
次に、上記構成に係るカセットテープの残量時間表示方
式の動作によいて説明する。
まず、磁気テープ3が矢印の方向に給送されている場合
、供給側リール1は磁気テープ3を送り出す。
この供給側リール1の回転により、リール回転軸6が回
転し、回転体9が回転する。したがつて、回転検出器8
から回転周期に比例した回転検出パルスが出力する。こ
の回転検出パルスは回転周期検出部14に入力する。し
たがつて、回転周期検出部14は供給側リール1の回転
周期を検出する。また巻取側リール2の回転により、リ
ール回転軸7が回転し、回転体12が回転する。
したがつて、回転検出器11から回転周期に比例した回
転検出パルスが出力する。この回転検出パルスは回転周
期検出器15とカウンタ部16に入力する。したがつて
、回転周期検出器15は巻取側リール2の回転周期を検
出する。そして、カウンタ部16は巻取側リール2の回
転数を計数した上、回転数をテープカウンタとしての目
安値として表示器に表示する。一方演算部17はこの回
転周期検出部14から出力する供給側リール1の回転周
期と、回転周期検出部15から出力する巻取側リール2
の回転周期とカウンタ部16から出力する巻取側リール
2の回転数との入力によつて、定数Bを利用して前記(
11)式からテープ残量時間t1を計算する。そこで、
必要に応じてテープ残量時間を知りたいときに、可動接
点18aを固定接点18bに接続すれば、この演算結果
は表示器19に送られ、テープの残量時間を表示する。
なお、テープ早送り中あるいはテープ巻戻し中は、テー
プ走行速度V。
での巻取リールの回転速度VRおよび供給側リールの回
転速度V3を測定できない。したがつて、(11)式で
カセットテープの走行時間を演算できず、この間は(5
)式でカセットテープの走行時間を演算する。この場合
、(5)式の定数Aは(7)式て求めることができるが
、録音時あるいは再生時の最初の1回転目の回転速度V
Rに基づいて計算記憶した定数Aを使用しても良いし、
1回転毎に計算記憶して早送り操作あるいは巻戻し操作
の直前に計算記憶した定数Aを使用しても良く、後者の
場合には巻きむらによる誤差を補正することができる。
また、巻き始めから早送りあるいは巻戻しを行なうとき
には定数Aが算出されないため、表示器19に表示が出
ないため、故障と判断される恐れがあるが、この場合に
は切換えキー18の可動接点18aを固定接点18cに
接触するように切換えて、走行量の目安表示を行なう。
以上、詳細に説明したように、本発明に係るカセットテ
ープの残量時間表示方式によれば、簡単な構成により磁
気テープの種類、磁気テープの厚さのばらつき、磁気テ
ープの全長のばらつきなどに関係なく、テープ残量時間
を高精度に表示することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気テープと供給側リールあるいは巻取側リー
ルとの関係を示す平面図、第2図は本発明に係るカセッ
トテープの残量時間表示方式の一実施例を示すブロック
図である。 1・・・・・・供給側リール、2・・・・・・巻取側リ
ール、3・・・・磁気テープ、4aおよび4b・・・・
・・ガイド、5・・・・カセットテープ、6および7・
・・・・・リール回転軸、8・・・・・・回転検出器、
9・・・・・・回転体、10・・”検出素子、11・・
・・・・回転検出器、12・・・・・・回転体、13・
・・・・・検出素子、14・・・・・供給側回転周期検
出部、15・・・・・・巻取側回転周期検出器、16・
・・・カウンタ部、17・・・・・演算部、18・・・
・・・切換えキー、18a・・・・・・可動接点、18
bおよび18c・・・・固定接点、19・・・・・・表
示器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カセットテープの供給側リールの回転周期I/V_
    S(回転速度V_S)を測定する第1の測定手段と、カ
    セットテープの巻取側リールの回転周期I/V_R(回
    転速度V_R)を測定する第2の測定手段と、カセット
    テープの巻取側リールの回転パルスをカウントしてテー
    プ巻数nを出力するカウント手段と、このカウント手段
    を零リセットする零リセット手段と、前記第1、第2の
    測定手段およびカウント手段からの情報と予め記憶され
    た定数Bとを用いてカセットテープの走行時間t_1を
    t_1={(1/V_S)^2−B^2}/{2((1
    /V_R)−B)}・nの演算式に基づいて演算して表
    示する演算表示手段とから構成され、カセットテープの
    始端で零リセット手段を動作させることによりカセット
    テープの残量時間を演算表示するようにしたことを特徴
    とするカセットテープの残量時間表示方式。
JP11555179A 1979-09-08 1979-09-08 カセツトテ−プの残量時間表示方式 Expired JPS6053393B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11555179A JPS6053393B2 (ja) 1979-09-08 1979-09-08 カセツトテ−プの残量時間表示方式

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JP11555179A JPS6053393B2 (ja) 1979-09-08 1979-09-08 カセツトテ−プの残量時間表示方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5641569A JPS5641569A (en) 1981-04-18
JPS6053393B2 true JPS6053393B2 (ja) 1985-11-25

Family

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JP11555179A Expired JPS6053393B2 (ja) 1979-09-08 1979-09-08 カセツトテ−プの残量時間表示方式

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JP (1) JPS6053393B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62289287A (ja) * 1986-06-09 1987-12-16 Hisaka Works Ltd 太陽熱利用海水淡水化方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62289287A (ja) * 1986-06-09 1987-12-16 Hisaka Works Ltd 太陽熱利用海水淡水化方法および装置

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JPS5641569A (en) 1981-04-18

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