JPS5851969Y2 - 板状物体の塗料など吹き付け装置 - Google Patents

板状物体の塗料など吹き付け装置

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JPS5851969Y2
JPS5851969Y2 JP1979010459U JP1045979U JPS5851969Y2 JP S5851969 Y2 JPS5851969 Y2 JP S5851969Y2 JP 1979010459 U JP1979010459 U JP 1979010459U JP 1045979 U JP1045979 U JP 1045979U JP S5851969 Y2 JPS5851969 Y2 JP S5851969Y2
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JP
Japan
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plate
spraying
distance
shaped object
nozzle
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JP1979010459U
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JPS55111560U (ja
Inventor
英雄 馬場
英俊 武田
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川崎製鉄株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一定方向に進行中の厚板鋼板などの板状物体
の表面に塗料、処理剤などを均一に塗布するのに適用さ
れる板状物体の塗料など吹き付は装置に関するものであ
る。
通常、板状物体を一定方向に進行させつつ、その表面に
塗料その他の処理剤などを吹き付けるには、板状物体の
進行方向に対して直角方向、すなわち板状物体の巾方向
に吹き付は器を往復動させながら行うのが一般的であっ
て、この種従来の吹き付は装置は、吹き付は器を、固定
された一定高さ上を一定のクトロータで往復動するよう
に配装するとともに、板状物体中検検知計がらの信号に
より、板状動体中の大小に応じて自動的にこの板状体中
継部で吹き付けが作動、停止するように構威しである。
ところが、この種吹き付は装置における吹き付は器つま
りノズルから吹き付けされる塗料、処理剤は、一般に第
1図に示す如く、吹き付は巾a方向の膜厚分布に関して
均一な分布とならず、巾方向端部すで薄く、中央部Cで
厚い山形分布を示すものである。
このため、板状物体表面dの膜厚が均一となるように吹
き付けを行うには、吹き付は器eの往復運動に際して、
1ストロークの吹き付は山端部が前ストロークの吹き付
は山端部と一部重複すするようにして、吹き付は山端部
での膜厚低下を補うよう吹き付は器eの走行速度を設定
する必要がある。
また、複数の吹き付は器により同時吹き付けを行う場合
は、前述の吹き付は器eの走行速度の設定の他に、吹き
付は器の取り付は間隔gについても吹き付は巾方向の膜
厚分布を考慮して相隣りあう吹き付は山端部が同様に一
部重複するようにし、各吹き付は山端部での膜厚低下を
補うよう配慮する必要がある。
しかし、厚板埋板のショッププライマ塗装のごとく、板
厚が互に異った板状物体の場合、従来の吹き付は器が固
定された一定高さ上を往復動するようにしてなる吹き付
は装置では、板厚により図示のごとく、厚板表面d′と
薄板表面dとでは、吹き付は器eからの距離H’、Hが
異なるものであって、その結果板状物体表面d’、dで
の吹き付は巾がa’、aで示すごとく変化するため、前
述のごとく、吹き付は未走行速度および取り付は間隔を
吹き付は山端部での重複量を最適になるよう設定しても
、異なった板厚の板状物体の表面では、重複量すが図示
のごと<b’4+b“と変化し、最適な重複量が得られ
ず、したがって均一膜厚となし得ない欠点があった。
参考までに、板状物体表面の膜厚のバラツキ実績例を第
2図に示す。
同図では、板厚3Qmmの場合に各吹き付は山端部の重
複量(代)が最適なケースを示したもので、板厚が変化
することにより膜厚実績の標準偏差値σが増大している
ことがわかる。
そこで本考案は、上述従来例の欠点に鑑みて検討の結果
、吹き付は器(ノズル)を自動あるいは手動で上下動可
能とすることによって、常に吹き器と板状物体表面間の
距離を一定に保ち、吹き付は巾および各吹き付は山端部
での重複量を最善の状態に保持できて、板厚が異なる板
状物体でも均一塗膜厚が得られる塗料など吹き付は装置
を得させたものである。
以下、自動的に吹き付はノズルと板状物体表面間の距離
を検出して吹き以はノズルを最適な高さに保持するよう
にした本考案の一実施例を示す図面について詳述する。
第3図、第4図において、吹き付は装置は、吹き付は手
段Aと、巾方向移動手段Bと、上下移動手段Cと、距離
検出手段りと、これらを担持する固定手段Eとから構成
されている。
吹き付は手段Aは、ノズル1,1′・・・・・・と、こ
のノズル1,1′・・・・・・を固定する走行アーム2
と、この走行アーム2上面から並行に立設した側板3,
3′にコロを軸支して形成させた走行機構4とから形成
させていて、上記ノズル1.1′・・・・・・の間隔l
は、図示の吹き付は高さHlすなわちノズル1,1′か
ら板状物体5の表面5′までの距離の状態で、吹き付は
山端部で膜厚分布を考慮して各ノズル1,1′・・・・
・・におけるそれぞれの吹き付は巾り、L’が理想的な
重複量6・・・・・・を得られるように予め設定しであ
ることは前述の従来例と同様である。
巾方向移動手段Bは、板状物体5の巾方向へ長く横設さ
れる上下移動架台7と、この上下移動架台7の長手方向
両側端部に軸支したスプロケット8.8′にチェーン9
を巻装して形成した巻掛は伝動機構10とから形成され
ていて、上記チェーン9に連結ピン11で前記吹き付は
手段Aにおける側板3.3′が、縦長孔12.12へ連
結ピン11を上下摺動可能に係嵌して結合されていると
ともに、上記上下移動架台7の長手方向における上下に
並設したそれぞれのレール13.13に前記走行機構4
が係合されて、前記吹き付は手段Aを板状物体5の巾方
向、すなわち第3図に示す矢印I、I’方向に水平移動
可能に担持している。
また上記巻掛は伝動機構10は、図示しないモータなど
を駆動源として一方向に連続駆動回転される。
上下移動手段Cは、対をなすスクリュー軸14゜14と
、モータなどの駆動装置15.15とから形成されるも
ので、固定手段Eにおける固定架台16に軸受17,1
7によりスクリュー軸14.14を垂直に支承し、また
固定架台16上に駆動装置15.15を固定して、この
駆動装置15.15における駆動軸18.18と垂直ス
クリュー軸14.14をそれぞれ歯車伝達機構またはそ
の他の動力伝達機構19.19で連動連結して形成され
ている。
そして、それぞれの垂直スクリュー軸14.14を、前
記上下移動台7の長手方向両側端部に貫通形威しである
ネジ孔20.20に螺合貫通して、前記巾方向移動手段
Bを昇降自在に担持している。
上記距離検出手段りは、距離検出計(近接スイッチなど
)21と、これを固定するアーム22とから形成される
もので、前記吹き付は手段Aにおける走行アーム2との
干渉を避けた位置に上記アーム22を介して距離検出計
21を板状物体5の入側配置として、かつ前記巾方向移
動手段Bにおける上下移動台7と固定して前記吹き付は
手段Aと同調して昇降するように形成されている。
そして固定手段Eは、前記固定架台16から形成されて
いて、板状物体5を一方向に搬送するテーブルローラ2
3・・・・・・を並行に軸支してなるものである。
そしてまた、本考案装置における板状物体5の進行方向
jの入側と出側には第4図に示すように光電管スイッチ
などからなる入側検出計24と出側検軟計25とが前記
上下移動手段における駆動装置15.15と電気的に接
続して配設してなるものである。
しかして、上記構成とした本考案の吹き付は装置の作用
を次に述べる。
非作動時は、吹き付は手段Aにおけるノズル1・・・・
・・と、距離検出手段りにおける距離検出計21は第4
図中二点破線で示す上昇した待機位置Fにあり、この状
態においてテーブルローラ23・・・・・・上に板状物
体5が搬送されて進入すると、入側検出計24が動作し
て板状物体5を検出して検出信号を出す。
そして電気的に接続されている上下移動手段Cにおける
駆動装置15.15が正転されることによって垂直スク
リュー軸14.14も回転し、このことにより上下移動
台7は待機位置Fから下降するので吹き付は手段A、巾
方向移動手段B、距離検出手段りはともに下降する。
そして、板状物体5の表面5′からノズルト・・・・・
までの距離(高さ)が、予め設定しであるHになった時
、距離検出計21が、上記距離Hを検知して停止信号を
前記駆動装置15.15に発することによって、上下移
動手段Cの駆動は停止するので、前記ノズルト・・・・
・は設定距離Hに停止し、この位置で板状物体5の表面
5′に塗料などの吹き付けを開始する。
なお、この間図示しない板巾検出計により吹き付けは、
板中部分のみ行われることは従来例と同様である。
このようにして吹き付は終了後は、出側検出計25によ
り板状通過完了を検知して通過信号を前記駆動装置15
.15に発し、このことによって、駆動装置15.15
は逆転開始し、上下移動台7を上昇させ、吹き付は手段
A、巾方向移動手段B、距離検出手段りを前記待機位置
Fに上昇復帰させてその位置に停止させるのである。
同様に、次に進入する板状物体についても前述のサイク
ルを自動的に繰り返すから、吹き付は手段A、すなわち
ノズルト・・・・・と板状物体表面5′間の距離Hを常
に一定に保つことができる。
したがって、板状物体表面5′での吹き付は巾り。
L′・・・・・・は一定であり、常に理想的な各吹き付
は巾の重複量が得られ、その結果均一な膜厚が形成され
るものである。
尚、走行機構4の水平移動は巻掛は伝動機構にかえてス
クリュー軸等により達せられることもちろんである。
また上下移動架台7の上下移動はスクリュー軸14にか
えてシリンダ装置等により達せられることもちろんであ
る。
以上説明したように、本考案に係る板状物体の塗料など
吹き付は装置は構威し、作動するものであるから、板厚
が異なる板状物体5・・・・・・に対しても、常に均一
な膜厚が得られるものであり、したがって、塗料などの
塗りむらを解消できるとともに、そのことにおいて少な
い塗料で均一に塗布できるので、目標厚を下げることが
可能となり、したがって、従来例に比べて、塗装あるい
は処理板状物体の品質を格段に向上できて、しかも塗料
あるいは処理剤の使用量を削減できるなどの実用的効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は板状物体に塗料などを吹き付ける膜厚分布モデ
ル図、第2図は同膜厚のバラツキ実績図、第3図は本考
案に係る吹き付は装置を一部断面して示した正面図、第
4図は第3図におけるIV−IV線拡大矢視図である。 A・・・・・・吹き付は手段、B・・・・・・巾方向移
動手段、C・・・・・・上下移動手段、D・・・・・・
距離検出手段、1.1′・・・・・・ノズル、4・・・
・・・走行機構、5・・・・・・被塗布板状物体、10
・・・・・・巻掛は伝動機構、14・・・・・・垂直ス
クリュー軸、16・・・・・・固定架台、15・・・・
・・駆動装置、19・・・・・・動力伝達機構、21・
・・・・・距離検出計、23・・・・・・テーブルロー
ル、H・・・・・・ノズルと被塗布板状物体表面間の距
離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくともノズル及びコロなどの走行機構を備えた吹き
    付は手段と、テーブルロール上を搬送される被塗布板状
    物体の進行方向に対して前記吹き付は手段を直角方向に
    往復移動可能に担持する巾方向移動手段と、固定架台に
    支承されて駆動装置と適宜動力伝達機構で連動連結され
    、前記ノズルを前記被塗布状物体の表面から任意の距離
    に、がつ可変に保ち得るよう、前記巾方向移動手段を上
    下可動に担持する上下移動手段と、前記ノズルと被塗布
    板状物体の表面間の距離を測定する距離検出計を備えた
    距離検出手段とから或って、前記被塗布板状物体の入側
    に、前記距離検出手段を前記吹き付は手段と同調昇降可
    能に連動連結して配置してなることを特徴とする板状物
    体の塗料など吹き付は装置。
JP1979010459U 1979-01-30 1979-01-30 板状物体の塗料など吹き付け装置 Expired JPS5851969Y2 (ja)

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JPS55111560U JPS55111560U (ja) 1980-08-05
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