JPS5851485Y2 - 配管類の吊り金具装置 - Google Patents

配管類の吊り金具装置

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JPS5851485Y2
JPS5851485Y2 JP15049679U JP15049679U JPS5851485Y2 JP S5851485 Y2 JPS5851485 Y2 JP S5851485Y2 JP 15049679 U JP15049679 U JP 15049679U JP 15049679 U JP15049679 U JP 15049679U JP S5851485 Y2 JPS5851485 Y2 JP S5851485Y2
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JP
Japan
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piping
seat
girder
hanging
plate
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Expired
Application number
JP15049679U
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JPS5667482U (ja
Inventor
克介 村上
Original Assignee
株式会社 村上製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、建物の天井壁に暖冷房配管やケーブル配管
などの各種配管を支持するための配管類の吊り金具装置
の改良に関するものである。
従来、前記の配管類の吊り金具には、各種構造のものが
提案されているが、とくに金具を取付ける際の作業性、
配管を安全に支持できる堅牢性ならびに配管数に応じて
自在に使える共通性を具備するものがない。
この考案は、上述した作業性、堅牢性および共通性のす
べての点で十分に満足できる配管類の吊り金具装置を提
供することを目的としているものである。
以下、この考案を、その実施の一例を示した図面に基い
て詳しく説明する。
図面において、1は配管をのせて支持するための桁体で
あり、この桁体1は底板1aと、その両端から立上る側
板1bと、その側板1bの上端から内方に屈曲する天板
1cとで断面チャンネル形に形成され、両天板1c、I
c間に開口1dが残されているものである。
上記の桁体1は、そのチャンネル室に出入自在な吊り座
2およびこの吊り座2に離合自在な吊りボルト3を介し
て天井壁4に吊持されるようになっている。
すなわち前記吊り座2は、ネジ孔2aを有する座板2b
とその両端から垂下する脚板2c 、2cとで断面コ字
形とされ、その座板2aは、桁体1における開口部1d
をなかにして対向する天板1c、lcに係合し得る長さ
に形成されている。
すなわち、座板2bの脚2c 、2cを有する辺は、開
口1aより大きく、桁体の両側板Ib、1bの間隔より
小さい長さに形成されるが、安定な係合を得るには、上
記側板間隔に近いことが望ましい。
一方、吊りボルト3は頭がなく、その両端にネジ方向の
異なる逆ネジ部3a、3bが施されており、その一端の
ネジ部3aを、前記桁体1の開口部1dから吊り座2に
おける座板2bのネジ孔2aに螺合させ、他端のネジ部
3bを天井壁4に予め埋め込んである袋ナツト5に螺合
させた状態でボルト3を回わすと、ネジ部3aにあって
は、桁体1のチャンネル室内に回動不能とされている吊
り座2はネジ部3aを上方に移動して桁体1を支持でき
るようになり、ネジ部3bにあっては、それが袋ナツト
5にネジこまれて連結されるので、桁体1は吊り座2と
吊りボルト3によって天井壁に吊持される。
6は配管抑え体であり、桁体1のうえに支持する配管P
をそのうえから跨ぎ、桁体1の開口1dからチャンネル
室に垂下するU字形跨座板6aと、そのチャンネル室内
の脚部の両下端から外方に向けて屈曲する突出板6b
、6bとで形成されており、前記吊り座2の脚板2cが
、前記抑え体6の跨座板6aの脚部の外側で、突出板6
bの上側に位置することにより、桁体の長手方向におけ
る抑え体の移動ならびに浮き上りを防止できるようにな
っている。
7は補助抑え座であり、座板7aとその両端から垂下す
る脚板7b 、7bとで断面コ字形に形成され、その座
板7aは桁体1における開口部1dをなかに対向する天
板1c、1cに係合し得る長さをもっており、脚板7b
が前記配管抑え体6の跨座板6aの脚部の外側で、突出
板6bの上側に位置することにより、桁体の長手方向に
おける抑え体6の移動ならびに浮き上りを防止できるよ
うになっている。
座板7aに螺装しであるボルト8は補助抑え座7を桁体
1の天板1cに当接する部位に移動させるための操作ボ
ルトであり、また桁体の長手方向に摺動させる際の操作
ツマミとしても使えるものである。
本考案の配管類の吊り金具装置は、通常2本の吊りボル
トを用い、それぞれに螺合状に取り付けられた吊り座を
介して、配管類が載置される桁体を天井壁に吊持し、載
置された配管類を左右に移動しないように安定に支持固
定しうるものである。
本考案の装置においては、天井、壁4にあらかじめ埋め
込んで強固に取り付けられた袋ナツト5に吊りボルト3
のネジ部3bを−ばいにねじ込んだとき、ネジ部3aの
下端が吊り座に載せられた桁体の底板1aに接触して、
該接触点において吊りボルト3と桁体1とが相互移動し
ないように作製される。
この場合、吊り座の中央のネジ孔2aの部分を通常知ら
れたフランジナツトを遊嵌状に一体に取り付けると操作
は一層容易である。
また本考案の装置は、配設される管の本数、それぞれの
管の太さなどがあらかじめ予定された複数の配管に応じ
て自在に使用しうるもので、各配管に適合する配管抑え
体6,6.・・・がそれぞれ容管に適用され、それらの
各配管の間に補助抑え座が配置されて、配管抑え体のU
字形跨座板6aの下方部のチャンネル内に伸びた両脚部
の外側面が吊り座の脚板2cの外側面と補助抑え座の脚
板7bの外側面あるいは配管抑え体の両側に配置された
補助抑え座の各脚板7bと7bの外側面で密着状に押圧
されるようにされる。
このように配管抑え座を両側から押圧固定するために、
補助抑え座7はその脚板間隔の異なるものの中から適宜
選択使用されるとともに2本の吊りボルト3,3の間隔
が適切なものとなるように両袋ナツト5,5が埋め込ま
れる0 本考案の装置においては、上記のように、桁体1が間接
的に天井壁4に固定され、各配管P、P。
・・・も桁体1に固定される。
この場合、U字形の配管跨座板6aの脚部と脚板2cお
よび脚板7bとの接触面積は、できるだけ大きい方が望
ましいが、脚板2cおよび7bの下端縁辺は突出板6b
との間に僅かな遊びがあることが重要で、強い接触状態
ではそれらの水平移動ができないから、上記の面接触に
よる配管固定は困難である。
第1図は、本考案の装置の1例の各部材の配置状態を示
す縦断面図で、両吊りボルト3,3のねじ込み完了前の
状態が示されている。
ネジ部3bを袋ナツト5に完全にねじ込んだ場合、ネジ
部3aの下端は底板1aへの接触状態が得られるもので
ある。
また、配管抑え体6はU字形跨被板6aのチャンネル内
の脚部と吊り座脚板2cおよび補助抑え座の脚板7bと
の面接触により配管類を固定しているが、図においては
各部材の配置状態を一層理解しやすくするために、面接
触状態はゆるめて製図されている。
上記の如く構成された配管類の吊り金具装置によれば、
まず桁体1の、チャンネル室に吊り座2および補助抑え
座7を予め入れこんでおき、吊りボルト3を吊り座2と
天井壁側のナツト5とに入れて回動操作すれば、桁体1
を天井壁に吊持させることができ、次に桁体1 o)う
えに配管Pをのせ、それに抑え体6を跨がせ、さらにそ
の抑え体6に補助抑え座7を位置づけすることにより〈
゛配管を定位置に保持することができるものであるから
、金具の取付は作業はむづかしいところがなく、極めて
簡単に容易である。
しかも配管を支持する桁体1はチャンネル形材で形成さ
れているので、強度的には、多数の配管を安全に支持で
きる堅牢性があり、剪断折損等の事故発生のおそれはな
く、長期の使用に供することができる。
また、前記チャンネル形桁体1は面取の鋼材を、配管の
数に応じて所望の長さに切断してそのまま使用できるの
で、並列配管の数に増減があっても、それに共通して使
用できる利点がある。
さらにまた前記吊り座2および補助抑え座7は、並列配
管相互の間隔に応じ、その間隔に合ったものに代えるこ
とができる。
以上に述べたように、この考案によれば、配管類の吊り
金具装置は、配管をのせて支持するチャンネル形桁体と
、その桁体のチャンネル室に摺動自在に配置される吊り
座と、両端に逆ネジ部が施され、一方のネジ部は前記桁
体における開口部を通して吊り座のネジ孔に螺合でき、
他方のネジ部は天井壁側の埋込みナツト部材に螺合でき
るボルトと、桁体のうえに支持された配管をそのうえか
ら跨ぎ、前記桁体の開口部からチャンネル室に突出する
形状の配管抑え体との組合わせからなり、前記吊り座は
桁体Oチャンネル室内で、配管抑え体と共同してその抑
え体の移動および浮き上りを阻止できる形状に形成され
ているものであるから、配管類の吊り金具の取付は作業
性の簡易化が図れるばかりでなく、多数の配管を安全に
支持できる堅牢性があり、しかも並列配管の数および管
径に応じて、吊り座、配管抑え体および補助抑え座を適
宜選択採用することにより、広範な配管要求に対応させ
ることができるので、この考案の装置は優れた実用性を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す配管類の吊り金具装
置の縦断側面図、第2図は一部切断平面図である。 1・・・・・・チャンネル形桁体、2・・・・・・吊り
座、3・・・・・・吊りボルト、4・・・・・・天井壁
、5・・・・・・袋ナツト、6・・・・・・配管抑え体
、7・・・・・・補助抑え座、P・・・・・・配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配管をのせて支持するチャンネル形桁体と、その桁体の
    チャンネル室に摺動自在に配置される吊り座と、両端に
    逆ネジ部が施され、一方のネジ部は前記桁体における開
    口部を通して吊り座のネジ孔に螺合でき、他方のネジ部
    は天井壁側へ埋込みナツト部材に螺合できる吊りボルト
    と、桁体のうえに支持された配管をそのうえから跨ぎ、
    前記桁体の開口部からチャンネル室に伸びる脚部とそれ
    ぞれ外方に張り出した突出板が一体に形成された配管抑
    え体と補助抑え座との組合せからなり、前記吊り座は、
    対向する2辺が前記桁体の開口部の間隙より大きく桁体
    の両側板間隔より大きい長さを有するとともに、その辺
    縁からそれぞれ下方に曲げられた脚板を有する板体であ
    って、中央に前記吊りボルトに螺合できるネジ孔が形成
    されてなり、前記吊り座の脚板と断面コ字形の補助抑え
    座の脚板が前記配管抑え体の脚部の外側面に接触して配
    管類を固定しうるように構成させてなる配管類の吊り金
    具装置。
JP15049679U 1979-10-30 1979-10-30 配管類の吊り金具装置 Expired JPS5851485Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15049679U JPS5851485Y2 (ja) 1979-10-30 1979-10-30 配管類の吊り金具装置

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JP15049679U JPS5851485Y2 (ja) 1979-10-30 1979-10-30 配管類の吊り金具装置

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Publication Number Publication Date
JPS5667482U JPS5667482U (ja) 1981-06-04
JPS5851485Y2 true JPS5851485Y2 (ja) 1983-11-24

Family

ID=29381529

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JP15049679U Expired JPS5851485Y2 (ja) 1979-10-30 1979-10-30 配管類の吊り金具装置

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