JPS5851367B2 - 熱回復性物品の製造方法 - Google Patents

熱回復性物品の製造方法

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JPS5851367B2
JPS5851367B2 JP55094927A JP9492780A JPS5851367B2 JP S5851367 B2 JPS5851367 B2 JP S5851367B2 JP 55094927 A JP55094927 A JP 55094927A JP 9492780 A JP9492780 A JP 9492780A JP S5851367 B2 JPS5851367 B2 JP S5851367B2
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outward
recoverable
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JP55094927A
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ロビン・ジエームス・トーマス・クラバーン
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Raychem Ltd
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Raychem Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/02Cable terminations
    • H02G15/06Cable terminating boxes, frames or other structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B17/00Insulators or insulating bodies characterised by their form
    • H01B17/32Single insulators consisting of two or more dissimilar insulating bodies
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
    • H01H85/05Component parts thereof
    • H01H85/165Casings

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  • Insulating Bodies (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Insulators (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、基体を被覆するために使用するのに適した熱
回復性の物品の製造方法に係る。
高圧分野においては、絶縁物(または絶縁装置)が使用
され、これによって例えば架空電力線を支え、この場合
、絶縁物は圧縮されるか引張られており、また、例えば
変電所の台がいし及び変圧器並びに開閉装置のブッシン
グの場合においては、高電位の装置部品と接地された装
置部品との間に満足される洩れ距離を提供する。
前記の如く使用される絶縁物の外面は、一般に、多数の
突片(5heds ) を設けられ、これによって沿
面距離とフラッジ・オーバ電圧を増加させるとともに洩
れ電流を減じるようにされている。
また、これら突片は絶縁物の全般性能を向上させるのに
役立つ多数の保護区域を構成する。
従来、前記形式の絶縁物は、一般に、磁器の如き絶縁体
、または、懸垂がいしの場合、ガラスの如き絶縁体から
作られている。
比較的小さいユニット、例えば33KVの台がいし及び
変圧器並びに開閉装置のためのIIKV及び33KVブ
ツシング、は単一のユニットから作られ、該ブッシング
は中空にされていてそれらが高電位の金属構成部分を受
入れることを可能にされている。
寸法の増大にしたがって、単片式の絶縁物の製作はより
困難になり、これら絶縁物は、普通、多数の分離された
ユニットを用いて作られる。
これらユニットは、ブッシングと台がいしの場合には、
一般に、互いに接着されて完全構造体を形成せしめられ
、懸垂がいしの場合には、一般に、カラスまたは磁器に
接着される金具によって結合される。
前記のごとく作られた絶縁物は比較的安価な素材が使用
される点において有利であるが、製作費が高いこと、重
いこと、比較的こわれ易いことにおいて、それらは不利
である。
近年、絶縁物を塑性物質から作る提案が為されている。
長も普通に使用されている材料はエポキシ樹脂であり、
絶縁物または絶縁物構成部品は流込みまたは成形法によ
って作られている。
したがって、例1えば、英国特許明細書第134556
6号には、中心のロンドと所望数の突片が塑性物質から
一体成形される方法が記載されている。
しかし、このような一体成形方法は、突片の平面が絶縁
物の長手方向軸線に対し直角であるときに実施され得る
に過ぎない。
何故ならば、傾斜した突片は、例えば、型の開放を妨げ
るとともに、型の開放間にほとんど確実に破損されるか
らである。
そのような直角の突片を有する絶縁物は成る条件におい
ては役立つが、それらの使用が極めて望ましくない場合
がいくつかある。
従って、例えば、絶縁物が戸外で使用さるべきときは、
雨が流れ落ちて突片の下側が相対的に乾いた状態に保た
れるように、これら突片は好適には水平線に対して15
°〜30’の角度を以て下向きに傾斜されていることが
望ましい。
塑性物質から傾斜突片を有する絶縁物を作る従来の提案
は、前述の諸欠点の故に、いずれも、個個の突片または
突片付き絶縁物部分の独立成形工程を有し、完全な絶縁
物を形成するための多数の独立ユニツ)Q組立工程を有
する。
したがって、例えば、懸垂がいしの場合においては、個
々の突片はガラス繊維芯に接着されて所望の定格の絶縁
物を組立てる。
このようにして使用される突片は、もし希望されるなら
ば、英国特許明細書第1292276号に説明されるご
とく、熱線可能にされ得る。
しかし、たとえ熱線可能の突片が使用されるときも、多
数の独立した突片の製作及び組立ては不可避的に多くの
時間を費し、最終製品における品質の望ましからざるば
らつきを生じる。
本発明によれば、基体を被覆するために使用するのに適
した熱回復性物品の製造方法において、細長い中空部材
を備え、その中空部材が少なくとも1個の開端と、該中
空部材の縦軸線に対してほぼ垂直に突出する複数の外方
突出部とを有している物品を形成する段階と、上記物品
の内矩寸法を拡大することによって、該物品を熱回復可
能な状態にするとともに、上記各外方突出部を上記中空
部材の縦軸線に対し傾斜させるようにする段階とを含む
ことを特徴とする、熱回復性物品の製造方法が提供され
る。
本発明の方法によって製造された熱回復性物品は、複数
の外方突出部を有する細長い中空部材を備えた熱回復性
物品が外面に設けられているような支持部材を備えた複
合構造体を製造するために使用し得る。
この場合、前記外方突出部のそれぞれは、前記中空部材
の周面の少くとも一部を周つて延び、その中空部材の長
手方向軸線に対して傾斜している。
前記複合構造体を製造する方法は、本発明の方法によっ
て製造された熱回復性物品を、基体の不存在時にその物
品が回復された場合の該物品の内部寸法より大きな外部
寸法を有する支持部材の周囲に配置する段階と、前記外
方突出部のそれぞれを前記中空部材の長手方向軸線に対
して傾斜させるように、前記物品を加熱し回復させてそ
の物品を前記支持部材に接触させる段階とを含んでいる
本発明の方法によって製造された熱回復性物品は、少な
くとも一つの開端を有し、かつそれぞれが該物品の周面
の少くとも一部分を周って延び前記中空部材の長手方向
軸線に対しで傾斜しているような複数の外方突出部を有
する。
外方突出部は、その外先端から中空部材の長手方向軸線
に対し直角に延びる直線が該外方突出部の表面に沿って
、または該外方突出部を貫いて通るならば、該中空部材
の長手方向軸線に対して直角であると称される。
一方、 傾斜 された外方突出部は中空部材の長手方向
軸線に対して直角でない外方突出部として定義される。
外方突出部が長手方向軸線に対して直角であるか否かを
考えるとき、該外方突出部の表面上の小さい突起または
隆起は無視されることは言う迄もなく明らかである。
従って、言い換えると、外方突出部は、もし長手方向に
のみ分割される成形型が実質的に該長手方向突出部の変
形を生じさせることなしに前記長手方向軸線に対して実
質的に直角の方向に前記物品から取外されうるならば、
該中空部材の長手方向軸線に対して実質的に直角である
と言ってよい。
外方突出部が物品の寸法的に安定した状態において、中
空部材の長手方向軸線に対して直角の平面を中心にして
実質的に対称である場合(例えば、対称突片の場合)に
おいては、前記定義は簡単化されうる。
即ち、この場合、外方突出部は、その最外端または最外
面中心を内端中心に結ぶ仮想線が90°以外の角度を以
て長手方向軸線に交るならば、中空部材の長手方向軸線
に対して傾斜していると言ってよく、一方、前記角度が
概ね90’であるならば、該外方突出部は長手方向軸線
に対して直角であると言ってよい。
もし本発明の方法によって製造された熱回復性物品を使
用して作られた複合構造体の少くとも外面が電気絶縁体
を以て成るならば、該複合構造体は絶縁物として使用さ
れ得、適切な非トラツキング材料の使用によってそのよ
うな絶縁物は高電圧分野に好適なものにされ5る。
前記複合構造体は適切な材料を以て作られるときは、絶
縁物として使用されるのに特に好適であるが、それは当
業者に容易に理解されるその他の諸目的にも用いられつ
る。
即ち、例えば、それは、外方突出部が適切な方向に傾斜
されることを条件として、糸またはロープを受けるため
のリールまたはプーリとして使用されうる。
前記複合構造体は、全ての所望外方突出部を有する単一
の熱回復されつる構成要素から作られ得るから、その製
作は、例えば複数個の独立した熱線され得る突片からの
絶縁物の製作に比べ簡単であり消費時間も短かく、且つ
比較的熟練していない作業員によって行われるという利
点を有する。
本発明によって製造される物品の外方突出部は該物品の
局面の少くとも一部分に沿って延在する。
もしこれら外方突出部が電気絶縁体を以て成る突片(5
heds ) であるならば、これら突片は好ましくは
連続して物品の全周面を包囲して延在するように構成さ
れる。
しかし、ある場合には、各外方突出部がその所望の歪み
を熱回復時に生じさせる量を以て物品に沿って延在する
ことを条件として物品の局面の一部のみに沿って延在す
る外方突出部が好適である。
外方突出部が物品の周面の一部分のみに沿って延在する
場合には、該、物品は、もし希望されるならば、ラップ
・アラウンド(wrap−around )形式に作ら
れ、例えば成形後に長手方向のシームが物品に作られる
そのようなラップ、アラウンド形式の物品は例えば、製
織工業に使用される。
本発明の方法によって製造された物品9外方突出部は好
適には該物品の残部と一体に形成される。
もし希望されるならば、本発明によって製造される物品
の外方突出部の1個または複数個は、中空部材の長手方
向軸線を中心として標線形に延在し得、また、全ての外
方突出部が単一の標線形外方突出部材によって構成され
ることが有利である場合もある。
かくの如く、本発明は、また、単一の標線形外方突出部
が外方突出部に代えて使用されるような熱回復性物品の
製造方法をも提供する。
本発明の方法によって製造される中空物品は、その製造
の時点からそれが最後に支持部材(基体)に配設される
時点までの期間、少くとも3種の異る状態を以て存在す
る。
即ち、それが形成されたときの事実上熱安定状態と、そ
の内径が支持部材を中心とするその潰裂を可能にするの
に充分大きい第1の熱回復可能状態と、それが支持部材
の周面に対して回復されているが該支持部材によってそ
の原熱安定状態に完全に回復するのを阻止されている第
2の熱回復可能状態である。
前記第2の熱回復可能状態において、中空物品は部分的
に回復された、または、不完全回復、状態を示している
と称さねゐ。
当業者はすく知られてVるように、物体は、それを加熱
し、加熱された物体を変形し、変形力を維持している間
に冷却することによって熱回復可能、または熱不安定、
状態に変換されうる。
あるいはこれに替えて、変形は加熱を行うことなしに実
施され得るが、その場合には、より大きな変形力がテ般
に必要とされる。
熱回復可能の物体は、それがその原寸法に回復する、ま
たは回復ししようとする温度(回復温度)に加熱される
迄はその変形寸法を維持する。
中空物品がその熱安定状態に在るときは、外方突出部は
中空物品の長手方向軸線に対して実質的に直角に保たれ
、したがって、中空物品は容易に底形されうる。
熱安定中空物品が前記第1の熱回復可能状態に拡張され
るとき、外方突出部の内寸法が拡大され外寸法が事実上
不変にとどまる結果として外方突出部に及ぼされる応力
は外方突出部を“フリップ・オーバー (flip o
ver させ、その結果、それらは拡張の前後の中空
物品の寸法によって決定される角度を以て前記長手方向
軸線に対して傾斜される。
第1の熱回復可能状態から第2の熱回復可能状態への部
分的回復において、外方突出部に入前記軸線に対して傾
斜された状態にとどまるが、その傾斜角度は直角に多少
近くなっている。
この場合も、外方突出部が長手方向軸線に対して傾斜さ
れる角度は、熱安定状態における中空物品の寸法と部分
的回復状態における中空物品の寸法とによって定まる。
複合構造体における外方突出部の所望の傾斜角は、言う
迄もなく、該複合構造体の用途によって決定される。
もし、例えば、複合構造体が高圧電気部品のための非ト
ラツキング絶縁物の如き著しく汚染される条件下で使用
されるときは(言う迄もなくこの場合は、外方突出部は
突片(5heds )形式である)最適使用電圧が得ら
れる角度は、絶縁物の寸法、動作電圧及び前記絶縁物の
外面の湿潤特性に依存し、当業者によって容易に決定さ
れ得る。
成る高圧用途の場合、垂直線に対して15゜〜300(
即ち中空部材の長手方向軸線に対して75°〜60°
)の角度に傾斜された突片を用いることが有利であるこ
とが判明した。
成る場合においては、外方突出部か フリップ・オーバ
ー する方向は無関係であり、重要な素因は、ただ、こ
れら外方突出部が、最終複合構造体において、該構造体
の長手方向軸線に対して傾斜さるべきことである。
しかし、多くの場合においては、傾斜の方向は重要であ
る。
従って、例えば、成る絶縁物においては、全てQ突片は
同一方向に傾斜さるべきであるが、一方、プーリまたは
リールの場合においては、各第1の外方突出部は各第2
の外方突出部の方向に対して反対の方向に傾斜されるこ
とが有利である。
傾斜方向が重要であるときは、外方突出部は、それらが
不可避的に右方向に フリップ・オーバ”するように構
成されるが、あるいは、垂直線から遠ざかる運動が、そ
れが所望の方向に生じるように、制御されなくてはなら
ない。
これは機械的手段によって容易に達成されうる。
例えば、くし形の装置が使用され、該装置は、まちがっ
た方向への運動が防止されるように外方突出部に対して
当接関係に入らしめられ得る複数個の互いに好適に離さ
れた歯または板を有する。
熱安定状態から第1の熱回復可能状態への拡張の間に”
フリッピング・オーバー か生じるために、第1の熱回
復可能状態における傾斜方向は、第2の熱回復可能状態
への中空物品の部分的回復時に、変更されずに維持され
、このことは、傾斜方向が、熱回復されうる中空物品の
製造業者によって予決定されうるという利点と、熱回復
性の中空物品の支持部材への取付けが特に簡単であると
いう利点とを有する。
熱回復可能状態において塑性または弾性メモリーを有す
る、本発明方法によって製造された中空物品は、化学的
手段、照射まこはそれらの組合せによって交差結合され
ていて熱回復可能状態に変換され得る任意の材料であっ
てその性質が複合構造体の用途によって決定されるもの
を以て構成されうる。
例えば、複合構造体が高圧絶縁物として使用さるべきと
きは、該複合構造体の少くとも外面は、通常、非トラツ
キング絶縁体を以て構成さるべきである。
非トラツキング絶縁体は、A S TM−D2303−
64T(湿潤剤トリトンX−100)によって試験され
るとき、3KVを超える一次トラッキング電圧を有する
物質として定義され得、この試験方法は、傾斜面液体汚
染テストを使用し、汚染条件下における絶縁物の実用露
出を示すことを目的とする。
熱回復可能状態へ変換されうる非トラツキング絶縁体の
例は、英国特許明細書第1292276号、第1284
081号、第1284082号、第1303432号、
第1337951号及び第1337952号に記載され
ている。
本発明により製造される中空物品は例えば圧縮、トラン
スファーまたは射出成形によって成形され得、不必要な
物質が除去されたとき、自動または手動の任意の所望の
方法によって拡張される。
複合構造体の支持部材(基体)の正しい性質もまた該構
造体の用途によって決定される。
例えば、複合構造体が絶縁物として使用さるべきときは
、支持部材は繊維で強化された電気絶縁体を以て構成さ
れることが有利である、好適な電気絶縁体の詳細は、例
えば、英国特許明細書第1292276号に開示されて
いる。
これに代えて、熱回復されうる中空物品そのものが電気
部品に対して絶縁作用を提供すべき場合もあり、この場
合には、支持部材は導電体、例えばケーブルの如き電気
的要素、を以て構成される。
本発明は支持部材またはそれを作る材料の形状または性
質によっては限定されないことと、支持部材は熱回復さ
れうる中空物品の完全回復を阻止し得る任意の1個また
は複数個の物体を以て構成され得ることは理解されるで
あろう。
基体は、例えばフイーズポデー又はブツシュであってよ
い。
もし希望されるならば、支持部材に熱回復され得る中空
物品を結合するため接着剤が使用されかつ/または前記
支持部材または基体と接触すべき中空物品の表面の少く
とも一部分は応力緩和材料または層、即ち、高圧要素の
諸区域、例えば高圧ケーブルのスクリーンの端部、に存
在する電気的応力を減じるごとく働らき得る材料または
層、を配設され5る。
好適な接着剤として挙げられるものは、例え&入エポキ
シ樹脂(高温硬化または常温硬化)及びポリエステル並
びにシリコーン含有接着剤、特に非トラツキング性を有
するもの、であり、前記エポキシ樹脂とポリエステルは
充てん材を添加してまたは添加しないで使用され得る。
その他の好適な接着剤は、少くとも1種の重合可能のダ
ブル・ボンドを含む炭化水素のコポリマー及びカルボン
酸グループ(誘導体、例えばエステルまたは無水物、の
形式にされ得る)と共に重合可能のダブル・ボンドを含
む化合物のコポリマーを含有するそれらを包含する。
そのようなコポリマーの例として、エチレン/酢酸ビニ
ル、コポリマー、エチレン/アクリル酸エチル・コホリ
マーメチル・ビニル・エーテル/無水マレイン酸コポリ
マー及び好ましくはメチル・ビニルのアクリル・エステ
ルと無水マレイン酸とのコポリマーが挙げられる。
応力緩和材料または層&L好適には、直線形または好ま
しくは非直線形の電気抵抗性を有する材料または層であ
り、形状安定性を有し、または25℃で1013 c
pを超えない粘度を有する事実上非結晶性の物質(例え
ば、マスチックに似た物質)を以て成る。
好適な応力緩和材料の例は、西独国公開公報第2344
067号及び 2413475号に開示されている。
応力緩和並びにアンチ・トラッキング(L西独公開公報
第2545084号に記載される如く、本発明による中
空物品または構造物に組合わされうる。
前記中空部材の内面に長手方向に延びた少くとも1個の
変形部分を設け、これによって、物品の熱回復の間の、
中空部材と基体からの空気の脱出を容易にする構成にし
てもよい。
また、前記物品の熱回復の間の、前記中空部材と基体か
らの空気の脱出を容易にするように、前記物品の内面を
形成してもよい。
以下添付図面を参照して、実施例によって、本発明につ
いてさらに説明する。
第1図に&入電気絶縁体を以て成る中空物品1であって
中空部材即ち中心の管形部2と複数個の突片(5hed
s ) 3とを有するものが図示されている。
これら突片3は管形部2と一体に形式され、管形部2の
全周に沿って延在している。
各突片3は管形部2の長手方向軸線に対して直角であり
、従って、長手方向に分割される型は、突片3の実質的
変形を生じさせることなしに、管形部の長手方向軸線に
対し事実上直角の方向に、中空物品1から取外されうる
第2図から明らかなごとく、突片3の傾斜角Xは、突片
3の外端6と突片3の内端の中心点7とを結んだ仮想線
5と中空物品1の長手方向軸線4との間の鋭角である。
第1図の中空物品1においては、突片3は長手方向軸線
に対して実質的に直角であり、該軸線と仮想線5との間
の角度は概ね90° (例えに寂 90士約5° )で
ある。
第3図に+3第1図の中空物品1が熱回復し得る形式を
以て図示されている。
図面から認められうるごとく、管形部2の内径は拡張さ
れていて、これによって、突片3はそれらが長手方向軸
線に対して角度Xを以て傾斜された状態に“フリップ・
オーバー されている。
第3図の中空物品1は基体(番号を以て略示されている
)の周囲に配置されて、加熱されて基体8に密着するよ
うに収縮せしめられ得る。
収縮後の突片3の傾斜角X′は傾斜角Xよりも大きいが
、基体8Q外径は第1図に示されている“成形時の形状
“の中空物品1の内径よりも大きいから、突片3は依然
として傾斜されており、第1図に示された直角の状態に
完全には復さない。
以下、実例によって本発明を説明する。
なお、以下の実例における中空物品の材料としては、こ
の種の中空物品の材料として周知の材料で、英国特許明
細書第1337951号に示される材料が使用された。
その材料の組成は次の通りであった。ジメチル シリコ
ン エラストマー (少量のメチル ビニル シロキサンを含む)・・・・
・・・・・・・・・・・30重量部低密度ポリエチレン
・・・・・・・・・・・・・・・30重量部エチレン/
エチル アクリレート共重合体(18係のエチル アク
リレートを含む)・・・・・・・・・・・・・・・30
重量部アルミナ トリハイドレート・・・・・・30重
量部アジエライト樹脂・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ 2重量部収焼酸化第2鉄・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5重量部トリア
リル シアニュレート・・・・・・ 1重量部2.5−
ジメチル−2,5−ジ−ティー−ブチル ペロキシ ヘ
キシン−3・・・・・・・・・1重量部例1 第1図に示された形を以て中空物品が成形された。
その管形部2は5.71(1771の内径を有し、各突
片3の外端と管形部2の内面との間の距離b(長手方向
軸線に対して直角に計測)は2.54Crnであった。
長手方向軸線に対して直角の平面を中心として対称の突
片3は該軸線に対して直角であった。
第3図に示される拡張された形状(第1の熱回復可能状
態)においてを丸管形部2の内径a′は8.08cm、
距離b は2゜00cmであった。
傾斜角Xは60’であった。
第4図に示される第2の熱回復状態において+3内径a
は8.00cm、距離b は2.03 cm、傾斜角
X は80°であった。
例2 本発明の方法において、中空物品1の外方突出部の傾斜
角が、中空物品1Q拡張度に従って変化する態様を調べ
るため実験が行われた。
複数個の部品が電気絶縁体から成形された。
これら部品は全く同じであり、各、16.5cnlの全
長と、2.2cmの外径とを有する中心管形部中空部材
9(第5図)であって4個の一体的に形成された対称の
突片10を設けられたものを以て構成され、相隣する突
片10間の距離は概ね2.54mであった。
成形時の部品または中空物品において、突片10は、管
形部9の長手方向軸線11に対して直角であった。
次いで、これら部品は、各、グリセリン槽内において1
60℃に加熱されて、テフロン製の心棒によって熱回復
可能状態に拡張された。
即ちこの拡張は、拡張すべき部品の内径寸法により大き
い外径寸法を有する心棒を加熱した部品内に挿入してそ
の部品を拡張し、その拡張された部品を冷却した後に心
棒を取出すことによって行われた。
そのような拡張にともなって、突片10ば“フリップ・
オーバー し、その結果、これら突片10は管形部9の
長手方向軸線11に対して、もはや、直角ではなく、各
突片9の“上“面と管形部9の長手方向軸線11との間
の角度a(第5図)は突片直径S、D、、突片長さS、
L、及び管形部9の外径S、D、を計測することによっ
て決定された。
即ち、角度aは下記の式によって計算される:成る場合
には、−たん拡張された部品はも5 一度拡張され、角
度aは各拡張状態において測定された。
拡張された部品の内部寸法を示している後記される表I
K、おいて、内径が3.02mである状態りは、′成形
時“内径1.90Crnを有する部品を状態A、即ち部
品の内径が2.54cmである状態、に拡張したのち、
さらに内径3.02cmに拡張することによって得られ
た。
拡張された部品は、次いで、好適な心棒を中心にして、
170℃の空気オーブン内で回復せしめられ、各回復状
態について前記角度aが計測された。
さらに、成る場合には、−たん部分的に回復された部品
がその心棒から取外されたのち、より小さい直径の心棒
を中心にしてもう一度回復された。
拡張並びに回復によって得られた各種の状態の内径は、
それぞれ、表■及び表■に示され、一方、各状態におい
て計測された寸法は表■及び表■に示されている。
表■は拡張時に得られた状態における寸法、表■は回復
時に得られた状態における寸法をそれぞれ示している。
表■及び表■は表I及び表■に似ているが、それぞれ、
状態A−F並びに状態A2〜F2において得られた突片
角度を示している。
拡張前の部品において、内径1.D。は1.90crn
、突片直径S、D、は6.5cm、外径0、D、は2.
2crrr、突片長さS、 L、は2,1±0、1 c
mであった。
表V及び表■から、実験誤差の限度内において部品の突
片角度は該部品の内径のみに依存することと、同じ角度
aが、一定の一直径に対して得らへ該直径がより小さい
直径からの拡張の結果であるか、あるいは、より大きい
直径かの回復の結果であるかには関係がないことが理解
され得る。
もし平均突片角度と拡張百分率即ち (実内径−“成形時“内径)X100 ”成形時 内径 が各内径に対して計算されるならば、表■に表される値
が得られる。
これら値に内径に対するプロットが第6図及び第1図に
示されている。
本発明の実施の態様を例示すれば欠配の通りである: (1)各外方突出部が中空部材の全周を囲んで延在して
いる特許請求の範囲記載の方法。
(2)各外方突出部が中空部材と一体にされている特許
請求の範囲又は前記実施態様第1項記載の方法。
(3)前記物品が電気絶縁体を以て作られる特許請求の
範囲又は前記実施態様第1項又は@2項記載の方法。
(4)各外方突出部が突片(5hed )である前記実
施態様第3項記載の方法。
(5)前記物品の少くとも外面が非トラツキング電気絶
縁体を以て作られる前記実施態様第3項又は第4項記載
の方法。
(6)前記中空部材の内面が長手方向に延びた少くとも
1個の変形部分を有し、これによって、物品の熱回復間
における前記中空部材と基体との間からの空気の脱出が
容易にされる特許請求の範囲又は実施態様第1項から第
5項までの任意の1項に記載の方法。
(7)前記物品の熱回復間において前記中空部材と前記
基体との間からの空気の脱出を容易にするように前記物
品の内面が形づくられている、特許請求の範囲、又は実
施態様第1項から第5項までの任意の1項に記載の方法
(8)基体と接触する前記物品の表面の少くとも一部が
、応力緩和材料を以て構成される、または該材料の層を
配設される、特許請求の範囲、又は実施態様第4項から
第7項までの任意の1項に記載の方法。
(9)基体と接触する前記物品の表面の少くとも一部が
接着剤を配置されている特許請求の範囲又は実施態様第
1項から第8項までの任意の1項に記載の熱回復されう
る方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気絶縁物を作るのに使用される突片を形成さ
れた中空物品の断面図;第2図は突片の二部の拡大断面
図;第3図は拡張された熱回復可能形式における第1図
の中空物品の断面図;第4図は基体の周囲に沿って回復
された第3図の中空物品の断面図;第5図は心棒を中心
として回復された別技式の中空物品の断面図;第6図並
びに第1図は例2に依って得られた結果のプロット図で
ある。 図面上、1は「中空物品」;2は「管形部即ち中空部材
」 :3は「突片」;4は「長手方向軸線」;5は「仮
想線」 ;6は「外端」;Xは「傾斜角」を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基体を被覆するために使用するのに適した熱回復性
    物品の製造方法において、細長い中空部材を備え、その
    中空部材が少なくとも1個の開端と、該中空部材の縦軸
    線に対してはg垂直に突出する複数の外方突出部とを有
    している物品を形成する段階と、上記物品の内矩寸法を
    拡大することによって、該物品を熱回復可能な状態にす
    るとともに、上記各外方突出部を上記中空部材の縦軸線
    に対し傾斜させるようにする段階とを含むことを特徴と
    する、熱回復性物品の製造方法。
JP55094927A 1974-10-08 1980-07-11 熱回復性物品の製造方法 Expired JPS5851367B2 (ja)

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