JPS585068Y2 - 動力装置における補助動力取出し装置 - Google Patents

動力装置における補助動力取出し装置

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JPS585068Y2
JPS585068Y2 JP2890679U JP2890679U JPS585068Y2 JP S585068 Y2 JPS585068 Y2 JP S585068Y2 JP 2890679 U JP2890679 U JP 2890679U JP 2890679 U JP2890679 U JP 2890679U JP S585068 Y2 JPS585068 Y2 JP S585068Y2
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JP
Japan
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auxiliary power
rim
power
shaped sprocket
power take
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JP2890679U
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JPS55127843U (ja
Inventor
佐々木准
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、動力装置における補助動力取出し装置に関し
、さらに詳しくは遠心クラッチを備えた動力装置におけ
るクラッチドラムに設けたリム形スプロケットからの補
助動力取出し装置に関するものである。
動力装置において、エンジンのアイドリンク時には補助
動力を取出す必要めくない場合(例えばチェンソーにお
けるソーチ呈ン潤滑用オイルポンプを駆動するための補
助動力)には、□遠心クラッチのクラッチドラムから補
助動力を取出すようたする必要がある。
従来このような補助動力取出し装置としては、クラッチ
ドラムに一体に固着された星形スプロケットから主動力
及び補助動力(例えばオイルポンプ駆動用)を取出すよ
うにしたものがあるが、この場合、星形スプロケットが
消耗した場合には、クラッチドラム全体延いては遠心ク
ラッチ全体を交換しなければならず、部品交換作業が犬
がかりとなるとともに、保修コストが高くなるという問
題があった。
本考案は、動力軸に設けられた遠心クラッチのクラッチ
ドラムに着脱可能に嵌着された主動力取出し用のリム形
スプロケットと補助動力取出し用部材との間に中間カッ
プリングを介在せしめて両者を結合せしめることによっ
て、リム形スプロケット等の主動力取出し用す動力伝導
部材における摩耗あるいは損耗に対する保修交換の際に
、単に摩耗部材′(リム形スプロ・ケラト)のみを交換
し得るようにし、以って保修コストの低廉化を計ること
を目的とするもの士ある。
以下、添付の図面を参照して本考案の実施例にかかる動
力装置における補助動力取出し装置を説明する。
―示の実施′例においては、本考案の補助動力取出し装
置をチェンソーに適用したものを示している。
第1図において、符号1はチェンソ一本体、2はエンジ
ン本体、3はエンジン本体2の動力軸、4は動力軸3の
一端に配設された遠心クラッチ、5はソーチェ/、6は
ソーチェンガイドバーを示している。
前記遠心クラッチ4におけるクラッチドラム7の軸受部
7aは第2図に示すように、ベアリング8を介して動力
軸3に軸支されている。
クラッチドラム軸受部7a外周には、ソーチェン5を駆
動するたわの主動力取出し用のリム形スブロケット9が
着脱可能に嵌着されている。
このクラッチドラム軸受部7aとリム形スプロケット9
との結合は、リム形スプロケット9の内径面に形成され
たスプライン溝20(第3図参照)にクラッチドラム軸
受部7aの外周に形成された突起(図示せず)を係合せ
しめることによって行なわれている。
そして、リム形スプロケット9は、クラッチドラム7と
共回りし且つ軸方向に取外し可能とされる。
又、動力軸3上には、前記リム形スプロケット9の側方
に補助動力取出し用部材としてのナイロンギヤ11が配
設されている。
該ナイロンギヤ11と前記リム形スプロケット9との間
には、後述する中間カップリング10が同軸状に介設さ
れ、これによって両者を結合するようになっている。
該中間カップリング10は第3図に示すように、ナイロ
ンギヤ11を軸支する軸受部19と該軸受部19の一端
に突設された鍔部18と該鍔部18の両側に突設された
一対のビン16,16及び17.17とを鉄系の焼結含
油合金材で一体に形成して構成されている。
前記鍔部18の外周縁にあって軸受部19の反対側には
環状の突起18aが形成されている。
更に、前記リム形スプロケット9の側面には前記中間カ
ップリング10のビン16,16と対応する位置に軸方
向の係合孔21,21が形成される一方、前記ナイロン
ギヤ11側面にも中間カップリング10のビン17,1
7と対応する位置に軸方向の係合孔22,22が形成さ
れている。
この中間カップリング10は、一方ではビン16・、1
6をリム形スプロケット9の係合孔21゜21に係合し
、他方ではビン17.17をナイロンギヤ11の係合孔
22,22に係合しつつ軸受部19にナイロンギヤ11
を圧入固定することによって、リム形スプロケット9ど
ナイロンギヤ11とを供回υ可能に結合している。
この時、中間カップリング1.10の鍔部18は、その
環状突起18aをリム形スプロケット9の側面に当接せ
しめられて、リム形スプロケット9の軸方向スラストを
受けるようになっている。
なお、中間カップリング10は動力軸3に対しては遊嵌
状態となっている。
前記ナイロンギヤ11から取出された補助動力は、これ
と噛合するオイルポンプギヤ12に伝達されて、オイル
ポンプ13を駆動し、該オイルポンプ13から吐出され
るオイルはオイルパイプ14を経て給油口15からソー
チェンガイドバー6の摺動部に供給される(第1図参照
) なお、符号23はバランサー、24はリム形スプロケッ
ト9外筒に形成されたソーチェン係合用の溝である。
上記実施例においては、中間カップリング10全体を鉄
系の焼結含油合金材で一体に形成しているが、中間カッ
プリング10において最も摩耗の激しい軸受部19のみ
を鉄系の焼結含油合金材で形成し、鍔部18及びビン1
6,17を他の金属材料で形成して、溶着等によって結
合せしめてもよい。
又、図示の実施例ではビン16,17を鍔部に一体に形
成しているが、ビン16.17を別部材で一体に形成し
、これを鍔部18に貫通固定することも可能である。
次に図示の動力装置における補助動力取出し装置の作用
を説明する。
エンジン本体2がアイ、ドリング状態にある時は、動力
軸3とクラッチドラム7とは分離されているので、クラ
ッチドラム7は回転しない。
従って、リム形スプロケット9、中間カップリング10
、及びナイロンギヤ11も回転せず、補助動力に取出さ
れない。
即ち1.ソ二チェン5停止中にはオイルポンプ13から
ソーチェンガイドバー6へオイルが供給されることはな
い。
遠心クラッチ4が入b1動力軸3とクラッチドラム7と
が結合状態となると、クラッチドラム1が回転する。
これに仔って、リム形スプロケット9、中間カップリン
ブト0及びナイロンギヤ11が回転し、ナイロンギヤ1
1から補助動力が取出される。
即ち、ソーチェン5駆動中には、ナイロンギヤ11から
の補助動力によってオイルポンプ13が駆動され、ソー
チェンガイドバー6にオイルが供給される。
このようにしてオイイヒを必要時にのみ供給することに
よって、オイルの徒らな浪費を防止することができる。
続いて、本考案の動力装置における補助動力取出し装置
の効果を以下に列記する。
即ち、本考案によれば、 (1) 遠心クラッチ4のクラッチドラム7に着脱可
能に嵌着された主動力取出し用のリム形スプロケット9
とギヤ等の補助動力取出し部材11とを中間カップリン
グ10によって結合して補助動力の取出しを行うように
したので、主動力取出し用のリム形スプロケット9の摩
耗に対する保修交換に際して、単に摩耗部分(リム形ス
プロケット9)のみを交換すればよく、交換作業の簡略
化と保修コストの低廉化を計ることができる、 (2)中間カップリング10の軸受部19に補助動力取
出し用部材11を軸支するものなので、補助動力取出し
用部材11の材料を選定するにあたって、軸受摩耗を考
慮する必要がなくなり、任意の材料(例えばナイロン等
)のものを使用することができ、コストダウンを計るこ
とができる、 (3)中間カップリング10の鍔部18でリム形スプロ
ケット9の軸方向スラスト受けを兼用せしめたので、リ
ム形スプロケット9専用の軸方向スラスト受けが不用と
なり、構造簡略化を計ることができる、 (4)中間カップリング10の少なくとも軸受部19を
鉄系の焼結含油合金材で形成するようにしたので、中間
カップリング10と動力軸3との接触面における耐摩耗
性が向上する、 等の実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる動力装置における補助
動力取出し装置を使用したチェンソーの一部内部を開示
した平面図、第2図は本考案の実施例にかかる補助動力
取出し装置の要部縦断面図、第3図は第2図の補助動力
取出し装置の要部分解斜視図である。 3・・・・・・動力軸、4・・・・・・遠心クラッチ、
7・・・・・・クラッチドラム、9・・・・・・リム形
スプロケット、10・・・・・・中間カップリング、1
1・・・・・・補助動力取出し用部材、16,17・・
・・・・ピン、18・・・・・・鍔部、19・・・・・
・軸受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動力軸3に配設された遠心クラッチ4のクラッチドラム
    7に主動力取出し用のリム形スプロケット9を着脱可能
    に嵌着した動力装置において、前記動力軸3上には、前
    記リム形念プロケット9の側方にギヤ等の補助動力取出
    し用部材11を配設するとともに、前記リム形スプiケ
    ット9と補助動力取出し用部材11との間には二両者間
    を結合すべきピン16.17と軸方向スラスト受用の鍔
    部18と前記補助動力取出し用部材11を軸支する軸受
    部19とを有する中間カップリング10を同軸状に介設
    し且つ該中間カシプリング10の少なくとも軸受部19
    を鉄系の勉結含油合金材で形成したことを特徴とする動
    力装置における補助動力取出し装置。
JP2890679U 1979-03-06 1979-03-06 動力装置における補助動力取出し装置 Expired JPS585068Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2890679U JPS585068Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 動力装置における補助動力取出し装置

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JP2890679U JPS585068Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 動力装置における補助動力取出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55127843U JPS55127843U (ja) 1980-09-10
JPS585068Y2 true JPS585068Y2 (ja) 1983-01-28

Family

ID=28875761

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JP2890679U Expired JPS585068Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 動力装置における補助動力取出し装置

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JPH0221531Y2 (ja) * 1985-03-26 1990-06-11

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JPS55127843U (ja) 1980-09-10

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