JPH0523281Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0523281Y2 JPH0523281Y2 JP1986036160U JP3616086U JPH0523281Y2 JP H0523281 Y2 JPH0523281 Y2 JP H0523281Y2 JP 1986036160 U JP1986036160 U JP 1986036160U JP 3616086 U JP3616086 U JP 3616086U JP H0523281 Y2 JPH0523281 Y2 JP H0523281Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- spline
- oil supply
- supply pump
- worm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 18
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はチエーンソーのソーチエーンに潤滑油
を供給するチエーンオイル供給ポンプの駆動装置
に関する。
を供給するチエーンオイル供給ポンプの駆動装置
に関する。
従来の技術
従来のチエーンソーのチエーンオイル供給ポン
プ駆動装置では、例えば米国特許第3448829号公
報に示されている如く、内燃機関に駆動上連結さ
れた遠心クラツチのクラツチドラムにソーチエー
ン駆動用スプロケツトを連結し、このスプロケツ
トの側面に植設した駆動ピンによりウオーム部材
を駆動せしめ、このウオーム部材に係合するウオ
ーム歯車をチエーンオイル供給ポンプに連結して
それを回転駆動するようになつている。
プ駆動装置では、例えば米国特許第3448829号公
報に示されている如く、内燃機関に駆動上連結さ
れた遠心クラツチのクラツチドラムにソーチエー
ン駆動用スプロケツトを連結し、このスプロケツ
トの側面に植設した駆動ピンによりウオーム部材
を駆動せしめ、このウオーム部材に係合するウオ
ーム歯車をチエーンオイル供給ポンプに連結して
それを回転駆動するようになつている。
考案が解決しようとする問題点
前記したような従来の装置は、駆動側部材であ
るクラツチドラム側とウオーム部材とを連結せし
める為に駆動ピンや凹凸係合部を設ける等しなけ
ればならず、このため構造が複雑となり、各部材
の材質も十分に吟味する必要があり、かつ装置の
組立に手間がかかる等の欠点がある。
るクラツチドラム側とウオーム部材とを連結せし
める為に駆動ピンや凹凸係合部を設ける等しなけ
ればならず、このため構造が複雑となり、各部材
の材質も十分に吟味する必要があり、かつ装置の
組立に手間がかかる等の欠点がある。
本考案は前記した従来の装置の欠点を取除くと
共に簡単に便利な形のチエーンソーのチエーンオ
イル供給ポンプ駆動装置に関する。
共に簡単に便利な形のチエーンソーのチエーンオ
イル供給ポンプ駆動装置に関する。
問題点を解決するための手段
本考案によれば、チエーンソーのチエーンオイ
ル供給ポンプ駆動装置は、遠心クラツチのクラツ
チドラムに一端を固定されてその中間にソーチエ
ーン駆動用スプロケツトをスプライン係合したス
プライン軸と、スプライン軸のスプロケツトの中
心穴から突出した他端にスプライン係合されたウ
オーム部材とを有し、ウオーム部材のウオーム部
分がプランジヤ式チエーンオイル供給ポンプのプ
ランジヤの歯車部分と係合してプランジヤを回転
駆動せしめる構成を特徴とする。
ル供給ポンプ駆動装置は、遠心クラツチのクラツ
チドラムに一端を固定されてその中間にソーチエ
ーン駆動用スプロケツトをスプライン係合したス
プライン軸と、スプライン軸のスプロケツトの中
心穴から突出した他端にスプライン係合されたウ
オーム部材とを有し、ウオーム部材のウオーム部
分がプランジヤ式チエーンオイル供給ポンプのプ
ランジヤの歯車部分と係合してプランジヤを回転
駆動せしめる構成を特徴とする。
作 用
前記した本考案の構成により、クラツチドラム
からの回転駆動力はスプライン係合によりウオー
ム部材に伝達され、該ウオーム部材のウオーム部
分を介してチエーンオイル供給ポンプへ伝達され
てそれを駆動する。
からの回転駆動力はスプライン係合によりウオー
ム部材に伝達され、該ウオーム部材のウオーム部
分を介してチエーンオイル供給ポンプへ伝達され
てそれを駆動する。
実施例
本実施例では、チエーンソーの動力源である内
燃機関１７の出力軸１に遠心クラツチ２の駆動側
部分３が固定されており、駆動側部分３はクラツ
チシユー部分４を介してクラツチドラム５へ動力
を伝達し得るようになつている。クラツチドラム
５はその中心部に出力軸１と同軸状に設けられた
中空スプライン軸６の一端を固定しており、中空
スプライン軸６は軸受７によつて駆動軸１に支持
されてそれと独立に回転し得るようになつてい
る。更に、中空スプライン軸６はその外周面に複
数条のスプライン歯８を一体に形成しており、こ
の中空スプライン軸６のスプライン歯８とソーチ
エーン駆動用スプロケツト９の中心穴とがスプラ
イン係合している。
燃機関１７の出力軸１に遠心クラツチ２の駆動側
部分３が固定されており、駆動側部分３はクラツ
チシユー部分４を介してクラツチドラム５へ動力
を伝達し得るようになつている。クラツチドラム
５はその中心部に出力軸１と同軸状に設けられた
中空スプライン軸６の一端を固定しており、中空
スプライン軸６は軸受７によつて駆動軸１に支持
されてそれと独立に回転し得るようになつてい
る。更に、中空スプライン軸６はその外周面に複
数条のスプライン歯８を一体に形成しており、こ
の中空スプライン軸６のスプライン歯８とソーチ
エーン駆動用スプロケツト９の中心穴とがスプラ
イン係合している。
また、出力軸１にそれと独立に回転し得るよう
にウオーム部材１０が同軸状に設けられている。
ウオーム部材１０は適当な合成樹脂材料で成形さ
れており、その外周面に形成されたウオーム部分
１１と、中空スプライン軸６に隣接する端部に形
成された大径の防塵用円板部分１２とを一体に有
する。ウオーム部材１０はその中空スプライン軸
６に面した端部に環状くぼみ１３を形成してお
り、この環状くぼみ１３はその内周面において中
空スプライン軸６のスプロケツト９の嵌合部から
突出した端部のスプライン歯８とスプライン係合
している。ウオーム部材１０は他端部においてウ
エアリングプレート１４に当接しており、ウエア
リングプレート１４は出力軸１の環状段部１５に
当接してウオーム部材１０の軸線方向（第１図で
見て左方向）への移動を規制している。
にウオーム部材１０が同軸状に設けられている。
ウオーム部材１０は適当な合成樹脂材料で成形さ
れており、その外周面に形成されたウオーム部分
１１と、中空スプライン軸６に隣接する端部に形
成された大径の防塵用円板部分１２とを一体に有
する。ウオーム部材１０はその中空スプライン軸
６に面した端部に環状くぼみ１３を形成してお
り、この環状くぼみ１３はその内周面において中
空スプライン軸６のスプロケツト９の嵌合部から
突出した端部のスプライン歯８とスプライン係合
している。ウオーム部材１０は他端部においてウ
エアリングプレート１４に当接しており、ウエア
リングプレート１４は出力軸１の環状段部１５に
当接してウオーム部材１０の軸線方向（第１図で
見て左方向）への移動を規制している。
ウオーム部材１０の他端部外周に設けたウオー
ム部分１１が回転プランジヤ式チエーンオイル供
給ポンプ１８のプランジヤ１６の歯車部分１９に
係合されている。この回転プランジヤ式チエーン
オイル供給ポンプの詳細は図示しないが、シリン
ダ内にプランジヤ１６を挿入してプランジヤ１６
の歯車部分１９を介してプランジヤ１６に回転運
動を与え、この回転運動により溝カム等を介して
プランジヤをシリンダ内で往復運動させ、シリン
ダ内にポンプ室を形成してオイルタンクからオイ
ルを管路を経てポンプ室に、そしてポンプ室から
オイルが管路を介してソーチエーンのガイド板へ
送出される。
ム部分１１が回転プランジヤ式チエーンオイル供
給ポンプ１８のプランジヤ１６の歯車部分１９に
係合されている。この回転プランジヤ式チエーン
オイル供給ポンプの詳細は図示しないが、シリン
ダ内にプランジヤ１６を挿入してプランジヤ１６
の歯車部分１９を介してプランジヤ１６に回転運
動を与え、この回転運動により溝カム等を介して
プランジヤをシリンダ内で往復運動させ、シリン
ダ内にポンプ室を形成してオイルタンクからオイ
ルを管路を経てポンプ室に、そしてポンプ室から
オイルが管路を介してソーチエーンのガイド板へ
送出される。
従つてこの回転プランジヤ式チエーンオイル供
給ポンプのプランジヤ１６の歯車部分１９に回転
を与えて駆動させる本実施例のチエーンソーのチ
エーンオイル供給ポンプ駆動装置は以下のように
作動する。
給ポンプのプランジヤ１６の歯車部分１９に回転
を与えて駆動させる本実施例のチエーンソーのチ
エーンオイル供給ポンプ駆動装置は以下のように
作動する。
内燃機関１７の出力軸１が所定の回転速度に達
すると、遠心クラツチ２のクラツチシユー部分４
がクラツチドラム５に摩擦係合してクラツチドラ
ム５と一体の中空スプライン軸６を回転させる。
このためスプロケツト９が中空スプライン軸６と
共に回転してソーチエーン（図示せず）を駆動
し、同時にウオーム部材１０が回転してウオーム
部分１１によりチエーンオイル供給ポンプ１８を
駆動してチエーンオイルをソーチエーンのガイド
板へ送出し、円滑な鋸断作業を行なうように動作
する。ウオーム部材１０の円板部分１２は塵埃や
鋸屑がスプロケツト９側からウオーム部分１１側
の装置内部へ侵入するのを防止する。更に、中空
スプライン軸６、スプロケツト９及びウオーム部
材１０はスプライン係合によつて互いに連結され
ているのでそれらの組付及び分解を極めて簡単に
行なうことができる。
すると、遠心クラツチ２のクラツチシユー部分４
がクラツチドラム５に摩擦係合してクラツチドラ
ム５と一体の中空スプライン軸６を回転させる。
このためスプロケツト９が中空スプライン軸６と
共に回転してソーチエーン（図示せず）を駆動
し、同時にウオーム部材１０が回転してウオーム
部分１１によりチエーンオイル供給ポンプ１８を
駆動してチエーンオイルをソーチエーンのガイド
板へ送出し、円滑な鋸断作業を行なうように動作
する。ウオーム部材１０の円板部分１２は塵埃や
鋸屑がスプロケツト９側からウオーム部分１１側
の装置内部へ侵入するのを防止する。更に、中空
スプライン軸６、スプロケツト９及びウオーム部
材１０はスプライン係合によつて互いに連結され
ているのでそれらの組付及び分解を極めて簡単に
行なうことができる。
考案の効果
本考案はチエーンオイル供給ポンプを駆動する
ウオーム部材とポンプの歯車部分とをスプライン
係合によつて連結したので、装置の組立及び分解
が容易であり、駆動力の伝達を均等に行なうこと
ができて局部的過大応力の発生を防止することが
でき、このように局部的過大応力の発生を防止す
ることによりウオーム部材とポンプの歯車部分と
を合成樹脂材料で作ることを可能にし、装置の軽
量化を実現しかつ製作コストの削減を可能にする
などの効果を奏する。
ウオーム部材とポンプの歯車部分とをスプライン
係合によつて連結したので、装置の組立及び分解
が容易であり、駆動力の伝達を均等に行なうこと
ができて局部的過大応力の発生を防止することが
でき、このように局部的過大応力の発生を防止す
ることによりウオーム部材とポンプの歯車部分と
を合成樹脂材料で作ることを可能にし、装置の軽
量化を実現しかつ製作コストの削減を可能にする
などの効果を奏する。
第１図は本考案による潤滑油供給ポンプ駆動装
置の一実施例を組込んだチエーンソーの要部断面
図、第２図は第１図の−矢視断面図である。 ２……遠心クラツチ、５……クラツチドラム、
６……スプライン軸、１０……ウオーム部材、１
１……ウオーム部分、１６……プランジヤ、１８
……チエーンオイル供給ポンプ、１９……歯車部
分。
置の一実施例を組込んだチエーンソーの要部断面
図、第２図は第１図の−矢視断面図である。 ２……遠心クラツチ、５……クラツチドラム、
６……スプライン軸、１０……ウオーム部材、１
１……ウオーム部分、１６……プランジヤ、１８
……チエーンオイル供給ポンプ、１９……歯車部
分。
Claims (1)
- 遠心クラツチのクラツチドラムに一端を固定さ
れてその中間部にソーチエーン駆動用スプロケツ
トをスプライン係合したスプライン軸と、該スプ
ライン軸の前記スプロケツトの中心穴から突出し
た他端にスプライン係合されたウオーム部分がプ
ランジヤ式チエーンオイル供給ポンプのプランジ
ヤの歯車部分と係合して前記プランジヤを回転駆
動せしめることを特徴とするチエーンソーのチエ
ーンオイル供給ポンプ駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986036160U JPH0523281Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986036160U JPH0523281Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62150102U JPS62150102U (ja) | 1987-09-22 |
| JPH0523281Y2 true JPH0523281Y2 (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=30846308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986036160U Expired - Lifetime JPH0523281Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523281Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009082276A1 (en) * | 2007-12-21 | 2009-07-02 | Husqvarna Ab | Size and weight saving clutch drum of a centrifugal clutch |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60124201A (ja) * | 1983-11-19 | 1985-07-03 | アンドレアス・シユテイール | 動力チエーンソー |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP1986036160U patent/JPH0523281Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60124201A (ja) * | 1983-11-19 | 1985-07-03 | アンドレアス・シユテイール | 動力チエーンソー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62150102U (ja) | 1987-09-22 |
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