JPS58505Y2 - 飽和ポリエステル樹脂製のくもり壜 - Google Patents
飽和ポリエステル樹脂製のくもり壜Info
- Publication number
- JPS58505Y2 JPS58505Y2 JP1977150170U JP15017077U JPS58505Y2 JP S58505 Y2 JPS58505 Y2 JP S58505Y2 JP 1977150170 U JP1977150170 U JP 1977150170U JP 15017077 U JP15017077 U JP 15017077U JP S58505 Y2 JPS58505 Y2 JP S58505Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- neck
- mouth
- bottle
- polyester resin
- saturated polyester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は飽和ポリエステル樹脂製のくもり壜に係る。
飽和ポリエステル樹脂溶融材料は本来透明であるが、加
熱による結晶化によって乳白色化することが出来、よっ
ていわゆるくもり壜とするうえで極めて好都合である。
熱による結晶化によって乳白色化することが出来、よっ
ていわゆるくもり壜とするうえで極めて好都合である。
つ1す、従来のように壜表面に微細な凹凸を設けろこと
でくもり壜とする必要はなく、結晶化、つ捷り白化現象
によってくもり壜となし得る。
でくもり壜とする必要はなく、結晶化、つ捷り白化現象
によってくもり壜となし得る。
飽和ポリエステル樹脂製のくもり壜は増収納物の多様化
、ないし高級化に沿うものとして需要が犬であるが、壜
全体が乳白色化されていると、製品検査工程に釦いて口
頚部の螺条の欠け、或いは口元の割れが発見し難い欠点
があった。
、ないし高級化に沿うものとして需要が犬であるが、壜
全体が乳白色化されていると、製品検査工程に釦いて口
頚部の螺条の欠け、或いは口元の割れが発見し難い欠点
があった。
即ち壜胴部釦よび底部に生ずる割れは、高圧気体金封入
し口元に施栓してその圧力を調べることで容易に発見す
ることが出来るが、口元の割れは施栓によって閉塞され
るために、又螺条の欠けは外面上のものであるために発
見が困難であった○ 本案はこのような欠点を除去したもので、以下図面につ
いて説明すると、1は本案に係る飽和ポリエステル樹脂
製のくもり壜である。
し口元に施栓してその圧力を調べることで容易に発見す
ることが出来るが、口元の割れは施栓によって閉塞され
るために、又螺条の欠けは外面上のものであるために発
見が困難であった○ 本案はこのような欠点を除去したもので、以下図面につ
いて説明すると、1は本案に係る飽和ポリエステル樹脂
製のくもり壜である。
その胴部2トよび肩部3は白化によるくもり状に、つ1
り乳白色化してちり、又胴部よりも小外径の口頚部4は
透明でちる。
り乳白色化してちり、又胴部よりも小外径の口頚部4は
透明でちる。
また胴部の乳白色部分と口頚部の透明部分との境界部5
付近は胴部から口頚部にいたるに従い徐々に透明度が増
大されている。
付近は胴部から口頚部にいたるに従い徐々に透明度が増
大されている。
さらに口頚部4は二軸延伸前の中間素材7に形成された
口頚部と同形状に保持されている。
口頚部と同形状に保持されている。
尚6はキャップ螺合用の螺条でちる。
上記構成の壜は次のようにして形成させればよい。
即ち予め射出成形により管状で下端閉塞の透明な管状素
材7金飽和ポリエステル樹脂材により成形させてトく。
材7金飽和ポリエステル樹脂材により成形させてトく。
該管状素材は射出成形後、その成形温度から徐々に冷却
させると白化現象によってその全体が乳白色となるから
、該現象を生じない程度に常温壕で急冷することが必甥
である。
させると白化現象によってその全体が乳白色となるから
、該現象を生じない程度に常温壕で急冷することが必甥
である。
本考案に釦いて)まその口頚部8は、中間素材形成時形
成された口頚部を膨張させないでそのis@形壜の口頚
部とするので、その所望する肉厚釦よび外径4中間素材
形成時に設定する。
成された口頚部を膨張させないでそのis@形壜の口頚
部とするので、その所望する肉厚釦よび外径4中間素材
形成時に設定する。
勿論螺条も付設させてかく。
その管状素材の口頚部を適宜保持具9の嵌合孔10内へ
嵌着させ、該状態で管状素材の胴部を外方からガラス転
移点温度Tg以上でかつ結晶化温度Tcc以下に加熱さ
せる。
嵌着させ、該状態で管状素材の胴部を外方からガラス転
移点温度Tg以上でかつ結晶化温度Tcc以下に加熱さ
せる。
飽和ポリエステル樹脂はTg温度以上で加熱されると温
度と時間との相関関係により結晶化して白化現象を生ず
る。
度と時間との相関関係により結晶化して白化現象を生ず
る。
該白化が過度に進行すると延伸性が損われるから、適度
に白化した状態で吹込み成形用金型内に移し、型締めし
、吹込みし二軸延伸させて壜1とするー、その増目頚部
は加熱時に保持具内に嵌着されて熱遮閉されているため
に白化することなく透明状態を保つも0であり、又口頚
部を除く部分は上記白化により乳白色を呈することとな
る。
に白化した状態で吹込み成形用金型内に移し、型締めし
、吹込みし二軸延伸させて壜1とするー、その増目頚部
は加熱時に保持具内に嵌着されて熱遮閉されているため
に白化することなく透明状態を保つも0であり、又口頚
部を除く部分は上記白化により乳白色を呈することとな
る。
上述したように、本考案の飽和ポリエステル樹脂製のく
もり壜は、胴部と口頚部との境界部付近ヲ胴部から口頚
部に至るに従い徐々に増大した透明度を有するものであ
るから、該境界部付近の集中応力を分散せしめることが
でき、ひいては該境界部付近の形状変形トよびぜい性を
防止できるものであると共に、外観的にも特異な色模様
を呈することとなる。
もり壜は、胴部と口頚部との境界部付近ヲ胴部から口頚
部に至るに従い徐々に増大した透明度を有するものであ
るから、該境界部付近の集中応力を分散せしめることが
でき、ひいては該境界部付近の形状変形トよびぜい性を
防止できるものであると共に、外観的にも特異な色模様
を呈することとなる。
また成形壜の口頚部は中間素材時に形成された口頚部形
状がその筐1保持されるので、延伸による変形がなく、
それ数日頚部の延伸寸法を考慮する必要がなく、最終製
品たる壜の形成が容易である○ さらに本案飽和ポリエステル樹脂製のくもり壜は、飽和
ポリニスアル樹脂製であるから溶剤等有害物の滲出がな
く、かつ廃棄後の焼却時に有害ガスの発生がなく、又白
化によるくもり壜でちるため壜表面に微細な無数の凹凸
を有する場合のように表面の汚れが落ち難い欠点がなく
、又くもり壜であるに拘らずその口頚部は透明としたか
ら、口元の割れ、或いはキャップ螺合用螺条の破損等は
光線を当てたとき反射して光り易く、このようにしてそ
れ等割れ、或いは破損の発見が容易である。
状がその筐1保持されるので、延伸による変形がなく、
それ数日頚部の延伸寸法を考慮する必要がなく、最終製
品たる壜の形成が容易である○ さらに本案飽和ポリエステル樹脂製のくもり壜は、飽和
ポリニスアル樹脂製であるから溶剤等有害物の滲出がな
く、かつ廃棄後の焼却時に有害ガスの発生がなく、又白
化によるくもり壜でちるため壜表面に微細な無数の凹凸
を有する場合のように表面の汚れが落ち難い欠点がなく
、又くもり壜であるに拘らずその口頚部は透明としたか
ら、口元の割れ、或いはキャップ螺合用螺条の破損等は
光線を当てたとき反射して光り易く、このようにしてそ
れ等割れ、或いは破損の発見が容易である。
第1図は本案域の正面図、第2図は壜成形用の中間製品
としての管状素材を保持具に嵌着させた状態を示す一部
を切欠いた正面図である。 1・・・・・・壜、2・・・・・・胴部、4・・・・・
・口頚部。
としての管状素材を保持具に嵌着させた状態を示す一部
を切欠いた正面図である。 1・・・・・・壜、2・・・・・・胴部、4・・・・・
・口頚部。
Claims (1)
- 透明部と乳白色部4有する二軸延伸された飽和ポリエス
テル樹脂製壜でちって、l開部全体が白化現象による乳
白色に形成され、かつ口頚部が透明に形成されていると
共に、前記口頚部は中間素材形成時に成形された口頚部
形状が二軸延伸後の増成形完了時にもその1\0形状が
保時された口頚部形状を有し、かつ前記胴部と口頚部の
境界部付近では胴部から口頚部にいたるに従い徐々に増
大された透明度余有していることを特徴とする飽和ポリ
エステル樹脂製のくもり壜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977150170U JPS58505Y2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 飽和ポリエステル樹脂製のくもり壜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977150170U JPS58505Y2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 飽和ポリエステル樹脂製のくもり壜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5477757U JPS5477757U (ja) | 1979-06-02 |
JPS58505Y2 true JPS58505Y2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=29134186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977150170U Expired JPS58505Y2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 飽和ポリエステル樹脂製のくもり壜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58505Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5153566A (ja) * | 1974-09-24 | 1976-05-12 | Haustrup Plastic As |
-
1977
- 1977-11-09 JP JP1977150170U patent/JPS58505Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5153566A (ja) * | 1974-09-24 | 1976-05-12 | Haustrup Plastic As |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5477757U (ja) | 1979-06-02 |
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