JPS5850231A - コンクリ−ト建築物の構築法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、在来の現場打ちコンクリートによる構築方
法に、プレキャストコンクリートニよ暮方法を加味した
自己型枠によるものであって、工期全短縮し、しかも自
己型枠全利用した表面精度の良好な建築物を効率的に得
られるようにしたものである。

近年、プレキャストコンクリート建築において、一般の
ラーメン構造のほかに、柱、はり等の棒状部分音一体の
コンクリートで作Ｖ、これら音板状部材と共に各継手部
分上溶接により順次接続して行くことが行われているが
、この場合は、在来の現場打ちコンクＩＪ　−トで建物
全体全作ったものに比べて各コンクリートは一体ではな
いから、その分だけ継手部分に工夫が必要であり、！ま
た複雑なものが多くなり構造上１作業上に不便が・あっ
た。このため１例えば特公昭５１−４３２９号公報のよ
うに各継手部分會有する柱部材の中心部ｔ％予め上下開
口する空洞状に作っておき、接続と同時にこの空洞内に
生コンクリート’に充てんして行く方法も考えられてい
るが、柱主筋の継手部分での主筋定着の位置確保が期し
難く、また主筋の上端全上記空洞内に収容するための折
曲作業いわゆる台直しの手間を要する。

これに対し、この発明の方法は、予めフープ筋あるいは
スタラップ筋のみ全埋入した筒状。

とい状の柱部材、はり部材を作り、これらに長手方向に
沿うべき主鉄筋を挿入し、これら主鉄筋全在来の型枠に
よる場合と同様に相互に接続して建築物を構築するもの
であって、この発明の実施例を１図面について説明する
と、まず第１図、第２図はこの発明の方法全実施する際
用いられる柱部材ならびにはり部材を各示す。

柱部材αは、一体のコンク１７−ト＠μつ、て上下端開
口する四角筒体として作らｒ、コンクリート中には予め
内周面に沿って四角枠状のフープ筋２・・のみが一定間
隔で埋入されている。

この四角筒を形成する部材生体１の肉厚は所定厚さに作
られ、またフープ筋２・・は、第１図（Ｂ）に明らかな
ようにその内周Ｗｋ部材主体１の内周面に極めて近接あ
るいは一部奮わずかに現わして設けられている。

次に第２図は、は！ｌ１１部材ｈｐ示し１部材主体１１
は一体のコンク１−トケ以って上面および前後端開口す
る四角とい状に作られ、同じくコンクリート中に予め四
角枠状のスタラップ筋２１・・がその内周縁全部材生体
１１の内面丁れすｎＫ埋入されている。これら柱、はり
部材全実際に製造する。には第３図に示すように内型（
イ）の外周にシート状のクッション材（ロ）を巻きつけ
てその外面に鉄筋２（２’）’に周列しこれケガ型（ハ
）内に位置させ、内外型（イ）　（”）間にコンクリー
トを充てんし硬化後、内型（イ〕を抜き出して型造する
。この場合、クッション材（ロンとして２枚の合成樹脂
フィルム會中間に予乾の空気のりを介在させて接着した
市販の包装シートを使用することにより、脱型を容易と
し、かつ空気のうにより部材内面會コンクリート接着性
の良い凹凸面に仕上げることができる。

この発明は、上記２種類の部材ケ主要材料として使用す
るものであって、この発明の方法を実施する順序を第４
図について説明するｋ。

ｆｌｌ　　柱部材−１−上方から所要高さまで吊りおろ
すとと４に、予めスラブ上に植立されている主鉄筋３に
嵌装して直立保持する。（第４図（Ａ）） （２）柱部材−１−上記スラブ面まで下ろし垂直に保持
したのち、これら柱部材α・・の上端口縁にわたっては
り部材Ｌ・・を載架し、各社９部材Ｌ・・内に予め主鉄
筋３°・・聖人れておくカ、あるいは一端から挿入し、
この主鉄筋３°・・の先端ケ柱部材２ならびに対向する
に９部材４の内部に臨まぜる。（第４図（Ｂ））（３１
次に、横架されている位り部材Ｌ・・間にわたって既製
の床型板Ｇ・・を載架したのち。

必要な鉄筋會施こし、床型板Ｇ・・上面に柱部材２・・
とはり部材感・・のそれぞれにわたって生コンクリート
會打ち込む。（第４図（Ｃ）） 以下同様にして柱部材−’に上方に延長して建物の各１
１に作り、壁部打金張装して全体を構築するもので本る
。なお、前記柱部材α、はり部材りに予め埋入されてい
るフープ筋２．スタラップ筋２′ハ、在来のものと同じ
くらせん状のほかに網状のものであってもよい。

この発明は以上説明したように、前記プレキャストコン
クリートによるものと異なＶ％影形成れた柱部分とはり
部分とが一体のコンクリートで接合されており、主筋の
継手方式が在来の型枠方式と同じく自由度が、得られ、
しかも手間のかかるフープ筋、スタラップ筋の配筋作業
音不要とし、かつ主筋の位置決めは、柱部材α。

はり部材４内面に添わせれば自然に所定位置にセットさ
れる。さらに、これら部材は重量が比較的軽く取扱容易
である上に、主鉄筋が埋入されていないか、ら、必要に
より一部に！断して使用する、こともできる等、多くの
利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明會実施するのに使用する柱部材を示し
、同図ＬＡ）は斜面図、同図（Ｂ）は縦断面図、第２図
は同じくはり部材の斜面図、第３図は上記部材の製造状
態を示す横断面図、第４図はこの発明の方法を実施する
順序會示す正面図である。 図中符号、ユは柱部材、Ｌははり部材、Ｇは床部材、１
．（１つは部材主体、２はフープ筋。 ２°はスタラップ筋、３は縦筋、３°に上下筋會示す。 特許出願人　　　　飛島建設株民会社 代　理　人　　　　池　１）俊二部 第１図（△） 第１図（Ｂ） 第　　４ 第２図 第　　３　　図 図 （Ｃ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 所要肉厚上布する筒状の自己型枠部材であり。 この部材を形成するコンク１７　　）中には部材を横切
   るフープ筋のみが埋入されている柱部材を。 予め基礎上に植立した複数個一組の縦筋音曲んで立設し
   、この縦筋全主筋として柱部分音構築するとともに、構
   築された各柱部分の頂端を連ねて、同じく所要肉厚上布
   する上面開口したとい状の自己型枠部材からなＶ、この
   部材音形成するコンクリート中にスタラップ筋のみが配
   列埋入されているはり部材ケ横架し、このはり部材の内
   側に上下主筋？、それぞれ一端ｒ前記柱部材の内部に定
   着して建築物のはり部分ケ構成したのち、これら柱部材
   とはり部材にわたって内部に生コンクリート全光てんし
   １次いで縦筋を上方につぎ足して同様に柱部打音立設し
   、さらに配設された各柱部材、はり部材間に壁部分、床
   部分音適宜張設して一体とするコンク１７−ト建築物の
   構築方法。