JPS58501836A

JPS58501836A - ブレ−キ装置

Info

Publication number: JPS58501836A
Application number: JP82503428A
Authority: JP
Inventors: ロス・ロダリツク・アンドリユ−・レブルトン
Original assignee: モーション　コントロール　インダストリーズ，インコーポレイティド
Priority date: 1981-11-02
Filing date: 1982-10-08
Publication date: 1983-10-27
Also published as: MX155079A; EP0092573B1; PL140857B1; EP0092573A1; ES516994A0; EP0092573A4; CA1197479A; DE3275225D1; WO1983001664A1; PL238832A1; ES8400566A1; US4440270A; BR8207936A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明はブレーキ装置に関し、より詳しくは、頑丈な車両に用いられる、キャリパディスク型構造の車両ブレーキに関するものである。

建設現場における重量車両の使用の際、このような車両は、塵、埃、水、泥および他の外部物質のような周囲の汚染物に遭遇し、これによりブレーキシステムの機能および効率を損なうおそれがある。外部からのプロ圧された空気による冷却は、その効率を改善するの（で用いられる１つの方法であり、この場合、冷却フィンすなわちリブがブレーキシューに組込まれて、熱放散のために表面を大きくしている。

他の方法は、中に組込まれた液体による冷却７ステムを用いることを提案するものである。本発明は、ブレーキアセンブリを取囲み、そして熱の移動を行なうために加圧空気による冷却を行なうことを提案する。冷却は、ブレーキを取囲むものから熱を奪い取るために加圧された清浄な空気を用いることにより、行なわれる。

発明の開示本発明は、回転可能なブレーキディスクとこれに隣接する支持部材とが気密を保ったハウジング内に完全に取囲まれた、キャリＡディスクブレーキの冷却システムを提供するものである。このような）・ウジングは可動のピストン部材を有するキャリ／Ｘ　部材を含み、このピストン部材は作動において、熱を発生するブレーキディスクにブレーキ力を付与するブレーキ・ぐラド等の部材に作用する。

冷却手段は、空気をブレーキディスクの間開にわたって還流させ、そして大気へ排出させる。

図面の簡単な説明第１図は車軸および駆動歯車ノ・ウノングの全体を示し、ハウジングに囲まれたディスクブレーキアセンブリの断面図、第２図は第１図の２−２線に沿うディスクブレーキアセンブリを示し、ハウジングの一部を破断して示す側面図、第３図は第２図の３−３線に沿うディスクブレーキアセンブリの断面図、第４図はブレーキディスクの一部と周囲のハウジングを示し、第２図の４−４線に沿うディスクブレーキアセンブリの断面図、第５図はブレーキディスクの一部と空気通路を有する周囲のハウジングとを示し、第２図の５−５線に沿うディスクブレーキアセンブリの断面図、第６図は第４図および第５図の６−６線に沿うディスクブレーキアセンブリの全体部分の断面図である。

発明を実施するための最区の形態図面において、同一符号は図面全体を通して同一または相当部分を示す。第１図には、固定車軸ハウジング１１に覆われた、車両を横方向に横切って延びる車軸１０が示されている。車軸１ｏは歯車ハウジング１２内に配設された遊星歯車ユニットを駆動する。ハウジング１２はハブであり、回転する。ハウジング１２は環状の支持板１３に取付けられる。

この支持板１３はフランツ部２４を形成された円錐部１８を有する。支持板１３はその外周縁部に、ホイールフランツ１６を固定するためのボルト１４およびナツト１５を受容する、円周方向に間隔をあけて配設された複数の孔を有する。ホイールフランツ１６　Ｉｆ：ホイールリム１７に結合され、このホイールリム１７は、タイヤ２３のビード部２１．２２に取付けるだめの、互に離間したリムフランジ１９゜２０を有する。図示の都合上、リムは一体構造として示されているが、このリムは通常、同軸的に配設された周縁部分を定める２つの環状部分を有し、これらの環状部分；ま、タイヤ２３を保持するためにリム部の外側端部に固定された要素１９．２０のようなリムフランツを介して、タイヤ２３のビード部に取付けるためのものである。このようなリムフランツ１９．２０はホイールリム１７から径方向外方へ延び、タイヤのビードの外側部（で係合する。

環状の支持板１３のフランジ部２４ば、環状スペーサ２５を取付けるための手段を有する、円周方向に間隔をあけて設けられた複数の孔を有する。スに一す２５には、反対側にある一対の摩擦面２７゜２８を有するブレーキロータすなわちブレーキディスク２６が固定される。ス被−サ２５Ｋｆｄ寸だ、環状シールフランツ３０が取付けられ、このフランジ３０は後述する固定環状シール３２と協働するシール手段として機能する、環状周面３１を有する。

キャリパブレーキアセンブリ３５はホイールリム１７の輪状空間内に取付けられており、ブレーキディスク２６の周縁部にかぶさって跨るＵ形キャリ・や部材３６を有する。キャリパ部材３６は、外側部に取付けられた環状のシール保持板４０と、内側部に同定された半円状アダプタ４３に沿う半円状板すなわちアダプタカバー４１とを有する。輪状部材４２は環状のシール保持板４０の内周縁部に取付けられる。輪状部材４２の内部にｊｄ　、環状のシールフランツ３０の回転する周囲３１に協働すべく接触する内周面を有する環状シール３２が配設される。

環状シール３２は、輪状部材１２のり（１周縁ｆｉｌに固定された環状板４５および輪状部材４２の内周縁に延びる端部４４を介して、輪状部材４２に保持される。円弧状カバー５０は、環状のシール保持板４０と円板状のアダプタカバー４１とに取付けられた各側縁部を有するどともに、キヤＩＪ　ノｅ部材：１６に取付けられた各端部を有する。カバー５０は、シール保持板４０、アダプタカバー４１、アダプタ４３およびキャリパ部材３６とともに、ブレーキアセンブリのブレーキディスク２６を取囲む閉じた室５５を有するハウジングを形成する。アダプタカバー４１およびアダプタ４３の内置縁とキャリ・や部材３６の内周縁は、車軸ハウジング１１の一部を形成して完全に閉じた室５５を確保する、一対の円板５１．５２に取付けられる。キャリパ部材３６は円板５１．５２に強固に固定され、円板５１．５２は車軸アセンブリの回転しない部分の部材であってキャリパ部材３６の回転全阻止する。キャリパ部材３６は、ブレーキディスク２６の上方部を取囲む円弧状に彎曲した略Ｕ字形のハウジングである。キャリ・母部材３６の各側部は、ブレーキディスク２６に向って内方に連通ずる一対の離れだ孔５６．５７を有する。キャリパ部材３６の各側部は孔５６．５７の側方に離間して設けられた一対の孔５８を有し、これらの孔５８は内方へ延びて室５５１・て連通する。トルクピン（ま各孔５８内に配設されて、従来公知のようにライニング支持部材６０を支持する。ブレーキライニング６１はライニング支持部材６０に固定され、ブレーキ作用を行なうためブレーキディスク２６の各側部に摺接するようになっている。離間した各孔５６内に配設されたピストン６５および離間した各孔５７内に配設されたピストン６６は、それらの孔内に摺動自在（で受容されており、支持部材６０に押圧力を付与する直線的な運動を受ける。その力ｒま、摩擦材料から成るブレーキライニング６１に伝達され、ブレーキディスク２６に係合すべく移動させる。各ピストン６５゜６６の後方には、ピストンの作動のための圧力流体を保持するよう構成された室が設けられる。導管６９ｉブレ一キ流体を、ピストン６５の後方の室７１に連通する通路７０（第２図）に導く。ピストン６５１で隣接する室７１はピストン６５の後方ノｘに連通し、また通路７２を介して（第３図）ピストン６６の後方の室７３に連通ずる。しかして圧力流体が導管６９内に入るとピストン６５．６６の後方の各室が加圧され、ブレーキライニング６１．６１に力が付与されてブレーキディスク２６に作用する。

ブレーキディスク２６の周囲の上方部に跨るＵ形キャＩＪ　ｚ９部材３６は、それぞれ通路８３　、８４を介して中央の室５５を入口導管８２に結合する、一対の互に離れた入口開口８０．８１を有する。開口８０．８’ｌにつながる通路は、第２図に示されるようにブレーキディスク２６の反対側の面に沿って反時計方向に空気流を起こさせるため、鋭角でブレーキディスク２６に交差する直線に沿って延びる。

導管８２ｉｄキャリパ部材３６内の孔８５（第４図）に接続される。分流部材８６は、通路８３．８４との連結部において導管８２内に設けられ、空気流を各通路８３、．８４に等量ずつ分割する。Ｕ形キャリパ部材３６はまた、通路９２を介して室５５を出口導管９１に連結させる、中央に配設された開口９０を有する。出口開口９０ば、加圧されて反時計膜りに回転する空気が開口９０を介して吐出する前に実質的に３６０にわたって還流するように、空気入口開口ｓｏ、ｓｉに近接している。

上述した本発明の実施例は、複数の回転可能なディスク等の部材が複数の回転しない軸方向に移動可能なブレーキ部材と協働してハウジング内でブレーキ作用を行なうのであるが、車−のディスク２６について述べている。

上述したブレーキアセンブリの作動において、入力される動力・は従来の方法で車軸１０に作用し、タイヤ２３を回転させる。タイヤ２３が回転するとき、リム１７および支持板１３も回転し、同様に環状ス被−サ２５およびブレーキディスク２６も回転する。

この回転するディスク２６は、円弧状カバー５０、環状のシール保持板４０、アダプタカバー４１、アダプタ４３およびキャリ・や部材３６によって定められるような、ブレーキアセンブリ３５の閉じた室５５内に完全に収容されている。上記室５５は、適当な供給源からのろ過された空気を通す空気入口導管８２に連通ずる。このような供給源は、室５５に供給されたときろ過される周囲の汚染された空気であってもよく、あるいはファンや圧縮空気源からの加圧された空気であってもよい。このようなろ過された空気は、第６図に示されたような角度でブレーキディスクにぶつかるに充分な圧力で供給される。

しかしてろ過された空気は、実質的に３６０°だけ反時計膜りに流れ（第２図参照）、ブレーキディスクを冷却し、排気開口９０、通路９２および導管９１を介して大気へ排出する。ろ過された空気（従来から周知の制御手段により行なわれる）のこのよう々流動は、ブレーキディスクから熱を奪い取る冷媒として作用する。この熱は、加圧された流体が各ピストン６５．６６の後部に導かれてライニング支持部材６０を付勢し、ブレーキライニング６１をブレーキディスク２６の側面に摺接させるときの、ブレーキ作用の間に発生する。ブレーキの繰返し作用の間にブレーキディスク２６とブレーキライニング６１の摺接により発生した熱は、ブレーキディスク２６全体にわたるろ過された空気の還流により迅速に消散する。このような作用は、ピストン６５．６６への熱伝導を減少させ、これにより作動要素の寿命を延ばすとともにブレーキ効率を増加させる。このようなシステムは、外部のごみや物質がブレーキディスクの部分に侵入するのを防止する点において特に重要である。そのような物質等（、−ｉ、ブレーキ作用に重大々影響を及ぼし、摩耗を増大させて、ブレーキディスク２６およびブレーキライニング６１の耐用期間を減少させる。このようなシステムは、ブレーキ部分を隔離し、運転者が、ブレーキ温度を型組する必要、およびブレーキディスクの温度を監視するための検出手段を設ける必要をなくす。

本発明の思想の範囲内て、当業者は種々の改良をすることが可能である。

３

Claims

【特許請求の範囲】１、　車輪を有する重両に用いられるブレーキアセンブリであって、」二記車輪のいくつかは、車軸により駆動されるように設けられた回転可能な支持部材と、この支持部材に固定され、この支持部材とともに同転し、かつ上記車輪とともに回転するブレーキ手段と、このブレーキ手段の周囲の一部に跨るキャリ・ぐ部材と、このキャリ・母部材内に取付けられ、上記ブレーキ手段に対して進退勤する軸方向の移動を行なうピストン手段と、」二記ピストン手段の作動のためにこの手段に連結された駆動手段と、上記ブレーキ手段の反対面側に配設されるとともに上記キャリ・や部材に保持され、ブレーキ作用のために上記ブレーキ手段に摺接するよう上記ピストンにより動かされる摩擦材料の・ぐッＰと、上記キャリ・上部材とともに上記車軸の一部、上記ブレーキ手段、および上記支持部材の一部を取囲む閉じた室を形成するカバ一手段とを備え、空気冷却手段は、上記室内に空気を供給してその中に空気流を起こさせるために、上記室に有効に接続され、かつ上記キャリ・９部材は上記室から空気を排出させるための開口を有することを特徴とするブレーキアセンブリ。２、　上記キャリパ部材は上記ブレーキ手段の反対面側に一対の離間した開口を有し、上記キャリ・ぐ部村内の通路が上記各開口を接続し、上記通路は上記ブレーキ手段に沿う空気流を起こす線に沿って延びる直線部を有し、上記空気冷却手段は上記通路に接続されることを特徴とする請求の範囲第１項記載のブレーキアセンブリ。３　上記回転可能な支持部材は環状フランクを有し、かつ上記カバ一手段は、上記閉じた室を確保するために上記フランジに効果的に係合するための、環状の可撓性シール手段を有することを特徴とする請求の範囲第２項記載のブレーキアセンブリ。４　フィルタ手段が、上記室への空気流をろ過するために上記空気冷却手段に接続されることを特徴とする請求の範囲第３項記載のブレーキアセンブリ。５　車輪を有する車両に用いられるディスクブレーキアセンブリであって、上記車輪は、車軸により駆動されるように設けられた回転可能な支持部材と、この支持部材に固定され、この支持部材とともに回転し、かつ上記車輪とともに回転するブレーキディスクと、このブレーキディスクを取囲むハウジング部材と、このハウジング部材内に取付けられ、上記ブレーキディスクに対して進退勤する軸方向の移動を行なう相互に離間したピストン手段と、これらのピストン手段の作動のためにこの手段に連結された駆動手段と、上記ブレーキディスクの反対面側に配設されるとともに上記ハウジング部材に保持され、ブレーキ作用のために上記ブレーキディスクに摺接するよう上記ピストンにより動かされる摩擦材料の・ぐラドとを備え、上記ハウジング部材は上記ブレーキディスクを取囲む閉じた室を有し、空気冷却手段は、上記室を加圧してこの中に空気流を起こし、上記ブレーキディスクおよび・ぐラドを冷却するために、上記ハウジングに有効に接続され、かつ上記ハウジングは上記室から空気を排出するための開口を有するこ〜とを特徴とするディスクブレーキアセンブリ。６　フィルタ手段が、上記室への空気流をろ過するために上記空気冷却手段に接続されることを特徴とする請求の範囲第５項記載のディスクブレーキアセンブリ。７、　閉じた室を有するハウジングと、このハウジングに対して、また上記室内において回転軸周りに回転するように設けられたブレーキディスクと、選択的に制動される。外部の回転部材に上記ブレーキディスクを結合する手段とを備え、上記ハウジングは、上記ブレーキディスクの周囲の一部に跨るキャリパ部材と、上記キャリパ部材に支持され、上記ブレーキディスクに係合すべく移動可能な摩擦材料と、上記摩擦材料を上記ブレーキディスクに摺接させるため、上記摩擦材料を支持して上記キャリ・七部材内で軸方向に移動可能なピストンと、上記ディスクに対して気体の流れを向けさせるため上記ハウジング内に形成された通路手段と、この通路手段における移動のためにこの通路手・役向へ加圧された気体を向けさせる加圧手段と、上記室から上記ハウジングの外部へ気体の流れを向けるため上記ハウジング内に設けられた排出手段とを含むことを特徴とするディスクブレーキアセンブリ。８、　上記ブレーキディスクを上記外部の回転部材に結合する上記手段は、滑らかな外表面を有する環状フランツ２備え、上記ハウジングは、上記フランツの滑らかな外表面に効果的に接触して回転するシール部を形成する環状シール手段を有することを特徴とする請求の範囲第７項記載のディスクブレーキアセンブリ。９、　上記ブレーキディスクは垂直面内に配設され、上記通路手段は、上記垂直面に対して袈角で配設されて上記ブレーキディスクに角度をもった気体流を付与する、上記室内への入口開口を有することを特徴とする請求の範囲第８項記載のディスクブレーキアセンブリ。１０、上記通路手段は気体の流れを上記各入口開口間において等しく向けさせるための分流部材を有することを特徴とする請求の範囲第９項記載のディスクブレーキアセンブリ。１１、加圧された気体を上記通路手段へ向けさせる加圧手段は、外部の物質をろ過してブレーキディスクおよび摩擦材料の摩耗を減少させるフィルタに接続されることを特徴とする請求の範囲第１０項記載のディスクブレーキアセンブリ。１２　閉じた室を有するハウジングと、このハウジングに対して、また上記室内において回転軸周りに回転するよう設けられたブレーキ手段と、選択的に制動される外部の回転する車輪に上記ブレーキ手段を結合する手段とを備え、上記ハウソングは、ブレーキ作用を行なうために上記回転可能なブレーキ手段に係合すべく移動可能な回転しないブレーキ手段と、上記ハウジング内に設けられ、この回転しないブレーキ手段に係合して移動可能であって、この手段を、上記回転可能なブレーキ手段を制動する係合位置へ移動させる、軸方向に移動可能なピストン手段と、上記ハウジング内に設けられ、上記回転可能なブレーキ手段および上記回転しないブレーキ手段に対して空気流を向けさせる通路手段と、上記回転可能なブレーキ手段および上記回転しないブレーキ手段（・て冷却作用を行なうための流動のため、上記通路手段内に加圧された空気を向けさせる手段と、上記ハウジング内に設けられ、上記室から上記ハウジングの外方へ空気流を向けさせる排出手段とを含むことを特徴とするブレーキアセンブリ。