JPS5850062Y2 - エレベ−タの三方わく - Google Patents
エレベ−タの三方わくInfo
- Publication number
- JPS5850062Y2 JPS5850062Y2 JP5305579U JP5305579U JPS5850062Y2 JP S5850062 Y2 JPS5850062 Y2 JP S5850062Y2 JP 5305579 U JP5305579 U JP 5305579U JP 5305579 U JP5305579 U JP 5305579U JP S5850062 Y2 JPS5850062 Y2 JP S5850062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- support
- metal fitting
- elevator
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はエレベータの乗場三方わくの改良に関するも
のである。
のである。
従来の三方わくを第1図〜第3図に示す。
図中、1は乗場の建物壁、2はこれに設けられ昇降路に
開口する開口部、3は出入口4を形成する三方わくで、
鋼板等で作られた2本の縦わ<32とその上部に配置さ
れた上わ<3bからなり、それぞれ横断面が溝形をなす
長手部材によって組み立てられている。
開口する開口部、3は出入口4を形成する三方わくで、
鋼板等で作られた2本の縦わ<32とその上部に配置さ
れた上わ<3bからなり、それぞれ横断面が溝形をなす
長手部材によって組み立てられている。
5は縦わ<3aの溝内に数個収納され溝の開口部に対向
している受は金具、6は縦わ<3aの溝外に配置され受
は金具5と対向する支持金具、7は受は金具5にねじ込
まれ支持金具6と受は金具5を縦わ<33に固定するボ
ルト、8は建物壁1の一部をけずり取って露出させた鉄
筋で、この鉄筋8と支持金具6とは接続棒9で互いに溶
接されている。
している受は金具、6は縦わ<3aの溝外に配置され受
は金具5と対向する支持金具、7は受は金具5にねじ込
まれ支持金具6と受は金具5を縦わ<33に固定するボ
ルト、8は建物壁1の一部をけずり取って露出させた鉄
筋で、この鉄筋8と支持金具6とは接続棒9で互いに溶
接されている。
10は縦わ<3aの上部に配置され下辺は受は金具5及
びボルト7によって縦わ<3Hに、上辺はボルト7によ
って上わく3bにそれぞれ締結された支持金具、11は
乗場の敷居、12は敷居11に固定された座板、13は
縦わく3aの下部に配置され上辺は受は金具5及びボル
ト7によって縦わ<3aに、下辺はボルト7によって座
板12にそれぞれ締結された支持金具である。
びボルト7によって縦わ<3Hに、上辺はボルト7によ
って上わく3bにそれぞれ締結された支持金具、11は
乗場の敷居、12は敷居11に固定された座板、13は
縦わく3aの下部に配置され上辺は受は金具5及びボル
ト7によって縦わ<3aに、下辺はボルト7によって座
板12にそれぞれ締結された支持金具である。
三方わく3の上わ<3bと縦わ<3aを組み立てる場合
、一般に支持金具10は寸法Aだけ縦わく3aの上端よ
りもひかえて取り付けるようにしている。
、一般に支持金具10は寸法Aだけ縦わく3aの上端よ
りもひかえて取り付けるようにしている。
そのため、ボルト7で締め付けた場合、縦わ<3aの0
部を支点として縦わ<31は一点鎖線のようになり、D
部に隙間が生じやすい。
部を支点として縦わ<31は一点鎖線のようになり、D
部に隙間が生じやすい。
また、受は金具5、支持金具6,10.13は上記説明
から明らかなように摩擦結合である。
から明らかなように摩擦結合である。
そのため、強固な締付をするには、厚い材料が必要であ
り、3個の部品で1組となっていて材料費も高く、シか
も、製作には能力の大きなプレスを要するなど、コスト
アップの要因となっていた。
り、3個の部品で1組となっていて材料費も高く、シか
も、製作には能力の大きなプレスを要するなど、コスト
アップの要因となっていた。
更に、三方わく3の据付時、支持金具6と鉄筋8の位置
がずれている場合には、スパナ等の工具が必要となって
、作業性が悪かった。
がずれている場合には、スパナ等の工具が必要となって
、作業性が悪かった。
出入口幅Eを出すには、上わ<3bの両端と支持金具1
0の端をそろえることで可能であるが、上わ<3bの長
さ、縦わ<33の奥行曲げ寸法、支持金具10の曲げ寸
法の総合の精度により左右されるため、厳密な部品管理
が必要であった。
0の端をそろえることで可能であるが、上わ<3bの長
さ、縦わ<33の奥行曲げ寸法、支持金具10の曲げ寸
法の総合の精度により左右されるため、厳密な部品管理
が必要であった。
この考案は前記欠点を解消するもので、精度よく組み立
てることができ、かつ建物壁に容易に装着することので
きるエレベータの三方わくを提供することを目的とする
。
てることができ、かつ建物壁に容易に装着することので
きるエレベータの三方わくを提供することを目的とする
。
以下、第4図〜第6図によりこの考案の−実施例を説明
する。
する。
図中、3aは鋼板等で作られ横断面はコ字の縁部が互い
に内側へ屈曲され更にそれがコ字の内方へ屈曲された形
状を有する長手部材からなる縦わくで、3Cはその案内
縁、3dは縦わ<3aの開放側面、すなわちコ字の縁部
の互いに内方へ屈曲された部分に適当な間隔で設けられ
た引掛は穴、6は先端が双頭状に分岐しそれぞれ引掛は
穴3dと係合するU字状屈曲部6aを有する支持金具で
、後端は接続棒9によって鉄筋8に接続されている。
に内側へ屈曲され更にそれがコ字の内方へ屈曲された形
状を有する長手部材からなる縦わくで、3Cはその案内
縁、3dは縦わ<3aの開放側面、すなわちコ字の縁部
の互いに内方へ屈曲された部分に適当な間隔で設けられ
た引掛は穴、6は先端が双頭状に分岐しそれぞれ引掛は
穴3dと係合するU字状屈曲部6aを有する支持金具で
、後端は接続棒9によって鉄筋8に接続されている。
10は支持金具6と同様下端に双頭の屈曲部10aが形
成されて引掛は穴3dと係合し上端はボルト7によって
上わ<3bに締結される支持金具、13も支持金具6と
同様上端に双頭の屈曲部13aが形成されて引掛は穴3
dと係合し下端はボルト7によって座板12に締結され
る支持金具である。
成されて引掛は穴3dと係合し上端はボルト7によって
上わ<3bに締結される支持金具、13も支持金具6と
同様上端に双頭の屈曲部13aが形成されて引掛は穴3
dと係合し下端はボルト7によって座板12に締結され
る支持金具である。
エレベータの据付現場においては、三方わく3の上わ<
3bの両端にボルト7を通し、支持金具10の屈曲部1
0 aを引掛は穴3dに差し込んで締め上げる。
3bの両端にボルト7を通し、支持金具10の屈曲部1
0 aを引掛は穴3dに差し込んで締め上げる。
このときボルト7は出入口端かられずかな距離(寸法B
)であるから、縦わ<3aが傾くことなく、縦わ<33
の上端面全体が上わ<3bの下面に面接触し、D部に隙
間が生じることはなく、美観を損ねることはない。
)であるから、縦わ<3aが傾くことなく、縦わ<33
の上端面全体が上わ<3bの下面に面接触し、D部に隙
間が生じることはなく、美観を損ねることはない。
縦わ<3aと乗場の敷居11との締付けも、上記の上わ
<3bと縦わ<3aの締付けと同要領で行なわれる。
<3bと縦わ<3aの締付けと同要領で行なわれる。
支持金具6は乗場の周壁1の開口部2に露出した鉄筋8
の位置に合わせて、引掛は穴3dに屈曲部6aを差し込
む。
の位置に合わせて、引掛は穴3dに屈曲部6aを差し込
む。
そして、工具を使用することなく、縦わ<3aの案内縁
3Cを案内として押し下げて固定し、接続棒9で鉄筋8
と互に溶接して固定する。
3Cを案内として押し下げて固定し、接続棒9で鉄筋8
と互に溶接して固定する。
支持金具6,10.13はそれぞれ屈曲部6a、10a
、13aを有することで強力な締付けが可能である。
、13aを有することで強力な締付けが可能である。
また、薄い材料でしかも2個の部品(縦わく3aの中間
部は1個)で可能であり、プレスも薄板用で加工ができ
るため安価に製作ができると共に、全体の組立も短時間
で可能である。
部は1個)で可能であり、プレスも薄板用で加工ができ
るため安価に製作ができると共に、全体の組立も短時間
で可能である。
出入口幅寸法Eを出すには、測定具を使用せずとも上わ
<3bの両端に縦わ<3Hの後面を合わせるだけで可能
である。
<3bの両端に縦わ<3Hの後面を合わせるだけで可能
である。
そのためには、上わ<3bの長さと縦わ<3aの奥行曲
げ寸法の寸法管理が必要となるが、2者の寸法管理のみ
であり精度は出しやすい。
げ寸法の寸法管理が必要となるが、2者の寸法管理のみ
であり精度は出しやすい。
以上説明したとおりこの考案では、建物壁が昇降路に開
口する開口部の内側に沿ってわく体を設置し、このわく
体の建物壁側の側面に複数個の穴を設け、この穴に支持
金具のU字状屈曲部を係合させこれにより上記わく体を
建物に固定するようにしたので、三方わくの製作及び据
付作業を容易にすることができ、費用を節約することが
できる。
口する開口部の内側に沿ってわく体を設置し、このわく
体の建物壁側の側面に複数個の穴を設け、この穴に支持
金具のU字状屈曲部を係合させこれにより上記わく体を
建物に固定するようにしたので、三方わくの製作及び据
付作業を容易にすることができ、費用を節約することが
できる。
第1図は従来のエレベータの三方わくの正面図、第2図
は第1図のII部詳細図、第3図は第2図のIII−I
II線断面図、第4図はこの考案によるエレベータの三
方わくの一実施例を示す第2図相当図、第5図は第4図
の■−V線断面図で第3図相当図、第6図は第4図の矢
印VIから見た図である。 1・・・・・・建物壁、2・・・・・・開口部、3・・
・・・・三方わく、6・・・・・・支持金具、9・・・
・・・持続枠、10.13・・・・・・支持金具、なお
、図中同一部分または相当部分は同一符号により示す。
は第1図のII部詳細図、第3図は第2図のIII−I
II線断面図、第4図はこの考案によるエレベータの三
方わくの一実施例を示す第2図相当図、第5図は第4図
の■−V線断面図で第3図相当図、第6図は第4図の矢
印VIから見た図である。 1・・・・・・建物壁、2・・・・・・開口部、3・・
・・・・三方わく、6・・・・・・支持金具、9・・・
・・・持続枠、10.13・・・・・・支持金具、なお
、図中同一部分または相当部分は同一符号により示す。
Claims (1)
- 中空部を有する長手部材により作られ門状に形威された
わく体を、建物壁が昇降路に開口する開口部に配置し、
上記わく体に支持金具を係合させこの支持金具と上記建
物の間を互いに固定するようにしたものにおいて、上記
わく体の上記建物壁側の側面にその長手に沿って複数個
の穴を設け、上記支持金具の一部にU字状の屈曲部を形
威し、この屈曲部を上記わく体の穴の縁部に係合させた
ことを特徴とするエレベータの三方わく。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305579U JPS5850062Y2 (ja) | 1979-04-20 | 1979-04-20 | エレベ−タの三方わく |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305579U JPS5850062Y2 (ja) | 1979-04-20 | 1979-04-20 | エレベ−タの三方わく |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55154280U JPS55154280U (ja) | 1980-11-06 |
JPS5850062Y2 true JPS5850062Y2 (ja) | 1983-11-15 |
Family
ID=28945362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5305579U Expired JPS5850062Y2 (ja) | 1979-04-20 | 1979-04-20 | エレベ−タの三方わく |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850062Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-20 JP JP5305579U patent/JPS5850062Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55154280U (ja) | 1980-11-06 |
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