JPS5849813B2 - 温度検出回路 - Google Patents

温度検出回路

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JPS5849813B2
JPS5849813B2 JP12881878A JP12881878A JPS5849813B2 JP S5849813 B2 JPS5849813 B2 JP S5849813B2 JP 12881878 A JP12881878 A JP 12881878A JP 12881878 A JP12881878 A JP 12881878A JP S5849813 B2 JPS5849813 B2 JP S5849813B2
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JP
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voltage
inverter
detection circuit
resistor
temperature detection
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JP12881878A
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啓二 川端
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は同一基板上に集積可能な極小形の温度検出回
路に関するものである。
第1図は従来の温度検出回路を示す回路図である。
図において、1は温度が上がると抵抗値が増加する、つ
まり、正の温度係数をもつ正特性サーミスタ、2および
3はそれぞれ抵抗値の温度係数が比較的小さい炭素抵抗
、4はNチャネルMOSトランジスタ、5は直流電源で
ある。
正特性サーミスタ1と炭素抵抗2とが、直列に接続され
直流電源5の正極側に炭素抵抗2が接続されるとともに
その負極側に正特性サーミスタ1が接続されて、直流電
源5の電圧を抵抗分割している。
NチャネルMOSトランジスタ4のゲートが正特性サー
ミスタ1と炭素抵抗2との接続点に接続されそのソース
が炭素抵抗3を介して直流電源5の正極側に接続される
とともにそのドレインが直流電源5の負極側に接続され
て、炭素抵抗3がNチャネルMOSトランジスタ4の負
荷抵抗になっている。
次に、このように構或された温度検出回路の動作につい
て説明する。
第2図はNチャネルMOSt−ランジスタ4の静特性の
一例を示す曲線図である。
図において、横軸はNチャネルMOS}ランジスタ4の
ドレイン電圧VDを示し、縦軸はそのドレイン電流ID
を示す。
イ,口,ハおよび二はそれぞれNチャネルMOSトラジ
ジスタ4のゲート電圧が■。
11■G21■G3およびV G4 ( V Gt〈■
G2く■G3く■G4)であるときの特性曲線、ホは炭
素抵抗3を負荷としたNチャネルMOSトランジスタ4
の負荷線、Eは直流電源5の電圧、R3は炭素抵抗3の
抵抗値、Q1は特性曲線イと負荷線ホとの交点、Q2は
特性曲線二と負荷線ホとの交点、■Aは交点Q,におけ
るNチャネルMOSトランジスタ4のドレイン電圧、V
Bは交点Q2におけるNチャネルMOSI−ランジスタ
4のドレイン電圧である。
第2図に示すように、NチャネルMOSトランジスタ4
のゲートへの入力電圧V i nを電圧VGtから電圧
■。
4へ変化させると、NチャネルMOSトランジスタ4か
らの出力電圧Voutを電圧■Aから電圧VBへ変化さ
せることができる。
一方、NチャネルMOSトランジスタ4のゲートへの入
力電圧Vinは次式で与えらる。
ここで、R1は正特性サーミスタ1の抵抗値、R2は炭
素抵抗2の抵抗値である。
通常、正特性サーミスタ1の抵抗値の温度係数K1は炭
素抵抗2.3の抵抗値の温度係数に比較して非常に大き
いので、炭素抵抗2.3の抵抗値の温度変化を無視する
ことができる。
従って、正特性サーミスタ1の抵抗値の温度変化を考慮
に入れて上記CI.)式を書き直せば次のようになる。
ここで、△Tは固囲温度の変化量である。
上記(II)式において、温度変化量△T一・0のとき
の入力電圧Vi nをV i n Oとし、温度変化量
△Tのときの入力電圧V i nをVinTとして、N
チャネルMOSトランジスタ4のゲート電圧をVG1=
VinOおよび■G4=■inTとなるようにすれば、
NチャネルMOSトランジスタ4への入力電圧V i
nが電圧VinOとVinTとの間を変化すると、出力
電圧Voutがドレイン電圧■AとVBとの間を変化す
るので、この出力電圧Voutをモニターすることによ
って、周囲温度の変化量△Tを知ることができる。
しかしながら、上記温度検出回路では、正特性サーミス
タ1と炭素抵抗2および3とNチャネルMOSトランジ
スタ4とで構或されているために,コレヲ同一の半導体
基板上に作ることが不可能テあるので、個別部品の半田
付けによって構或されている。
このために、半田付けにもとづく欠陥の発生するおそれ
があり、信頼性の向上を図ることが容易ではなく、また
小形化を図ることも困難であり、高価であるという欠点
がある。
この発明は、上述の欠点に鑑みてなされたもので、相補
形電界効果トランジスタからなるインバータの両端に、
温度係数の互いに異なる第1および第2の半導体抵抗を
直列にして接続し、上記両抵抗の接続点をインバータの
人力点へ接続することによって、同一の半導体基板に集
積可能な、信頼性のよい、かつ極小形で安価な温度検出
回路を提供することを目的とする。
以下、上記第1の半導体抵抗にアイランド形或工程で形
或され不純物濃度が低く、温度係数の犬きいアイランド
抵抗を用い、上記第2の半導体抵抗に拡散抵抗を用いた
場合を例にとり説明する。
第′3図はこの発明の一実施例の温度検出回路を示す回
路図である。
図において、6はアイランド抵抗、7は拡散抵抗、8は
NチャネルMOSトランジスタ、9はPチャネルMOS
トランジスタである。
アイランド抵抗6と拡散抵抗7とが、直列に接続され、
直流電源5の正極側に拡散抵抗7が接続されるとともに
その負極側にアイランド抵抗6が接続されて、直流電源
5の電圧を抵抗分割している。
NチャネルMOS}ランジスタ8のソースとPチャネル
MOSトランジスタ9のソースとが接続されNチャネル
MOSトランジスタ8のドレインが直流電源5の負極側
に接続されるとともにPチャネルMOS }ランジスタ
9のドレインが直流電源5の正極側に接続されている。
なお、NチャネルMOSトランジスタ8のゲートとPチ
ャネルMOSトランジスタ9のゲートとが接続され、こ
れらのゲート間の接続点がアイランド抵抗6と拡散抵抗
7との接続点に接続されている。
10はNチャネルMOSトランジスタ8とPチャネルM
OSトランジスタ9とで構或され、アイランド抵抗6の
両端間の電圧を入力電圧V i nとして作動する相補
形MOSトランジスタのインバータである。
このインバータ10の出力電圧VoutはNチャネルM
OS}ランジスタ8のドレインとPチャネルMOSトラ
ンジスタ9のドレインとの接続点から取り出される。
次に、この実施例の温度検出回路の動作について説明す
る。
第4図は相補形MOSトランジスタで構或されたインバ
ータ10の人力電圧Vi nと出力電圧Voutとの関
係特性の一例を示す曲線図である。
図において、横軸はインバータ1oの入力電圧V i
nを示し、縦軸はインバータ10の出力電圧Youtを
示す。
vthはインバータ10のしきい電圧、Eは直流電源5
の電圧である。
第4図に示すように、入力電圧Vi nがしきい電圧V
th以下であれば、出力電圧Voutが電圧Eレベルに
なり、入力電圧V i nがしきい電圧vth以上であ
れば、出力電圧Voutが電圧零レベルになるので、入
力電圧V i nをしきい電圧vthの前後に変化させ
ることによって、出カ電圧Voutを電圧Eレベルと電
圧零レベルとの間を変化させることができる。
一方、アイランド抵抗および拡散抵抗のそれぞれの温度
係数を不純物濃度によって変えることができる。
例えば、2×1016/C1rt程度の不純物濃度のア
イランド抵抗の温度係数は0. 9 %/’C程度であ
り、5X1018/一程度の不純物濃度のP形拡散抵抗
の温度係数は0. 0 8 %/’C程度である。
このように、アイランド抵抗6の温度係数K6を拡散抵
抗7の温度係数より10倍程度大きくすることができる
ので、インバータ10への入力電圧V i nとアイラ
ンド抵抗6の抵抗値R6と拡散抵抗7の抵抗値R7との
間に、次式のような,関係式が或立することは、上記(
It’)式から容易に理解できよう。
上記(III)式において、温度変化量△T=Oのとき
の入力電圧VinをV i n Oとし、温度変化量△
Tのときの入力電圧V i nをVinTとして、イノ
バータ10のしきい電圧vthが、Vine<Vth<
VinT,またはVinT<Vth<VinOの条件を
満足するようにすれば、インバータ10の出力電圧Vo
utを、電圧Eレベルから電圧零レベルに、または電圧
零レベルから電圧Eレベルに変化させることができるの
で、この出力電圧Voutをモニターすることによって
、間囲温度の変化を知ることができる。
この実施例の温度検出回路では、アイランド抵抗6と拡
散抵抗7とインバータ10とを同一の半導体基板に構或
することができるので、従来例のような個別部品の半田
付けによる欠陥の発生するおそれがなく、信頼性の向上
を図ることができるとともに、極小形で安価なものにす
ることができる。
上記実施例において、アイランド抵抗6と拡散抵抗7と
を入れ替えてもよく、また拡散抵抗7にP十形もしくは
N十形の拡散抵抗のいずれを用いてもよい。
また、上記実施例では、アイランド抵抗および拡散抵抗
を用いた場合を例にとり説明したが、この発明は、同一
半導体基板に形戊することが可能であり、かつ温度係数
の互いに異なる第1および第2の半導体抵抗を用いた場
合にも適用することができる。
なお、これまで、相補形MOSトランジスタで構或され
たインバータを用いた場合について説明したが、相補形
電界効果トランジスタで構或されたインバータを用いて
もよい。
以上説明したように、この発明によれば、相補形電界効
果トランジスタで構戊されたインバータ、並びに上記相
補形電界効果トランジスタと同一半導体基板に形或され
、互いに異なる温度係数を有し、かつ互いに直列に接続
され電源電圧を分圧するとともにこの直列接続点が上記
インバータの入力へ接続された第1および第2の半導体
抵抗を備え、周囲温度の変化による上記インバータの入
力電圧の変化が上記インバータのしきい電圧の前後にま
たがって生ずるようにしたので、上記周囲温度の変化に
よって上記インバータの出力電圧を高電圧レベルと低電
圧レベルとの間に変化させることができる。
よって、上記インバータの出力電圧をモニタニすること
(こよって、上記闇囲温度の変化を知ることができる。
また、上記インバータと上記第1および第2の半導体抵
抗とを同一半導体基板に形或することができるので、従
来例のように、個別部品を半田付けする必要がなく、信
頼性の向上を図ることができるとともに、極少形で安価
な温度検出回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の温度検出回路を示す回路図、第2図はN
チャネルMOSトランジスタの静特性の一例を示す曲線
図、第3図はこの発明の一実施例の温度検出回路を示す
回路図、第4図は相補形MOSトランジスタで構威され
たインバータの入力電圧と出力電圧との関係特性の一例
を示す曲線図である。 図において、6はアイランド抵抗(第1の半導体抵抗)
、7は拡散抵抗(第2の半導体抵抗)、8はNチャネル
MOSトランジスタ、9はPチャキルMOSトランジス
タ、10は相補形MOS}ランジスタ(相補形電界効果
トランジスタ)で構或サれたインバータである。 なお、図中同一符号はそれぞれ同一もしくは相当部分を
示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相補形電界効果トランジスタで構或されたインバー
    タ、並びに上記相補形電界効果トランジスタと同一半導
    体基板に形或され、互いに異なる温度係数を有し、かつ
    互いに直列に接続され電源電圧を分圧するとともにこの
    直列接続点が上記インバータの入力へ接続された第1お
    よび第2の半導体抵抗を備え、周囲温度の変化による上
    記インバータの入力電圧の変化が上記インバータのしき
    い電圧の前後にまたがって生ずるようにしたことを特徴
    とする温度検出回路。 2 相補形電界効果トランジスタに相補形MOSトラン
    ジスタを用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の温度検出回路。
JP12881878A 1978-10-17 1978-10-17 温度検出回路 Expired JPS5849813B2 (ja)

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JPS5554423A JPS5554423A (en) 1980-04-21
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JPS59166825A (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 Seiko Epson Corp 温度検出回路

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JPS5554423A (en) 1980-04-21

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