JPS5849624Y2 - コンデンサ用端子装置 - Google Patents

コンデンサ用端子装置

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JPS5849624Y2
JPS5849624Y2 JP1976079477U JP7947776U JPS5849624Y2 JP S5849624 Y2 JPS5849624 Y2 JP S5849624Y2 JP 1976079477 U JP1976079477 U JP 1976079477U JP 7947776 U JP7947776 U JP 7947776U JP S5849624 Y2 JPS5849624 Y2 JP S5849624Y2
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JP
Japan
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terminal
capacitor
terminal device
external terminal
hole
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Application number
JP1976079477U
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JPS52169738U (ja
Inventor
慎 河野
Original Assignee
マルコン電子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンテ゛ンサ用端子装置の改良に関する。
従来、例えば電力用コンデンサなどに用いる端子装置と
しては第1図に示すようにケース上蓋1に設けた取付孔
2に金属メッキ層3,4を設けた碍子5を配置し外部端
子6を前記碍子5に設けた端子貫通孔7に貫通し前記金
属メッキ層3,4部をハンダ付し前記上蓋1と碍子およ
び外部端子6とを一体固定し密閉してなるものがある。
しかしながら上記のような端子装置は碍子5に対する金
属メッキ層の密着度合が不安定であり、またさらに碍子
5が温度変化に弱いためハンダ付時の加熱によって引き
起こされる碍子5のひび、あるいはハンダ付作業のミス
によるピンホール発生などの原因によって含浸剤漏れ不
良を誘発する危険、さらにハンダ付に高度の熟練と多く
の作業時間を要するなどの欠点を有していた。
そのため近年第2図に示すようにケース上蓋11に設け
た取付孔12の上部に絶縁ブッシング13を、下部にシ
リコンゴムなどからなる弾性封口体14およびプレスポ
ード15を配置し、しかして絶縁ブラシフッ139弾性
封口体14.プレスポード15に設けた貫通孔に頭部1
6を連設した外部端子17を貫通したのち該外部端子1
7の先端からナツト18を螺合し弾性封口体14を圧縮
して前記ケース上蓋11.絶縁ブッシング13、弾性封
口体14および外部端子17とを一体固定し密閉してな
るものが実用化されている。
しかして上記のような構成からなるコンデンサ用端子装
置はコンデンサ素子(図示せず)を収納し内部に含浸油
を充填したケース(図示せず)開口部の封口として用い
る。
しかしながら上記コンテ゛ンサ用端子装置は取付孔12
部に絶縁フッ2フフ135弾性封口体14およびプレス
ポード15を単に組み合わせ外部端子17を用いナツト
18によって締め付けるのみによる一体化構造のためコ
ンテ゛ンサとして組立て外部端子17に接続線を接続す
る際に加わる回転トルクによって外部端子17が廻り締
め付けが緩みそれによって絶縁ブッシング13および弾
性封口体14の締め付けも緩み廻りやすくなり、結果的
に密閉性を損ね含浸漏れにいたる重大不良を引き起こす
欠点をもっていた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので弾性封口体の
下部で剛質の絶縁板からなる槓杵を用いて各引出端子を
連結し、さらに前記槓杵と外部端子とを直接機械的に固
定することによって外部端子の廻りおよび締め付けに緩
みがなく密閉性のすぐれた安定した性能のコンデンサ用
端子装置を提供することを目的とするものである。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説明する。
すなわち第3図に示すように黄銅板、ブリキ板、樹脂な
どを加工してなるケース上蓋21に円錐形の突出部から
なる端子取付孔22 a 、22 bを設け、該端子取
付孔22 a 、22 bの上部に樹脂などを加工し端
子貫通孔23を設けたブッシングのような絶縁体24を
それぞれ配設し、下部には端子貫通孔25を設けたシリ
コンゴムのような弾性封口体26をそれぞれ配設し該弾
性封口体の下部に第4図〜第5図に示すように端子貫通
孔27 a 、27 bと該端子貫通孔27 a 、2
7 bの周辺に凹部28 a28 bを設けた例えばガ
ラスエポキシ、フェノール、ガラスポリエステルなどの
剛性の絶縁板からなる横杆29を当接する。
しがして前記貫通孔23゜25および27 a 、27
b部に第6図に示すようにネジ部30と頭部31を連
接し該頭部31の下側に爪32を設けた外部端子33を
それぞれ貫通し、前記凹部28 a 、28 bに前記
爪32を嵌着し前記ネジ部30先端からナツト34をそ
れぞれ螺合し一体固定してなるものである。
なお横杆29の厚さの具体的選定はコンデンサの大きさ
および外部端子33を構成するネジ部30のネジの大き
さおよび横杆の材質によって規定される。
すなわち横杆29は外部端子33に加えられる回転力に
対してささえる強度を必要とし、剛質であることを条件
に必要とするコンデンサの大きさでコンテ゛ンサの小型
軽量化を阻害することなく、さらに外部端子33を構成
するネジ部30のネジの大きさとを総合的に考慮し適宜
選定すればよく、例えば4mmのネジを有する外部端子
を用い横杆としてガラスエポキシを使用した場合1.Q
mmt以上あれば外部端子に加えられる回転力に対し充
分にささえる強度をもっことができる。
以上のように構成してなるコンテ゛ンサ用端子装置は外
部端子33をそれぞれ剛質の絶縁板からなる横杆27
a 、27 bで連結し、しがも前記外部端子33を構
成する頭部31の下側に設けた爪32が横杆29に設け
た凹部28 a 、28 bに嵌着しているため外部端
子33に回転力が加わったとしても外部端子33が廻っ
たり、さらに締め付けが緩むことがなく密閉性を損ねる
ことがないなどの利点を有している。
なお第7図に示すように絶縁体35の形状をオワン状に
形威しナツト螺合後合或樹脂36を充填すれば外部端子
廻りおよび外部端子の緩みなどに対する補強的効果と同
時に密閉性をさらに高める効果を奏する。
つぎに実験結果をもとに本考案の効果について詳述する
すなわち第3図に示す本考案Aと第2図に示す従来の参
考例(B)における回転トルク試験結果および絶縁油を
充填したケース開口部に(A)(B)を用い外部端子に
完成されたコンデンサを回路に組み込み使用する場合と
同じ条件によって接続線を接続し75℃の恒温槽に30
分間放置した後の絶縁油漏れ不良状況を下表に示した。
試料はいずれもそれぞれ20個である。
なお外部端子は(A)(B)とも4mmのボルトネジを
有するものを用い(A)における横杆は1.2mm厚の
ガラスエポキシ板を用い、(B)におけるプレスポード
は0.5mm厚のものを用い、さらに絶縁ブッシング、
弾性封口体は(A)(B)とも同一のものを用いた。
表から明らかなように参考例(B)のものは少しの回転
トルクで外部端子が廻りだし絶縁油漏れ不良も75%と
きわめて高い不良率を示したのに対し、本考案(A)の
ものは回転トルク15kgcmでも外部端子廻りは発生
せず、しがも絶縁油漏れ不良も皆無でありきわめてすぐ
れた効果を実証した。
以上述べたように本考案によれば複数個の外部端子を有
するコンテ゛ンサ用端子装置において弾性封口体の下部
に剛質の絶縁板からなる横杆を配設し外部端子をそれぞ
れ連結するとともに前記横杆の端子貫通孔周辺に設けた
四部に前記外部端子頭部の下側に設けた爪を嵌着するこ
とによって外部端子の廻りおよび緩みがなく密閉性良好
なコンデンサ用端子装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は従来例に係るコンテ゛ンサ用端子装置
を示す断面図、第3図〜第6図は本考案の一実施例に係
り第3図はそのコンテ゛ンサ用端子装置を示す断面図、
第4図〜第5図は第3図に示すコンテ゛ンサ用端子装置
を構成する横杆を示し第4図は底面図、第5図は正断面
図、第6図は第3図に示すコンデンサ用端子装置を構成
する外部端子を示す正面図、第7図は他の実施例に係る
コンテ゛ンサ用端子装置を示す断面図である。 21・・・・・・ケース上蓋、22 a 、22 b・
・・・・・端子取付孔、24.35・・・・・・絶縁体
、26・・・・・・弾性封口体、23,25,27a、
27b・・・・・・端子貫通孔、28 a 、28 b
・・・・・・凹部、29・・・・・・横杆、31・・・
・・・頭部、32・・・・・・爪、33・・・・・・外
部端子、34・・・・・・ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の端子取付孔を設けたケース上蓋と、前記取付孔そ
    れぞれの上部に配設し端子貫通孔を設けた絶縁体と、前
    記取付孔それぞれの下部に配設し端子貫通孔を設けた弾
    性封口体と、該封口体の下部に配設し該封口体の数に対
    応した複数の端子貫通孔と該端子貫通孔の下面周辺に凹
    部を設けた剛質の絶縁板からなる槓杵と、前記絶縁体5
    弾性封口体および槓杵に設けたそれぞれの端子貫通孔を
    連ねて貫通しネジ部と頭部を連設した外部端子と、前記
    凹部に嵌着した前記頭部に設けた爪と、前記ネジ部に螺
    合したナツトとを具備し、前記外部端子それぞれを前記
    槓杵で連結固定したことを特徴とするコンデンサ用端子
    装置。
JP1976079477U 1976-06-16 1976-06-16 コンデンサ用端子装置 Expired JPS5849624Y2 (ja)

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JP1976079477U JPS5849624Y2 (ja) 1976-06-16 1976-06-16 コンデンサ用端子装置

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JP1976079477U JPS5849624Y2 (ja) 1976-06-16 1976-06-16 コンデンサ用端子装置

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Publication Number Publication Date
JPS52169738U JPS52169738U (ja) 1977-12-23
JPS5849624Y2 true JPS5849624Y2 (ja) 1983-11-12

Family

ID=28557343

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JP1976079477U Expired JPS5849624Y2 (ja) 1976-06-16 1976-06-16 コンデンサ用端子装置

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JPH01262613A (ja) * 1988-04-14 1989-10-19 Hitachi Condenser Co Ltd コンデンサ用ケース
JP5334783B2 (ja) * 2009-09-30 2013-11-06 日立エーアイシー株式会社 金属化フィルムコンデンサ
CN102034608B (zh) * 2009-09-24 2014-12-17 日立Aic株式会社 金属化薄膜电容器

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