JPH0410671Y2 - - Google Patents
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- JPH0410671Y2 JPH0410671Y2 JP19654987U JP19654987U JPH0410671Y2 JP H0410671 Y2 JPH0410671 Y2 JP H0410671Y2 JP 19654987 U JP19654987 U JP 19654987U JP 19654987 U JP19654987 U JP 19654987U JP H0410671 Y2 JPH0410671 Y2 JP H0410671Y2
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- flange
- polygonal
- ceramic insulator
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Links
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Landscapes
- Insulators (AREA)
Description
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
本考案は、産業機器用として用いるコンデンサ
用端子装置に関する。 (従来の技術) 一般に、産業機器用、例えば鉄道車両に使用さ
れるコンデンサは、過酷な振動下に耐え得ること
が不可欠の条件であり、特に耐振特性は重要な要
件として要請されている。 しかして、従来これらコンデンサ用端子装置と
しては、第4図に示す構造のものが一般的に用い
られている。 すなわち、第5図に示すように中心部に両端開
口部を銀焼付−メツキ処理によつて端子固着用の
金属層21とした貫通孔22を設け、所定周囲上
に銀焼付−メツキ処理によつて本体固着用の金属
層23を形成した長石碍子24を用い、前記貫通
孔22にボルト端子25を通し、このボルト端子
25と前記金属層21をはんだ26付けして一体
化し、次にケース上蓋27に設けた取付挿入孔2
8に前記長石碍子24を挿入取付け、前記金属層
23と前記取付挿入孔28周囲をはんだ29付け
したケース上蓋27と長石碍子24を介してボル
ト端子25を固着し、しかるのち該ボルト端子2
5先端にナツト30−ワツシヤ31−ナツト32
を取り付けるようにしている。 しかして、上記構成になるコンデンサ用端子装
置は、長石碍子24がセトモノからなる焼物で構
成され、長石碍子24とボルト端子25及びケー
ス上蓋27との一体固着化がはんだ26,29付
けのみで行われているため、ボルト端子25への
外部接続端子(図示せず)結線作業に細心の注意
を払わなければならない。すなわち、ナツト3
0,32のみで締付けを行つた場合、はんだ2
6,29付け部から油漏れする危険性と、極端な
場合長石碍子24が割れてしまう危険性を有する
ことから、ナツト30とナツト32間に外部接続
端子(図示せず)を挾み締付け固着する際、長石
碍子24自体及びはんだ26付け部へのトルクを
最少限に抑えなければならず、何らかの治具を用
いナツト30を固定してナツト32で締付ける必
要がある。 したがつて、締付け作業としては、両手締付け
とならざるを得ず、作業性に問題があり、又締付
けを問題なく行つたとしても長石碍子24に対す
る金属層21,23の密着性が悪いため、各種電
気機器に組み込んでの使用中急激で、しかも数千
Aの充放電流が繰返されることによる電気振動又
は車両搭載用などの機械的な振動によつて経時的
にはんだ26,29付け部から油漏れとなる危険
性を有し、信頼性に欠けるものであつた。 (考案が解決しようとする問題点) 以上のように、従来構造に係るコンデンサ用端
子装置によれば、外部接続端子の結線作業に問題
があると同時に、振動によつて経時的にはんだ付
け部に亀裂が発生し油漏れ不良となる危険性を有
していた。 本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
外部接続端子の結線作業性容易にして振動下で長
期間使用しても油漏れ危険性のないコンデンサ用
端子装置を提供することを目的とするものであ
る。 [考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のコンデンサ用端子装置は、一端開口部
を多角形状台座部とし、この多角形状台座部及び
他端開口部を端子固着用の金属層とした端子貫通
孔を設けたセラミツク碍子と、前記貫通孔に前記
多角形状と合致する形状からなる多角状鍔部を一
体成形したボルト端子を通し、前記多角形状台座
部に前記鍔部を合致した状態で前記金属層部をは
んだ付けし、かつ前記セラミツク碍子の外周とフ
ランジを硬鑞付けし前記ボルト端子先端にナツト
を取着してなることを特徴とするものである。 (作用) 以上の構成によれば、碍子がセラミツク碍子か
らなり、このセラミツク碍子とボルト端子の取着
構造としてセラミツク碍子に設けた多角形状台座
部にボルト端子を構成する鍔部を合致した構成と
しているため、ナツト締付け時のトルクをセラミ
ツク碍子の多角形状台座部と鍔部の合致部分で吸
収でき、はんだ付け部へ直接トルクが加わること
がなく、碍子割れ並びにはんだ付け部劣化もな
い。又、セラミツク碍子に対する金属層の密着性
が良好であるため、振動によつて経時的に密着性
が損われる恐れはなく、更にセラミツク碍子とフ
ランジを硬鑞付けしているため経時的にこの部分
に亀裂発生となることはない。 (実施例) 以下、本考案の一実施例につき図面を参照して
説明する。すなわち、第2図に示すように中心部
に一端開口部を多角形状台座部1とし、この台座
部1及び他端開口部を銀焼付−メツキ処理によつ
て端子固着用の金属層2とした端子貫通孔3を設
けた、例えばアルミナからなるセラミツク碍子4
と、第3図及び第4図に示すように先端をボルト
部5とし、このボルト部5下方に前記多角形状台
座部1と合致する多角形状鍔部6を設け、この鍔
部6下方を棒状部7としたボルト端子8を用い、
第1図に示すように前記セラミツク碍子4の端子
貫通孔3に前記ボルト端子8を挿通し前記多角形
状台座部1に前記多角形状鍔部6を合致させ、前
記金属層2部をはんだ9付けし、セラミツク碍子
4とボルト端子8を一体化し、次に例えばコバー
ル又は鉄とニツケルの特殊合金からなるフランジ
10に設けた取付挿入孔11に前記セラミツク碍
子4を挿入係止し、セラミツク碍子4とフランジ
10とを硬鑞付けし、このフランジ10とケース
上蓋12とを溶着し、かつ前記ボルト端子8先端
のボルト部5にワツシヤー13を介してナツト1
4を取着してなるものである。 以上のように構成してなるコンデンサ用端子装
置は、ボルト端子8先端のボルト部5に外部接続
端子(図示せず)を取付け、ナツト14で締付
け、例えば急激で数千Aの充放電流が繰返される
ことによる電気振動又は車両搭載用などの機械的
な振動を伴う電気機器用のコンデンサ用端子装置
として使用する訳であるが、碍子がセラミツクか
らなり、かつボルト端子8を構成する多角形状鍔
部6をセラミツク碍子4に設けた多角形状台座部
1に合致させているため、ナツト14締付け時の
トルクをこの部分で吸収でき、それだけはんだ9
付け部へのトルクを緩和できることになり、片手
締付けを可能とし、取付作業性向上に寄与すると
同時に、碍子割れはもとよりはんだ9付け部の亀
裂もなく、油漏れの危険性は解消できる。また碍
子がセラミツクで構成されているため、金属層2
の密着性が良好であり、振動によつて経時的に密
着性が損われる恐れはなく、さらにフランジ10
がコバール又は特殊合金からなりセラミツク碍子
4との固着手段として硬鑞付けとしているため、
激しい振動下にさらされても経時的にこの部分に
亀裂発生となることはなく、優れた密閉性を保証
できる。 次に、第1図に示す本考案Aと第5図に示す従
来例Bそれぞれを用いて形成した外形寸法240mm
×90mm×120mmの金属化フイルムコンデンサの機
械的強度の比較のため、振動試験後のトルク強度
について調べた結果、下表のとおりであった。 なお振動試験条件は、JIS E 4031 鉄道車両
部品の振動試験方法の4A種に準じたもので、振
動数30Hz、加速度全振幅10.1gで時間を2倍とし
前後左右各48分、上下48分を1回として4回繰返
し、各回毎にトルク強度試験として450Kg・cmを
加え片手で1分間保持し振動試験回数に応じた油
漏れの有無を確認した。試料はA,Bとも各10個
である。
用端子装置に関する。 (従来の技術) 一般に、産業機器用、例えば鉄道車両に使用さ
れるコンデンサは、過酷な振動下に耐え得ること
が不可欠の条件であり、特に耐振特性は重要な要
件として要請されている。 しかして、従来これらコンデンサ用端子装置と
しては、第4図に示す構造のものが一般的に用い
られている。 すなわち、第5図に示すように中心部に両端開
口部を銀焼付−メツキ処理によつて端子固着用の
金属層21とした貫通孔22を設け、所定周囲上
に銀焼付−メツキ処理によつて本体固着用の金属
層23を形成した長石碍子24を用い、前記貫通
孔22にボルト端子25を通し、このボルト端子
25と前記金属層21をはんだ26付けして一体
化し、次にケース上蓋27に設けた取付挿入孔2
8に前記長石碍子24を挿入取付け、前記金属層
23と前記取付挿入孔28周囲をはんだ29付け
したケース上蓋27と長石碍子24を介してボル
ト端子25を固着し、しかるのち該ボルト端子2
5先端にナツト30−ワツシヤ31−ナツト32
を取り付けるようにしている。 しかして、上記構成になるコンデンサ用端子装
置は、長石碍子24がセトモノからなる焼物で構
成され、長石碍子24とボルト端子25及びケー
ス上蓋27との一体固着化がはんだ26,29付
けのみで行われているため、ボルト端子25への
外部接続端子(図示せず)結線作業に細心の注意
を払わなければならない。すなわち、ナツト3
0,32のみで締付けを行つた場合、はんだ2
6,29付け部から油漏れする危険性と、極端な
場合長石碍子24が割れてしまう危険性を有する
ことから、ナツト30とナツト32間に外部接続
端子(図示せず)を挾み締付け固着する際、長石
碍子24自体及びはんだ26付け部へのトルクを
最少限に抑えなければならず、何らかの治具を用
いナツト30を固定してナツト32で締付ける必
要がある。 したがつて、締付け作業としては、両手締付け
とならざるを得ず、作業性に問題があり、又締付
けを問題なく行つたとしても長石碍子24に対す
る金属層21,23の密着性が悪いため、各種電
気機器に組み込んでの使用中急激で、しかも数千
Aの充放電流が繰返されることによる電気振動又
は車両搭載用などの機械的な振動によつて経時的
にはんだ26,29付け部から油漏れとなる危険
性を有し、信頼性に欠けるものであつた。 (考案が解決しようとする問題点) 以上のように、従来構造に係るコンデンサ用端
子装置によれば、外部接続端子の結線作業に問題
があると同時に、振動によつて経時的にはんだ付
け部に亀裂が発生し油漏れ不良となる危険性を有
していた。 本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
外部接続端子の結線作業性容易にして振動下で長
期間使用しても油漏れ危険性のないコンデンサ用
端子装置を提供することを目的とするものであ
る。 [考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のコンデンサ用端子装置は、一端開口部
を多角形状台座部とし、この多角形状台座部及び
他端開口部を端子固着用の金属層とした端子貫通
孔を設けたセラミツク碍子と、前記貫通孔に前記
多角形状と合致する形状からなる多角状鍔部を一
体成形したボルト端子を通し、前記多角形状台座
部に前記鍔部を合致した状態で前記金属層部をは
んだ付けし、かつ前記セラミツク碍子の外周とフ
ランジを硬鑞付けし前記ボルト端子先端にナツト
を取着してなることを特徴とするものである。 (作用) 以上の構成によれば、碍子がセラミツク碍子か
らなり、このセラミツク碍子とボルト端子の取着
構造としてセラミツク碍子に設けた多角形状台座
部にボルト端子を構成する鍔部を合致した構成と
しているため、ナツト締付け時のトルクをセラミ
ツク碍子の多角形状台座部と鍔部の合致部分で吸
収でき、はんだ付け部へ直接トルクが加わること
がなく、碍子割れ並びにはんだ付け部劣化もな
い。又、セラミツク碍子に対する金属層の密着性
が良好であるため、振動によつて経時的に密着性
が損われる恐れはなく、更にセラミツク碍子とフ
ランジを硬鑞付けしているため経時的にこの部分
に亀裂発生となることはない。 (実施例) 以下、本考案の一実施例につき図面を参照して
説明する。すなわち、第2図に示すように中心部
に一端開口部を多角形状台座部1とし、この台座
部1及び他端開口部を銀焼付−メツキ処理によつ
て端子固着用の金属層2とした端子貫通孔3を設
けた、例えばアルミナからなるセラミツク碍子4
と、第3図及び第4図に示すように先端をボルト
部5とし、このボルト部5下方に前記多角形状台
座部1と合致する多角形状鍔部6を設け、この鍔
部6下方を棒状部7としたボルト端子8を用い、
第1図に示すように前記セラミツク碍子4の端子
貫通孔3に前記ボルト端子8を挿通し前記多角形
状台座部1に前記多角形状鍔部6を合致させ、前
記金属層2部をはんだ9付けし、セラミツク碍子
4とボルト端子8を一体化し、次に例えばコバー
ル又は鉄とニツケルの特殊合金からなるフランジ
10に設けた取付挿入孔11に前記セラミツク碍
子4を挿入係止し、セラミツク碍子4とフランジ
10とを硬鑞付けし、このフランジ10とケース
上蓋12とを溶着し、かつ前記ボルト端子8先端
のボルト部5にワツシヤー13を介してナツト1
4を取着してなるものである。 以上のように構成してなるコンデンサ用端子装
置は、ボルト端子8先端のボルト部5に外部接続
端子(図示せず)を取付け、ナツト14で締付
け、例えば急激で数千Aの充放電流が繰返される
ことによる電気振動又は車両搭載用などの機械的
な振動を伴う電気機器用のコンデンサ用端子装置
として使用する訳であるが、碍子がセラミツクか
らなり、かつボルト端子8を構成する多角形状鍔
部6をセラミツク碍子4に設けた多角形状台座部
1に合致させているため、ナツト14締付け時の
トルクをこの部分で吸収でき、それだけはんだ9
付け部へのトルクを緩和できることになり、片手
締付けを可能とし、取付作業性向上に寄与すると
同時に、碍子割れはもとよりはんだ9付け部の亀
裂もなく、油漏れの危険性は解消できる。また碍
子がセラミツクで構成されているため、金属層2
の密着性が良好であり、振動によつて経時的に密
着性が損われる恐れはなく、さらにフランジ10
がコバール又は特殊合金からなりセラミツク碍子
4との固着手段として硬鑞付けとしているため、
激しい振動下にさらされても経時的にこの部分に
亀裂発生となることはなく、優れた密閉性を保証
できる。 次に、第1図に示す本考案Aと第5図に示す従
来例Bそれぞれを用いて形成した外形寸法240mm
×90mm×120mmの金属化フイルムコンデンサの機
械的強度の比較のため、振動試験後のトルク強度
について調べた結果、下表のとおりであった。 なお振動試験条件は、JIS E 4031 鉄道車両
部品の振動試験方法の4A種に準じたもので、振
動数30Hz、加速度全振幅10.1gで時間を2倍とし
前後左右各48分、上下48分を1回として4回繰返
し、各回毎にトルク強度試験として450Kg・cmを
加え片手で1分間保持し振動試験回数に応じた油
漏れの有無を確認した。試料はA,Bとも各10個
である。
【表】
上表から明らかのように、従来例Bのものは3
回目後で1個がボルト端子が回り油漏れがみら
れ、4回目後で更に1個はブツシングの接合部に
亀裂が発生したのに対して、本考案のものは全数
異常がなく優れた効果を実証した。 [考案の効果] 本考案によれば、外部接続端子の結線作業性容
易にして、過酷な振動下で長時間使用しても油漏
れ危険性のない実用的価値の高いコンデンサ用端
子装置を得ることができる。
回目後で1個がボルト端子が回り油漏れがみら
れ、4回目後で更に1個はブツシングの接合部に
亀裂が発生したのに対して、本考案のものは全数
異常がなく優れた効果を実証した。 [考案の効果] 本考案によれば、外部接続端子の結線作業性容
易にして、過酷な振動下で長時間使用しても油漏
れ危険性のない実用的価値の高いコンデンサ用端
子装置を得ることができる。
第1図〜第3図は本考案に係り第1図はコンデ
ンサ用端子装置を示す正断面図、第2図は第1図
を構成するセラミツク碍子を示す正断面図、第3
図及び第4図は第1図を構成するボルト端子を示
すもので第3図は正面図、第4図は平面図、第5
図は従来例に係るコンデンサ用端子装置を示す正
断面図である。 1……多角形状台座部、2……金属層、3……
端子貫通孔、4……セラミツク碍子、6……多角
形状鍔部、8……ボルト端子、9……はんだ、1
0……フランジ、12……ケース上蓋。
ンサ用端子装置を示す正断面図、第2図は第1図
を構成するセラミツク碍子を示す正断面図、第3
図及び第4図は第1図を構成するボルト端子を示
すもので第3図は正面図、第4図は平面図、第5
図は従来例に係るコンデンサ用端子装置を示す正
断面図である。 1……多角形状台座部、2……金属層、3……
端子貫通孔、4……セラミツク碍子、6……多角
形状鍔部、8……ボルト端子、9……はんだ、1
0……フランジ、12……ケース上蓋。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端開口部を多角形状台座部とし、この台座
部及び他端開口部を金属層とした端子貫通孔を
設けたセラミツク碍子と、前記貫通孔に貫通し
た前記多角形状台座部と合致する多角形状鍔部
を有するボルト端子と、前記セラミツク碍子外
周に固着したフランジと、このフランジと固着
したケース上蓋とを具備し、前記多角形状台座
部と多角形状鍔部を合致させ前記セラミツク碍
子とボルト端子をはんだを介して固着したこと
を特徴とするコンデンサ用端子装置。 (2) フランジをコバール又は特殊合金とし、フラ
ンジとセラミツク碍子を硬鑞付けしたことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
コンデンサ用端子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19654987U JPH0410671Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19654987U JPH0410671Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01100426U JPH01100426U (ja) | 1989-07-05 |
JPH0410671Y2 true JPH0410671Y2 (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=31487152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19654987U Expired JPH0410671Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410671Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP19654987U patent/JPH0410671Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01100426U (ja) | 1989-07-05 |
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