JPS5849327B2 - 管圧延法 - Google Patents
管圧延法Info
- Publication number
- JPS5849327B2 JPS5849327B2 JP55051778A JP5177880A JPS5849327B2 JP S5849327 B2 JPS5849327 B2 JP S5849327B2 JP 55051778 A JP55051778 A JP 55051778A JP 5177880 A JP5177880 A JP 5177880A JP S5849327 B2 JPS5849327 B2 JP S5849327B2
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- JP
- Japan
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- plug
- rolling
- diameter
- volume
- billet
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- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B17/00—Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling
- B21B17/08—Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling with mandrel having one or more protrusions, i.e. only the mandrel plugs contact the rolled tube; Press-piercing mills
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はプレスロール穿孔機により、角形ビレットから
丸素管を製造する際の圧延法に関する。
丸素管を製造する際の圧延法に関する。
プレスロール穿孔機とは特公昭54−23675号公報
(特願49−149151号)に開示されているように
、上下に配設された一対の圧延ロールに角断面のビレッ
トをその軸線方向に圧力を加えながら挿入すると共に、
前記角ビレットにプラグを進入せしめて丸素管を製造す
る設備である。
(特願49−149151号)に開示されているように
、上下に配設された一対の圧延ロールに角断面のビレッ
トをその軸線方向に圧力を加えながら挿入すると共に、
前記角ビレットにプラグを進入せしめて丸素管を製造す
る設備である。
かかるプレスロール穿孔機における圧延においては、通
常の普通鋼材を圧延する限り、本来それに見合った設備
に設計していても何の支障も存在しないが、ミル能力以
上の鋼種例えば特殊な高合金鋼を圧延しようとする場合
には、プッシャー押込力、ロール荷重、プラグスラスト
カ、トルク等負荷的に許容値を越す場合があり、特に噛
込時に生ずるピーク荷重は最犬の問題となる。
常の普通鋼材を圧延する限り、本来それに見合った設備
に設計していても何の支障も存在しないが、ミル能力以
上の鋼種例えば特殊な高合金鋼を圧延しようとする場合
には、プッシャー押込力、ロール荷重、プラグスラスト
カ、トルク等負荷的に許容値を越す場合があり、特に噛
込時に生ずるピーク荷重は最犬の問題となる。
本発明はかかる問題を解決するために成された。
その特徴とする処は、プレスロール穿孔法において穿孔
圧延に供する角形断面のビレットの前端面中心部に予め
、特願昭54−147107に記載の空孔を加工してお
き、さらに穿孔に際し、予め潤滑剤をプラグに塗布し、
然るのちにプレスロール穿孔を行なうことにある。
圧延に供する角形断面のビレットの前端面中心部に予め
、特願昭54−147107に記載の空孔を加工してお
き、さらに穿孔に際し、予め潤滑剤をプラグに塗布し、
然るのちにプレスロール穿孔を行なうことにある。
即ち、本発明は、プレスロール穿孔機に用いる角ビレッ
ト素材の前端面中心部に予めプラグ体積と同体積以下の
円筒状又は円錘状の空孔を力旺しておき、さらに穿孔に
際し、予め潤滑剤をプラグに塗布し、然るのち、プレス
ロール穿孔を行txう方法である。
ト素材の前端面中心部に予めプラグ体積と同体積以下の
円筒状又は円錘状の空孔を力旺しておき、さらに穿孔に
際し、予め潤滑剤をプラグに塗布し、然るのち、プレス
ロール穿孔を行txう方法である。
本発明の基礎となる理由を次に説明する。
すなわちかかる圧延法においては、圧延は第1図に示す
様に進行する。
様に進行する。
第1図aの段階で、先ず材料1とロール2 . 2’,
マンドレル4の先端に取り付けられたプラグ3がほぼ同
時に接触し、第1図bに示すように穿孔が進行すると、
プラグ体積に相当するメタルを排除することになるが、
メタルの一部は長手力向に、一部は幅方向にそして残り
は入口部の肉厚増大となり、この肉厚増大は、第1図C
に示すように定常部圧、延中にまで接続される。
マンドレル4の先端に取り付けられたプラグ3がほぼ同
時に接触し、第1図bに示すように穿孔が進行すると、
プラグ体積に相当するメタルを排除することになるが、
メタルの一部は長手力向に、一部は幅方向にそして残り
は入口部の肉厚増大となり、この肉厚増大は、第1図C
に示すように定常部圧、延中にまで接続される。
プラグがメタルを排除する第1図bに示す過程において
、たとえば図2bに示すように荷重のピーク(実線)が
生ずる。
、たとえば図2bに示すように荷重のピーク(実線)が
生ずる。
先に述べた様に高合金鋼のような変形抵抗の高い材料を
穿孔圧延する場合、ミル能力が普通鋼材の穿孔圧延に見
合うものである場合には、上に述べたピークによって圧
延荷重が許容値を越えることになる。
穿孔圧延する場合、ミル能力が普通鋼材の穿孔圧延に見
合うものである場合には、上に述べたピークによって圧
延荷重が許容値を越えることになる。
この荷重のピークを生せしめないために、予めこの肉厚
増大に相当するメタルを空孔として除去しておけばかか
る現象は生せす、結果として噛込時のピーク荷重、及び
定常圧延時の負荷までも減少させることができることは
発明者等が既に提案(特願昭54−147107号)し
ている通りであるが、さらに予め潤滑剤をプラグに塗布
することにより、潤滑剤が空孔内へ流入し、初期の潤滑
効果だけで、ロール入口部の肉厚増大が防止され、より
一層の負荷減少が可能となる。
増大に相当するメタルを空孔として除去しておけばかか
る現象は生せす、結果として噛込時のピーク荷重、及び
定常圧延時の負荷までも減少させることができることは
発明者等が既に提案(特願昭54−147107号)し
ている通りであるが、さらに予め潤滑剤をプラグに塗布
することにより、潤滑剤が空孔内へ流入し、初期の潤滑
効果だけで、ロール入口部の肉厚増大が防止され、より
一層の負荷減少が可能となる。
角ビレット前端部に穿設する空孔の直径をプラグ直径の
70%以上としたのは、70%未満では、第2図bに示
したような荷重のピークを排除することならびに荷重そ
のもののレベルを低くすることができない。
70%以上としたのは、70%未満では、第2図bに示
したような荷重のピークを排除することならびに荷重そ
のもののレベルを低くすることができない。
従って、角ビレット前端部の直径は、プラグ直径の70
%以上でなげればならない。
%以上でなげればならない。
一方、空孔直径をプラグ直径の100%未満としたのは
、100%以上であると、プラグが材料に進入し終る長
さ部分の角ビレットの断面を余分に大きくしておかない
と、メタル不足を惹起し、材料が圧延ロールを通過した
後になお、丸素管の断面形状はその外周部において円と
なり得ていない場合を生ずるとともに、プラグは大きな
空孔内で自由に曲り得、穿孔圧延後の丸素管に偏肉を惹
起し易い。
、100%以上であると、プラグが材料に進入し終る長
さ部分の角ビレットの断面を余分に大きくしておかない
と、メタル不足を惹起し、材料が圧延ロールを通過した
後になお、丸素管の断面形状はその外周部において円と
なり得ていない場合を生ずるとともに、プラグは大きな
空孔内で自由に曲り得、穿孔圧延後の丸素管に偏肉を惹
起し易い。
従って、角ビレット前端面に穿設する空孔の直径は、プ
ラグ直径0) 1 0 0%未満でなければならない。
ラグ直径0) 1 0 0%未満でなければならない。
他方、角ビレット前端面に穿設する空孔の体積を、穿孔
圧延過程におけるプラグ位置で、圧延ロール軸心下より
、角ビレット進入側に存在するフラグの体積以上とした
のは、云うまでもないことながら、第2図bに示すよう
な、荷重のピークを排除するためには、中実ビレットに
プラグと圧延ロールで穿孔圧延を開始するときに生ずる
であろう肉厚増大量に見合うメタルを予め除去しておく
必要があるからである。
圧延過程におけるプラグ位置で、圧延ロール軸心下より
、角ビレット進入側に存在するフラグの体積以上とした
のは、云うまでもないことながら、第2図bに示すよう
な、荷重のピークを排除するためには、中実ビレットに
プラグと圧延ロールで穿孔圧延を開始するときに生ずる
であろう肉厚増大量に見合うメタルを予め除去しておく
必要があるからである。
また噛出しが出易い材料においては、肉厚増大が防止さ
れるために、噛出しが少なくなり作業性が改善される。
れるために、噛出しが少なくなり作業性が改善される。
この場合の潤滑剤としてはグリース グリース+黒鉛、
グリース+塩などが考えられる。
グリース+塩などが考えられる。
次に実施例として辺長113闘、長さ1000mWの角
ビレットに円錘状の空孔を加工した場合、さらにプラグ
潤滑(グリース+黒鉛)を施して圧延した場合の押込力
、プラグスラストカ、トルクおよびロール荷重の差異を
それぞれ第2図a − dに示す。
ビレットに円錘状の空孔を加工した場合、さらにプラグ
潤滑(グリース+黒鉛)を施して圧延した場合の押込力
、プラグスラストカ、トルクおよびロール荷重の差異を
それぞれ第2図a − dに示す。
プラグ潤滑を施すことにより、一層と負荷が低減してい
ることが判る。
ることが判る。
本圧延法において、空孔の加工に要する費用は必ずしも
望ましいものではないが、高合金鋼など特殊な少量σつ
製品を圧延することに最犬の目的をもつものであること
、またより小さな空孔とプラグ潤滑を5まく組合せるこ
とにより最少限の費用で済ませることができることから
、十分工業的に成り立つ圧延法である。
望ましいものではないが、高合金鋼など特殊な少量σつ
製品を圧延することに最犬の目的をもつものであること
、またより小さな空孔とプラグ潤滑を5まく組合せるこ
とにより最少限の費用で済ませることができることから
、十分工業的に成り立つ圧延法である。
このように本発明によって、従来のミル能力以上の鋼種
およびサイズのものが穿孔でき、結果としてミル能力を
高めることができる。
およびサイズのものが穿孔でき、結果としてミル能力を
高めることができる。
第1図はプレスロール穿孔法での圧延経過図および第2
図は本発明による押込力、プラグスラストカ、トルク、
ロール荷重の変化を示すグラフである。 1・・・角ビレット、2.2’・・・ロール,3・・・
プラグ、4・・・マンドレル。
図は本発明による押込力、プラグスラストカ、トルク、
ロール荷重の変化を示すグラフである。 1・・・角ビレット、2.2’・・・ロール,3・・・
プラグ、4・・・マンドレル。
Claims (1)
- 1 上下に配設された一対の、それぞれ半円形の孔型を
有する圧延ロールによって形成される円形空間の中心に
プラグを保持せしめて構成される孔型に角形断面のビレ
ットをその軸線方向に圧力を加えながら挿入して丸素管
を製造するプレスロール穿孔法において、穿孔圧延に供
する角形断面ビレットの前端面中心部に予めその直径が
前記プラグ直径の70%以上100%未満であってその
体積が穿孔圧延過程におけるプラグ位置において圧延ロ
ール軸心下より角ビレット進入側に存在するプラグの体
積以上の空孔を穿設しておくとともに穿孔に際しプラグ
表面と材料が接する面に潤滑剤を適用するようにしたこ
とを特徴とする管圧延法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55051778A JPS5849327B2 (ja) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | 管圧延法 |
CA000375739A CA1190774A (en) | 1980-04-21 | 1981-04-16 | Press-rolling process for producing a metal tubular product |
US06/255,482 US4455849A (en) | 1980-04-21 | 1981-04-20 | Press-rolling process for producing a metal tubular product |
DE8181301743T DE3164540D1 (en) | 1980-04-21 | 1981-04-21 | Press-rolling process for producing a metal tubular product |
EP81301743A EP0038702B1 (en) | 1980-04-21 | 1981-04-21 | Press-rolling process for producing a metal tubular product |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55051778A JPS5849327B2 (ja) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | 管圧延法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56148406A JPS56148406A (en) | 1981-11-17 |
JPS5849327B2 true JPS5849327B2 (ja) | 1983-11-04 |
Family
ID=12896405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55051778A Expired JPS5849327B2 (ja) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | 管圧延法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4455849A (ja) |
EP (1) | EP0038702B1 (ja) |
JP (1) | JPS5849327B2 (ja) |
CA (1) | CA1190774A (ja) |
DE (1) | DE3164540D1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2791924A (en) * | 1951-08-25 | 1957-05-14 | Babcock & Wilcox Co | Rotary piercing processes |
DE1302427B (de) * | 1963-07-04 | 1972-05-04 | Calmes, Jean-Paul, Mont-sur-Lausanne (Schweiz) | Verfahren zur Herstellung eines zylindrischen Hohlkörpers durch Preßlochwalzen |
US3818733A (en) * | 1972-07-17 | 1974-06-25 | Babcock & Wilcox Co | Piercing process |
US4006618A (en) * | 1974-07-23 | 1977-02-08 | Samon Yanagimoto | Method of producing seamless steel tube |
-
1980
- 1980-04-21 JP JP55051778A patent/JPS5849327B2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-04-16 CA CA000375739A patent/CA1190774A/en not_active Expired
- 1981-04-20 US US06/255,482 patent/US4455849A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-04-21 DE DE8181301743T patent/DE3164540D1/de not_active Expired
- 1981-04-21 EP EP81301743A patent/EP0038702B1/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56148406A (en) | 1981-11-17 |
EP0038702B1 (en) | 1984-07-04 |
CA1190774A (en) | 1985-07-23 |
EP0038702A1 (en) | 1981-10-28 |
US4455849A (en) | 1984-06-26 |
DE3164540D1 (en) | 1984-08-09 |
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