JPS5849291Y2 - 耐火遮音パネル - Google Patents

耐火遮音パネル

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Publication number
JPS5849291Y2
JPS5849291Y2 JP1978105631U JP10563178U JPS5849291Y2 JP S5849291 Y2 JPS5849291 Y2 JP S5849291Y2 JP 1978105631 U JP1978105631 U JP 1978105631U JP 10563178 U JP10563178 U JP 10563178U JP S5849291 Y2 JPS5849291 Y2 JP S5849291Y2
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JP
Japan
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panel
plate part
fireproof
board
right angles
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Expired
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JP1978105631U
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JPS5521500U (ja
Inventor
茂子 西堀
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は石膏ボードを有効に活用した耐火特性並びに
遮音特性の格段に優れた新規にして斬新的なパネル構造
の開示に係わるものである。
而して本考案に於いて予期される主たる目的の一つは主
材を石膏ボードとし且つこれを適宜曲折、パネル状とな
し又これにグラスウールないしはロックウール等の不燃
緩衝素材を介装せしめるようにしたことによって構築物
パネルとしての遮音特性を著しく助長せしめ得るように
した点におかれたものである。
次いで本考案に於いて予期される他の主たる目的ノ一つ
は斯かる素材特性よりしてパネルを介しての熱伝導を極
力抑止し、以って耐火構造物素材とし゛ての適切な活用
を期せしめ得るようにした点におかれたものである。
更に本考案に於いて予期される他の主たる目的の一つは
期かる断熱特性をもって冷暖房時に於ける熱エネルギー
の有効な消費を可能ならしめ得るようにした点におかれ
たものである。
次いで又本考案に於いて予期される他の主たる目的ノ一
つは斯かる遮音、耐火を目的としたパネル構造物の他の
素材特性としての強度特性を有効に引き出し得るように
した点におかれたものである。
更に又本考案に於いて予期される他の主たる目的の一つ
は斯かるパネル素材の低廉な製作素材コスト並びに良好
な施工性よりして耐火遮音パネル構造物の施工コストを
著しく削減せしめ得るようにした点におかれたものであ
る。
而して又本考案に於いて予期される更に他の種種なる目
的は以下の説明をもって順次明白にされたものであって
、本考案は斯かる緒特性の具体的且つ合目的々な奏効を
期すべく其の構成の要旨を少なくとも一側周面上に可撓
性シートを積層し且つこの積層シート面に到る適宜複数
条の■型溝を陥設せしめるようにしてなる石膏ボードに
於いて該石膏ボードをこの■型溝に於いて順次直角に折
曲接着して断面四状をなすパネルを構成せしめるように
なすと共に該パネルに於ける係当突縁を順次且つ交互に
次順位パネルの周側面に蟲接する如く連設せしめるよう
になすと共に該連設パネル側周面上に耐火ボードを添装
せしめるようにした点に置き、次いで之に附随する相当
の設計変更を予定されたものである。
以下本考案の詳細を図面に示す典型的な一実施例につい
て説明するに、1は一側面に紙ないしは合成樹脂等の可
撓性のシート材2を積層せしめるようにしてなる石膏ボ
ードであって該ボード1の他側面よりこのシート材2に
到る条溝3〜3をV字状に陥設し、該陥設条溝3の基線
上に於いて之を直角に折曲げ接着してパネル単体4を構
成せしめるようにしたものである。
而して該パネル単体4は断面略四状となる如く先の条溝
3〜3を介して積層された版部1a並びに版部1bと、
この版部1bに直角に該版部1a方向起立した立上り版
部1cと、この版部1cに直角に版部1a方向に向は且
つこの版部1aより突出した係当突縁1d′を有する版
部1dとをもって構成されたものであり、該版部1aと
版部1d間にロックウールないしはグラスウール等の不
燃緩衝基材5を介装せしめるようにしたものである。
斯かる構成よりなるパネル単体4〜4を順次相違いに其
の係当突縁1 d’を版部1bの外周面に当接する如く
連設し1版部1dの周側面に硅酸カルシウム板、炭酸マ
グネシウム板等の耐火ボード6〜6を添設して壁面を構
成したものである。
伺、前記構成に於いて版部1dと耐火ボード6との空隙
間にロックウールないしはグラスウール等の不燃緩衝基
材5を別途介装し、該構成壁面に於ける耐火、遮音特性
をより助長せしめ得るようになすことも之が実施上極め
て意義深いものである。
而して従前に於けるこの種の耐火遮音パネルは概ね之が
軽量型鋼等の金属製間柱を介して設置されたが為に其の
耐火特性に於いて輻射熱を内部に伝導し易く、内部温度
の著しい上昇と共に加熱側表面よりする非加熱表面への
高熱の移動を往々にして誘起し、又遮音特性に於いても
該型鋼並びにこの型鋼との取付面に於いて遮音効果が往
々にして阻害されたものである。
本考案は斯かる従来耐火遮音パネルに於ける不都合を前
記せる特長ある構成をもって有効に回避し得たものであ
って、構築物パネル単体4を熱伝導率の低い石膏ボード
1とし且つ該ボード1に空隙を構成して、この空隙内に
同様に熱伝導率の低い不燃緩衝基材5を介装して適宜の
空気層並びに空気の遮蔽層を構成したこと並びに熱伝導
率の低い耐火ボード6の使用と、該耐火ボード6並びに
パネル単体4に於ける版部1bとの間隙内に構成された
空気層と、更に他の実施例に於ける如く該部に装填され
る緩衝基材5による該封入エアーの疎通の阻害等をもっ
て的確にして完全な耐火断熱構造となし、一般的な耐火
構造物としてのパネル材並びに熱エネルギーの効率的な
保有を目的としたパネル材として格別の実効を奏し得た
ものである。
又斯かる構造特性は同様に優れた遮音機能を有したもの
であって、夫々に遮音特性の異なる構造物の積層体構造
とし格好の遮音間仕切パネルとなし得たものである。
而して又斯かるパネル単体4は積層されたシート材2に
到る条溝3〜3を陥設し且つとの条溝3を基線として直
角に折曲接着して構成されたものであって比較的成形が
容易であって其の素材コストと共に廉価な提供を可能と
されたものである。
又、之が施工性に於いても耐火ボード6との良好な馴染
み並びに切断等の加工性に於いて優れ施工コストの有効
な低減化を期し得たものである。
更に又パネル単体4に於ける構成ボード1の四隅が強固
に接合され、しかも周囲にシート材2を積層せしめるよ
うにしたことによって必要且つ充分な剛性を保障せしめ
得たものである。
而して又斯かる石膏を基材としたボード1は熱的変形に
強く温度変化によるパネル単体4の変形ないしは積層ボ
ード6の剥離等の事故を未然且つ有効に防止せしめ得た
ものである。
取上に於ける如く本考案は優れた耐火、遮音特性を有し
而も施工性の比較的良好なパネル材の廉価な提供を其の
目的としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の典型的な一実施例を示す平断面図、第
2図はパネル単体の破断斜視図、第3図は他の実施例を
示す平断面図である。 尚、図中、1・・・ボード、2・・・シート材、3・・
・条溝、4・・・パネル単体、5・・・不燃緩衝基材、
6・・・耐火ボードを示したものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも一側面上に可撓性シート2を積層し且つこの
    積層シート2面に到る適宜数条のV型条溝3を陥設せし
    めるようにしてなる石膏ボードに於いて該石膏ボード1
    をこのV型条溝3に於いて順次直角に折曲接着して版部
    1aと版部1bを接合せしめ、該版部1bより直角に立
    上がる版部1c、該版部1cより該版部1aと空隙を介
    して折れ曲る比較的長寸の版部1dにより断面島状をな
    すパネルを構成せしめると共に該パネルに於ける空隙に
    不燃緩衝基材5を介装し、該パネルに於ける係当突縁1
    d’を順次且つ交互に次順位パネルの側面に当接する如
    く連設せしめるようになすと共に該連設パネル側面上に
    耐火ボード6.6を添装せしめ、該耐火ボード6と版部
    1b間の空隙に不燃緩衝基材5を介装せしめるようにし
    たことを特徴とする耐火遮音パネル。
JP1978105631U 1978-07-31 1978-07-31 耐火遮音パネル Expired JPS5849291Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978105631U JPS5849291Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 耐火遮音パネル

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JP1978105631U JPS5849291Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 耐火遮音パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5521500U JPS5521500U (ja) 1980-02-12
JPS5849291Y2 true JPS5849291Y2 (ja) 1983-11-10

Family

ID=29048068

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978105631U Expired JPS5849291Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 耐火遮音パネル

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4888722A (ja) * 1972-02-25 1973-11-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4888722A (ja) * 1972-02-25 1973-11-20

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Publication number Publication date
JPS5521500U (ja) 1980-02-12

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