JPS5849215Y2 - 防風柵 - Google Patents

防風柵

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Publication number
JPS5849215Y2
JPS5849215Y2 JP12290281U JP12290281U JPS5849215Y2 JP S5849215 Y2 JPS5849215 Y2 JP S5849215Y2 JP 12290281 U JP12290281 U JP 12290281U JP 12290281 U JP12290281 U JP 12290281U JP S5849215 Y2 JPS5849215 Y2 JP S5849215Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fence
wind
windbreak
plate material
horizontal grooves
Prior art date
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Expired
Application number
JP12290281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5829614U (ja
Inventor
喜世史 安田
一良 佐々木
Original Assignee
東伸製鋼株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5829614U publication Critical patent/JPS5829614U/ja
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  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、強風時において自動車や歩行者を横方向から
の強風から保護するための防風様に関する。
一般自動車道路は法面上と平坦地とに分けられるが、防
風様はいずれの場合も同様な構造で路側帯に沿って起設
されている。
すなわち従来の防風様は通風性のない単なる板状体を第
1図のように垂直に起設して、側方からの風の進入を単
純に阻止するようにしている。
しかしながら図の矢示状態で明らかなように、風の流れ
は柵によって受止められはするが、柵を越えて上方を流
れる風は、柵を過ぎて上方を通過した直後に柵の内側方
向へ急激に逆戻りし、柵の裏側へ衝突して渦を巻く傾向
を生ずる。
この傾向は法面上(A図)の場合も、平坦地(B図)の
場合も同様であり、強風である程顕著であるため通行の
安全性が阻害される。
本考案の目的はこのような従来の防風様における欠点に
対処することであり、強風時においても渦流の発生を伴
わない防風様を提供することにある。
本考案の防風様は、縦長穴を多数設けられた板材1を主
要部材とし、これをフェンス支柱2に固設して構成され
る。
第2図乃至第4図に示すように板材1は、縦方向を例え
ば400〜5QQmmごとに区分するごとく、内側に凹
陥する横溝11を多段に設け、横溝以外の平坦面は、全
体に亘って縦長穴12を多数穿設しである。
この板材1は必ずしも一体物であることを必要とせず、
前記横溝11の部分を継ぎ合せ部とする集合体であって
もよい。
前記のような板材1を多段状に組合せ、フェンス支柱2
に固定し、路側の接地面から5QQmm程度の下部間隙
を保って垂直に起設する。
なお前記板材における縦長穴12は板材1及びフェンス
支柱2を含めた全投影面積に対し20%前後の開口率が
よく、例えば大技300mm、大幅4Q mm、ピッチ
120mm位がよい。
また板材1に設けられた横溝は、板材が風圧に耐えられ
るように強度を増すためのものであって、板材の断面形
状には特に限定しない。
次に本考案柵の作用を第5図によって説明する。
柵aの外側方向から吹付ける風の流れは、その一部が柵
に衝突して打消され、一部は前記縦長穴によって弱小化
されながら柵の内側へ通過する。
一方、柵の上方を通過した風は、縦長穴を通過した風の
存在によって柵の裏側へ逆流することができず、はぼ直
上の方向から路面に吹付ける。
このような路面に対する風流傾向は、防風上では最も安
全性の高い状態であり、また柵の裏側に渦流を発生させ
ない。
このように本考案の防風柵によれば、柵の内側すなわち
道路側に風流の剥離による渦流を発生せず、逆流等も防
止することができるので極端な風の乱れを生ずることが
なく、シたがって車や人の通行を安全に保つことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の防風柵における風流の発生傾向を示す説
明図。 第2図は本考案による防風柵の正面図。 第3図は第2図の縦断側面図。第4図はフェンスの一部
拡大正面図。 第5図は本考案による柵の作用説明図。 1:縦長穴を有する板材、2:支柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦方向を400〜500 mmごとに多段区分するごと
    く内側に凹陥させた複数条の横溝を設けられ、該横溝以
    外の全面に縦長穴を多数設けられた板材を有し、接地面
    との間に所定の下部間隙を保って前記板材をフェンス支
    柱に固定して起設した構成を特徴とする防風様。
JP12290281U 1981-08-19 1981-08-19 防風柵 Expired JPS5849215Y2 (ja)

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JP12290281U JPS5849215Y2 (ja) 1981-08-19 1981-08-19 防風柵

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JPS5829614U JPS5829614U (ja) 1983-02-25
JPS5849215Y2 true JPS5849215Y2 (ja) 1983-11-10

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JP6785933B1 (ja) * 2019-09-13 2020-11-18 株式会社パスコ 空隙率推定装置、空隙率推定方法及びプログラム

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JPS5829614U (ja) 1983-02-25

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