JPS5849178B2 - ハニカム・サンドイツチパネル - Google Patents
ハニカム・サンドイツチパネルInfo
- Publication number
- JPS5849178B2 JPS5849178B2 JP10031776A JP10031776A JPS5849178B2 JP S5849178 B2 JPS5849178 B2 JP S5849178B2 JP 10031776 A JP10031776 A JP 10031776A JP 10031776 A JP10031776 A JP 10031776A JP S5849178 B2 JPS5849178 B2 JP S5849178B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- honeycomb
- sheet
- surface material
- panel
- bituminous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はハニカムと表面材とを瀝青系シートによって溶
融着したサンドインチパネルに関するものである。
融着したサンドインチパネルに関するものである。
パネルのサンドインチ構造は軽量で、剛性が高く、断熱
性、遮音性に優れている点から航空機、自動車、車輌、
船舶、タンク及び建築等に広く利用されている。
性、遮音性に優れている点から航空機、自動車、車輌、
船舶、タンク及び建築等に広く利用されている。
特にハニカム構造において、その特長が著しく、従って
用途に応じてハニカム及び表面材の材質は多種多様であ
る。
用途に応じてハニカム及び表面材の材質は多種多様であ
る。
それに伴ないハニカムと表面材とを接着する接着剤も、
材質Ｏこより選定しなければならない。
材質Ｏこより選定しなければならない。
即ち、接着の良否がハニカム構造自体の良否につながる
からである。
からである。
接着剤としては、通常Ａｌ板表面材−Ａ７ハニカム、Ａ
ｌ板−ペーパーハニカム及びＦＲＰ−ＦＲＰハニカムＯ
こはビニルアセクール、フェノール樹脂系接着剤が用い
られ、１０００〜１０５００ｃｐの粘度のもの力加一ル
で塗布される。
ｌ板−ペーパーハニカム及びＦＲＰ−ＦＲＰハニカムＯ
こはビニルアセクール、フェノール樹脂系接着剤が用い
られ、１０００〜１０５００ｃｐの粘度のもの力加一ル
で塗布される。
又、建材用プレハブ、住宅パネル６こおいては、ニトリ
ルゴム、フェノール樹脂系接着剤を吹き付け、カーテン
フローコークー、又はロールコーターで塗布する。
ルゴム、フェノール樹脂系接着剤を吹き付け、カーテン
フローコークー、又はロールコーターで塗布する。
その他、材質、用途によりクロロプレンゴム、フェノー
ル系樹脂、エポキシ系、再生ゴム系等の接着剤が使用さ
れている。
ル系樹脂、エポキシ系、再生ゴム系等の接着剤が使用さ
れている。
しかしながら、上記のような接着作業は接着剤の損失が
大きく、又接着表面の仕上が必要で、特に金属において
は脱脂、プライマー処理が必要である。
大きく、又接着表面の仕上が必要で、特に金属において
は脱脂、プライマー処理が必要である。
以上のような接着剤を使用する方法の外に両面粘着性テ
ープ（又はシート）ヲ使用する方法もあるが、一般Ｏこ
テープは薄層で粘着タイプのものであるため気温、湿度
の変化により容易に被接着プレー１・及びハニカムの伸
縮、歪にも反応し、剥離を起す欠点があり、又、粘着テ
ープ（又はシート）は安価ではなく、割振効果も殆んど
ない。
ープ（又はシート）ヲ使用する方法もあるが、一般Ｏこ
テープは薄層で粘着タイプのものであるため気温、湿度
の変化により容易に被接着プレー１・及びハニカムの伸
縮、歪にも反応し、剥離を起す欠点があり、又、粘着テ
ープ（又はシート）は安価ではなく、割振効果も殆んど
ない。
本発明は、これらの欠点を解消するものである。
即ち上下の表面材とこれらによってサンドインチ状に保
持されるハニカムとを表面材とハニカムとの間に挿入し
た瀝青系シートにより熱融着、又は有機溶剤を用いて該
シートの表面を湿潤活性化したのち接着したハニカムサ
ンドイツチパネルである。
持されるハニカムとを表面材とハニカムとの間に挿入し
た瀝青系シートにより熱融着、又は有機溶剤を用いて該
シートの表面を湿潤活性化したのち接着したハニカムサ
ンドイツチパネルである。
これを図面によって説明すると、１及び２は上下の表面
材でその材質は有機層、無機層、金属等で使用する目的
により選ばれる。
材でその材質は有機層、無機層、金属等で使用する目的
により選ばれる。
３はハニカムで表面材と同様の材質から選ばれる。
４は瀝青系シートで、このシートの熱融着又は有機溶剤
を用いて該シートの表面を湿潤活性化したのち接着によ
り上下の表面材とハニカムは一体として接着し、サンド
インチパネルを構成している。
を用いて該シートの表面を湿潤活性化したのち接着によ
り上下の表面材とハニカムは一体として接着し、サンド
インチパネルを構成している。
このサンドインチパネルの製法としては表面材の上に瀝
青系シートを重ね、その上にハニカムを置き、さらに瀝
青系シートを貼付した表面材、又は瀝青系シート及び表
面材をそのまま置き、これを加熱炉等で加熱し、冷却す
るものである（加熱の際、軽く加圧する場合もある）。
青系シートを重ね、その上にハニカムを置き、さらに瀝
青系シートを貼付した表面材、又は瀝青系シート及び表
面材をそのまま置き、これを加熱炉等で加熱し、冷却す
るものである（加熱の際、軽く加圧する場合もある）。
加熱炉としては、赤外線炉、熱風炉等倒れでもよく、又
、加熱温度は６０〜１５０℃であればよい。
、加熱温度は６０〜１５０℃であればよい。
又、有機溶剤を用いて該シートの表面を湿潤活性化した
瀝青系シートを使用する場合は湿潤活性化したシートを
表面材の上に重ね、その上にハニカムを置き、さらに湿
潤活性化した瀝青系シートを貼付した表面材又は湿潤活
性化した瀝青系シート及び表面材をそのまま置き、軽く
加圧すればよい。
瀝青系シートを使用する場合は湿潤活性化したシートを
表面材の上に重ね、その上にハニカムを置き、さらに湿
潤活性化した瀝青系シートを貼付した表面材又は湿潤活
性化した瀝青系シート及び表面材をそのまま置き、軽く
加圧すればよい。
使用する有機溶剤は、例えばトルエン、シンナー、トリ
クロルエチレン、及び白色ガソリン等いずれもよく表面
にハケ塗り、スプレーすることにより容易｛こ活性化さ
れる。
クロルエチレン、及び白色ガソリン等いずれもよく表面
にハケ塗り、スプレーすることにより容易｛こ活性化さ
れる。
以上のように本発明に使用する瀝青系シートは、表面材
及びハニカムの材層に殆んど関係なく使用でき、しかも
その場合金属における脱脂、プライマー処理の必要がな
く、又表面材及びハニカムに接着剤の塗布、あるいは接
着テープの貼着を要せず、工程が簡単であるのでこれを
連続的に行なうことができ、大量生産に好適である。
及びハニカムの材層に殆んど関係なく使用でき、しかも
その場合金属における脱脂、プライマー処理の必要がな
く、又表面材及びハニカムに接着剤の塗布、あるいは接
着テープの貼着を要せず、工程が簡単であるのでこれを
連続的に行なうことができ、大量生産に好適である。
しかも瀝青系シートは安価であるので工業化には最適で
ある。
ある。
本発明に使用される瀝青系シートは、通常自動車用フロ
アー、鋼製扉、車輛、及び船舶用のスチール製品の制振
、防露、遮音、断熱等に使用されているものと同様のも
ので、その組或は瀝青物を主或分とし、これに有機及び
無機の繊維、合戊ゴム、及び石粉類を混練し、カレンダ
ーロール等で押し出し、シート状にしたもので、熱によ
り諸材料に融着するものである。
アー、鋼製扉、車輛、及び船舶用のスチール製品の制振
、防露、遮音、断熱等に使用されているものと同様のも
ので、その組或は瀝青物を主或分とし、これに有機及び
無機の繊維、合戊ゴム、及び石粉類を混練し、カレンダ
ーロール等で押し出し、シート状にしたもので、熱によ
り諸材料に融着するものである。
使用する瀝青系シートの厚みは通常０．５〜１．５ｍｍ
程度が良く、これ以下の厚みでは接着が元分でない。
程度が良く、これ以下の厚みでは接着が元分でない。
本発明の実施の一例を説明すると以下の通りである。
実施例
上面の表面材として厚み０． ５ ｍｍのアルミニウム
板を、又、下面の表面材として厚み０． ５ ｍｍの鋼
板を使用し、これに次の組成（重量俤） ブ吊ンアスファルト ３０係 ストレートアスファルト ３５多 ナイロン短繊維 ２係 アスベスト ２０％タ ノレ
ク １ ３多
を有する厚さ１．０順の瀝青系シートをそれぞれ貼付し
、これらの間にポリエステル処理ペーパーハニカム（厚
さ２５ｍｍ，セルサイズ１９間）をサンドインチ状に挿
入し、加熱炉（炉内温度１００℃）に１０分間通し、後
これを空冷して製品とした。
板を、又、下面の表面材として厚み０． ５ ｍｍの鋼
板を使用し、これに次の組成（重量俤） ブ吊ンアスファルト ３０係 ストレートアスファルト ３５多 ナイロン短繊維 ２係 アスベスト ２０％タ ノレ
ク １ ３多
を有する厚さ１．０順の瀝青系シートをそれぞれ貼付し
、これらの間にポリエステル処理ペーパーハニカム（厚
さ２５ｍｍ，セルサイズ１９間）をサンドインチ状に挿
入し、加熱炉（炉内温度１００℃）に１０分間通し、後
これを空冷して製品とした。
このサンドインチパネルは歪もなく、父、ハニカムの伸
縮、歪による剥離もなく、その接着力は酢酸ビニル、エ
マルジョンｒＶＡ−２４００１Ｊ ７ ０部ユリア樹
脂ｒＵＡ−１ ０４Ｊ ３０部小麦粉
２０部 ヲ６ ０ ０ ｇ／ｍ２塗布したものが０． ０ ３
４ ｋｇ／ｍ”の引張強さＧこ対して、瀝青系シートを
使用したものが０．１５５ｋｇ／ｉと優れた接着強さを
有していた。
縮、歪による剥離もなく、その接着力は酢酸ビニル、エ
マルジョンｒＶＡ−２４００１Ｊ ７ ０部ユリア樹
脂ｒＵＡ−１ ０４Ｊ ３０部小麦粉
２０部 ヲ６ ０ ０ ｇ／ｍ２塗布したものが０． ０ ３
４ ｋｇ／ｍ”の引張強さＧこ対して、瀝青系シートを
使用したものが０．１５５ｋｇ／ｉと優れた接着強さを
有していた。
図面は本発明によるハニカム・サンドイツチパネルの縦
断面図である。 １，２・・・・・・表面材、３・・・・・・ハニカム、
４・・・・・・瀝青系シート。
断面図である。 １，２・・・・・・表面材、３・・・・・・ハニカム、
４・・・・・・瀝青系シート。
Claims (1)
- １ 上下の表面材とこれらによってサンドインチ状に保
持されるハニカムとを、表面材とハニカムの間に挿入し
た瀝青系シートにより熱融着、又は有機溶剤を用いて該
シートの表面を湿潤活性化したのち接着したことを特徴
とするハニカム・サンドイツチパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10031776A JPS5849178B2 (ja) | 1976-08-23 | 1976-08-23 | ハニカム・サンドイツチパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10031776A JPS5849178B2 (ja) | 1976-08-23 | 1976-08-23 | ハニカム・サンドイツチパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5325685A JPS5325685A (en) | 1978-03-09 |
| JPS5849178B2 true JPS5849178B2 (ja) | 1983-11-02 |
Family
ID=14270796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10031776A Expired JPS5849178B2 (ja) | 1976-08-23 | 1976-08-23 | ハニカム・サンドイツチパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5849178B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2840902C2 (de) * | 1978-09-18 | 1982-09-16 | Mannesmann AG, 4000 Düsseldorf | Stranggießrolle mit korrosionsbeständiger, abriebfester aufgesinterter Schutzschicht |
| JPS5596236A (en) * | 1979-01-12 | 1980-07-22 | Kubota Ltd | Preparation of compound roll for continuous casting |
| JPS5759237Y2 (ja) * | 1979-01-20 | 1982-12-17 | ||
| JPS61185436A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-19 | 日本軽金属株式会社 | 不燃パネル及びその製造方法 |
| WO2013027219A1 (en) * | 2011-08-24 | 2013-02-28 | Green Neighborhood Limited Partnership | An article of manufacture and method for its preparation |
-
1976
- 1976-08-23 JP JP10031776A patent/JPS5849178B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5325685A (en) | 1978-03-09 |
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